2014年1月31日金曜日

2014年1月のミミズ君&菜園

年末年始の旅行から帰って来たら、畑ではウコンとジャガイモの収穫が待っていた。

ジャガイモは丁度良い収穫量だったが、秋植えに向かないとされる男爵芋だけはまだ芋の成長が足りなかったので、収穫をせずにいた。ところが中旬以降の寒波で一気に苗が枯れかけたので先日収穫した。残していた苗がほとんど男爵芋だと思っていたら、半分以上は遅植えのデストロイヤーだった。ちょっと自分の記憶力の低下が気になった。

ウコンは大豊作で収穫量が多過ぎた。
こちらはウコンの収穫風景、茎の下には根塊がぎっしり。
種芋は土の中などに保存して、一部はお茶用に加工。お裾分けも酒好きの人や酒好きの奥さん、酒好きの奥さんの旦那さんと、多くの方にお分けした。休閑地にも雑草と共存してもらおうと種芋として植えた。だが、まだバケツいっぱい余っている。今年は畑に植える種芋の数をかなり減らそうと思っている。

畑や土嚢袋では、この時期野菜の手入れなどがほとんど要らない時期なので、春植える野菜のための土作りをしている。
屋上菜園の土嚢袋では土は入れ替えが労力的に大変なので、リサイクルする形をとっている。ゴミや根っこなどを篩にかけて外し、ミミズ堆肥などを加えただけだ。
果たしてこれでうまくいくかどうか、本当のところ自信はない。
畝の方には、2日程前新しい土をいっぱい頂いたので、いくつかの畝を今ある土とのバイブリッドにして、少し高さのある畝にしようと思っている。
今年の畑は、畝の数は減るが畝幅を広くして、高さを上げ、去年より少ない野菜を上手に育ててみようと思っている。
果たして、ハイブリッドな土で育てる野菜がこれまでの土だけで育てるものと比べ育ちが良くなるかどうかも興味があるところだ。

果樹園では、ミカン類や梅の木の剪定をした。収穫は八朔、伊予柑、金柑、レモンなどのミカン類。八朔は豊作だった。しばらく寝酒には絞り立て八朔果汁入りの焼酎が続きそうだ。レモンはまだ一部の収穫しかしてないが、こちらも十二分に収穫出来そうだ。かなり余ってしまいそうなので、何か大量消費の方法を考えたい。



ミミズ小屋の方は、寒い中、どのミミズ小屋も環境は良さそうだ。
特に寒さ対策はおこなわないで様子を見ている。

それでは、現在の8個あるミミズ小屋の現況報告だ。

[自宅管理ミミズ小屋]
金子3段
1/16堆肥収穫をした。下段のミミズ君は900匹くらい。以前の金子小屋の堆肥チェック時はミミズはいつも1000匹オーバーだったが、去年の猛暑で数を減らして以来、この数は久しぶりだ。どの段にもかなりにミミズがみられる。堆肥は2杯弱収穫可。堆肥収穫時間1時間。寒かった!
箱形
1/8堆肥収穫、バケツ3/4杯完熟ではない、これは前回と同じ。下段のミミズは0匹。今回も下段に卵はなかった。それでも中段にはそれなりのミミズが居る。餌はサツマイモ冬瓜
この小屋は全体としてミミズ君の数が今ひとつの感じがしたので金子中段から、この小屋の新しい上段に150匹程ミミズ君を移動しておいた。
バケツ3段
1/9チェック。堆肥ややウェット。餌は全て食べられていた。下段に残ったミミズ0匹。卵も少ない、中段&上段にはミミズは多かった。新しい上段には芋類、ダイコンの葉っぱ、解凍キクイモなどたっぷり与えた。10日後見てみると中段、下段にはミミズ多いが、やはり上段の方にみみずが移動してきていない。餌も完全な形で残っている。金子3段のミミズが増加傾向なのでそこから100匹程上段に移動しておいた。

