2017年6月30日金曜日

2017年6月の菜園&シマミミズ。

さて、6月に入ったら、菜園では夏野菜の収穫が忙しくなった。

6月の我が家の野菜と言ったら、まずはズッキーニ
今年は、前半雨が少なかったこともあり、例年以上の収穫が続いた。
我が家で初めて育てた、長〜いズッキーニの収穫の日には少し興奮した。
長さは1m10cmもあった。
味も予想以上。
今年は特に、黄緑ズッキーニの収穫量が凄かった。
中旬は毎日のように、こんな感じでズッキーニが収穫できた。
料理する方も、煮たり焼いたりスープにしたりと、毎日毎日大変だったようだ。

収穫の方はできるだけ取り忘れがないようににしているつもりだったが、どうしても取り忘れが出てくる。
これらは、収穫しても食べれないのでミミズくんの餌にしているのだが、一部は種取りように畑に置いたままにしている。
そんな取り忘れのズッキーニのいくつかは、種取り用にそのままにしている。

カボチャの収穫も順調だ。
最盛期は来月の初旬から中旬だろう。
下旬には、この大きさのカボチャが取れた。
今年も来月に入ったら、3kg超えのカボチャに会えるかもしれない。

期待のデストロイヤーは、9割以上の収穫が終了。
最近収穫した芋は蟻被害などは若干増えているが、やや小さめの種芋で育てたのに、予想以上の大きな芋が収穫できた。
笹竹を片付けて新たに作った畝は、土の状態など全く問題なかったようだ。
今のところ、この芋がデストロイヤー賞の最有力候補。

ゴボウ栽培は、いつものビニール袋やダストボックスで育てているゴボウの苗は順調。
こんな元気なゴボウでも、最近はアブラムシがかなり付いている。
しかし、初めて挑戦した波板栽培はダメだった。
先月末から今月中旬にかけての水不足がこたえたようだった。

トウモロコシは、まずまず順調に収穫できた。
何と言っても、甘くて美味しかった!
時間差で収穫しているので、7月中旬近くまで収穫ができそうだ。
これまで、虫被害が少なかったのは、伸びた雄しべを早めに切り取った効果があったものと思われる。
それでも、最近はアワノメイガの幼虫被害が増えつつある。
中には、実の中で蛹になったものもあった。

葉っぱ野菜では、4月に種まきしたリーフチコリー、サニーレタス、ツルムラサキなどが順調に食べれた。

ナス、シシトウ、ピーマン、キュウリなどの種から育てた夏野菜も、極めて順調な収穫だった

ゴーヤもたくさん花が咲いているので、来月中旬頃から収穫が始まりそうだ。
今年は、蔓野菜専用の畝で育てている。
これまで、この畝ではインゲンなどの豆類やキュウリを順調に収穫。

果樹園では、今年も大梅が大豊作で、今月初めの収穫。
今は、しっかり出てきた梅酢に、いい感じで浸かり、塩揉みした紫蘇を待っている状態だ。
紫蘇の方も順調に育っている。
来週水曜に収穫予定だ。

ところで、最近の畝には、2月から作ってきたEMボカシをどしどし使っている。
今のところ、使った印象は極めていい。


それでは、定例の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
今月のミミズ君の状態は、観察小屋も、ミミズ小屋の方も上等。

マンションの踊り場に置いている2個のミミズ小屋。
金子3段6/8堆肥はバケツに1杯。ミミズ君は下段に800匹。餌はまだ少し残って居た。立派な大人と赤ちゃんが中心、卵もそれなり。受け皿には0匹。上、中段のミミズ君たちも元気そうだった。餌は日々出る野菜屑、この時期は最初に解凍梅をたくさん入れた。
箱3段6/20堆肥まずまず、バケツ2/3杯。下の段には20匹。ほとんどのミミズ君は中段より上に移動していた。下皿には数匹が降りていた。新しい上段には餌としてズッキーニをたくさん入れたが、ミミズ君が全くいないのはかわいそうと思い、予備小屋に先日分別していた250匹の赤ちゃんミミズを上段に加えておいた。一緒に上段に入れておいた。

