2012年12月31日月曜日

今年最後の山登り&白水鉱泉水汲み

今日は恒例の年末登山、由布岳に登った。
この一年のことを思い出しながら、また来年ののことを色々考えながらの山登りだ。

昨日はまずは白水鉱泉に水汲み。
白水鉱泉の近くではとても狭い道で丁度雪が降ってきた。
対向車が来ると怖いと思いながら運転したが1台の車ともすれ違うことなく目的の黒嶽山荘の水汲み場に着いた。
山荘の中ではおばちゃんが正月料理を仕込んでいる風だった。
いつも500円でたくさん水汲みさせてくれるが、また来年もよろしくと声をかけて、50円では申し訳ない気がするので千円を置いてきた。
ところで、ちょっと風邪菌が喉にきている感じがしたので水飲み場で何回かうがいをした。うがいするたびにグ〜と喉にしみわたる。風邪菌が居るときイソジン液でうがいをすると喉にしみる感じがするが、それを強力にした感じだ。もちろんそれはこの鉱泉の炭酸によるものだろうが、なぜかとても効いている気がした。その場でも美味しい水をいっぱい飲んだ。そして、気付いてみるとその後、喉の風邪菌はどこかに消えてしまっていた。
きっとこの水が効いたに違いない。
さっそく我が家には水タンクが整列している。今日の年越しソバはさっそくこの水が活躍だ。


そのままその日は湯布院に泊まって、1年の汗をしっかり流してきた。

そして、今日の朝、由布岳の正面駐車場から山を眺めてみると、雲の動きがかなり速い。
寒そうだ。
駐車場から望む由布岳
駐車場では氷点下3.5℃だったが、当然山の上の方は凍っていた。

私が登る冬山は近場の雷山、井原山以外では、英彦山、久住、阿蘇、そしてこの由布岳だ。年末登山には久住、阿蘇そしてこの由布岳がちょうど良い。
ただし、高速道路が通れないような雪が降るとお手上げになる。
今年は年末寒くなってきたが、何とか車の移動に問題なかったのでよかった。

さて下の写真は登山中の写真。視界が余り良くなかったので近くの木が主役。






由布岳は頂上が西峰と東峰があるがその分かれ道となるのがマタエ。マタエは火口縁にある。
下の写真はマタエから西峰にいく道を見上げたところ、こちらの方が鎖場なんかがあって冬場はかなり怖い。

下の写真がマタエ。どちらに進むにせよここから先は足場が悪いので、カメラはリュックの中にしまい込む。
下の2枚はi-phoneでの写真。


そして、ここが東峰の頂上。
由布岳には西と東に峰があるが今日は東の峰に登った。
ということで、今日は年末登山の紹介だった。
来年も、自分の体力に合わせての山登り、ボチボチ続けていきたいと思う。

それでは皆さんよいお年を!


2012年12月29日土曜日

12月ミミズ君総括

12月に入り、急に寒くなった。

ミミズ小屋は寒さ対策ですべて屋内に移動した。屋内といっても雨風が当たらないというだけで気温は外とほとんど変わりない。
昨年はミミズ小屋に防寒カバーなどの防寒対策を施した。しかし、防寒実験の結果から、福岡くらいの寒さでは小屋のカバーなど防寒処置は必要ないとの結論(今年3月4日のブログで報告)がでたため、今のところミミズ小屋には去年のような防寒処置は施していない
ミミズ君には寒くてかわいそうだが、一応自分のおこなった実験結果を信じたいのだ。
ミミズ小屋では、ミミズ君の状態は概ね良好。
妊娠ミミズが多い卵もよく見かける。その割には赤ちゃん、子供が少ない。どうやら寒さのため卵からの孵化に時間を要するようになったようだ。
この時期のミミズ君結構元気なものが多い。上の写真をよく見ると環帯が膨らんだ妊娠ミミズがたくさん居る。卵もこの時期多い。赤ちゃんや子供ミミズは比較的少ない。
これはボックス3段重ねのミミズ

