2014年2月28日金曜日

14年2月のミミズ君&菜園

さて、この2月は日照時間が少なかった。

仕事が少ないでは、春から植える野菜のための畝作りや袋栽培の土作りを進めていた。
ジャガイモは例年より一足先に畝への種芋の植え付けが終わった。
現在収穫しているのはパオパオ内で育っている野菜が中心だ。
パオパオ内では、サニーレタス、ホウレンソウ、春菊などが育っている。
サニーレタスやホウレンソウの収穫は順調に続いている。
こちらはパオパオ内で芽出しをさせているナスとトマト。
一方、屋上の菜園では、土嚢袋の土のリサイクルを少しづつやっているが、土嚢袋の土のリサイクルは日照時間が少ないため少ししか進んでいない。なかでも、腰水法をおこなっている土嚢袋の土のリサイクルは技術的に困難であきらめた。

この時期、例年なら畑やその周りに多くの野鳥がやってくるのだが、今年はなぜか少なく、ちょっと寂しい思いをしている。
それでも畑の端にある花壇では次々に花が咲き始め、春がそこまで来ていることを教えてくれている。



果樹園では柑橘類に付いていたカイガラムシの駆除をおこなった。
ツクシも顔を出してきた。3月に入ると山菜採りが忙しい時期になる。
先日食べた初物のツクシ。


さて、それでは2月のミミズ君の状況報告だ。
この時期、卵が多く、赤ちゃんも増えてきている。交接ミミズを見かける機会が増えてきた。昨夏に激減したミミズ君の数もかなり回復しているようだ。

[自宅管理ミミズ小屋]
ここには3個のミミズ小屋を置いている。
金子3段:
2/1下段のミミズ君は500匹くらい。元気なミミズ。どの段にもかなりにミミズがみられる。堆肥は2杯弱収穫可。堆肥収穫時間1時間。2/22下段のミミズは約1000匹、ミミズは元気。卵もかなりあり、赤ちゃんも少数。堆肥は2杯弱。上等。餌はまず冬瓜とサツマイモ。あとは日々の野菜屑。
最近は、ミミズ小屋で交接ミミズをしばしば見かける。
そのためか小屋の中に卵が多い。
箱形
2/9堆肥収穫、バケツ1/2杯上等、餌はジャガイモのみ少し残る。下段のミミズは5匹。今回も下段に卵はなかった。それでも中段上段にはそれなりのミミズが居る。餌はサツマイモ冬瓜、カボチャ。2/16観察小屋より赤ちゃん100匹追加。
小バエ(B−29大量に小屋を包むネット内に発生死骸も大量。)

バケツ3段:
2/16チェック。堆肥上等。餌は全て食べられていた。下段に残ったミミズ0匹。赤ちゃん数匹。卵は100個以上、中段&上段にはミミズは多かった。新しい上段には芋類、冬瓜、解凍キクイモなどたっぷり与えた。観察小屋から赤ちゃん100匹程上段に移動しておいた。

[ミミズ管理部屋]
ここに置いているミミズ小屋は、どんぶり型が4個とボックス型が1個の5個だ。 
全てこれまで通り3段重ねだ。

ボックス型:
2/19下段に100匹くらい、大人ミミズが多い.卵もかなり見られた。分別時間30分。堆肥収穫はバケツは1杯、上等。餌キクイモ、色々な野菜の葉っぱ。

どんぶり型:
どんぶり1号2.4バケツ1/3杯上等堆肥、下段のミミズ君13。卵はぼちぼち。赤ちゃんはいない。液肥はないが、受け皿にもミミズ5匹。新しい上段にはブロッコリーの葉、キクイモ。
どんぶり2号2.12バケツ2/3杯まずまず堆肥。少しミミズ少ない?餌は、キクイモ、ダイコン葉、ブロッコリー葉
どんぶり3号2.19バケツ4/5上等堆肥、下段のミミズは100匹程。受け皿にも100匹、卵は多かった。赤ちゃんもかなり居た。餌は腐りかけのサツマイモ、キクイモ、ダイコン&カブの葉
どんぶり4号2.26バケツ2/3堆肥は上等。下段のミミズは20匹程度。餌はキクイモ、ブロッコリーの葉など。全体的にミミズの数もう少し欲しかったので、観察小屋の予備小屋から赤ちゃんミミズ約200匹を上段に追加。