畑の側の3個のミミズ小屋。
どんぶり1号6/9堆肥は黒々として上等バケツ1杯。下段には大人中心約500匹、受け皿には30匹、液肥は少量。中段上段にもミミズ君が多い。餌は多量の解凍梅。
どんぶり2号6/19下段にミミズ200匹、中段、上段にもそれなりに移動しているようだ。堆肥はまずまずバケツ2/3杯。餌は解凍梅とズッキーニ。
ボックス3段6/26堆肥は上等、バケツ1杯。下段には大人中心に約1000匹。受け皿には大人約30匹。解凍梅、ブロッコリーの葉。ジャガイモのクズ。

次に、[観察小屋の現況報告]だ。
今行っている実験は、2個の寿命実験と久しぶりにミミズくんの餌実験「米ヌカ」。
米ヌカはやはりミミズくんの餌には向いていなかった。
35匹寿命実験338ヶ月半目6/15、8匹(生存率22%)で変わらず。
50匹寿命実験442ヶ月目6/24ミミズ君は17匹(生存率34%)で変わらず。
ミミズくんの餌実験「米ヌカ」6/29ミミズくん20匹は全滅、米ぬかは発酵が終わったのか、いい感じのボカシ肥料みたいになっていた。恐らく発酵が起こった時にミミズくんは死んでしまったものも思われる。

2017年6月29日木曜日

UFO型ズッキーニの初収穫。シマミミズの餌実験:米ぬか、2ヶ月目。結果は不適。デストロイヤー後半戦で今年最重量の500g出現。

こちらは、今日収穫したデストロイヤー
いかにもデストロイヤーらしい顔つき
この芋は当然デストロイヤー賞にノミネートされている。
このデストロイヤー重さを測ってみたら、今年収穫した中で一番重かった。
重さが500gもあったのだ。
これまでの重さ記録は、2年前に記録した550g。
あと一歩。惜しかった!

後半戦の収穫も終わりに近づき、楽しかったデストロイヤーの収穫も来月初めには終わりそうだ。


さて、昨年初めて育てたUFO型ズッキーニ
もちろん食べれるのだが、オブジェとしても楽しめるUFO型ズッキーニ。

実は、我が家に色々育てているズッキーニの中で、形からしても料理しにくく、味の方も一番評判が悪かった
それで、私自身の気合いが入らなかったのが、種に伝わったのか?
今年もいくつか種は蒔いたのだが、発芽率が非常に悪く、育った苗は僅かに2本。
それも、育ちが遅く、他のズッキーニが終わりかけているこの時期になって、やっと実をつけ始めた。

今年は、他の種類の美味しいズッキーニがまだまだ収穫できているので、食用に収穫するのは数個にとどめて、少し大きく育てた後に、形を楽しむ置物用にしよう
来年から無くなってしまうのも寂しいので、1個は種取り用にするつもりだ。


ところで、シマミミズの餌実験として『米ぬか』をチェックしていた。
1ヶ月目には、最初に投入したミミズ君20匹は生きていたが、妊娠ミミズもいないし、米ぬかを食べた形跡もほとんどなかった。

で、今日は2ヶ月目のチェックなのだが。。
米ぬかは一度発酵を起こしたのだろうか?
内容は、ボカシ肥料状態になっていた。
そして、観察小屋の中にはシマミミズは1匹も残っていなかったのだ。
シマミミズの餌として、米ぬかは不適なことが分かった。
寒い冬に、小屋の中を温めるために入れるとしても、ごく少量にとどめておいた方がよさそうだ。

2017年6月28日水曜日

ヤマモモの実が色付き始め、さっそくヤマモモ酒。この時期の葉っぱ野菜。

この時期、我が家のすぐ側にあるヤマモモの木には、いっぱい実が成っている。
カラスしか食べないので、ほとんどの実は落ちてしまう。
この実をカラスだけに食べさせるのは勿体ないと、2年前から実を摘んで帰り、ヤマモモ酒を作っている。
で、今日もこれくらい頂いて帰った。
家に持ち帰ると、洗って早さっそくヤマモモ酒作りだ。
適当に氷砂糖を入れた。
焼酎と氷砂糖を入れた瞬間は、まだ焼酎は透明。