[ミミズ管理部屋]
ここに置いているミミズ小屋は、どんぶり型が4個とボックス型が1個の5個だ。 
全てこれまで通り3段重ねだ。

ボックス型:
1/14下段に50匹くらい、大人ミミズが多い.卵もチラホラ見られた。分別時間30分。堆肥収穫はバケツは1杯、上等

どんぶり型
どんぶり1号1.7バケツ1/2杯上等堆肥、下段のミミズ君多数。卵も多数。赤ちゃんもかなり居た。液肥はないが、受け皿にもミミズはいっぱい。新しい上段にはカリフラワーの葉、ジャガイモの親芋。冬瓜などたっぷり。
どんぶり2号1.9バケツ2/3杯まずまず堆肥。少しミミズ少ない?餌は冬瓜、キクイモ、サツマイモ
どんぶり3号1.21バケツ1/3上等堆肥、下段のミミズは20匹程。卵は結構多かった。餌は腐りかけのサツマイモ、キクイモ、ブロッコリーの葉
どんぶり4号1.27バケツ2/3堆肥は上等。下段のミミズは10匹程度。餌は腐りかけのジャガイモの種芋、サツマイモなど。


続いて、現在稼動している8個の[観察小屋]の様子の報告だ。
今おこなっている実験は寿命実験、繁殖実験、卵孵化実験だ。
54匹寿命実験11/7 19ヶ月目70%(38匹)
50匹寿命実験2:11/17新たに赤ちゃん50匹で実験設定。ミミズ君の状態から生まれた日を11月初めとした。1/19(2ヶ月半目)ほとんど青年ミミズに成長。まだ餌がたっぷりあったので数を数えず餌だけを与えておいた。
92匹寿命実験3(高齢ミミズ2匹での繁殖実験1):1/19、19ヶ月目今回も2匹のまま。しかし、今回も1匹は妊娠。卵も3個はあった。赤ちゃんは見つからずこの実験はシマミミズがいつまで繁殖能力を持つかの実験だ。
50匹寿命実験41ヶ月目(1/18)設定。
40匹寿命実験57ヶ月目(1/26)39匹(97%)、卵はあるが数は数えず除外。
8匹繁殖実験29ヶ月目(1/12)24匹(3倍)のまま
8匹繁殖実験37ヶ月目(1/14)8匹のまま
300個卵孵化実験:11/17設定。1/18(2ヶ月目)ほぼ孵化は終わっている。50匹の赤ちゃんを寿命実験に移し、餌だけ与えておいた。来月は孵化率をチェックしてみよう。

ということで、今年もミミズ君と畑仕事をボチボチ始めている。


2014年1月30日木曜日

我が家にないタイプの土を頂いた。ハイブリッドな土では野菜の出来はどうだろう?

最近、ハイブリッドという言葉をやたら耳にする。
町ではハイブリッド車が増えてきた。

ハイブリッド( hybrid)とは、2つ(またはそれ以上)の異質の ものを組み合わせ一つの目的を成すものを言うらしい。語源はラテン語でイノブタを意味する Hybrida(ヒュブリダ)とのことだ。

野菜作りの基本は土作りだろう。
皆さん、土作りには色々工夫されている。
私はミミズ堆肥を使うこと以外は特に変わったことはしていない。

ただ、ここ数年の野菜作りで感じているのは
ホクホク感のある土がいい。
畝は広めで高い方がいい。
といったことだ。

ところが、下の写真を見てお分かりのように手前のほうの畝の高さが低い。

これまでも休閑地からキクイモ収穫時などに、時々土嚢袋に入れて土を畑に運んでいた。
それでも、恐らく私の畑にはまだ土の絶対量が足りないのだろう。
もうちょっと土が欲しいな〜と思っていた矢先、私の超能力?
オババから土のプレゼントがあった。
思いがけない土のプレゼント。いやいや、これは私の超能力ではない。
オババが私の畑を見て、土が足りないと気を使って下さったのだ。
雨がかからないミミズ小屋にも土を置いて下さっていた。
土の状態を見てみると、我が家の畑にある土とは全く違う赤っぽい色の土だ。

人間でハイブリッドといえば混血を意味することになるのだろうか?
なぜか、ハイブリッドな人たちには美人が多かったり優秀な人材が多かったりする。
我が家の畝のいくつかを、元々の土と頂いた土でハイブリッドな土の状態にしてみよう。
それで、畝も高くなれば、今年の野菜にはかなり期待出来るかもしれない。

