2014年8月31日日曜日

2014年8月のミミズ君&菜園

今月は大型台風11号から全国的な豪雨とその被害は大変なものとなった。
我が家の畑はこれらによる被害が出なかったのは幸いだったが、全国的な日照不足は農家の方々には米や色々な野菜作りに影響が出そうで心配なことだろう。

では今月も予定通り夏野菜の収穫を楽しめた。

カボチャは全盛期は終わったが第2菜園のカボチャがまだ時に収穫出来ている。
そして、長い期間の保存で少し傷み始めたものはミミズ君の特上の餌になっている。

白ズッキーニは盆明けまで少しではあるが収穫出来た。
今は種取りに挑戦中だ。

トマトは順調に収穫出来ていたが、盆明けにほぼ終わった。
一方、ナスの方は、最近まだ収穫出来ている。
スペイン産のナスは若干硬く評判は今ひとつだった。

これまでたくさん収穫出来たキュウリは盆明けに1本収穫して終わった。
ツルムラサキはこの時期の貴重な葉っぱ野菜として益々元気だ。

サツマイモは、蔓が順調に伸びている。
土嚢袋に植えたものは、冬瓜の勢いに負けて苦しい状態のようだ。
ここに見えているのはほとんどが冬瓜。
ここには土嚢袋に植えられたサツマイモがあるはずなのだが。

芽を出すのが遅く、7月初めまではとても小さかった里芋は十分大きくなって一安心だ。



ダストボックスとガラ袋で育てているゴボウは概ね順調に大きくなっている。
こちらはガラ袋で育てているゴボウ。今年も地面に刺さった長いゴボウを収穫出来そう。
トウガラシスプレーの効果などで、昨年よりアブラムシ被害が若干少ない。
ツクネ芋は順調に蔓を伸ばしているようだが、こちらも冬瓜の勢いに押されている。
ツクネ芋の支柱のてっぺん。あくまでもここはツクネ芋の領域。
ツクネ芋のためには冬瓜を切り払うのがいいのだろうが。。。
しかし、見えている元気な冬瓜の蔓葉を全て切り払うのも可愛そう?

その冬瓜は?と言うと、収穫出来る実が畑のあちこちに見えはじめた。
収穫した実で一番大きかったのは、カボチャの空中栽培用の棚に出来ていたもの。
さすがに冬瓜は大きくなる。この実は4.35kgもあった!
採れたての冬瓜には細かなトゲが付いているのでビニール袋に入れて運ぶ。
「冬瓜は強過ぎて困る。イノシシも冬瓜だけは食べない」と嘆いていたおばさんがいた。
私は冬瓜料理は大好きだ。

ピーマン、シシトウ、ヒモトウガラシは順調に収穫出来ていたが、終わりが近づいている。
パプリカは我が家の畑では虫が付き過ぎ。来年は作るのをやめよう。
遅めに植えたオクラは今が盛りだ。

ショウガは昨年よりは少しはいい感じに育っている。

7月にはそれなりの収穫が出来ていたミョウガは8月に入って収穫量は減った。


屋上菜園はゴーヤの収穫がほぼ終わり、全体的に寂しくなっている。
カボチャ撤収後の土嚢袋ではサツマイモが少しづつ蔓を伸ばしている。

畑の端に植えているイチジクは3年目にして大豊作だ。

果樹園の方には梅の収穫のあとほとんど寄っていなかった。
先日久しぶりに寄ってみたら、はそれなりだった。
食べる分は十分収穫出来そうだ。
いくつも成っていた晩白柚は自然落下して2個しか残っていなかった。
その他のミカン類は順調のようだ。
イチジクは雑草に負けてかなり弱っていた。


さて、それでは8月のミミズ君の状況報告だ。
今月もどのミミズ小屋でも堆肥収穫時に赤ちゃんが多かった。餌として以前与えた落ち梅がみみず君に活力を与えてた?とにかく最近まで環境は抜群だった。

