2013年12月27日金曜日

今月のミミズ君&菜園。2013年のミミズ君&菜園を振り返って。

早い!
今年ももうすぐ終わりだ。

今年の夏は猛暑で、鶏が死んで卵の値段が上がったとの話題が最近のニュースで出ていたが、猛暑にやられたのはミミズ君も同じだった。
数が半減したので、その後ミミズ小屋の整理をした。

現在は自宅で3個、管理小屋で5個の計8個で稼動している。
この数は私が管理するには丁度良い数だ。
当然、堆肥の収穫量はこれまでより減るだろうが、ミミズ堆肥を撒いているのはそんなに広い畑ではないので、これからもこれ以上小屋を増やす予定はない。
来年のミミズ小屋管理は、のんびり、しかし今年のような大きな問題が起こらないようにしていきたい。
個々のミミズ小屋の様子についてはまた後で報告しよう。


さて、それでは2013年の菜園を振り返ってみよう。
今年は今の場所で野菜作りを初めて2年目だ。
今は、収穫が終わって休ませている畝が多くなっている。

今年の畑仕事でもっとも楽しかったのは、初めて挑戦したゴボウ作りだった。
見たこともなかったゴボウの種を水に半日浸けた後、日の当たる場所で湿ったキッチンペーパーの上で一日、芽出しならぬ根出しをさせて種を植えた。それから収穫まで新鮮な経験の連続だった。

特に印象に残ったのは、ガラ袋でのゴボウを収穫する時の掘り出し(?)の様子。
下の写真は2日前に収穫した、ガラ袋で育てたゴボウの最後の一袋。
ゴボウ農家の方は、収穫の際よく耕したホクホクの地面深くに伸びたごぼうを機械で引き抜くのだろうが、家庭菜園の土ではそうはいかない。
だから、家庭菜園をされている方のゴボウ作りでは、波板や袋を使ったりしてそれぞれ収穫し易いように工夫されているようだ。
我が家でおこなったガラ袋栽培の場合は、下の写真の様に外側から身ぐるみ剥ぐようにして収穫する 。
ガラ袋を補強するためのビニールは外すと、ガラ袋はボロボロ。
周りを剥いでいくと下の写真のような土の上に林立するゴボウが見れる。こんな姿はガラ袋での収穫作業を始めるまでは想像出来なかった。
収穫したゴボウは先の方が折れてしまったものが多かったが、十分太く美味しいゴボウが収穫出来た。
ここから先の収穫作業は、このゴボウを垂直に引き抜きだ。
ガラ袋の底面を突き通したゴボウがうまく抜けることもある。
しかし大概は底面で引っ掛かって折れてしまう。来年の課題がここにある。
もう一つ、今年の菜園で自分なりに大きな楽しみにしていたのは、カボチャの空中栽培だ。
こちらは、ある程度収穫は出来たものの来年への課題の方が多かった。
3年持つと自負した竹製の3段重ねの棚。少なくとも来年は使える。
竹組の間に蔓がカボチャの重さに耐えるようにノリ網を張っている。
今年は棚の下に苗を植えたが、場所的に水やりや蔓の誘導が難しかった。
来年は棚の側に苗を植えるつもりだ。

ツクネ芋や、里芋も私が期待した程の収穫はなかった。
それに対し、ジャガイモ、サツマイモはまずまず。特に安納芋の大豊作は嬉しかった。
初めて作ったデストロイヤーというジャガイモは美味しかったし、春秋2回植えれるのも嬉しい。秋植えの収穫は来年1月だ。このデストロイヤー、自家製種芋が手に入る間は作り続けることになりそうだ。

12月に入って、空いた畝を使って、去年もうまくいったサニーレタス移植をおこなっている。
あちこちに少しづつ移植したので、春先まで食べる分には不自由しないだろう。

一方、屋上菜園では、夏旅行中の干ばつ被害が大きかった。
夏の時期の水不足対策として腰水法と点滴灌水法を検討してみた。
どちらも使えるメドは立っている。
来年の夏休暇時期、腰水法と点滴灌水法が干ばつ対策としてうまくいくかどうか、今から楽しみにしている。
今の屋上菜園はカボチャなどのためのネットは外し、竹組だけがプランターの間に残っている。
葉っぱ野菜など植えてはいるが、ちょっと寂しい今の時期の屋上菜園。
この時期、腰水法をおこなっているプランターでは、溜まった水が蒸発しにくいのだろう。腰水法というより、水耕栽培の感じになっている。
プランターの中の水は満杯。
土嚢袋の中はビチョビチョで、まるで水耕栽培のようだ。