試しに頂いた土を一つの畝に少し混ぜてみた。
案の定、畝の色が変わった。
土の色が違うということは土の性格も違うに違いない。
ハイブリッドな土を作ることで、野菜の出来がどうなるかとても楽しみだ。
欲しい時の助け舟、本当に助かる。ちょっと頂いた土を畝に混ぜてみた。
ハイブリッドな土の畝は色も変わり新鮮だ。これで畝も高くなる。
これからハイブリッドな土の畝がいくつか出来るだろう。
土運びはいい運動になる。
これから春の野菜植えのシーズンに向けて、ハイブリッドな土の畝作りをのんびりすすめていこう。
ハイブリッドな土の畝と、これまでの土の畝で同じ野菜も植えて、育ちの違いも見てみるのも面白そうだ。

2014年1月29日水曜日

超能力?心のどこかで欲しいと思っていたショウガが突然手に入る。

2日程前、お茶用の乾燥ショウガが底をついてきたことに気付いた。
慌てて取り置きのショウガを切って干した。

ところが、昨日のことだが最近知り合ったばかりの農家の方がショウガを持ってきて下さった。
このショウガを頂いたのは、以前種ショウガを頂いた農家の方とは別の方。
ショウガがもう少し欲しいなと心のどこかで思っていた。
そんなとき、思いも寄らない方からのこのプレゼントには内心びっくりした。

ショウガが欲しいなんて誰にも言っていなかったが、心の中ではもう少し欲しいなあ〜なんて思っていた。
もしかして、これは私の超能力?

丁度、今日の昼間は春のような陽気。
さっそくスライスしたショウガは気持ちよく乾燥しているようだ。
奥の方に見えるのが残った僅かな乾燥ショウガ。
左側にはたっぷり頂いたショウガ。スライスしても大きい!
手前右側が2日前にスライスした取り置きの我が家収穫のショウガ。
2月にはバレンタインデーが来る。
でもチョコがいっぱい欲しいなんて決して思っていない。思っていない?

2014年1月28日火曜日

屋上菜園、土嚢袋の土のリニューアル

この時期の屋上菜園。
カボチャ用に張っていた空中に浮かせた遮光ネットは外したまま。
土嚢袋のいくつかには小さな葉っぱ野菜が植えているが、収穫後何も植えてないものもあり、鳥でも遊びにきてくれないと寂しい景色になっている。
こんな時期に出来るのは、土嚢袋の土のリニューアルだ。
決して土の入れ替え戦ではない。
勿体ないから8割の土は篩にかけたあと再利用するのだ。そして、新しくミミズ堆肥や肥料などを2割程加え、新しい土が出来上がる算段だ。

手順は、まず土嚢袋の土を大きな容器に移す。
今日土のリニューアルをした土嚢袋はウコンが入っていたもの。
その土を網かごで篩にかける。
篩にかけて、根や雑草や野菜屑などをバケツに分別。
今回は居なかったが、芋虫が大量に出てくることもある。
篩にかけた土は、新しいミミズ堆肥などと共に元の土嚢袋に戻す。
土嚢袋をひっくり返すと時々シマミミズらしきミミズにお目にかかる。
今回も、土をひっくり返した瞬間、数匹の小さなミミズを見つけた。
本当にシマミミズかどうか確かめるために、別管理してみようと観察小屋を1個も持ってきた。
しかし、数分の時間差で、そこに居たはずのミミズはなぜか2度と顔を見せなかった。
土嚢袋をひっくり返した瞬間、小さなシマミミズらしきミミズを数匹見つけた。
だが見失ってしまい、この観察小屋は不要になった。
下の写真は、最終的にリニューアルされた土嚢袋。
野菜の世話が一段落ついている今の時期、こんな感じでゆっくり土の準備でもしておこう。
連作は避けたいので、この土嚢袋にはウコン以外の作物を植えることになる。
土嚢袋をリニューアルさせる私のやり方の場合、8割の元の土が残っているので作物の連作には向かないだろう。しかし、土嚢袋の場合、植える作物を変えることは簡単なことだ。唯一心配なのは元々何が植えていたかを忘れてしまうこと。
だから、たくさんあるプランター内の土嚢袋に何を植えていたか、どこかに記録を残しておこう。