今年は冷夏。この8月、どのミミズ小屋も去年のような暑さによる被害は出なかった。

それではいつものようにそれぞれの小屋の様子を簡単に紹介だ。
金子3段8/2下段の堆肥はバケツ2杯+&、きわめて上等。1週間弱前に受け皿部分に逃げていた1000匹余りのみみず君を他のミミズ小屋やこの金子3段の上段に移しておいた。それでも今回も受け皿部分に大人〜子供ミミズ合わせて300くらい?はいた。
下段のみみず君はそのためか若干少なめ。それでも今回の受け皿のミミズと合わせて1500位?はいた。餌はまず種取りをした白ズッキーニ。あとは日々の野菜クズ。
箱3段8/26堆肥まずまず上等、このミミズ小屋を作って3周年。バケツ1杯。受け皿には赤ちゃん〜子供多数200匹くらい?下の段は卵胞は少なくなっているが、赤ちゃん〜子供500匹くらい。大人ミミズは少ない。上の段に移動?分別したミミズ700匹上の段へ、餌はカボチャ、キュウリなど。
バケツ3段8/24下段にはほとんど餌は残っていなかったのにも拘らず600匹くらいの赤ちゃん〜子供ミミズ〜大人ミミズ。受け皿にも200匹。分別したミミズ800匹上の段へ。卵胞は少なかった。餌はカボチャと少量ジャガイモなど。堆肥はバケツ3/4、極めて上等

どんぶり1号8/1 下段にはミミズ赤ちゃん〜子供中心で300、卵胞は少ない、大人ミミズは上段の方に移動良好のようだ。堆肥バケツ2/3。餌は解凍梅&キクイモ。キャベツ葉、ジャガイモ。
どんぶり2号8/3下段のミミズ僅か、卵胞も少ない。堆肥上等バケツ2/3。上段中段には移動した多くのミミズ、餌はジャガイモ、カボチャ。
どんぶり3号8/6まずまずの堆肥。受け皿に300匹、下段には赤ちゃんを含めて300匹、卵胞は減っている。中段、上段にもみみず君は少ない?感じ。餌はトマト、解凍梅、腐れジャガイモ、スペインキャベツ。環境悪化大丈夫だろうか?
どんぶり4号8/19まずまずの堆肥、バケツ1杯。下段の大人ミミズごく僅か、赤ちゃんは200匹以上いる。受け皿に大人〜子供ミミズ200匹くらい。上段、中段にはあまりミミズ君いない感じ。卵胞も少ない。全体のミミズ君の数が少し少なくちょっと心配なミミズ小屋だ。予備小屋から赤ちゃんミミズ200匹追加しておいた。餌は解凍キクイモ梅、ジャガイモ、トマト。

ボックス3段8/25堆肥はバケツ2杯。上等。ミミズは赤ちゃん中心に500匹くらい?受け皿にも100匹くらい。餌はカボチャを大量。チェック翌日上段から脱出ミミズ(+)、上段の温度が少し上がっていた。全体をかき混ぜる。

一方、[観察小屋]では、今おこなっている実験は寿命実験、繁殖実験だ。

54匹寿命実験126ヶ月目(8/1)70%(37匹)、この8ヶ月ミミズ君の減少がない。
50匹寿命実験29ヶ月半目(8/4)50匹(100%)ほとんど大人ミミズだが妊娠ミミズは減り、卵胞は少し減っていた。
35匹寿命実験34ヶ月半(8/2)35匹(100%)、ほぼ大人ミミズ
50匹寿命実験48ヶ月目(8/19)50匹ほぼ大人ミミズ(生存率100%)。卵胞は30個に減少、赤ちゃんは102匹。
40匹寿命実験514ヶ月目(8/18)38匹(95%)、卵胞は全く数えていない。
10匹寿命実験64ヶ月目(8/25)ミミズは大人ミミズ。8匹に減少(生存率80%)
8匹繁殖実験13ヶ月目(8/7)、28匹(3.5倍)、卵胞は少し減る。10個くらい?
2匹繁殖実験23ヶ月目(8/21)21匹(10.5倍)
8匹繁殖実験3(8/2)8匹がなんと赤ちゃん〜子供が52匹も増えて60匹(7、5倍)。特に産まれたての極めて小さい赤ちゃんが多いので、環境悪化に注意。卵胞は極端に減り2個になっていた。


