2012年11月28日水曜日

2012年11月23日金曜日

1GB越えたら写真掲載が有料。

新たな写真をつけてブログの更新をしようと思ったら、写真掲載が有料になるとのこと。
こういうシステムを知らなかった。

移転してブログを継続するか、お金を払ってここのブログを継続するか?
しばらく考えてみることにしよう。

ということで数日間このブログはおやすみ。

2012年11月21日水曜日

みみず君の餌;銀杏2ヶ月後も食べてないがミミズ君は元気。なぜ?

9月21日に銀杏をみみず君が食べるかどうかの実験を開始した。
2ヶ月が経った。通常の餌ならきれいに食べ終わっている時期なのだが。
これまでの途中経過では全く口をつけた形跡がなかった。

さあ、2ヶ月でどうだろう?

まずこちらが設定時(9/21)の写真。ミミズ君には50匹に参加してもらっている。

1ヶ月経った10月21日では銀杏は、色は少し黄色から褐色に変わっていたが食べられた跡は全くなかった。
みみず君が外から一番多く見えるのは観察小屋の底の部分。

次にチェックしたのは11月3日。
やはり銀杏が食べられた形跡は全くなかった。
11月3日。見ての通り、銀杏に全く食べられた形跡はない。

そして実験設定から2ヶ月が経った。
どうなっているだろう?みみず君たち、そして銀杏。
寒くなってきたので、先日ミミズ小屋の移動と一緒に観察小屋も雨風あたらない場所に移動した。
観察小屋が見えているが遠くから見ても、銀杏が食べられていないのは間違いない。
緑の蓋の付いた手前左側に見えているのが銀杏実験をしている観察小屋

ン〜、中のミミズがどうしているか心配だ。
ここで一度御開帳だ。
下の写真は銀杏を広い皿に広げたところだ。
観察小屋の上の方が写真の上になるように皿の上で並べている。
ちょっとつぶれかけた銀杏はあるが食べられているとはとてもいえない状況。

ただ、最初設定したときに下の方に小さな銀杏が多く集まっていたような気がしたが、皿の上に広げてみると上の方に大きく、下に小さい銀杏が一方的に集まっているのが不思議な気がした(下に多かったミミズが液成分を吸い取ったわけではないだろうが?)。
もう一つ不思議だったのは銀杏のクサイ臭いが全くしなかった。
下の小さくなった銀杏は液成分が染み出たのだろうか?確かにミミズ君は観察小屋の下の方に集まってはいたが。また、下に方に溜まった堆肥はべとべと完熟状態だった。
これまた不思議なことに、 食べるものがなく痩せてしまうのではないかと心配していたミミズ君は1匹も欠けることなく、皆元気にしていた!
ただ、特別太った印象はないし、繁殖活動もしてないようだった。

 これで銀杏実験を終わってしまうのも悔しいし、このままの状態でミミズ君と銀杏だけをまた同じ空間に入れるのはミミズ君がかわいそうな気がする。
そこで、サツマイモなどミミズ君が元気になりそうな餌をサンドイッチ状態で入れ、銀杏は入っていたのと逆の配列(小さい方を上にして)で入れてみた。もしこれで下の銀杏が小さくなるようだったらミミズ君が何らかの関与をしているのだろう。

この実験は外からよく見えるので、はっきり変化があった時、次のチェックとしよう。

ところで、6日前ミミズ小屋に入れていた冬瓜の方を覗いてこれまたビックリ。
ミミズ君は一旦くぼみから逃げ出していたが、今日は逆に中に入って食べている!
カビも生えてきたがくぼみの中に数匹のミミズが入って明らかに冬瓜を食べているのが見える。
 下の写真は上の冬瓜をひっくり返したところ。下になっていた皮の方には大勢のみみずが皮の中まで食らいついていた。確かに進行中の別の実験でもミミズ君の一番人気は冬瓜の皮のようだ。
な〜んだ、現在進行中の実験結果を待つこともなく、冬瓜を餌として大量に与えてもどうやら全く問題はなさそうだ。
今のところ、考えられる冬瓜の毒性は、切った瞬間からしばらくの間、冬瓜の中心や皮質から出る液成分からありそうだが、それも完全にミミズを冬瓜の空間に閉じ込めない限り心配ではない程度の毒性のような気がする。そしてある程度時間が経つとこの毒性は全くなくなるようだ。もちろんこの結論は最終的に、現在進行している冬瓜毒性実験の結果を検証してから出すことにしよう。
写真の真ん中辺りが冬瓜の下になっていたところ。多数のミミズ君が食らいついているのが分かる。美味しいのだ!
米袋に入れた冬瓜が少しづつ腐り始めてきた。
どんどん餌として与えなくちゃ!