2014年1月27日月曜日

枯渇したビワの葉&柿の葉茶。ビワの葉茶作り。

私のスペシャルティーは多くのものをブレンドして作っている。
これは、全くのオリジナル、正体不明の代物と言っていいものだ。
一応、今材料として使っているものを列記してみよう。
ビワの葉、ビワの実、ビワの花、柿の葉、ヤーコン葉、キクイモ葉、キクイモ花、ショウガ、ウコン、スギナ、それに中国茶を数種類。さらに最近ではレモンバーム、レモングラスを加えている。
これらは少量なら体にいいものばかりだが、摂取量が多いと問題を起こすものもある。
だから、他人にこのお茶を勧めるわけにはいかない。
しかし、私の勘ではこのお茶は凄い。
もう何年も飲み続けているが、もし私が100歳まで生きたら、不老長寿のお茶としてこのお茶を世に紹介するのだ。

これら、お茶の材料は採れた時が作る時だ。
作ったものが1年持つのがベストだが、そんなに器用に作る量の調節が出来ない。
だから。作り過ぎたり、足りなかったりはしょっちゅうだ。

ウコン茶などは今年豊作のウコンをスライスしてお茶用に乾燥中だが、去年作った乾燥ウコンはあと半年程持ちそうな程残っている。
ところが、材料は有り余る程手に入るはずのビワの葉や柿の葉のお茶が、どちらも同じ容器に保存していたのだが、最近枯渇してしまった。
柿の葉茶とビワの葉茶は夏の同じ時期に作る。
こちらは昨夏収穫の柿の葉

こちらはビワの葉

それらを湯掻いて干してお茶の原料にする。
柿の葉は湯掻いて干すとこんな色

ビワの葉は湯掻いて干すとこんな感じ

私のスペシャルティーは多くのものを少しづつブレンドするので、作ったお茶はなかなか減らない。

使う量は、毎年そんなに変わらないはずなのに、今回ビワの葉と柿の葉茶が早くなくなったのは、やはり作った量が少な過ぎたのだろうか?
丁度昨年これらのお茶を作る前に、ビワの葉茶について気になる情報を入手した。
ビワの葉にはアミダグリン(VB17)が多量に含まれており強力な殺菌作用や制癌作用(?)があるとのことだ。ところがこれが胃腸で分解されると猛毒とされる青酸が発生するというのだ。この情報でちょっと怖くなって思わずビワの葉の収穫量を手加減してしまったに違いない。

有り余る程手に入ると言っても、この時期、柿の葉は落葉したあとで手に入らない。
柿の葉茶は夏までお預けだ。
一方、ビワの葉なら、常緑樹なので何とかこの時期でも手に入る。
この時期のビワの葉は上の写真のようなみずみずしさは無い。
だが、寒さに耐えて硬く縮まった感じの葉は何となく体に良さそうな感じがする。
ということで、昨日採ってきたきたビワの葉でさっそくお茶作りをした。
これだけあれば今年の夏までは十分持ちそうだ。

見渡すと他にも枯渇しそうなお茶がある。
こちらは残り少なくなった乾燥ショウガ。
12月から寒い日が続いたので、体が暖まるショウガは思わず多めに使ったようだ。
こちらももうすぐ底を尽きそうだ。
ただ取り置きのショウガがもう少し残っているので、それで乾燥スライスを作っておこう。

何でも三日坊主になり易いのだが、このスペシャルティ作りは、なぜか長いこと続いているのだ。ここまで続くのは、やはり体によいからに違いない。

2014年1月26日日曜日

カチガラスの胸にコセンダングサの種。

ここ数年この時期に、休閑地でキクイモの収穫をする。
するとキクイモを掘ったところなどに降りてくるのがカチガラスだ。
1匹がまず降りてくると、チィ、チィと鳴く。するともう1匹が降りてくる。
カチガラスはつがいで行動することが多い。
去年は、近くの電信柱に巣を作っていた。
今年は、この巣は無かった。

今日は、休閑地で余ったウコンの植え付けをした。
ここでウコンを収穫する気はないのだが、畑のウコンが枯れたりする緊急事態に備えて、ここで、雑草と共生してもらうことにしたのだ。
畑仕事をしていると、案の定、耕して間もない土のところにカチガラスが現れた。



こちらの姿を見てすぐ飛んでいったのだが、写真をあとで見直してみたら、その胸にはコセンダングサがくっ付いているではないか!