赤ちゃんミミズを中心に入れた予備小屋が2個あったのを1個にまとめた。恐らく1000匹以上のミミズ君が居る。

2014年8月30日土曜日

白ズッキーニの種取り第2弾のことを考えていたら、今年のフットボール型カボチャが出来た理由が分かった。それは交雑(crossing)。

白ズッキーニの種取り第1弾が失敗に終わったことは先日報告した。
採種した時は中が詰まっている感じでこれなら使えそうだと思っていた。
2週間程してみて見ると上の写真のようにペラペラ。
明らかに採種した時期が早過ぎて、未熟な種だったのだ。


下の写真手前の黄色味がかったズッキーニはその失敗したものと同じ時期に畑にあったものだ。
手前の黄色味がかったズッキーニで種取り第2弾を何時やろうか?と考えていた。
このズッキーニは畑で取り残しの状態で見つけて2ヶ月が経っている。
同じ時期に出来ていたズッキーニの種取りに失敗したのは8月2日だ。
そろそろ種取りしても、いいんじゃなかろうか?

もしダメなら、一緒に写っている1本を入れてあと3本、種取り用のズッキーニを残している。
これらのズッキーニは上の黄色味がかったものより2週間くらい遅れて畑に現れたものだ。
黄色味がかったズッキーニの種取りが、今の時期でもまだ早すぎるのなら、あとの3個をとことん腐れ始めた時期に種取りすればいいかもしれない。




とは言え、今日種取りをするのがちょっと不安になったのでズッキーニの種取りに付いてネットで調べてみた。
白ズッキーニの種取りの記事はなかったが、通常ののズッキーニの種取りに付いての記事を見つけた。

そこに出ていたのは
1)別の品種のズッキーニやウリ科の野菜がハチの行動範囲に植えてある可能性がある場合、交雑(crossing)が起こること。
2)畑で実が腐れるくらいまで十分置いて収穫すること
3)種取りする苗は収穫する苗とは別に種取り専用にするのがよいこと
4)大きな畑で同じ種類のズッキーニのみをたくさん植えているところで種を収穫するのがよいこと
など。

そこで、我が家の白ズッキーニの種取り操作に照らし合わせてみた。

3)についてはもう遅い。
種取り用に残した白ズッキーニは単純に収穫漏れの実だ。
確かに大きな種取り用のズッキーニが出来てから後は、その付近ではズッキーニがあまり収穫出来なかったように記憶している。栄養が種取りのズッキーニに持っていかれたのだろう

2)については雨の多い九州では畑に置きっ放しだと早く腐れる。
6月の終わりに畑に置いたままで見ていこうと思っていた3個のズッキーニのうち1個は畑の上で腐れた。その実の中にはその時点でペラペラの種しか出来ていなかった。
残り2個のズッキーニのうち茎が腐れ始めた1個を家に持ち帰った。10日くらい置いていただろうか?腐り始めたので種取りをしてみたが、少しは取れたと思った種も乾かしてみるとペラペラだった。(先日報告した失敗した種取り第1弾)。
その後最後に残していた1個も茎が腐れ始めたので家に持ち帰った。それが上の写真の黄色味がかったズッキーニなのだ。
その後、また収穫忘れの3個の白ズッキーニを種取り用に残すことにして、畑に茎が腐れるまでは置いていた。
それらも盆明けに持ち帰ったのだが、その中の1個が上の写真の白っぽい方だ。
ちなみにその重さは2.6kg、長さは31cmだった。
これだけの大きさがあれば立派な種が出来るような気がするのだが。
只、色から判断すると種取りにはまだ早そうだ。
さて、4)については我が家では永久に不可能だ。

また、1)交雑(crossing)の可能性については非常に微妙だ。
今回の白ズッキーニ、広い土地に3本植えていたが別に通常の緑色ズッキーニが1本あった。そちらの方は、細々と育っていたので交雑はないような気がするのだが。もちろん交雑が起こった可能性はある。
同じ畑のすこし離れた場所にはカボチャの花がたくさん咲いていた。
もちろんズッキーニはカボチャの仲間なので交雑が起こった可能性は十分ある。