続いて、現在稼動している8個の[観察小屋]の様子の報告だ。
今おこなっている実験は寿命実験、繁殖実験、卵孵化実験だ。
54匹寿命実験12/6 20ヶ月目70%(38匹)
50匹寿命実験22/20(3ヶ月半目)ほとんど青年ミミズに成長。なぜか56匹いたので6匹除外しておいた、餌はサツマイモ追加。
50匹寿命実験4:1ヶ月目(1/18)設定。今月は数チェックせず。
40匹寿命実験58ヶ月目(2/24)38匹(95%)、卵は極めて多い。計算では1匹が2週に1回産卵。今は繁殖シーズン。
8匹繁殖実験210ヶ月目(2/8)24匹(3倍)のまま
8匹繁殖実験38ヶ月目(2/15)8匹のまま、卵は20個に増加
高齢ミミズ2匹での繁殖実験12/21、20ヶ月目今回も2匹元気。2匹共に妊娠。卵もは4個はあった。赤ちゃんは見つからず。
300個卵孵化実験:11/17設定。2/18(3ヶ月目)ほぼ孵化は終わっている。先月50匹の赤ちゃんを寿命実験(2)に移した。300匹以上の赤ちゃんが居た!最初入れた卵の数が正確なら、100%の孵化率でも250匹なので1個の卵から1個以上の赤ちゃんが孵化したことになる。どちらにせよ正確な孵化率は不明になった。ざっと数えて300匹以上の赤ちゃんと10個の残った卵。卵の残りから推測して孵化率90%以上。これからこの小屋は、数が減っているミミズ小屋の数補填用に予備小屋として機能させる予定だ。

2014年2月27日木曜日

畝へのジャガイモ植え付け、2月に終了。1月に植えたアンデス赤は芽が出てきた。

ジャガイモの種芋は例年3月に植えてきた。

今年は初めて夏に収穫したジャガイモを種芋として利用した。
それらの種芋の中で芽が出始めていたものを、1月の後半から2月の半ばという早い時期に植えてみた。
こちらの畝に、芽が出始めた種芋を1月後半から2月中旬に植えた。
植えたのは、アンデス赤、デストロイヤーそして男爵芋だ。


すると、最初に植えたアンデス赤の種芋から早くも芽が出てきた。


2月中旬以降に、朝霜の降りるような寒さは数回あったが、今のところ出た芽は問題ないようだ。

そこで、もう一つのジャガイモ用の畝にも種芋を植えることにした。
植えるのは、これから我が家のジャガイモのメイン品種となりそうなデストロイヤーだ。

まず、昨夏収穫した大きめの種芋を植える前に2分割してみた。
外側はしわしわになっていたが、中が腐れているものは一つもなかった。
昨夏収穫したデストロイヤーでもまだ食べれそうだ。もちろん植え付けOKだ。
 中はとてもきれいで、この状態なら植え付けるのに全く問題なさそうだ。
2分割した芋は、いつものように木灰をつけて畝に植え付けた。
小さな芋はそのまま種芋として使用した。
これらは全て、昨年夏に収穫した芋を種芋として残していたもの。
小さな芋の中にはかなり芽が伸びているものもあった。

一方、こちらは同じく種芋として取っていたデストロイヤーだが、この1月に収穫したものだ。
もちろん収穫して間がないので、しわしわになった芋はない。
しわしわになった芋はないが、冬収穫した芋にも最近芽が出始めている。



ということで、準備していたジャガイモ用の畝に収穫時期の違うデストロイヤーの種芋を植えてみた
若干天気が悪い中での種芋の植え付けになった。
この畝に植えたのは全てデストロイヤーの種芋だ。
畝の向かって左側に夏収穫した種芋、右に冬収穫した種芋を植えた。


畝の向かって右側と左側に、それぞれ収穫した時期が違う種芋を同じ数だけ植えた。
だから、それぞれの種芋の芽出し、育ち、収穫量の違いなどが比較出来そうだ。


さて、畝へのジャガイモの植え付けは終わった。
右が今日種芋を植えた畝。左は1月の終わりから2月中旬に種芋を植えた畝。
今年のジャガイモの植え付け範囲は1+2/3畝。
昨年が2畝だったから若干狭い。

あと残ったジャガイモの植え付け場所は、土嚢袋だけだ。
昨年の土嚢袋栽培では、男爵芋の出来が一番だった。
ということで、後日男爵芋を中心にいくつかの種芋を土嚢袋に植え付けしよう。
種芋として取り置いていた芋はかなり余りそうなので、これらは食用にまわすことになる。