今月は、長い間我が家のミミズ小屋の中心的存在であったどんぶり型プランターのミミズ小屋(プラコン)がついになくなり、どんぶり型3段重ねの小屋が全部で5個になった
全体の堆肥収穫量はプラコンが3段型に移行したことによる今月の堆肥収穫の見送りのため、かなり少なかった。堆肥袋に1袋分ぐらいだったと思われる。ただ、箱形3段重ねやBox3段重ねの堆肥収穫は順調だった。また、堆肥の内容は餌に冬瓜が多く使われたためウェットな堆肥が多かった

実験では、冬瓜の毒性実験が終わり寿命実験や繁殖実験、それといくつかの餌実験をおこなっている。

の方はジャガイモ以外の芋類の収穫が終わった。ツクネの蔓が無くなり、雑草の勢いも衰えちょっと寂しくなった?それより、この時期の葉っぱ野菜不足はやや残念。

果樹園の方は数回足を運んだが、引っ付き虫(コセンダングサ)がはびこり手を焼いている。温州みかんは大部分サルにやられた。来月は八朔や伊予柑の収穫だ。

それでは、今月のミミズ小屋の近況報告だが、今回は1個完結型ミミズ小屋とフルースロ型に分けて報告する。

[1個完結型ミミズ小屋](ミミズ君の元気な顔を確認出来るのがメリット、以前はたくさんあったが今は下の3個になった
横プラ12/11〜13堆肥は上等だが太いサツマイモの茎は全く食べていない。ミミズも大人が増えた?まだ痩せたミミズも多い。堆肥収穫はバケツ2/3

縦プラ12/22チェック。ミミズは見事、液肥多量、餌は冬瓜中心。堆肥収穫はバケツ1/2

金子2号(寿命実験)先月600匹だったが12/12チェックで640。6ヶ月。すべてのミミズが大人みみずになっていた。この小屋は寿命実験もかねているので赤ちゃん、子供ミミズ、短寸ミミズを含めて約50匹は小屋から外したが、外した卵は10個のみ。堆肥収穫はバケツ3/5。
[フロースルー型ミミズ小屋](堆肥収穫に手間を取らないのがメリット、最近急に増えてきた
1)2段(上から下)
金子1号順調。2段目より下に逃亡ミミズが連日見られた。ミミズの数の飽和状態が推測された。12.17堆肥収穫上等。バケツ1杯。
2)3段(下から上)
箱形12/8堆肥2回目収穫。まずまずの堆肥。収穫堆肥にミミズは1匹のみ残っていた。少し硬い芋の残渣残り15分程を要し分別終了。ミミズは1匹だったが卵は多数残っていた。
大きさ的にも管理上もなかなかいい感じのミミズ小屋だ。
どんぶり型1号:12/25 2回目堆肥収穫。分別時間10分。収穫量バケツ2/3。収穫堆肥に残存ミミズ22匹
元々どんぶり型プランターを使った1個完結型のミミズ小屋(プラコン)がたくさんあった。
それを利用したため、このタイプのミミズ小屋が5個に増えた
どんぶり型2号12/21 3段目餌やり冬瓜&キクイモ開始
どんぶり型3号12/21 3段目餌やり冬瓜&キクイモ開始
どんぶり型4号:12/21 3段目餌やり冬瓜&キクイモ開始
 どんぶり型5号:12/22 2段目餌やり冬瓜&キクイモ開始

ボックス型:12/26初堆肥収穫。分別時間20分。収穫量バケツ1杯。収穫堆肥に残存ミミズ約150匹。
これがボックスタイプの3段重ね、ミミズ移動用の孔はドリルであけた。
ミミズ君の数は非常に多い。
今年のミミズ君の世話はどうやら今日が最後のようだ。
どうか、来年もミミズ君たちにとっていい年になってくれればと願う。


2012年12月28日金曜日

ツクネ芋の種芋保存

ツクネ芋の種芋保存は結構難しいようだ。

ツクネ芋はここ5年程毎年作っているが、種芋の保存には何度か失敗した。

今年は種芋サイズのツクネがたくさんあったため、ちょっと安心し過ぎたようだ。
一番たくさん貯蔵していた場所で種芋がカビのためほぼ全滅したのだ。
数日前見つけたカビた種芋。仕方ない。これらの芋はミミズ君の餌になる。