ということで、白ズッキーニが出来ると思って、来年種を植えたら新しい品種のズッキーニが出来るなんてこともあるのかもしれない。

そんなことを考えていたら、どうしても解せなかったえびすカボチャの種しか植えてないはずなのに。。。。フットボール型のカボチャが出来た理由 が分かった。
これまで、見たことのないフットボール型のカボチャ。
これは「交雑(crossing)」のなせる技に違いない。
このカボチャが予想を超えて美味しかった。

これはどこか近くの畑の別の品種と交雑が起こった結果だったのだ。
このカボチャが美味しかったので来年植えようと種を取っている。
これがフットボール型のカボチャの切断面

種の感じは立派。
しかし、この種もさらに交雑が起こっているかもしれない。
果たして、これらの種から同じようなフットボール型のおいしいカボチャは出来るだろうか?

2014年8月29日金曜日

久しぶりの果樹園は雑草園。はたしてイチジクは?富有柿は?晩白柚は?。

数日前、畑の側のイチジクのことをブログに書いたら、果樹園に植えているイチジクのことが気になってきた。
果樹園には、元々2本のイチジクがあり、2本ともここ数年カミキリムシの被害に遭っている。そのうち1本は台風のとき倒れて何とか手を入れて再生させた。
さらに、この果樹園には昨年は挿し芽から育てて植えた1本もある。
枯れていなければ一応3本のイチジクの木があるはずだ。

先日より畑の側のイチジクの収穫が始まっているので、果樹園の方も木が元気ならそろそろ収穫出来るかもしれない。

毎年この時期の果樹園は、暑いのと、雑草がはびこっているため滅多に立ち寄らない。
只、昨日今日のように小雨がパラつく位の天気なら全く抵抗がない。
体を動かさなければ寒いくらいだ。
イチジク以外にも、昨年ダメだった富有柿、そしてまだ一度も収穫したことがない晩白柚が5月末〜6月初めの梅ちぎりの時期には実を付けていた。
こちらもどうなっているか気になるので確認をしておきたい。

さて、雑草をガッシャン(刈り込み鋏のことをこう呼んでいる)で切り、道を作っていたら、近くの雑草が3m程の範囲きれいに掘り起こされているところがあった。
この辺は葛の根が芋のようになっているものがゴロゴロしている。
イノシシはそれを食べているのだろうか?
ミミズを食べているのではなさそうだ。

これはイノシシの仕業だ。イノシシのパワーは凄い。大きな岩も飛ばしている。
山仕事の最中、こんなイノシシに出会うのにはごめん被りたい。

富有柿をちょっと離れたところから見てみた。
以前見た時は実を一杯付けていたので、そのうち少し摘果しておいた方がいいかも?
と思っていたがそこまでの豊作ではなさそうだ。
所々に4〜5cmの実が見える。だが鈴なりという感じではない。
この状態なら摘果作業は必要なさそうだ。
晩白柚の方はというと2個程実が残っていた
こちらはよほどのことがない限り、この冬初収穫となりそうだ。

さて、気になっていたイチジクだが、伸び始めたセイタカアワダチソウが行く手を邪魔してなかなか姿が見えない。果樹園というより雑草園だ。
この向こうにイチジクの木があるはずなのだが。。。
それでもガッシャンで通れるだけの道を作り、イチジクの木にたどり着いた。
2本の木ともに、所々に実を付けてはいるが、とても食べれる感じではない
果樹園も手が届かないとひと夏でこうなってしまう。
しかし、この状態でもなかなか枯れないのがイチジクの生命力の凄さだ。
太い枝の下の方を見てみると、新鮮な木屑がいっぱい。

これは、カミキリムシの幼虫の仕業だ。
やはり今年も2本のイチジクは雑草とカミキリムシに傷めてけられているようだ。

ところで、昨年挿し芽から育てた1本を植えていた苗はどうなっただろうか?
周りの雑草を払うと、比較的元気だ。
こちらは若い木でまだカミキリムシがやってきた気配がない。
管理さえよければ、あと1〜2年で立派な実を付けそうだ。
どうやら、果樹園のイチジクは老木2本に手を入れるより、若い苗をしっかり管理した方が良さそうだ。