2012年11月20日火曜日

ホウレンソウ:地植えの葉に病気、カビ?

前にも述べたが、ホウレンソウを上手に育てたことがない。
原因は土の酸性度のためだろうと思い、前もって苦土石灰を十分撒いて
教科書通りに第1回目の間引きも終わっていた。
地植えと屋上プランターでは最初地植えの方が育ちが良かった。

ところが地植えのほうれん草の方に数日前より、葉っぱに白い病気が見え始めた。
下の写真は病気に気付いた時のもの。

ベト病というヤツだろうか?
こちらは今日の写真。間違いなく蔓延し始めている。
このホウレンソウは早めに焼却処分した方が菌が繁殖しないでよいらしい。
雨が多いのも原因になるらしい。そういえば最近少し雨が多かった。
地植えのこのホウレンソウは食べれそうにないが、病原菌を広げないためにも早めの焼却処分が勧められている。残念!


一方、屋上プランターの方はランドリーネットで作った防虫ネットを外すとこの通り
ボチボチ収穫出来そうな勢いだ。これまで地植え野菜と屋上プランターでは一方的に地植え野菜の方が出来が良かったが、今回初めて屋上プランターの方がうまくいった。
こちらは間引きついでに大きいものから収穫してみよう。
地植えのホーレンソウは第2段が元気に芽を出した。時期遅れの種まきだったがこちらは何とか無事に成長してくれるとよいのだが。





昨日開始した4つの区画に皮、中心、皮質、冷凍解凍後の冬瓜を入れた餌&毒性実験。
その結果は後日まとめて報告しようと思うが、1日目の簡単なポイント報告をしておく。
冬瓜中心を入れた区画に寄ってきたミミズ(元々その区画に置いたミミズかもしれない)の顔色が悪いのが気になった。
一日目の印象ではこの冬瓜中心を入れた区画と、皮質を入れた区画が人気がなかった。
やはり最初に出る液成分のためだろうか?

一方、早くも冷凍解凍後の冬瓜の区画には多くのミミズ君が集まっていた。
それでも冬瓜の側にいるミミズ君は若干顔色が悪いような気がした。
こちらの区画には底の方にも多くのミミズが集まっている。もう餌を食べ始めたのだろうか?
こちらも液成分は多いはずだが、一旦冷凍して毒性分が不活化された?
少なくとも、どの冬瓜の区画でも1日でミミズ君が死んでしまう程の毒性はなかったようだ。

2012年11月19日月曜日

ミミズ君の餌:冬瓜。冬瓜毒性実験

冬瓜をミミズの餌として考えるとき、何とも曖昧な印象しか持てないでいる。
というのは、これまでの冬瓜を使った実験から、冬瓜には毒性がありそうで冬瓜を大量に与えるのは要注意だ。しかし一方、冬瓜はうまく使えばミミズ君のとてもよい餌になるのも間違いない。
毒性があると感じたのは、冬瓜の中に小さな部屋を作ってミミズをいれた時と、深く掘った冬瓜のくぼみにミミズを入れた時。それから後から考えてみると、以前行った実験「ミミズ君の餌:冬瓜」で観察小屋の中がかなりウェット状態になってミミズ君が全滅した時も、冬瓜の毒性が関与していた可能性があった。
ところが、冬瓜はこれまでミミズ小屋に何度となく餌として与えてきたが、そこで問題を起こしたことは一度もなかったのだ。

今日は冬瓜について、少し工夫して実験設定をしてみよう。
まず、冬瓜のどの部分に毒性があるかの特定と、その冬瓜がどのように食べられていくかの観察をして見ることにする。