この種がまたどこかに芽を出すのだろう。
鳥まで利用するとは恐ろしく生命力がある雑草だ。

こちらがコセンダングサの種。


休閑地では私の服や手袋にその種がいっぱいくっ付いて悩まされている雑草だが、カチガラスの羽根にもくっ付くとは驚いた。最近至る所でこの雑草が増えているのだが、確かにその生命力は凄い。

2014年1月25日土曜日

こんな時期エンドウ豆の花が咲いた。ところでこのエンドウの種類は何だった?

こちらはエンドウ豆の花。
今育てているエンドウ豆の苗は、蔓なしスナップ、蔓ありスナップ、そしてキヌさやだ。
これらの苗は3月に入ったら一斉に花をつけるだろう。
1月に花をつけるとは、この数日の気温上昇で春と間違えた?

ところで、最近何かにつけ物忘れが増えてきているのだが、畝に植えたエンドウ豆の苗は、どこに何を植えたか、今のところまだ覚えている。
ところが、屋上の土嚢袋に植えたエンドウ豆の苗がどの種類であったかの記憶がない。

こちらの苗が、花を付けていたエンドウ豆の苗。
よく見ると、これらの苗の根元には、名札が刺してある。
記憶が無くなることを予測して、油性ペンで名前を書いていたのは間違いないのだ。
ところが肝心の名前が消えているのだ!
名札を刺しているということは、植えたものを忘れることを予測していたようだ。
しかし、ここに書いた名前が消えている。
他の場所の名札も、油性マジックで名前を書いていたものはほとんど消えている!

まあ、実が成るようになれば、これらのエンドウの苗が何であったかは分かる。
名札の方は、他のところもチェックしてみたが、名前が消えてるものが続出だった。
通常の油性マジックで滑り易いプラスチックの上に書いた字は、野外に置いていることもあり、時間と共に消えるのだ。

そこで、野外でも消えにくいという、その名も「ガーデニング マーカー」というマジックペンを手に入れた。
最近は100円ショップではこんなものも売っているのだ。
これからの名札はこのマーカーで名前を書くつもりだ。
これなら、物忘れが増えてきた私にもきっと役に立つだろう。

それにしても、こんな時期に花を咲かせたエンドウ豆、はたして実は育つのだろうか?

2014年1月24日金曜日

秋ジャガ、収穫終了。

我が家の秋ジャガ、主たる収穫は2週前に終わった。この時はデストロイヤーとアンデス赤の収穫、予想通りの収穫を得て満足だった。
ところが、そのとき、まだ茎葉ともに青々としたジャガイモが7〜8本あった。
そのうちの1本を試し掘りしてみたら、全く成長が遅れた男爵芋だった。
それで、それらの青々としたジャガイモの苗は今日までそのままにしておいた。

ところが、ここのところの寒さが厳しかったためか、これらの茎葉が腐れてきた。
そこで今日は、それら残ったジャガイモの最終収穫をすることにした。
元々育ちが遅かったためだろうか?畝に植えたジャガイモの萎えた茎は雑草の中でほとんど見えない。
よく見ると、どうやらここには4本を植えているようだ。

こちらには2本が残っているのがかろうじて分かる。
土嚢袋に植えてあった1本は葉は枯れているが、まだ茎は比較的しっかりしている。
ということは全部で7本の苗を残していたことになる。
 まず、土嚢袋に植えている芋を掘り起こしてみた。
やはり男爵芋だった。収穫した芋の状態、まずまず上等だ。
この時期採れる芋のうち、これまで男爵芋だけが種芋用に残せるものがなかった。どうやらこれで3月に植える種芋もいくつか残せそうだ。
右端が種芋。収穫出来た芋はまずまずの大きさだ。
昨年夏に収穫した芋の中から数個種芋用に残している。
ここで収穫した芋から3個は種芋として使えそうだ。