2014年8月28日木曜日

秋ジャガ(デストロイヤー)植え付け第1弾

我が家で育てるジャガイモのメイン品種は「デストロイヤー」だ。
このジャガイモ、顔つきも面白いのだが、味もいい。
これは今年6月に収穫したデストロイヤー。
美味しい上にこの顔つきなので、収穫は楽しい。

そして、6月に収穫したジャガイモをこの時期も食べているのだが、味の方はほとんど落ちていない。
ただ、保存している芋の多くから芽が出始めている。
1カ所にまとめて保存すると腐れ芋が出たときの伝染が怖い。
そこで、収穫した芋は3カ所に分けて保存している。
この夏余り暑くならなかったためか、腐れる芋はほとんど出なかった。


そう、この時期はもう秋ジャガを植えていい時期なのだ。
特に今年は地面の温度もそんなに上がっていないので、植えた種芋が煮えてしまうなんてこともないだろう。

ということで、昨日は秋ジャガ植えの第1弾をおこなった。
用意した畝は、先日までズッキーニを植えていた第1菜園の畝だ。
 たっぷりミミズ堆肥などを加え、種芋15個分の植え場所が出来た。
そこで、大小大きさは色々だが、芽の出たデストロイヤーを15個集めてみた。
秋ジャガ用の種芋はどなたも切らずに植えるらしい。
種芋は小さめのものでよいとのことなのだが実際はどうだろう?
どう見ても、大きい芋の方が立派な苗が育ちそうな気がする。
ということで、デストロイヤーの植え付け第1弾は終わった。
昨年の秋ジャガの収穫では小振りなものが多かった。
はたして今年はどんな芋が出来るだろうか?

今後のジャガイモの植え付け予定は、第1菜園と第2菜園にあと1カ所づつを考えている。植え場所を確保するために収穫がほぼ終わったトマトなども近いうちに撤収しよう。
さあ、これからの秋ジャガの発芽、そして成長が楽しみになってくる。

2014年8月27日水曜日

3年目のイチジク、その勢いが凄い。

小さな苗を植えて、今年の4月で3年目を迎えた畑の側のイチジク

今年の冬はまだこんなに細く、小さかった。

ところが、この春からこのイチジクの苗は急成長を始めた。
あっという間に、苗から木に変身だ。
上の写真から半年ちょっとでここまで成長したイチジク。凄い勢いだ!
手前の黄色い水タンクもそのうちイチジクの枝葉に隠れて見えなくなりそうだ。

そして、切っても切っても伸びてくるイチジクの枝。
枝が伸び、ゴボウを植えているダストボックスが完全にイチジクの陰になっていたので、日が当たるように60cm程ダストボックスを手前にずらした。
手前にあるのは日が当たるようにずらしたダストボックス。ここにはゴボウを植えている。
写真の右側は駐車スペースで人の通り道になる。
そこに伸びてきた枝は邪魔になるのでその都度切っている
上から見るとこんな感じ。
そのうち上方に伸びる枝も切らなくてはいけないだろう。
そこに実が成っても手が届かなくなりそうだ。

そして、一つ一つの枝を見てみると、どの枝にもイチジクが一杯成っている。

駐車場の横にあるので、とり忘れはないと思っていたが、食べきれない程実がなっているので、葉の陰にある実などは収穫のタイミングを逃してしまう。これらの実はミミズの餌になっている。
イチジクはミミズ君の餌としては、美味しいみたいだ。しかし発酵し易いので要注意。
ミミズ君に与える時は一度に大量に与えないようにしないといけない。

一方、イチジクが十二分に茂ったので、その木の下には立派な日陰部分が出来た。
それを見越して、昨年末にはここの一部にミョウガを植え、この夏はそれなりの収穫が出来た。
このイチジクの勢いでミョウガを植えたところ以外にも、広い日陰部分が出来た。
もう少し涼しくなったら、ここで椎茸栽培に挑戦してみようと思っている。