さて、今年のミミズ君、先程も紹介したように最大の事件は猛暑によるミミズ君の数の激減だった。
ここ数年、こんなことは全く経験しなかったので、今年の暑さがいかに異常だったかが分かる。今回はこれまで経験したような小屋の中が発酵して大量のみみず君が死んだのではなくて、暑さそのものの影響でみみず君が激減したのだ。

結局、ミミズ小屋が以前の半分近い8個にまで減った。数の減少で管理し易くなったので来年の夏同じような猛暑が来ても、水かけ冷却などでしのいでみようと思っている。

それでは、現在の8個のミミズ小屋の現況報告だ。

[自宅管理ミミズ小屋]
金子3段
我が家のミミズ小屋では、この小屋のみ下から上へのミミズ君の移動がうまくいかない。
それでも、小屋の環境は極めて良好。この夏の猛暑の影響も一番少なかった。
12/1堆肥収穫。今回も、ミミズ君のおおよその数と状態を見たかったので、どんぶり2段に移して分別するやり方を取らず、下段をそのままの状態で堆肥とミミズの分別をした。下段に大人青年合わせて900匹ちょっと。やはりチェック時は1000匹のミミズには居てほしかった。堆肥は上等でバケツ2杯。また分別に1時間30分をかけてしまった。餌は、キクイモ、それにツクネ芋の皮などを入れた。12/15今月2回目の堆肥収穫をした。下段のミミズ君は350匹と少なかったが、堆肥は2杯弱収穫可。念のため中の段のミミズ君を見てみたが、こちらは数も非常に多く環境が良いようだ。そこで中段のミミズ君を2〜300匹程、新しい上段に加えておいた。その上段に餌としてまだ青々とした冬瓜をいっぱい与えたら、ミミズ君が逃げ出した。昨年末の冬瓜実験で分かっていたことだった。そこで冬瓜は上段の端の方に集めておいた。時間を置くと冬瓜は非常によい餌になるのは分かっている。


箱形
我が家のミミズ小屋の中では、ミミズ君の移動のよさはピカイチだ。
やはり穴だらけの底面の状態が移動を助けているみたいだ。
これまで通過孔が空き過ぎのための問題は出ていない。
側面のガムテームも巻いて1年以上なると思うが問題はない。
12/6堆肥収穫、バケツ1杯ややドライで完熟ではない、これは前回と同じ。餌はサツマイモだけが残っていた。下段のミミズは0匹。この時期卵がなかったのは悪いサイン?それでも上の段にはそれなりにミミズが居る。全部上の段に移動したのかな?餌は冷凍キクイモ、ツクネ芋の皮、さつまいも、ジャガイモの皮、そしてサツマイモの蔓葉を与えた。


バケツ3段(緑)
今あるミミズ小屋で一番小さい。この小屋だけは丈夫なランドリーネットが使える。
液肥溜めと下段の密着性が高く、隙間が無いための酸欠が唯一問題だった。
それも下段と液肥溜めの間にダンボールを一枚挟むことで解決した。

12/7チェック堆肥完熟ウェット。餌は全て食べられていた。下段に残ったミミズ0匹。卵はそれなりにあったし、中段&上段にはミミズは多かったので、下段のミミズは全て上の移動したのだろう。上段には芋類、ゴボウ、ダイコンの葉っぱ、解凍キクイモなどたっぷり与えた。

[ミミズ管理部屋]
ここに置いているミミズ小屋は、どんぶり型が4個とボックス型が1個の5個だ。 
全てこれまで通り3段重ねだ。
ボックス型
金子ミミズ小屋と並んで収容ボリュームは大きい。
12/6下段に50匹くらい、大人ミミズが多い.卵もチラホラ見られた。分別時間30分。堆肥収穫はバケツは1杯、上等。この段に入れていツルムラサキはほとんど食べられていた。