わずか2時間後には、氷砂糖は溶け、ヤマモモは上の方に浮上。
焼酎は綺麗なピンク色に染まり始めた。
今年も美味しいヤマモモ酒が飲めるはずだ。


さて、夏野菜が佳境に入っているこの時期、葉っぱ野菜の方も元気なので、今朝の雨に濡れた野菜を紹介。
こちらはサニーレタス

こちらは、ツルムラサキの自然発生苗。
小さい苗が集まっていたので、抜かずに置いていた。
蔓植物専用の畝にも以前3本移植して、そちらはもっと大きく育っている。

こんな感じの青シソが、畝の近くに6本ほど。
帰りしな、使う分だけを摘んで帰っている。
これらも全て、自然発生苗だ。

Beetrootは太くなった根だけでなく、葉っぱも美味しく食べれる。
こちらの葉は、根を収穫するときに一緒に持ち帰っている。

こちらはぐんぐん大きくなり、トウが立ち始めたリーフチコリー
今年4月にタネを蒔いた苗だが、早く収穫しなければ。。。
秋にタネを蒔いたものは、1ヶ月ほど前から花が咲いている。
この時期の葉っぱ野菜は、そんなにたくさん作っていないのだが、この時期食べる野菜が多すぎて、食べる方が少し追いついていない状況だ。
ところで、この梅雨の雨、明日降った後は、しばらく降らないとの予想が出ていた。
ただただ、夏の水不足にならないことを祈っておこう。

2017年6月27日火曜日

トマトの収穫が始まり、かなりの夏野菜が揃い組。長〜いズッキーニはとても美味しかった。

こちらは頂いた花。
梅雨の鬱陶しい時期に、香りも心地よい。

こちらは、今日の収穫野菜。
トマトも加わり、種から育てた夏野菜がかなり揃ってきた。
トマトが初めてお目見えだ。
これらの夏野菜は、今年はすべて種から育てた。
先日からピーマンの収穫は始まっていた。
ジャンボシシトウイタリアンピーマンも順調に収穫できている。
ジャンボシシトウとイタリアンピーマンは形も大きさもそっくり。
この苗が、どちらの苗か分からなくなった。
ナスは、今日5本も収穫できた。
ナスは中長ナスを育てている。
なかなか美味しい。
そして、まだ収穫できていなかった夏野菜の本命、トマトがやっと仲間に加わった。
こちらが今日収穫したトマト。
夏野菜の中で、トマトの苗だけが数本枯れて、十分量収穫できるか?の状態だ。
この時期になり、カボチャも大きなものが採れ始めた。
今日収穫したカボチャは今年最重量、2.65kgあった。
収穫できる夏野菜が、日々増えてきて、これからしばらくは野菜リッチな生活が続きそうだ。


ところで、昨日収穫した長〜いズッキーニを食べた印象。
我が家では、夏以降冬瓜料理が時にお目見えするが、それと全く同じように、鶏肉と一緒に煮込んでもらったが、冬瓜そっくりであっさり味。
で、冬瓜より少しコクがあって、とても美味しかった。
この美味しさは、見た目からの予想をはるかに超えていた。
半分をカットして料理に使う予定が、ボリュームがあり1/4カットで十分量。
皮を剥き、中の種を外して料理するときの印象も、冬瓜そっくりだったとのこと。
一部の種を側に置いているが、すごい量の種が入っていたようだ。
もちろん、種はまだ使える状態ではなかったが、こんな実をあと1ヶ月くらい畑で放置していたら十分種取りもできそうだ。
美味しかったので、来年も育てたい、この長〜いズッキーニ。
今年は、一つは種取り用に残すつもりだ。

2017年6月26日月曜日

長〜いズッキーニの初収穫、その長さは何と1m10cm。それにしても本当に食べれるのかな?

こちらが、今日収穫して帰った長〜いズッキーニ
長さを測ったら、1m10cmもあった。
こちらが、収穫前の風景。
一番成長の早い苗には、3本の長いズッキーニが出来ていた。
今日は、その中でも一番長い1本を収穫だ。

手に持ってみると、ずっしり重く、重さを測ってみたら3100gあった。
下に置いた容器の重さ550gを引いて、このズッキーニは3.1kg。


このズッキーニ、アメリカではCucuzza squash、Sicilian squashなどと呼ばれ、
イタリアでは、Zukka Lunga、Zucckina Lunga、Zucchetta da pergolaなどと呼ばれている。
育て方は、我が菜園のように地に這わせても良いのだが、多くの方はヒョウタンやヘチマのように支柱を立てて育てているようだ。
確かにそうした方が、実はまっすぐ育つようだ。