材料は4つ
1)冬瓜の皮
2)冬瓜の実質(果肉)部分
3)冬瓜の中心の種を含んだ部分
4)冷凍解凍後の冬瓜
これが今回実験に供される冬瓜。かなり傷みかけている。

4つの区画に入れる冬瓜。右端の冬瓜は直ぐ冷凍庫直行。6時間後に解凍。

これらを観察小屋に4分割の区画を作り、それぞれに入れて毒性チェックおよび食べ方の実験を行う。

毒性チェックとしては、
それぞれの餌の上に2匹づつ計8匹のミミズを置き、そのミミズが1日目の経過で
仮死状態になるか?
死んでしまうか?
逃げるか?
そこに残って餌を食べ始めるか?
を観察する。

食べ方チェックとしては餌より上方にある共有スペースに22匹のミミズを入れ、
いつ頃下の餌の方へ移動するか?
それぞれの餌にどの順で移動するか?
食べ切ってしまうのにはどれくらい時間がかかるか?
などを観察する。

観察小屋としては、小屋の中が最も観察しやすい、下の写真のようなガラス製のものを最初用意した。しかし、冬瓜はウェットな液成分が出やすいので、それが下に溜まると、どの区画にも影響を与えかねない。
ガラス瓶はこういう感じで中の様子が非常に観察しやすい。しかし今回は急遽断念。


そこで、最近の実験で時々使っている薄いプラスチック容器で液の通過孔や空気孔がしっかり付いている観察小屋を用いることにした。特に、底には多めの孔を空けておいた。
3区画に餌が投入され、後は冷凍した冬瓜の解凍待ちの状態。上から見て時計回りに冬瓜の皮、冬瓜の実質(果肉)部分、冬瓜の中心の種を含んだ部分、冷凍解凍後の冬瓜 を入れる。上方の共有スペースには22匹のミミズと、どうしても下に降りたくない時のために飢え死にしない程度のイモ類をココ繊維と共に入れておいた。

設定直後、冬瓜の皮の部分には元気そうなミミズ君が見える。

さて、どんな結末になるやら全く予想がつかない。

2012年11月18日日曜日

箱形3段重ねミミズ小屋、堆肥初収穫。サツマイモ最終収穫

昨日、寒さと雨風を避けようと自宅のミミズ小屋の大移動をした。
箱形3段重ねミミズ小屋の防虫用に包んでいた座布団収納袋がかなり破れていた。
座布団収納袋は防虫効果はもとより、通気性がよく、若干保温効果もありそうで3段重ねの小屋を包むのに適しているのだが、強度の点ではこれまでプラコンを包んでいたランドリーネットにはかなわないようだ。

破れた座布団収納袋から、ちょっと覗いてみたら最下段の堆肥の収穫ができそうだった。

ということで今日は、以前から楽しみにしていた箱形3段重ねの初めての堆肥収穫だ。

下の写真は2段目の箱。こちらも堆肥は出来かけているようだ。ただ、こちらには食べかけ餌の姿やミミズ君の姿も見えている。

こちらが3段目の箱を上から見たところ。
最初設定したのが8月27日だから、もうすぐ3ヶ月が経つ。
この感じは収穫して全く問題なさそうだ。

ということで、堆肥収穫作業に入った。今回の分別も10分とかからなかった。
しかし、堆肥は完熟とはいかなかった。
最初、最下段を設定したときにココナッツ繊維が多すぎたに違いない。
餌は完全に食べ切っているようで、残っていたのは繊維性のカスと種。
ミミズ君は8匹残っていた。完全移動とは行かなかったがこれくらいは許容範囲だ。
未熟な堆肥は、ココナッツ繊維が多すぎたため?これらは新しい餌とまぶして最上段に再投与した。
残っていたミミズ君は8匹。特にどこか一部に固まって居たわけではない。分別は極めて容易だった。

それでもまずまずの堆肥をバケツ2/3ほど収穫出来た。
手間と収穫量の関係からいえば上等だ。

この3段重ねのミミズ小屋も、これまでの最下段が新たに最上段として新しい餌を入れられながら新しいサイクルに入る。

座布団収納袋も新しいものに取り替えられスッキリした感じになった。
今後もこんな感じで堆肥収穫が出来るなら御の字だ。

ところで、今日は参ったことが一つあった。
先日、キクイモの保存法として紹介した土に埋めるやり方、何が悪かったのか保存していたはずのキクイモがかなり腐れかけていた。自宅の方に保管していた容器だ。まだミミズ君なら食べれそうだったので慌てて手元にあるミミズ小屋に分配した。
畑の方にも同様の保存法を取ったのキクイモがあったので調べてみたら、こちらは大丈夫だった。多くの腐りかけたキクイモが入っていた容器には、恐らく元々腐りかけのキクイモが混じっていて、そこから菌orカビが蔓延したのだろう。
これがキクイモが腐れ始めていた容器、畑の側にも同様の保存法をとった容器がいくつかあった。大丈夫だろうか? 午後から畑に行ったので調べてみた。他の容器は大丈夫だった。やはり土に入れるやり方が悪かったのではなさそうだ。