どんぶり型:
このようなどんぶり型3段重ねのミミズ小屋が4個ある。
下段からの堆肥収穫量はその時々で様々で、バケツ1/2から1杯程度だ。

どんぶり1号12.9バケツ1/2杯上等堆肥、中段と下段にミミズ君は居ない。上段にはたくさんの太い大人ミミズが集中。餌の多い上の方に全て移動したのだろう。液肥はなく、受け皿にもミミズは居なかった。ミミズ君いっぱいの上段を一気に下段まで移動させ、新しい中段、上段ともに餌は屑ツクネ芋。ダイコン葉、冬瓜などたっぷり。
どんぶり2号12.13バケツ1杯少し若い堆肥。全体的にミミズは少ない。餌は冬瓜、キクイモ、ナスの葉
どんぶり3号12.24バケツ2/3上等堆肥、下段のミミズは0匹程。餌は冬瓜、イチジク、屑ツクネ芋、カリフラワーの葉。
どんぶり4号12.26バケツ2/3堆肥は上等。下段のミミズは10匹程度。餌は冬瓜とカリフラワーの茎葉、イチジク。



最後に、観察小屋の1年を振り返ってみよう。
観察小屋での実験のお陰で、シマミミズの生態がかなり分かってきたように思っている。いい堆肥を作ってもらうのにどんな餌がいいのか?など初期の実験は餌実験が多かったが、さすがに数年やってくると餌実験はほぼネタ切れになった感がある。
最近では、寿命実験や繁殖実験、孵化実験などを中心におこなっている。しかし、この夏の暑さは、観察小屋においてもいくつかの寿命実験を失敗に終わらせた。
まあ、無理せずボチボチ実験を続けていこう。

それでは現在稼動している8個の[観察小屋]の様子。
54匹寿命実験112/5 18ヶ月目70%(38匹)1匹は痩せたミミズ。卵20個以上。シマミミズの平均寿命1年半を突破!
50匹寿命実験2:11/17新たに赤ちゃん50匹で実験設定。ミミズ君の状態から生まれた日を11月初めとした。12/9(1ヶ月目)まだ赤ちゃん〜子供ミミズなので数を数えず餌だけを与えておいた。
92匹寿命実験312/2518ヶ月目先々月から2匹にまで数が激減したこの観察小屋、原因はやはり環境悪化だったのだろう、今回も2匹のまま。しかし、2匹は妊娠卵もあった。この実験はシマミミズがいつまで繁殖能力を持つかの実験にもなりそうだ。
40匹寿命実験5:6ヶ月目(12/25)39匹(97%)
8匹繁殖実験1:8ヶ月目(12/12)24匹(3倍)
8匹繁殖実験2:6ヶ月目(12/14)8匹のまま
300個卵孵化実験:11/17設定。12/17(1ヶ月目)、3/1くらい孵化しているようだ。餌だけ与えておいた。

ということで、今年のミミズ君と畑仕事は終了だ。
明日から年末年始の旅行を予定している。
次回のブロブ更新は帰って来てからという事になるだろう。

年が明けると、畑ではウコンとジャガイモの収穫予定だ。
1月は更なる寒さが予想されるが、我が家のミミズ小屋では、これまでの実験結果や去年の状態から、特に寒さ対策はおこなわない予定だ。

それでは、来年もミミズ君や畑、そして皆様にとっていい年でありますように!

2013年12月25日水曜日

寿命実験第5弾6ヶ月目39匹(97%)。寿命実験第3弾18ヶ月目の老体ミミズ2匹で繁殖活動!

さて、今日は寿命実験第5弾の6ヶ月目のチェックだ。
先月は、5ヶ月目で赤ちゃんミミズは大人ミミズに成長し、卵もそれなりに見つけることが出来た。

さて、今月はどうだろう?
観察小屋を外から見てちょっと不安になった。
下の方がかなりウェットに見える。
餌の食べ残しも多いようだ。

さっそく、皿の上に内容を移してみた。
見るからにウェットだ。
しかし、ミミズ君は元気そうに見える。
ウェットな内容をチェックしてみて分かった。
先月餌として入れた解凍後のキクイモがベチャベチャ状態になっていた。
やはり解凍後の餌は少なめに与える必要がありそうだ。
食べ残しが多かったがサツマイモの皮などのお陰で環境が何とか保てたのだろう。
数えてみると、ミミズ君は39匹。先月同様だ。
環境がウェット過ぎて卵を探す気にはなれなかった。
ミミズ君は39匹元気。環帯が膨らんだものも多かった。
 今回は、ウェットにならないよう、餌としてカボチャやサツマイモの皮などを与えた。



ということで、寿命実験第5弾6ヶ月目は39匹(生存率97%)だった。


さて、2ヶ月程前の環境悪化による大量の数減少により、寿命実験の体をなさなくなった寿命実験第3弾。
残った2匹がいつまで生きるかを見ている。
当然のことながら、餌はほとんど残っているようだ。
 内容を広皿に広げてみた。
2匹の18ヶ月目の老体ミミズは元気にしていた。
元気にしているだけでなく、何とどちらのミミズも環帯が膨らんでいた。
2匹とも、妊娠していたのだ!