今回の土嚢袋に植えた芋の状態から、畝に残った6本も期待した?
あれ??
左側が収穫した芋。期待はしていなかったが、やはり7本の苗からの収穫量としては少ない。
右側は種芋。デストロイヤーの2個はすでに腐れている。
収穫したデストロイヤー、大きさが小さめというだけでなく色も薄い。
それでも収穫した芋の半分以上は食べるのに問題はなさそうだ。

まず、いい加減なのは私の記憶。

土嚢袋以外に残った芋のうち、男爵芋は4本はあると思っていた。
そしたら2本だけ。
その2本は、2週前試し堀りしたものよりはよかったが、食べれる芋はごく僅かだった。

その2本以外に畝に残っていたのは遅めに植えたデストロイヤー4本だったのだ。
思い出した!この4個のデストロイヤーは畝が空いたところに、他の芋より2〜3週間遅れて植え付けたものだった。
そのため、2週前、他のデストロイヤーの苗が枯れたときに、まだ青々としていたのだ。
そして、今回収穫したデストロイヤーは、ひと苗に付けた実の数は変わらなかったが2週間前収穫したものよりかなり小振りだった。
デストロイヤーの色がやけに薄いのは、まだ成長が足りなかったためだろうか?
やはり秋ジャガは植え付け時期が大事なのだ。

今日の最終収穫、大した収穫ではなかったが、これで、春植える男爵芋の種芋も揃った。
3月に入ったら、男爵芋、アンデス赤、デストロイヤーをそれぞれ、夏収穫した芋とこの1月収穫した芋をそれぞれ種芋として植え、どちらの時期に収穫した種芋が、多くの収穫をもたらすか比較してみようと思っている。

2014年1月23日木曜日

今年はヒヨドリのホバリング、見れるかな〜?

ヒヨドリは野菜を食べ荒らす害鳥として農家の方には嫌われている鳥だ。

そのヒヨドリが、昨年の今頃から3月にかけては、我が家の畑にブロッコリーの葉などよく食べに来た。その時期はもうブロッコリーの収穫は終わっていたので、遠慮なく葉っぱを食べてもらった。
昨年3月、ブロッコリーの葉を一心に食べていたヒヨドリ。
この頃はヒヨドリに食べられてブロッコリーの葉はほとんど無くなっていた。
さて今年も、畑のブロッコリーはほとんど収穫が終わった。
この時期、私の畑には鳥の被害を心配する野菜はほとんど残っていない。
そろそろ、ヒヨドリに遊びにに来てもらっていいのだが、今のところ下の写真の様に葉っぱを食べに来た形跡はないのだ。
今日の朝は冷えてブロッコリーの葉にも霜が降りていた。
今年は今のところ、この葉っぱをヒヨドリが食べにきた形跡はない。
収穫の終わったブロッコリーは引き抜いてもいいのだが、ヒヨドリの顔を見ないままだと何となく寂しい。
いつでも、ヒヨドリが遊びに来てもいいように、ブロッコリーはもう少しこのままにしておこう。
そして、ヒヨドリに期待するのはホバリング。
小さな体でホバリングが出来る鳥は結構居るのだが、このサイズでホバリングが出来る鳥は極めて珍しいのだ。

そして、今年もヒヨドリのホバリングを見るための仕掛けを作った。
ヒヨドリの大好きなミカンを細い針金で吊るしている。
去年は3月半ばに同じような仕掛けを作った。
その時はミカンが食べられた跡はあったが、ホバリングの現場は見れなかった。
今年こそはヒヨドリのホバリングを見れると嬉しいのだが。



2014年1月22日水曜日

寒い時期なのに赤ちゃんの成長は早い?