今年失敗したのはこの南京袋に入れていたツクネ芋。
畑の側の小屋の中に置いていた。


この南京袋は、この春植木屋さんに頂いたもので、何かに使いたくてうずうずしていた。
麻で出来ていると思われるこの袋の感触が、何とも心地よいのだ。 
実際この南京袋に芋をいっぱい入れた時の感触はなかなかのものだった。

恐らく今回のカビ発生はこの南京袋が悪かったのではなく、貯蔵する前の芋の乾燥が不十分だったのだろう。もちろん袋に入れた芋をしばらくチェック出来なかったのも反省だ。

さて、これで来年の種芋すべて無くなったかというとそうではない。
新聞紙に包んで家の中に保存しておいたものが7個全く無事に残っていた。
下の写真だ。
どうも家の中の方が保存状態はいいようだ。温度だろうか?湿度だろうか?
これらの種芋は今後の管理に問題がなければ全部種芋として使えるだろう。

また、食用に貯蔵しておいたものから一番小さなもの4個を種芋用に頂戴した。
種芋としてはやや大きめで勿体ない気がするが4個ぐらいはいいだろう。
もちろん種芋として使える芋だ。


上の種芋はすべて新聞紙に包み今年初めて使う袋に室内保存した。
100円ショップのこの袋は何かと野菜入れとして重宝している。
新聞紙に包んだツクネの貴重な種芋はこの中に納め室内保存した。
これで、すべてがうまく保存出来たとして11個の種芋が確保出来た。
しかし植えるスペースから種芋は出来れば20個程欲しい。
もうちょっと何とかならないかな?

そこで、カビが生えていた種芋の集団の中からカビの付きが少なく、何とか種芋として使えそうな芋を10個あまり選別した。さらに、先日アクアリフト(土壌改善材)実験のあと食用にしなかったのが5個程あった。これらも再乾燥して、新聞紙に包み、米用の袋に入れておいた。
昨年までのツクネ種芋の保存で一番うまくいったのは、この米袋に入れて室内保存したものだった。
カビが生えかけた種芋と実験後の芋は新聞に包んでこの中に保存してみた。
このうち半分でもいいから使える状態で4月まで残ってくれればうれしいのだが。
さて、米袋に入れた種芋が半分使える状態で残ると計算して、これで18個の種芋が確保出来た。
ん〜他にはもう種芋になりそうなのはなかったか?

あったあった!
そういえば、クズイモから勝手に芽を出したものが2株畑に放置されていた。
これが種芋として使えるかもしれない。
今日はあいにくの雨だが、使える芋があるかどうか気になるので今日のうちに掘り出してみよう。

蔓も小さかったので、もしかしたら種芋としては使えるないかも?
さっそく掘り出してみた。掘り出したというより、根元を引き抜いただけ。
小さな芋がぽろぽろと付いてきた。
雨でぬかるんだ土から泥だらけの芋。ン〜小さい。
その中から何とか種芋として使えそうなもの3個を土を落とし、室内で乾燥させた。
種芋としては小さめだが何とか使えるだろう。
このうち2個が種芋として使えれば、狸の皮算用では来春より20株のツクネ芋を育てることが出来る。

はたして、今回用意した種芋のうちいくつが植え付け時期に使える状態で残っているだろうか?

ところで、我が家の今日の会話
私「今日は仕事納め。美味しいワインのつまみに銀杏でも焼こうか?」
娘「おーいいね〜」
母親「その銀杏、ミミズが皮剥いたらしいよ。」
娘「ン〜要らない」
私「................。」

2012年12月27日木曜日

ボックス型3段重ねの堆肥初収穫

ボックス3段重ねを設定したのは10月の終わり(2段目の段に餌投与開始)。
そして、3段目の餌やりを11月の終わりに始めた。
それから1ヶ月が経ち、最上段のボリュームもそれなりになってきたので
いよいよ、ボックス3段重ねの初収穫だ。

昨日はどんぶり型3段重ねの2回目の堆肥収穫報告をしたが、はたしてボックス3段重ねの堆肥収穫はどういう結果となるだろうか?