2014年8月26日火曜日

箱形3段ミミズ小屋、最初の設置時から2年が経った。堆肥収穫風景を見ながらこの小屋の欠点利点を再考してみよう。

この箱形3段のミミズ小屋を設置したのは2年前の8月27日のことだ。
すなわち、今日は設置から2周年目なのだ。

最初設置時に、この小屋の利点として考えたことと、実際の結果はどうだったろうか?
1)接触面を広いのでみみず君がスムースに移動する(下の段のみみず君リッチな堆肥が、餌を加えていく上の段と広い面でしっかり密着し、みみず君の通れる穴も大きい)→明らかに金子3段よりはみみず君の上方への移動は良好だった。
2)餌のやり易さ(常に上の段に餌を加える。カバーを外したらすぐ餌をやれる形)→これは金子3段など現在我が家にあるミミズ小屋は皆同じ。この小屋の場合堆肥収穫時に一度に多くの餌を上段に入れている。つまり、この利点は何の意味もなさなかった。もちろん金子3段のように日々の餌を上段に追加することも可能なのでその時は利点になるだろう。 
3)堆肥の収穫し易さ(3段重ねのため、最上段が餌で一杯になった頃には堆肥を収穫する最下段にはみみず君がほとんど残っていないことを期待。)→実際、堆肥収穫時にミミズ君が上段の方にほとんど移動していることもあったが、そのとき与えた餌の種類によっては、堆肥収穫時に結構ミミズ君が下段に残っていた
4)長い期間継続出来ること(最下段の容器から堆肥を収穫したらその容器が最上段にくる、その繰り返し)→この2年間月1回のペースで堆肥収穫が出来た。
2年前設定時は3段重ねのこんなきれいな箱だった。


一方、最初欠点として考えたことと、実際の結果はどうだったろうか?
1)ミズアブなどの虫が入り易い形状でランドリーネットではサイズ不足だった。→新たに100円ショップで座布団収納袋を購入しカバーしたら全く問題なかった
座布団収納袋はランドリーネット程の耐久性がない。
そのため、年1〜2回新しいものに取り替えている。
しかし、現在全てのどんぶり3段もこの座布団収納袋で虫予防をしている。
2)容器とガムテープの僅かな隙間にミミズ君が入り込む?→実際数匹の入り込みはあったがそのまま外に逃げ出すものはなかったので問題なしだ。
3)ガムテープの耐久性。→もう2年目だが一度も取り替えていない。ガムテープ、意外な程強いのだ。


さて、これらの点をふまえてこの箱形3段ミミズ小屋の堆肥収穫風景を紹介しよう。
そういえば、これまでどんぶり3段や金子3段、ボックス3段などはその堆肥収穫風景をこのブログで紹介したことがあったような気がする。
しかし、バケツ3段や箱形3段はその構造などは紹介したことはあるが堆肥収穫風景を紹介したことはなかった。

今日はこの箱形3段ミミズ小屋の記念すべき2周年ということで、みみず君の餌にはミミズ君の大好物を用意した。
私が知る限り、みみず君の餌として最上級なのがカボチャだ。
ミミズ君の成長によいだけでなく、堆肥ががウェットになりにくい。
もちろんこれらのカボチャはかなり前に我が家で収穫し、食べきれずに少し傷み始めたものだ。

こちらが、今の箱3段ミミズ小屋を囲っている座布団収納袋。
 チャックを開けてみると、前回投与した餌のなかでジャガイモだけが食べられずに残っている。
というか、あたかも種芋を土に植えた時のように、小さく刻んで与えたジャガイモにもしっかりとした芽と根が伸びている。

これはミミズ堆肥の発芽作用の強さによるものだ。
ミミズに与えた餌は、ともするとこのように芽や根を出してくる。
それらのジャガイモを少しひっくり返して見るとミミズ君が何匹も見える。
この段にいるミミズは大人ミミズが多いようだ。
ジャガイモは、食べられずに残り易い餌の筆頭だ。
上段の堆肥は茶色のココ繊維の色が残り半熟だ。
上段の堆肥はまだ半熟で、ココ繊維の茶色い色が少し残っているが、もちろん収穫する下段の堆肥は色も黒ずんでくる。
下の写真は下段から収穫した堆肥。堆肥の出来としてはまずまずといった感じだ。
残った餌やみみず君を分別して収穫した堆肥はバケツに2/3くらい。