2014年2月26日水曜日

トマト&ナス、寒い時期の種まきから16日目、トマトがやっと根と芽(?)を出した。

下の写真が2月10日に種を撒いたスペイン土産の種の袋。

調べてみると、日本でもナスやトマトは今の時期種まきを始めるらしい。
気温が低い時期の芽出しには電気で暖める発芽育苗器というものが市販されているが、そんなものは持っていない。

そこで2つの方法で種を植えた。
一つは、種を植えたポットを入れたプランターをパオパオの中に置き、さらに保温のためそれらのプランターを厚手のビニール袋で覆った。
一つのプランターに8〜9個のポットを入れておいた。
赤っぽいプランターの方にトマトの種が入っている。茶色い方がナスだ。
パオパオ内に納めたら下の写真のような状態だ。


もう一つの種まきの方法は、水に浸したキッチンペーパーの上に、ナスとトマトの種を並べ、その種が入った皿をビニールで包んで、暖かい日差しがある窓辺に置いてみた。

さて、芽が出てくる時期が同じと仮定しても、パオパオ内のポットを見に行くのは面倒だ。
そこで、窓辺の種を時々見ていた。
下の写真が種を撒いてから10日目の様子。
まだ芽も根も出ていなかった。
ナスの種は膨張していたので、こちらが先に芽が出ると思っていた。
すると16日目になって、ようやくトマトの方が先に根を出してきた。
どうやら紫色の部分が茎で双葉がまだ種の中に入っている感じだ。
芽と根は別々に種から出てくるものと思っていた。
しかし、どうやら芽と根は繋がった状態で出てくるようだ。
こちらは、何となく種の部分が持ち上がり始めている。
種の部分を持ち上げて、種が外れたら双葉が出てくるのだろう。
しっかり双葉と根が出揃うのはいつ頃になるだろうか?
その時点でポットに移植してパオパオ内で管理する予定だ。
一方、同じ時期まだナスの方は芽も根も出していない。
とはいっても、種はパンパンの状態で今にも芽が出てきそうな感じになっている。

一方、パオパオの中のポットに植えた種はまだ芽を出してないようだ。


さあ、これらの種からナスやトマトが収穫出来る日が来るかどうかはまだ分からない。
その日が来るとしても、これから先、まだまだ長い道のりだろう。
もし収穫できる時が来たら、さぞかし感激するに違いない。

2014年2月25日火曜日

腰水法をおこなっている土嚢袋では、土のリサイクルが出来ない!

2月に入って晴れる日が少なく、屋上の土嚢袋で春までに予定している土のリサイクルが思うように進んでいないかった。
ここに来てやっといい天気が続いている。
しかし、花粉とPM2.5による今日の見通しの悪さは不気味さを感じる程だ。

さて、下の写真の容器に入っている土は、太陽光殺菌と低温殺菌を少しでも取り入れようと、土嚢袋に戻す前この容器に入れておいたものだ。

この2月、晴れる日が少な過ぎた!
天気がいいと大きな容器の土はこんな感じに乾く。
ここに来て晴れの日が続いたが明日からまた雨予報、この方法がなかなか使えない。
これまでこんな感じで殺菌出来たのはたったの2つの土嚢袋だけだ。

一方、困ったのが腰水法をおこなっている土嚢袋だ。
そもそも腰水法は夏の水不足になりがちな時期の対策として考えたものだが、この時期の
腰水法をおこなっているフランターは満水状態で、土嚢袋の土はベチャベチャ状態なのだ。
それでもこれまでの寒かった時期のためか、ウェットな土は植物には悪い環境に思えるが、実際土嚢袋に植えている野菜は今のところ全く腐れていない。

それでは、腰水法をおこなっているプランターを覗いてみよう。

こちらは収穫が終わった土嚢袋が入っている。
写真では分かりにくいが、プランターの中は満水状態。
当然土嚢袋の土はベチャベチャ状態。

そこで、上の写真の左側、以前ダイコンを植えていた土嚢袋に、残った雑草を片付けて、最もこの条件に強いと思われる植物としてウコンを植えてみた。
このベチャベチャ状態の土は重い!
とても土のリサイクル作業は出来そうにない。
そこでこんな条件でも育ちそうな植物としてウコンを植えてみた。

果たして、殺菌作業も肥料やりも全くしていないこの土でウコンは育つだろうか?
果たしてどうなることやら?