このボックスタイプの堆肥収穫時間、収穫量、分別する堆肥の中に残っているミミズ君の数などがどうなのかとても興味がある。
なぜ興味があるかというと、このミミズ小屋が我が家のミミズ小屋で一番大きいのと、
このボックスの底は自分でドリルを使ってミミズ君移動用の孔をあけたので、ミミズ移動が順調かどうかどうしても気になるのだ。
これがボックス容器の底に自分であけたミミズ君移動用の孔。
ボックス間の接触面も広いし、密着性もよい。
それに、この多数の孔が開けてあればミミズ君の移動はスムースに行くはずだ。


まずは、下の写真が全体の様子。
受け皿には液肥が溜まっている。他には特に気になる点はない。

新しい餌が上の段に入れられ、ミミズ君は移動用の孔を通り抜けて下から上に移動していく。

最上段の蓋を外して見た。
蓋の裏には数匹のミミズが居た。
この数匹のミミズは旅好きか?それとも集団生活出来ない逃亡ミミズ?

そして、現在の最上段のボックスを上から見たところ。
ボリュームはそれなり。まだ入れて間もない餌が食べられずに転がっている。
ここまでは、嵐の前の静けさといった感じ。
餌を一杯与えた様な気がしていたが、ボリュームはボックス全体の半分にも達してないようだ。


その餌を一部ひっくり返してみるとおびだだしい数のみみず君が見えた。
す、凄い数だ!
表面にある餌をひっくり返してみると、多くのミミズ君が餌にむさぼり付いている。
その数は凄い!この最上段のみみず君の数を見る限り、
私が移動用に開けたボックス底の孔は十二分に機能しているようだ。
どうやら、この3段小屋はミミズ君の移動には全く問題なさそうだ。

次に2段目のボックスを上から見たところ。
量はボックス全体の1/4くらいだろうか。かなり縮んだ。

まだかなり食べ物の残渣が残っているのだろう。かなりの数のミミズ君の姿が見える。
見た感じではまだ茶色っぽいが、それなりの堆肥が出来ているように見える。

さて、それでは今日の目的、最下段の堆肥収穫だ。
上から見たところでは10匹程のみみずが見える。
食物繊維と思われるものも見える。
見たところ堆肥は黒っぽく、収穫するのに全く問題なさそうだ。
最下段。量は2段目とほぼ同じ、ボックス全体の1/4〜1/5くらいだろう。
繊維物は残っているようだが、堆肥は十分出来上がっているように見える。
今から、この堆肥分別作業だ。

堆肥収穫の前に、まず受け皿の液肥をチェックしておこう。
結構溜まっている。まだ溢れてはいないが、今後そういう事態が起こりえることも予測しておく必要がありそうだ。この中にミミズ君は居なかった。
バケツに移すと2/5くらいの量だった。
 それでは堆肥分別作業の結果報告だ。

収穫時間:20分
堆肥内に残っていたミミズ君: 約150匹、妊娠しているものも多かった。
堆肥内の卵:かなりの数あり、ほとんど回収出来てないと思われる。
堆肥内の赤ちゃんや子供ミミズ:ざっと見たところ見つからなかった。
堆肥内の残った食物の残骸:食物繊維とサツマイモ
堆肥収穫量:バケツに1杯
堆肥の状態:かなりウェット

以下がその写真だ。
内容を大体移し終えた最下段にあったこのボックス。
堆肥分別の後は、新しい餌と分別したミミズ君と食物残渣などを入れて最上段に設置した。

残存ミミズは150匹とかなり多く、これが堆肥分別に20分を要してしまった一因だ。

こちらが今回分別した堆肥。かなりウェットな状態。この中にはかなりの数の卵が残っているものと思われるが、今回その救出はあきらめた。

こちらは、食物繊維やサツマイモの食べカスなど堆肥から外したもの。
内容がウェットで分別が面倒だったので、かなりの収穫可能な堆肥もこの中に入っている。
これらは新しく最上段になるボックスに、分別したミミズ君や新しい餌と共に戻した。
というような結果だった。