それにしても今日は昨日と変わって朝からいい天気。イモたちも保存前の日光浴だ。

畑の方でもサツマイモの最終収穫をした。これまで収穫したサツマイモは土嚢袋に出来たもので、今日は地植えした2カ所の収穫だ。

こちらが苗(茎)を買って植えた方。6月初旬に植えた。
蔓を外して今から収穫というところ
こちらはジャガイモの収穫が終わった後に、最初に植えた茎から伸びた芽を挿したもの。だから植えた時期は7月初めだ。
こちらも同じように収穫出来るかどうか気になっていた。
蔓はよく茂っているが植えた数はこちらが若干少ない

 面積はほぼ同じ。下の写真でペットボトルの向こう側が7月に植えた方だが、6月に植えたものと比べてみてもイモの出来具合いは全く遜色なかった。サツマイモを植える時期は7月でも問題ないようだ。
2Lのペットボトルの大きさとあまり変わらないような巨大なイモもあった。




2012年11月17日土曜日

果してトウガラシにみみず君は寄り付いたか?寒くなりミミズ小屋大移動

辛〜いトウガラシにみみず君は近づいてきただろうか?

実験設定は11月1日、ピーマン、シシトウ、トウガラシをボリュームが同じようになるように量を調節し、3区画に分けた容器の下の方に入れた。
こんな感じで食材(?)は分割スペースの下の方に入れた
上のスペースにみみず君を入れ、どこへでも自由に移動出来るようにした。気が向いたら美味しいと思う餌の方に降りていくはずだ。果してみみず君は刺激の強いトウガラシの区画に寄り付いてくるだろうか?

まずこちらは、11月7日、実験設定から1週間目。
側面から眺めてみた。トウガラシの区画には全くみみず君の姿はない。

底から見たらどうだろう?
どの区画にもまだみみず君の姿は見えなかった。

さて、実験設定から2週間以上経った。さあ変化はあるだろうか?

下の写真は底を見たところ。
結構ミミズ君は下の方に集まっている。
右上のシシトウのところ、右下のピーマンの区画にはミミズ君が見える。
しかし、よく見ると左下のトウガラシの区画にも一番内側にはミミズ君の姿が見える。

人気はないようだが間違いなくトウガラシの区画にもミミズ君は寄り付いた。

 写真が暗くて分かりにくいが、シシトウの区画は横から見てもミミズ君の姿が見える。

トウガラシの区画を側面から見てもミミズ君は居なかった。

それにしてもトウガラシの区画では種が凄い数だ。トウガラシの皮は薄っぺらいしこれは仕方ない。

今のところ境界のダンボールはミミズ君は食べてないようなので、この観察小屋はもうしばらくこのまま置いておいていてよいだろう。2週間後に各区画ごとの状況を大皿に出して最終チェックしてみよう。

ところで、昨夜から今朝にかけて雨風が強かった。
朝起きてベランダを見てみるとベランダに置いていたミミズ小屋が悲惨な状況だ。
夏の暑さに弱いミミズ君は梅雨から今日まで、少しでも涼しくなるように風がよく通る北側の屋根付きベランダにおいていた。真夏の暑いときもミミズ小屋の環境としては全く問題がなかった。
しかし、最近北風が強くなり、今日のように雨が降るとベランダの中に雨が降り込む。
今朝の状況は上の写真のように、箱形3段重ねをカバーしていた座布団収納袋は破れ、金子ミミズ小屋の蓋はずれ、冷たい雨がミミズ小屋にしっかり降り込んでいた。
どうやらこの場所でのミミズ小屋管理はこれから冬にかけては無理のようだ。
ということで、今日は以前小屋を置いていた風雨の影響を受けない場所にミミズ小屋を大移動させた。
移動中ちょっと覗いてみた感じでは、箱形3段重ねの最下段はもう堆肥収穫しても良さそうだった。先日のどんぶり型3段重ねの堆肥収穫に続いて近日中にこちらも堆肥収穫してみよう。





2012年11月16日金曜日

ジャガイモの成長:牛糞堆肥とミミズ堆肥、どちらも成長遅い?