そこで、もしやと思って内容を少し念入りに見てみた。
あった!2匹のみみず君が居た内容の中に卵があったのだ。
間違いなく18ヶ月目の老体ミミズが生んだ卵だ。

この実験、失敗したので、あとは生き残った2匹がいつまで生きるかを見てみようと思っていた。
しかし、ひょうたんから駒。
2匹が生きている限り、シマミミズが何ヶ月まで繁殖能力があるのかのチェックも出来そう

2013年12月24日火曜日

久〜しぶりに、目に付いたEM1活性液。スペイン産空豆芽を出した。

久しぶりに窓辺に置きっぱなしのペットボトルが目に入った。
ペットボトルが変形している。
間違いなく何らかの発酵現象は起きていたのだろう。

この2本のペットボトルは、かなり前にEMI活性液を作ろうとトライしたものの、どうしても液が理想のPHにに近づかないため、あきらめたままになっていたものだ。
蓋を開けてみた、2本ともEM1原液に近いいい香りだ。

もしかしたら、少しいい状態になっている?
さっそく、PHをしらべてみた。

な〜んだ、PH6.8 理想とされる3.5以下にはほど遠い数値だ。
残念!
それでも香りがいいというのは、植物にとって害はなさそうだ。
薄めて室内のプランターなどに使ってみよう。


ところで、こちらは先日スペイン土産に頂いた空豆の種。

この種袋の説明からは12月初めの種植えでも問題ないようだ。
しかしこれはこの種が売っていたスペイン南部の話だろう。
これらの種をポットに刺してみた。
3週間ほど前の話だ。
種を頂いたのが遅かったので12月初めの種植え(種刺し)となった。
少し前に植えた日本産の空豆は同じように刺して、1週間程で芽が出た。立派な苗に育ったので、現在畝や土嚢袋に植えている。


ところが、スペイン産空豆は植えて1週間では芽が出なかった。
やはり日本の気候はこの時期に芽を出すのには寒すぎたのだろうと考えていた。
しかし、植えて2週間が経つとこれらの種が芽を出しかけた。

そして種刺しから3週間経って、こんな感じだ。
間違いなく芽は出てきた。

スローペースでやっと芽が出てきた。

最近、北部九州は例年になく寒い日が続いている。
これらの芽はこれから大きくなるのだろうか?
もし大きくなったら地植えして、日本の空豆とどんなふうに違う空豆が出来るのか見てみて見たいと思っている。
しかし、これまでの成長の遅さから考えると、このスペイン産の空豆、これからまともに育つかどうか?だ。


2013年12月21日土曜日

先月50匹の赤ちゃんで始めた寿命実験第2弾、1ヶ月半。

1カ月半前に生まれたての赤ちゃんを50匹選別した観察小屋のチェックをした。
この時期まだ子供ミミズ。
この観察小屋には今は2cmくらいの子供ミミズが多い。
この小屋に入れた時は透明感のある赤ちゃんミミズだった。
1ヶ月余りでしっかり成長している。

この時期に数を数えようとするとミスが出る。
ということで、今日は餌を与えて終わり。
ツクネ芋の皮など芋類の皮などを十分餌として入れておいた。



何となくぱ〜と眺めた感じでは、ミミズ君50匹居るようには見えなかったのだが。
来月にはそろそろしっかり数を数えてみよう。
今日は餌として、里芋や安納芋の皮、ツクネ芋の皮などを追加しておいた。

ところで、私にとって脳みそと腰と眼は、元々弱点がある。
弱い脳みそが腐らぬように、出来るだけ毎日ブログを書くように心がけていたが、最近家人とかかりつけの眼科医に、パソコンに接する時間を減らすように勧められた。

今後、ブログをアップする頻度も減らすことになると思う。

2013年12月17日火曜日

300匹で先月設定した孵化実験。透き通ったピンク色のシマミミズの赤ちゃんがいっぱい!