以上、ボックス型3段重ねの堆肥初収穫についてまとめてみると
結論的には
バケツ1杯の堆肥収穫が出来て、要した時間が20分ということで一応許容範囲だ。

しかし、堆肥分別にこれまでの他の3段重ねの5〜10分という堆肥収穫時間と違って、堆肥分別に20分を要してしまったことが若干気がかりだ。
その原因として考えられることは、
一つががみみず君が堆肥内に150匹も残っていたこと。
これは少量の芋類など餌になるものがこの堆肥内に残っていたのが原因だろう。これだけのみみず君が残ると分別に時間を要してしまう。
次に考えられることは、堆肥がウェット環境であったことと、食物繊維の残骸が多かったこと。この2点も分別をある程度困難にする。
この辺は今後与える餌を考えていくことで若干は改善出来るだろう。
最後に挙げられる点は小屋が大きいということ。
これについては今のところ投入する餌をボックスに満タンにはしていない。ボックスの半分くらいの餌入れで、堆肥収穫時ボックスの1/5くらいになっていた。
本当は今回の堆肥収穫時間がもう少し短かければ、今後の餌入れをもっと多くしようと思っていたのだが、与える餌の量は今くらいにとどめておこう。

一方、この大きなボックス3段重ね、下段に150匹のミミズ君は残っていたがミミズ君の移動状況には問題なさそうだった。この点は十分満足だった。

何せこの小屋はミミズ君の数が非常に多いだけに環境悪化による全滅が怖い。
これだけは何とか避けて今後の堆肥収穫を続けていきたいものだ。


2012年12月26日水曜日

どんぶり1号(3段重ね)2回目堆肥収穫。小バエB−29来襲

今年も残り少なくなった。
今日は今年の後半にスタートした3段重ねのミミズ小屋の中で、現在5個と一番数が多いどんぶり型3段重ねミミズ小屋(どんぶり1号)の2回目の堆肥収穫だ。

1回目の堆肥収穫は11月15日、収穫時間は正味約5分だった。
収穫量はバケツ(1+1/4)杯。
分別堆肥内に残っていたミミズわずかに3匹。
これは満足出来る結果だった。

さて、今回はどうだろうか?
こちらは上段、まだ数日前与えた餌(大根の葉)がそのまま残っている。
まだ上段はまだ餌で一杯になったとは言えない状態だ。
それでも、前回の堆肥収穫から1ヶ月以上が経っているので今日最下段の堆肥収穫とした。

 上段は、上に載っている大根の葉を外して見てみたが、この段にはミミズ君はそんなに多くない。上の段への移動は今ひとつなのか?
上段に移動してきたミミズ君まだ数が少ないようだ。餌が魅力的でなかったのかな?

 中の段を見てみると、こちらはみみず君がウヨウヨ居た。まだこちらに餌がかなり残っていたのだろう。

 そして、下の写真は最下段から収穫した堆肥とその下の受け皿に溜まった液肥。
そして、白い皿にのせているのが分別時残っていたミミズ君22匹とわずかな食べ残し(ほとんど繊維のみ)。

左上の堆肥はかなりウェット気味、量はバケツに2/3の量だった。
右上の液肥の中には寒中水泳ミミズが2匹居た。
今日の堆肥分別では22匹のミミズが居た(白い皿の左側)。


今日の2回目の堆肥収穫の内容をまとめてみると
収穫時間;正味約10分(堆肥内に残っているミミズを分別したのでこれだけの時間を要した)
収穫量:バケツ2/3杯、内容はウェット気味。
堆肥内に残ってきたミミズ;22匹、すべて大人。赤ちゃんミミズや卵はざっと見た所、見つからなかった。
堆肥内に残っていた食物残渣:食物の繊維のみ
下皿の液肥;やや多め。液肥内のミミズ2匹(元気)
まあまあ満足出来る結果だった。
前回3匹だった分別時のミミズが今回22匹居たのは、まだ最上段に移動したミミズが少ないことにも関係があるのだろう。



前回のバケツ1+1/4という量と比べて堆肥収穫量が少なかったのは仕方ない。
何せ前回(1回目)の収穫時は収穫プランター内には元々2個のプラコンを1個に合わせた量の堆肥が入っていたのだ。
バケツ2/3位という今回の収穫量が、今後このタイプのミミズ小屋での堆肥収穫量の目安になるだろう。

どうやら、こういう感じで現在5個になったどんぶり型3段重ねのミミズ小屋の堆肥収穫は続いていくだろう。

ということで空になったプランターを最上段に置き、さっそくその中にも少し餌を入れておいた。



ところで、今月初めに観察小屋の中などに小バエ(B−29)の赤いフットボール型のサナギを見つけていた。こんなに寒いにも関わらず、今日観察小屋の近くに最近孵化したと思われる小バエを発見したのだ。
その小バエは凍えるような寒さのためかB−29らしからぬ鈍い動きをしていた。
お陰で今日は近接で写真を撮ることに成功した。