この長いズッキーニの収穫の様子をいくつかのyou tubeで見たのだが、収穫する人の顔は皆一様に笑顔が溢れていた。
それほどに、この長〜いズッキーニは収穫時のインパクトが強いのだ。
私も、収穫した後、思わず出会った人々に見せて回った。


このズッキーニ、太さも測ってみたのだが、太いところで9cm弱
細いところで、4.5cmほどだった。

ただ、これらの写真を見ての通り、表面はかなり硬そうだ。
そして、表面の状態はヒョウタンそっくりなのだ。
こちらは、5年前に育てたヒョウタン。
成っている時のひょうたんの表面は、このズッキーニそっくりだった。
それもそのはず、この長ズッキーニの種は他のズッキーニの種とは全く違い、ひょうたんの種とそっくり。
こちらは、5年前収穫した上の写真のヒョウタンから取り出した種
そしてこちらが、この春蒔いた長ズッキーニの種だ。
長ズッキーニとヒョウタン。
形は違うが、種や皮の状態を見る限り、間違いなく近縁種だ。

聞くところによると、ヒョウタンの果肉には毒性があって食べれないらしい。
ヒョウタンの近縁種と考えられる、この長〜いズッキーニは、本当に食べれるのかな?

調べてみると、イタリアやアメリカではトマトなどと一緒に煮込み料理にすることが多いとのこと。
日本人で、食べた人の感想では、冬瓜に似ているとのこと。

明日は、おそらく食卓に乗るだろうこの長ズッキーニ。
どうやら家人は、冬瓜と同じようなしょうゆ味の煮込み料理を考えているようだ。

2017年6月25日日曜日

芽が出なかった、Cardoと正体不明の種(イタリアカボチャ?)をミミズ堆肥に蒔き直し。デストロイヤー、8割の収穫が終わる。

ジャガイモは、梅雨の雨が降り続く時に収穫すると、腐り易いのだそうだ。
で、我が家のデストロイヤー、昨日雨が降り出す前に全体の8割の収穫を終えた
大きな芋は少なかったが、個性あふれる芋は多かった。
枕に顎を置いて、休息中の子犬?
この芋は、デストロイヤー賞にノミネートされている。
上から見ても、まさしく子犬。
でも、顔を正面下から覗くと子熊に見えてくる。
デストロイヤー賞の発表は、全ての収穫が終わったあと、7月の中旬くらいだろう

今回収穫した芋は、苗の状態からは通常はまだ収穫しない程度のもの。
まだ緑の葉っぱが付いていても、茎が若干茶変してきたものは全て収穫した。
もう少し時間を置けば、大きな芋が増えるのだろうが、傷んだ芋も増えてくる。
で、収穫した芋は、いつものように洗って、新聞紙の上で干している。
こうして、洗って干す操作をするのであれば、雨の日に収穫しても問題ない気はするのだが。
量的には十分だが、小ぶりのものが多い。
痛みそうな芋にはミミズくんの餌になってもらった。


さて、育てたことない野菜「Cardo」
種を見た時、エッ?
これまで、何度も種を蒔いたアーティチョークの種そっくりなのだ。
左側がCardo、右がアーティチョークの種
Cardoの方が若干小さいが、ほとんど区別がつかない。
このCardoという野菜、イタリア野菜で、地元でも調理に時間がかかるとのことで、あまり多くは消費されていないみたいだ。
皮をむいて、ウドのように見える茎を料理するのだそうだ。

一方、こちらはイタリアの知人がその親から譲り受けたというカボチャ(?)の種
通常のカボチャやウリ科の種とは似つかない形の種だ。

これら2種類の種は、5月の終わりに種を手に入れ、3週間ほど前に少し種をまいてみた
最初の蒔いた種が芽を出さなかったので、それから3回時間差でポットや畝に種を蒔いてみた。
それでも、全く芽が出なかったのだ。
掘り起こしてみると(?)カボチャの種は腐れていた。
芽が出なかった理由は、今のところ分からない。

どんな芽が出て来るのか、とても期待が大きかったのでちょっとガックリきた。

どうしても、芽の姿を見てみたいので、最後の挑戦として、私が芽出しに一番適していると考えている、ミミズ堆肥の中で発芽させてみる事にした。
バケツに入れているミミズ堆肥の中に、2種類の種を数個づつ蒔いてみた。

ミミズ堆肥の中だったら、きっと芽出しできるような気がしているのだが、どうだろう?