さて、このミミズ小屋で当初問題に思っていた点を再考してみよう。
ガムテープの耐久性については、下の写真の様に2年経ってもまだ問題はなさそうだ。
ガムテープと耐久性は私の予想をはるかに超えた。
容器とガムテープの間の隙間もこんな感じ。特に問題はない。
これまでも容器とガムテープの間にミミズ君が挟まっていることはよくあった。
しかし、ここから小屋の外に逃げ出して干涸びてしまうミミズ君はほとんどいないようだ。

当初問題にしていなかったが、これまでの堆肥収穫で問題になった点としては、液肥溜めに液肥が多く溜まった時に下段がその液肥に浸かってびしょびしょ状態になったことが挙げられる。
別に、下段がビショビショになったからと言って、そこにいるミミズ君が元気をなくすようなことはなかったのだが、ビショビショ堆肥では堆肥収穫時にミミズ君を分別するのが大変だ。
そこで、液肥溜めの中に下段が深く重ならないように皿を敷いたのだ。

こちらが今回堆肥分別時の下段だが、今日ははここには液肥は溜まっていなかった。
もちろん、与えた餌の種類によってはここに液肥がたっぷり溜まるのだ。
液肥が溜まる可能性がある受け皿容器。
真ん中に2つの丸いものがうっすら見えている。これは小皿をひっくり返したものだ。

この液肥溜め容器には、落ちてきた堆肥と僅かなシャガイモ、そして多くの赤ちゃんミミズがみられた。

そして、下の写真がその2枚の小皿を外したところだ。
もし、液肥がこの小皿が置いている高さまで溜まったとする。
それでも、小皿の上に重ねた下段がその液肥に浸かることはないのだ。
さて、今日の作業だが、下段や受け皿にいたみみず君約600匹を今日の餌(大量のカボチャ)と一緒に上段に入れて置いた。
今日上段に移したミミズはほとんどが赤ちゃんミミズだった。
赤ちゃんミミズの方が大人ミミズより上の段への移動が下手なのでよく下段や液肥溜めに残っているのだ。

そして、下の写真が全ての行程が終わったあとの上段の様子
新たに入れたココ繊維はこんな茶色い色をしているのだ。
上段に餌とミミズを入れ終わった時は新しいココ繊維の色でこんな茶色をしているのだ。
これが1ヶ月、2ヶ月と経つうちにだんだん黒い完熟堆肥に変わっていくのだ。

さあ、このミミズ小屋も3年目に突入だ。
最初考えたこのミミズ小屋の利点はほぼ予想通り、欠点は気にする程のことはなかった。
ということで、これからもこの小屋のみみず君には元気に頑張ってもらって多くの堆肥を作ってもらおう。


2014年8月25日月曜日

小さな瓶で見ているシマミミズ10匹の寿命実験4ヶ月目、みみず君は8匹(80%)に減少。その原因は?

小さなガラス瓶の中でミミズ君が通常の観察小屋と同じように生きていけるのかをチェックしているこの実験。

大きさ的には狭いといっても、たった10匹なら何とか生活していけるのではと考えておこなっている実験だ。
しかし、これまでの経験から暑い日が続くと、小さな観察小屋、特に液肥の排水の出来ない瓶の場合、その影響が出てきそうな気がする。

4月26日産まれたと仮定した10匹でこの実験をおこなっているのだが、先月(3ヶ月目)のチェックまでは1匹の減少もなくみみず君ももうすぐ大人という大きさまで成長していた。