牛糞堆肥とミミズ堆肥の中でどちらがジャガイモの生育が良いかということで9月27日、畑に植えた後の余ったジャガイモの種芋を2個づつプランターに植えてみた。
手前と奥のプランターに種芋を2個づつ植え、手前のプランターはバーク堆肥とバケツ一杯のミミズ堆肥。奥のプランターはバーク堆肥とミミズ堆肥と同等量の牛糞堆肥を入れた。

1ヶ月近く経った10月24日の時点で芽出し状況はこんなものだった。
芽出しはかなり遅い気がした。恐らく植え付けの時期が遅すぎたのだろう。
こちらがミミズ堆肥に植えたもの、一つの芋から3つの芽が出ている。

こちらは牛糞堆肥に植えたもの。
それから10日程経って(11/2)やっとこれぐらいの大きさに育ってきた。
こちらがみみず堆肥に植えたもの。種芋は二つ植えたはずだが、なぜか1個からは芽が出なかった。3本の芽が出ているので記念写真を撮ったあと2本は芽掻きをした。
こちらは牛糞堆肥に植えたもの。こちらも1個の種芋からは芽が出なかった。
この時点ではどちらのプランターも2個種芋を植えたのに、なぜか1個づつしか芽が出ていなかった。

そしてさらに2週間が経った。下が今日の写真だ(左が牛糞堆肥、右がミミズ堆肥に植えたもの)。
ミミズ堆肥に植えた右のプランターには遅ればせながらやっと2個目の芽が出てきた。
左の牛糞堆肥に入れたジャガイモは写真では2本の苗が出ているように見えるが、これは1本が途中で枝分かれしたものだ。

今回の実験では予想を裏切って、牛糞堆肥の方のジャガイモが今のところ葉の茂りで先んじている。今のところは牛糞堆肥の勝ちだ。この春、ジャガイモの芽出し実験を牛糞堆肥とミミズ堆肥で行ったときは逆の結果だった。

どちらにせよ、これからだんだん寒くなるだろう。九州でもこの時期にもう霜が降りているところもあるようだ。通常、秋ジャガは11月末にはイモの収穫をおこなうようだが、この2つのプランターに植えたジャガイモの成長ペースを見る限り、その時期に食べれる芋が出来ているかどうかちょっと心配だ。
次回は収穫時に最終報告をしよう。

さて、昨日ミミズ小屋の中の冬瓜に乗せた2匹のみみず君どうなっただろうか?
ちょっと覗いてみた。
冬瓜の上には2匹のミミズ君はどちらも姿が見えなくなっていた。ミミズ小屋の表面の寒そうなところに冬瓜を置いていたので、みみず君たちはきっと居心地のよい小屋のどこか奥深くに潜っていったのだろう。
ということは、少なくとも1日置いた冬瓜の上にはミミズを動かなくさせる程の毒性はなかったということだ。まずはよかった。
冬瓜のミミズ君に対する毒性については、後日もう少しキチッとした形で実験追加をしてみよう。
一方、この小屋の上の冬瓜はそのままにしておいた。これもいつ頃食べられるか時にチェックを入れておこう。


2012年11月15日木曜日

どんぶり型3段重ねミミズ小屋、堆肥初収穫、万歳! 冬瓜の毒性再チェック


どんぶり型3段重ねのミミズ小屋、10月18日、最上段に冷凍解凍後のキクイモを入れて3段目がスタートした。その後。最上段にどんどん餌を足していった。
最上段の最初の餌は冷凍解凍後のキクイモをココ繊維でまぶしたもの。
このどんぶり型プランター3段重ねの移動式ミミズ小屋で気になった点は、
1)それぞれの段の接触面積が狭いので、みみず君の移動がスムースにいくかどうか?
2)側面の隙間もかなり広いのでなにか悪影響を及ぼさないか
ということだった。