もし、これで芽が出なかったらCardoの方は、種袋に9月が種まき適期と書いているのでその時期に、(?)カボチャの方は他のカボチャと同じように4月の初めに残った種を蒔くことにしよう。

2017年6月24日土曜日

シマミミズの寿命実験第4弾、42ヶ月目は17匹(生存率34%)。鞘ごと収穫していた大根とルッコラの種とり。

今日は午後から梅雨の本降り
こちらは、雨が降り出す前の、菜園側の水田。
先日、ここにはバンの親子が一組いたが、今日は子バンがたくさん
手前の一羽だけが親だ.
どうやらここは、子バンにとって安全な餌場&遊び場のようだ。
水田の脇の土手に上がると、すぐ右の小川には、隠れ場所になる高い水草が茂っている。


さて、この時期はミミズくんたちにとっては、とてもいい環境が続いている。
ミミズ小屋や観察小屋、どれを覗いてみても中の状態は非常にいい。

今日は、シマミミズの寿命実験第4弾、42ヶ月目のチェックをした。
ミミズくんは、先月と同じく17匹が皆元気
妊娠ミミズも多く、ミミズ君たちは一様に大きい。
卵胞も多かったが、面倒なので数えていない。
この観察小屋のシマミミズくんたちには、これまでの最長寿命記録4年3ヶ月を是非とも超えてもらいたい。
そのためには、去年と同じく真夏の暑い時期をどう乗り切るかが大きなポイントになりそうだ。


ところで、ここ数年、いろいろな野菜を自家採種して、その種をまいて育てている
なぜか、種を採取して、その翌年にその種からできた野菜を収穫するというサイクルが気持ちがいい。
大根とルッコラも、そんな野菜なのだが、今回の種取りではその難易度が大きく異なった。

大根の方は、鞘が茶変して完全に乾燥した状態で収穫しようと思っていたのだが。。
2週間ほど前に、見に行ったとき、茶色くなった鞘は破れ、種は弾けて見えなくなっていた。
自然に弾けたのか、虫に鞘をかじられてこんな感じになったのかは定かではなかったが、このまま置いていて、全ての種がこうなると、種の収穫ができなくなる。
で、まだ緑かかった鞘が多かったが、2週間ほど前、種取り用として鞘を収穫した。
鞘の大きさから判断して、乾燥すれば立派な種が取れると信じていた。
そんな鞘が、完全に茶変していたので、今日種取りをした。

簡単に思っていた鞘を開け種を取る操作は、鞘が固いものが多く、ちょっと面倒な仕事。
それでも、こんな感じの種がたくさん出てくれば嬉しかったのだが。
こんなきれいな種は半分以下。
保存状態が悪かったのか、こんな色の種がたくさんあったのだ。
灰色に見える種はカビが付いているのかもしれない。
こんな灰色の種は廃棄した。
中には、まだ茶色くなっていない種もあった。
こんな未熟状態の種をそのまま置いて、使用に耐えるのか?だ。
一応、こんな種はそのまま保存した。

ということで、今年の大根の種取りは予想に反して苦戦した。
この感じだと、この秋の種まきでは、発芽率が少し低くなるかもしれない。
ただ、自然に飛び散っていた種がたくさんあったので、自然発生苗は、とても多くなると予想している。
だから、種をまいて発芽しない場所には、急いで自然発生苗を移植することになりそうだ。


一方、ルッコラの種採りは簡単だった。
ルッコラは、鞘が茶色くなると、触っただけで鞘が弾けて遠くに種が飛んでしまう。
そこで、大根と同じように鞘ごと収穫して大きめの容器に入れていた
すると、勝手に鞘が弾けて、種が収穫できる状態になっていたのだ。
浅い皿に種と鞘を入れ、息を吹きかけると鞘が飛んで種だけ残る。
ルッコラは育てるのも簡単だが、種採りも簡単でいい。
今日収穫したルッコラの種も、大根と同じ9月の始め頃に蒔くことになるだろう。