そこで先月もガラス瓶の中がウェットになり過ぎないように注意して、餌やドライ気味のココ繊維を入れておいた。

さて今日(4ヶ月目)の結果はどうだったろうか?
下の写真右がその小さな観察小屋、左は今回与える餌(カボチャ)とココ繊維。
 観察小屋を横から見ると元気そうなピンク色のミミズ君が見える。
環境はウェットというより、少しドライ気味のようだ。
実際、瓶の中を見てみると。上1/3がほぼ乾燥していた。
これまで環境がウェットになり過ぎて心配したことがあるこの観察小屋。
今回は逆にドライ過ぎ。狭い瓶の中での適切な環境作りはなかなか難しいようだ。
 そして、そのややドライ気味の内容からみみず君を取り出してみた。
まだ、4ヶ月目ということで、当然10匹元気にしていると思いきや、何と8匹に減少していた。
まだ4ヶ月目なのにミミズ君が減少!10匹が8匹になっていたのだ。
みみず君の状態は?と言うと、一応8匹は元気。
しかし8匹のミミズは、ほぼ大人ミミズになっていると考えられるが、妊娠ミミズは1匹もいなかった。
もちろん、卵胞はなかった。

ということで、小さな瓶で見ているシマミミズ10匹の寿命実験4ヶ月目、みみず君は8匹(80%)に減少。

さて、この時期にミミズ君が減少した原因だが、
やはり、狭いという因子が、ミミズ君が生きていくのに何らかの不都合を生じさせたのだろうか?いや、10匹という数ならこの狭い空間であっても問題ないだろう。
また、夏とは言え今年のこれまでの暑さはミミズ君がダウンする程ではないと思っている。
今回、観察小屋を見た感じでは環境がかなりドライなのが気になった。
もしかしたら、ミミズ君が減ったのは環境がドライになり過ぎたのが原因かもしれない

そこで、一番上の写真にある今回与える餌(カボチャ)とココ繊維にはあとで少しだけ水を加えておいた。

2014年8月24日日曜日

スペイン産ナス、どうしたんだろう?土嚢袋に植えていた1本が枯れかけている。

スペイン産のナスは3本植えている。
1本は畝、1本は畑の側の土嚢袋、そしてもう1本は屋上の土嚢袋。

畝の方は3週間前頃から少しづつではあるが収穫出来ている。
こちらは初収穫して喜んでいた頃のナス。
下に写っているのは出来損ないの小さな長ナス。

そんな中、土嚢袋に植えたスペイン産ナスも、もうすぐ収穫だろうと思っていた。
するとどうしたことだろう。
そのナスが落ちていた。
色も変わり、落ちてからもう数日経っている感じだ。
この状態は、もう落ちてから何日も経っているようだ。

そして、このナスの苗を見てみると、苗自体がかなり弱っている。
もしかしたら、このまま枯れてしまうかもしれない。
実だけでなくかなりの葉も落ち一部の葉は枯れている。
ここまで弱った原因は何なのだろう?
ここのところ続いた雨だろうか?
茎にはカメムシが何匹もいた。しかし、彼らが原因かどうかは定かではない。
一応、私がおこなっているカメムシ予防(1匹を潰して強烈なニオイをそこに漂わせると他のカメムシが危険を察して寄ってこない?)をおこなっておいた。

弱ったナスの苗の茎には数匹のカメムシの姿があった。


念のため、屋上の土嚢袋の苗も見に行ったが、こちらはまだ食べれる程の実は付けていないものの、カメムシの姿もなく今のところ問題なさそうだ。
こちらは屋上土嚢袋に植えているナス。
花はしっかり付いているし、葉も健康そうだ。
そのうち実を付けてくるに違いない。

そして、畝に植えた1本の苗は相変わらず元気で、少しづつ収穫出来ている。
こちらは畝に植えて3週間前から少しづつ収穫を続けているナス。
このナスは若干硬めで、焼きナスには向かないが、煮物などには向いている。

初めて育てるこの種類のナス。
先日のドイツやスイスの旅行の際はどこのスーパーでも見かけた。
下の写真はフランクフルトのスーパーの野菜売り場。
ここでは色々な野菜が売られているが、ナスに関してはこのタイプのナスだけが売られていた。ナスのことを英語ではegg plantというがこの形を見れば納得だ。

このナスの種、まだたくさん残っている。
来年をこのナスを育てようと思っているので、そのためにもうまくいかない時の原因はしっかり掴んでおきたいものだ。