腰水法をおこなっているプランターは他にもある。
こちらの芽キャベツもまだ食べれる側芽を付けているが、家人には硬いと評判が悪い。
これは芽キャベツを植えている土嚢袋。これも腰水法で水ベチャ状態。
枯れてはいないが、収穫した芽キャベツは小さく硬かった。
どうやら芽キャベツには腰水法は不向きのようだ。
こちらの、サニーレタスの苗取りをした土嚢袋と小さなカブを植えていた土嚢袋も、腰水法をとっている。
水ベチャ状態でも野菜は腐れてはいない。
ここから苗取りしてパオパオ内に移植したサニーレタスは今まさに収穫適期に入っている。
ここに残ったサニーレタスもそのうち食べれそうだ。小さなカブは育ちが悪く収穫不可だった。
こちらの空豆やホウレンソウを植えている土嚢袋も腰水法だ。
土嚢袋の周りは水がいっぱいだが、特に問題は今のところないようだ。
こうして、腰水法をおこなっているプランターを覗いてみて、空豆の苗の育ちだけを見ると、腰水法は水耕栽培と同じで水が腐れることがなければ問題がないのかもしれないと思えてくる。

しかし、もっと暖かくなるとプランター内に溜まった水が腐るのではないか、ちょっと心配だ。

それと、もう一つの問題は、最初に述べた土のリサイクルの問題だ。
腰水法をおこなっている土嚢袋の土は重くてとてもじゃないがリサイクルする気になれない。
土のリサイクルをする時は、土嚢袋に入っている土を両手で抱えてい大きな容器に移す。軽い土なら簡単に入れ替えも可能だが、重い土は大きな器に移すだけでも一苦労。
さらに、ビチャビチャの土を日光で乾かして消毒するなんて不可能に近いのだ。

ということで、腰水法をおこなっている土嚢袋では土のリサイクルは出来ない!

プランターの底部分にある塞いだ穴を開ければ、腰水法は解除されるのだが、今のところ腰水法をおこなっているために腐れたという野菜は一つもない。
これから野菜の状態に問題が起きれば、腰水法を解除することにしよう。

今しばらくは腰水法をおこなっているプランターはそのままの状態でみていくことにして、屋上の土嚢袋の土のリサイクルは可能な土嚢袋にのみおこなうことにしよう。

2014年2月24日月曜日

40匹で始めた寿命実験第5弾8ヶ月目38匹(生存率95%)。この時期ミミズ君は2週間に1回の割合で卵を産んでいる。

さて、昼は春の陽気になってきたが朝晩はまだまだ寒い。今日は寿命実験第5弾の8ヶ月目のチェックだ。
この観察小屋では成長したみみず君がここ数ヶ月、かなりの数の卵を生むようになっている。
毎回見つけた卵は実験から除外しているが、チェックするたびに卵の数が増えていのだ。

今回もいつものように内容を皿に移し、ミミズ君を分別した。
この時期、ミミズ君の減少はあり得ないと思っていた。
ところが、Why? ミミズ君は38匹と1匹減少していた。
皆元気いっぱいなのに、この生後8ヶ月目の時期に1匹減少した理由はよく分からない。
ミミズ君はとてもとても元気だった。

38匹の元気なミミズ君はほとんどは環帯が膨らんだ妊娠ミミズだ。
この時期、生殖活動が活発な証拠に卵が100個くらいあった。

38匹で1ヶ月に100個の卵を産んだということは、2週間に1回以上出産している計算になる。前回チェック時に外し損ねた卵が少し残っていた可能性も含めて推測すると、この時期ミミズ君は2週間に1回くらいの出産していることになる。

確かにこの時期はミミズ小屋の堆肥収穫をする際にも卵が多い。また、しばしば交接ミミズも見受けている。
下の写真は最近金子3段の堆肥収穫時に見つけた交接ミミズ。
これが交接中のミミズ。しっかりくっ付いている?締め付けあっている?何となく苦しそう。
どうやら、朝晩まだ寒いこの時期もミミズ君にとっては繁殖行動に励む時期のようだ。

みみず君が38匹で100個もの卵を産んでいるということは、ミミズ君が元気なことに他ならないが、なぜかこの小屋で久しぶりにみみず君が1匹減少した。
ということで、40匹で始めた寿命実験第5弾8ヶ月目は、38匹(生存率95%)だ

2014年2月23日日曜日

この時期まで保存出来たサツマイモは甘い。白水鉱泉への水汲み再チャレンジ、帰り道でハプニング、雪道を侮る事なかれ!

