2023年12月31日日曜日

2023年、この1年の菜園と果樹を振り返って。

     * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

       https://danji.blog/


菜園はこれまでの第1菜園、第2菜園を手放し、私の新たな生活の理想郷を作るため新天地を開墾している。

ここは自然が多い場所なので、多くの虫たちと出会うことが出来る。



こちらはナナフシの産卵風景。


段々畑には以前住んでいた方が育てていたと思われる、多くのきれいな花もたくさん見れた。





桜の木の下に山積みされていた雑木や土砂も片づけたので、来年の花見はとても楽しみだ。
今は桜の木の下では2段の平地が出来、アーティチョークを育てている。
雑木を積み重ねていた場所には最近多くのカブトムシの幼虫も発見した。
彼らは新たに作った木材チップ置き場に入れている。



春は新緑、晩秋には真っ赤な紅葉も楽しませてもらった。

新天地は開墾する前と比べると、かなり様変わりした。



この場所は、水の流れ道を作り、将来多くの蛍を育てたい場所。
まずは水の流れを作った。
水溜め容器も置き、何かと役に立っている。
来年はこの辺に育っている雑草はフジバカマに切り替えて、アサギマダラも寄るようにしたい。
蛍の幼虫が食べるカワニナも増やしている。
蛍の幼虫が住みやすいように少しづつ石も積んでいっている。
だんだん畑の傍にあった木で、不必要なものは家人がチェーンソーで切り倒してくれた。

昨年手に入れたユンボは相変わらず大きな仕事をしてくれたし、今年はチップ製造機マキタの電動工具を少しづつ揃え活躍してもらっている。

4月の初めに作業小屋が出来たのも大きかった。

小屋の中に収めるようになったユンボは孫のいい乗り物だ。
活躍してくれているマキタの電動工具も少し紹介していこう。

こちらは私が愛用のハンディチェーンソー。

アースオーガと呼ばれる穴掘り機械もすごいパワーで役に立っている。
そしてこちらが自走式チップ製造機
昨日は果樹園に移動してもらって大活躍だった。
木材チップは堆肥にするためのチップ置き場に大部分を置いている。
また、段々畑の通り道や畝間にも撒いている。

これまでほとんどやったことがなかったDIY作業少しづつ上手になっているかもしれない。
薪棚は3か所準備した。
こちらは家人が設計した農機具整理棚
生活の生ゴミや大量に出る野菜残差などを処理して、シマミミズ達に大量の堆肥を作ってもらうための巨大なミミズ小屋も作った。
右横に見えるチップ小屋では下の方から数年後肥料を取れるようにしている。
今の時期はカブトムシの幼虫の飼育場だ。

ビニールハウスを建てる前にはユンボで土を掘り返し、落ち葉などで土壌改善を図った。
出来上がったビニールハウスにも満足している。

来年早々、温熱マットの上では夏野菜の種をたくさん蒔いて苗を育てようと思っている。

この地では、サル、イノシシ、カラスなどとはうまく付き合っていかなくてはならない。
昨年はイノシシ被害で芋類などが大被害を受けたが、今年春先にカラスにより豆類やニンニクが壊滅的被害に逢った。
その後もっとひどかったのは猿被害
このサルがボス猿だと思っている。
こちらは掘り起こされたサツマイモの畝。
その場で食べただけでなく手で運んでいたようだ。
畝に育てたツクネ芋も見事にやられた。
蔓葉が元気だったので大丈夫だと思っていたが、芋だけ掘られて食べられていた。
特に悔しかったのはそれまで極めて元気に育っていた里芋。
まだ、親芋はあったも子芋は出来ていない時期、見事に掘り起こされた。
根元の茎と親芋を食べていた。
こちらが食べられた跡の残骸だ。
元気に育っていた苗は一日にして姿を消した。
順調に育っていたトウモロコシも収穫前に全滅した。
トマトは、最初被害を受けたが、そのあとは大丈夫だったので、それなりの収穫が出来た。
サル被害の後、2か所設置している電気柵の中の作物は今のところ獣害に逢っていない。

カボチャやズッキーニもサル被害に遭い、収穫量は少なかった。
それでも、夏野菜はそれなりの収穫が出来た。

四角豆の収穫は文句なし。
ゴーヤの収穫も上等だった。
長いズッキーニは近くの電柱の上で実を付けていた。
もちろん気づいてすぐ引きずり降ろした。
冬に入り葉野菜は文句なしの収穫が続いている。
育てた数が少なかったブロッコリーも育ちはよかった。

珍しいところでは、コンニャクも育ててみた。
早めに茎葉が枯れたが来年植え直すコンニャク芋は収穫できた。
ショウガは、非常にうまくいった。


アーティチョークも問題なく育った。
日陰になりやすい五の段ではシイタケを育てている。
4本のホダ木を買い、自分でもシイタケ菌を色々な木に駒打ちした。
春に一度収穫できたがこの時期にも少し収穫できた。
イチョウの枯れ木に自然発生したキクラゲも収穫できた。
段々畑の鳥獣被害を見越して、土嚢袋にもいろいろな野菜を育てた。
畝で全滅したツクネ芋は土嚢袋では被害皆無だった。
土嚢袋のツクネ芋は根が張り私も簡単には取り出せなかった。

庭作りもボチボチ頑張っている。

背丈が短い芝も鹿児島まで行って買ってきて自分たちで植え付けた。
3年後くらいの成長を見越して、小さな苗木をたくさん植え付けた。

果樹は、これまで長く使っている果樹園と新たに新天地にもいくつかの果樹を育て始めている。

こちらは新天地で育て始めたブルーベリー。

大梅や小梅は例年通り出来たが、紫蘇がうまく育たず作った梅干しは少なかった。
果樹園には数年前から知人がイノシシの箱罠を設置している。

そのためか、以前は必ず被害に遭ったミカン類に被害が出ていない。

柿の収穫も順調だった。
渋柿も吊るして美味しい干し柿が作れた。
新天地では栗や銀杏も収穫できる。
銀杏の皮むきも水の流れを利用してうまくやれた。

というようなことで、これまでと大きく変わったこの一年、長い紹介となってしまったが、とにかく元気に楽しく野菜作りや果樹栽培が出来たので感謝している。