寒い時期、若干ミミズ君の成長が遅くなるのではないかと予測していた。
1年前の観察小屋で、秋に生まれたミミズ君たちの成長を見たとき、春生まれのものと成長スピードに差がなかった。

今回、11月初めに生まれたと思われる赤ちゃん50匹でおこなっている寿命実験第2弾のミミズたちを見てみた。
2ヶ月程前に、とても小さかった赤ちゃんミミズはほとんど青年ミミズに成長していた。
生後2ヶ月半でほとんど青年ミミズ。予想よりかなり成長が早い。
この小屋のミミズ君はあと1ヶ月もかからず立派な大人になりそうだ。
まだ餌がたっぷりあったので、この寿命実験のミミズ君たちの数は数えなかった。
ただ、この観察小屋では、この時期寒くて食欲が落ちるなんてことは全くないことが再確認出来た。
凍り付く程の寒さがなければ、ミミズ君の食欲としては1年の中で今が一番なのかもしれない。

思い起こせば確かにこの時期、ミミズ小屋の堆肥収穫をする時に、ミミズ君の数が少し増えているのを感じることが多かった。
この観察小屋のような、秋の産卵シーズンに生まれた赤ちゃんミミズにどんどん成長してもらって、この夏激減した全体の数を少しでもとり戻してもらおう。



さてこちらは、今日通勤途中の雷山、井原山。

雲にかかって山は見えない。
しかし裾野のほうにもしっかり雪が見えた。
山は間違いなく雪山になっている!
今日は九州あちこちで雪の被害が出たり、珍しい雪を楽しんだりだったようだ。
私も明日が日曜日なら、今年最初の雪山を楽しめるところだったが、まだ日曜までは長い。
どうやら明日から週末にかけては気温上昇とのことで、日曜には雷山、井原の雪は溶けているだろう。ちょっと残念だ。

2014年1月21日火曜日

40匹で始めた寿命実験第5弾7ヶ月目39匹(生存率97%)

さて、今日は寒いが寿命実験第5弾の7ヶ月目のチェックだ。
この観察小屋では、5ヶ月目で赤ちゃんミミズは大人ミミズに成長し、卵もそれなりに見つけることが出来た。
先月はカボチャなどの餌をいっぱい与えたが、外から見るとまだ餌がかなり残っているようだ。
外から見ると先月与えた餌がかなり残っている。
内容を皿に移し、ミミズ君を分別した。
全く減少なし、39匹のまま。
有り余る餌のためか、皆元気いっぱいだ。
ほとんどは環帯が膨らんだ妊娠しているミミズだ。
今の寒さも全然問題ないようだ。
餌はかなり残っていたので、残った餌はミミズ君と共に観察小屋に戻した。
餌を外すと、結構卵はあるみたいだが、これらは数える意味がないので堆肥と共にこの観察小屋から除外している。
除外する堆肥の中には卵と共にまだ餌も残っていたので、これらはミミズ小屋に移した。
ということで、40匹で始めた寿命実験第5弾7ヶ月目は、先月から1匹の減少もなく、39匹(生存率97%)だった。

2014年1月20日月曜日

老体ミミズ2匹による繁殖実験;シマミミズは19ヶ月目でもまだまだ繁殖能力ありそうだ。

数ヶ月前環境悪化で一気に2匹まで数を減らしたこの観察小屋。
今回も、残った2匹のミミズ君は生後19ヶ月目の老体になるが、2匹とも元気だった。
左の方に2匹の老体ミミズ(生後19ヶ月目)がいる。
さすがに2匹では食べる量は少ないのだろう。
餌は1ヶ月間でほとんど減っていない。
卵は今回も3個程あったが、孵化した赤ちゃんは見当たらなかった。
しっかり探せば卵の数はもう少し見つかるだろう。

この観察小屋では、2匹のみみず君がいつ頃まで繁殖能力を持つかを見ているが、
19ヶ月目ではまだまだ繁殖能力ありそうだ。
下の写真では分からないが、2匹とも環帯が少し膨らんでいた。

さて、まだまだ元気な感じのこの2匹の老体ミミズ、人間の年齢ならはたして何歳くらいに当たるのだろうか?
この2匹がいつ頃まで繁殖能力があって、いつ頃まで生き延びるのか楽しみに見ていこう。