サツマイモを収穫したのは昨年の10月〜12月だ。
それから、ずっと食べてきたのだが保存状態が悪くなったものもかなりあり、そんな芋はミミズ君の最高の餌になっている。
ただ、この時期まで保存がうまくいったものもある。
そんなサツマイモ、料理してもらうと甘いのだ!
サツマイモは貯蔵して、水分を飛ばすと甘さが増して、さらにおいしくなるとは聞いていた。
しかし、この時期には甘い成分が濃縮してここまで美味しくなるとは知らなかった。

一番良く分かるのが天ぷら。
愛犬金太も料理後のサツマイモの側から離れようとしない。

サツマイモは残り少なくなリ。貯蔵している芋に張りは無くなっている。
しかし、まだまだ食べれる芋が残っている。
腐れるその日まで食べ続けよう。
腐れる手前の何ともいえない甘さを味わえるのは、サツマイモを作る人の特権に違いない。
残り少なくなってきたサツマイモ。
切った瞬間、ミミズ君の餌に回るものもある。


さて、先週雪道に閉ざされてgive up した白水鉱泉への水汲み。
今日、気温も上がったので再チャレンジだ。
確かに、白水鉱泉の近くの道路には、まだしっかり雪が残っていたが、水場には問題なく到着。
水場近くは結構な雪が積もっていた。
帰り道も順調。
高度も900mから600m地点まで降りていた。
そこで、何の迷いもなく帰りの道を、通り慣れた下の写真の左の方にとった。
この道を降りていったのだが、100m程進んだところで動けなくなってしまった。
そして車は坂道を少し降りていった。
この程度の坂道、まさか引き返せないなんて思いもしなかった。

100m程進んだところで轍は無くなり、これ以上進むことは無謀と考え、引き返すことにした。
車はここで止めた。車の後方には轍が見える。
天気がよいので、轍は溶け始めている。

しかし、車の前方には轍がなくなっていた。
ところが、時すでに遅し!
スタッドレスタイヤがスリップして動けないのだ。
タイヤの下に木を敷いたり、スコップがなかったのでピッケルで車体の下に詰まった雪を外した。
「頑張〜れ、頑張〜れ」とタイヤに向かって声援も送った。
それでも、車は動かない。
そこで、仕方なく人の手を借りる事と相成った。


笑えるレベルで済んでよかったが、雪道を侮る事なかれ、と勉強させられた一日だった。

2014年2月22日土曜日

カイガラムシが付いていたミカンの木にマシン油乳剤を使ってみよう。ツクシ初収穫。

先日、我が家の果樹園の柑橘類にカイガラムシ発生のためのすす病が蔓延し、カイガラムシ駆除と剪定をおこなった。
仕事は順調に終えたのだが、どうもカイガラムシ退治としては不十分だったという思いが募ってきた。

そんなとき、カイガラムシ退治にはマシン油がいい、という話を聞いた。
そのマシン油は使うのは、2月までが効果的とのことだ。

マシン油はホームセンターの園芸コーナーに売っていた。
1本400円弱だ。決して高いものではない。
かなりの数が並んでいたので、この時期購入する人が多いのだ。
ミカンの木のカイガラムシに使うことにしたマシン油乳剤。
マシン油は農薬といえるかどうか分からないが、やはり噴霧する時は目や鼻に入らぬように気を使う。
そこで準備したのが花粉症用の眼鏡とマスクだ。
最近、花粉症用の眼鏡を売っている。
これは、薬かけのとき役に立つ。
ということで果樹園に行き、先日ブラシをかけた枝を観察したが、カイガラムシ駆除はほぼ完璧と思われた。
しかし、よく見ると葉っぱにカイガラムシがいるのを発見。
ということは、目につかないところにカイガラムシが残っているに違いない。

ということで、マシン油製剤ボトルの表示通り、30倍でミカンの枝や葉っぱに散布した。


さて、マシン油の散布が終わったあと、今日はキクイモの収穫もした。
ミミズ君の非常用の餌に、キクイモはもう少しあった方が安心と思われたのだ。
キクイモを掘り起こしたところにはミミズ?を求めてカチガラスがやってきた。
最近、キクイモを収穫した時はいつもカチガラスが現れる。
天気もよくなり、春の気配がいたるところで見受けられる。

ツクシも顔を出してきた。
まだ、顔を出したばかりのツクシ。
私はこの時期のツクシが大好きだ。

そこで、食べる分だけツクシを収穫。
今日の酒のつまみにはツクシが加わるはずだ。
この時期のツクシは苦みばしって酒のつまみにはもってこいなのだ。
待ち遠しいと思っていた春は、いよいよ近くまで来ているようだ。