途中経過ではみみず君の上の段への移動は良好で、これまでのところ、側面隙間からの逃亡ミミズも居なかった。

さて、いよいよ今日は最下段からの初めての堆肥収穫だ。

下の写真が最下段のプランターだ。上からの圧力のためだろうか堆肥が押さえてつけられている感じがあった。しかし堆肥の状態はかなり良い。いわゆる完熟堆肥だ。
ミミズが残っているかどうか探ってみたが、ほとんど見当たらない!
狭い接触面だったがみみず君の移動は完璧だ。

さっそく堆肥収穫作業に入った。
下の写真のようにプランターから左のバケツに堆肥を移していった。
堆肥はバケツ1杯収穫して右のプランターにはまだ少し余っている。最終的にバケツ1杯と1/4の収穫があった。
収穫作業の時、食べ残しや残ったミミズを分別したが、分別時に取り出したのは、梅の種と3匹のみみず君だけだった!完璧だ。 
月に1回堆肥収穫しているプラコンも同じサイズのプランターだが、分別操作の後、堆肥収穫量はバケツ1/3〜1/2位だ。今回の最下段のプランターの収穫量は十分満足のいくものだ。もちろん、今回は初回設定で、2つのプラコンを合わせて最下段を作ったのでその分収穫量が多くなったのかもしれない。
そして、今回の堆肥収穫作業で何よりもうれしかったのは、最初の思惑通り堆肥収穫に要する時間は極めて短く正味5分くらいだった!大成功だ
これまでのプラコンでバケツ1/3の堆肥を収穫するのに30分程要していたのでこの時間短縮は大きい!
収穫量はバケツ1杯と1/4
今回分別した梅の種と3匹のみみず君はこれまでの最上段の餌の上においた。
この段は今日から2段目になる。この段に居る大勢のみみず君たちは餌を食べ飽きた頃から餌の多い新しい最上段プランターに移動していくだろう。

次にこれまでの2段目のプランターを見てみた。重ねるときの側面の隙間のためだろうか?外側の表面がドライになっている。最下段はドライになってなかったのでちょっと不思議だ。
見たところ、こちらの堆肥もほとんど出来上がっているようだが、みみず君はまだ残っている。餌がほとんどないこの段のミミズ君たちが上の段に移動するのは時間の問題だろう。
今日からこのプランターが最下段になる。
2段目のプランター上の段と接触しているところはウェットだが外側の表面が少し乾いていた。重ねたときの側面の隙間のためだろう。餌で満杯になる前に餌やりを止めたのでこのプランター全体のボリュームが少ないことも関係しているかもしれない。表面に見えているみみず君たちは今日にでも上の段に移動するつもりでここに居たのかもしれない。

 そして、堆肥収穫が終わった最下段のプランターは今日から最上段だ。餌を与えながらみみず君たちがこのプランターに移動してくることも待つことになる。
さっそく、里芋の茎、サツマイモのクズや葉や茎、冷凍キクイモを解凍したもの、それにちょっと不安はつきまとうが小さめの冬瓜1個を小さく刻んで入れておいた。

今回のどんぶり型3段重ねのミミズ小屋、初収穫は何の問題もなく最上の結果だった。
これから先こんな感じで小屋のローテーションを続けていけることを期待している。

さて今日はうれしいことがもう一つ。8月末の強風で支柱が倒れその後補修をしたものの、立派なイモが出来るかどうか心配していたツクネ芋を6株ほど収穫した。まだ、全体量の1/4程の収穫だったがイモの出来は上等だった。支柱の補強も効果があったに違いない。
ツクネ芋。掘り出しの時いくつか傷つけてしまう。これくらいはご愛嬌。
一方、こちらは昨日みみず君に嫌われてしまった冬瓜。ミミズ小屋の中でひっそりたたずんでいる(表面が少し乾いた感じになった以外変化なし)。
そこで昨日はみみず君が逃げ出し弱った冬瓜も、1日経った状況で、みみず君を再度そこに置いた場合、やはり元気がなくなるか?2匹だけ入れてチェックすることにした。こんなところでみみず君がダウンするなんてとても信じられないのだが。
この2匹は今日はチェックせず、明日チェックしてみよう。寒波襲来でかなり寒い。みみず君がどこかに潜り込まないと寒さだけでもダウンしそうに見える。
みみず君がそれまで居た環境の寝床を気持ち一緒に入れておいた。