B−29とは今年3月に孵化実験をしてサナギから孵化までをガラス瓶の中で確かめた小バエだ。
初めは下の写真の赤い物体が卵かサナギか分からなかった。当ブログを見て頂いたMatsumuraさんから、「赤いフットボール型のものは、卵ではなくて恐らく小バエのサナギでしょう」というコメントを頂き、それを確かめるために瓶の中で孵化実験をおこなったのだ。
下の写真が実験に用いたB−29のサナギ

そして。下の写真が瓶の中で孵化したB−29

B−29のサナギをアップで写真に撮ってみると、確かにサナギだと分かる。
右がB−29のサナギ、なるほどアップで写真を撮るとこれが卵ではなくサナギであることが分かる。
左はシマミミズの卵胞

そして下の写真が今日見つけた小バエ(B−29)

横から見た方がカッコいい?今の時期では写真を撮らせてくれるが
暖かくなるとその動くスピードは早く、写真に収めるのが難しくなる。
もしかしてウンチしている?


2012年12月25日火曜日

防虫ネット(ランドリーネットの応用)経過報告

先月ランドリーネットを使ってモンシロチョウなどの侵入を防いだ虫除けネットを紹介した。今日はその後の経過報告だ。
下の写真が今回ランドリーネットを使った防虫ネットを作るきっかけになったプランター。
こちらはアオムシの餌食になったミズナ。
これじゃいかんということでランドリーネットの出番となった。
このミズナのプランターにはモンシロチョウが次から次にやってきて卵を産んでいった。


 卵から育ったアオムシは大事なミズナを食べ放題。
プランターからつまみ出したアオムシたち。ん〜丸々と太ってる。
結局、上の写真のプランターのミズナは全く人間の口に入らなかった。
そこで、まだモンシロチョウが寄ってきた気配のなかった、ミズナを植えている別のプランターに

 防虫ネットとしてランドリーネットを洗濯バサミで取り付けてみた。

 ミズナの背が伸びても、モンシロチョウが入るスペースはなさそうだ。

どうやらランドリーネットはモンシロチョウや蛾の侵入は防いだようだ。

こちらは、ホウレンソウのプランター。こちらも防虫効果に問題なし。
ただ成長が少し悪い?日照の問題?

このホウレンソウ、少し成長が遅い?
小さめでも虫に食べられることなく収穫出来ているからよしとしよう。


 そして、こちらは大根のプランター
プランターに葉っぱが茂ってくると、ランドリーネットでカバーしきれない葉が所々飛び出している。
ネットを上げて見てみると、大根の葉は何とかアオムシに食べられず無事なようだ。
しかし、大根の収穫にはまだまだ時間が要りそうだが成長には問題なさそうだ。
畑野菜用の防虫ネットは市販されているが、プランター用のものは見たことがない。
もちろん市販されている防虫ネットは価格も高めの設定だ。

100円ショップで買ったランドリーネットを防虫ネットとして使うというアイデアは、防虫効果があり、野菜の成長もあまり妨げないようなので、今後も十分使えそうだ。


このミズナは鍋の具として、しばらくは美味しく頂くことが出来ていた。
防虫ネットとして合格!だった。が.....。

こちらはランドリーネットのお陰で、しばらくはアオムシに食べられることなく収穫出来たミズナ。

 しかし、問題が発生した。
ネットを掛けた野菜にも虫が発生したのだ。
その虫はアブラムシ。
最近のことだが、このプランターのミズナを使った鍋料理にアブラムシが浮いていたのだ。
いや〜参った。
このプランターには収穫出来そうなミズナが少し残っていたが、最後の収穫は断念せざるを得なかった。

アブラムシの予防法は難しそうだ。
どうやら、ランドリーネットでは防止出来ないのだろう。
アブラムシの天敵はてんとう虫と言われるが、今の時期てんとう虫は見つからない。
何かよい予防法はあるだろうか?

もちろんアブラムシが見つかるのはプランターだけではない。
葉っぱ野菜が貴重な時期、アブラムシ対策には今後とも苦労しそうだ。