1ヶ月前に、300個の卵を選別し孵化実験を設定した。

今回も観察小屋の下の方に極く少量の餌を入れておいた。
先月設定した観察小屋の孵化実験。
この中に300個の卵と、下の方に少量の食料を入れておいた。
1ヶ月前の卵は色だけを見ると、まだまだ孵化しそうには見えなかった。
さて、設定から1ヶ月が経った。孵化した赤ちゃんは居るだろうか?

遠くから見るとよくわからない。
近づいてよく見てみた。
 居た居た!
透き通ったピンク色のシマミミズの赤ちゃんだ。
 お〜いっぱい居るぞ!
となると、さっそく餌の供給が必要だ。
この時期、環境が悪くなる心配のない最高の餌と言えば腐りかけのサツマイモだ。
丁度、保存状態が悪かったサツマイモがいくつかあった。
そこで、一旦観察小屋の内容を8割り程、皿に移して、サンドイッチ状に腐れかけて食べ易くなったサツマイモスライスと多くの卵と赤ちゃんを含んだ堆肥を重ねていった。
観察小屋に入れているサツマイモは上から見るとこんな感じ。

一見した感じでは、卵の1/3が孵化している感じだった。
残った卵も今にも孵化しそうになったものが多かった。
こんな卵も来月には孵化しているに違いない。
最終的にサツマイモを入れ、堆肥を戻し終わった観察小屋。
乾燥予防に上の方に白菜の葉を1枚入れておいた。
さて、また1ヶ月後にはチェックしてみよう。
たとえ、300個の卵が全て孵化したとしても、まだ小さな赤ちゃん達だ。
今日与えたたくさんのサツマイモを1ヶ月で食べきってしまうことはないと思うのだが。






2013年12月16日月曜日

今年はヤマボウシの実、食べれるのかな?と思っていたが不作だったみたい。空豆の摘芯

こちらは赤色が鮮やかだった今日の朝焼け。

一方こちらの赤は、昨年10月に収穫したヤマボウシの実。
残念ながら私の口には入らずじまいだった。
昨年成った実は、少なかったし、ほとんどは落ちてしまった。
味はヤマモモに似ているとのことだったが、私の口には入らずじまいだった。

ヤマボウシの木は一昨年4月、畑の側にシンボルツリーとして植えた4本の木のうちの1本だ。
南側に田んぼ以外何もないところに植えているので、とにかく南風が強い日は大変だ。
ここに植えた4本の木の中では、風に弱かったのは、この木とイロハモミジのようだった。この2本だけが今ひとつ元気がないのだ。


今年はこのヤマボウシの赤い実の味を確かめようと決めていた。
そこで、9月末頃から青い小さな実が付いていたので、時にこの木を眺めていた。
しかしいつまで経っても、それらしい赤い実が見えなかった。
下の写真は最近のもの。
去年より木は大きくなった。
小さな実はそのうち大きくなるだろうなんて思っていた。
しかし、この時期までそれらしい赤い実は見当たらなかった。
近づいてみると、以前あった小さな青い実は赤みを帯びている。
それでも、とても小さくてまだまだ食べれるような実にはなっていない。
現在のヤマボウシの実。この実は小さな青いものは9月頃からあった。
最近赤みを帯びてきたといっても、大きさは昨年収穫した赤い実の1/10くらいだ。
ここに付いている実は来年大きくなるのだろうか?

やはり木が弱っているために、実が熟さないのだろうか?
と、木の下の方に目をやると???
それらしい大きさになった実が落ちているではないか!
へ〜大きくなった実も最低1個はあったようだ。
しかし、木に成っているこの大きさの実には気付かなかった。


これはいったいどういうことだろう?
現在、木にいっぱい付いている小さな実は、来年秋に大きくなるのだろうか?
それとも、今年大きくなるはずの実が、木の元気がないため1個だけ大きくなって他は大きくならなかった?ならば、今ある小さな実はこの大きさのまま落ちてしまうのだろうか?

少なくとも落ちていた1個の赤い実はこの秋大きくなったものだ。
しかし、これに続くような大きさの実が全く見つからない。
よく理解出来ない状況なのだ。

で、調べてみるとヤマボウシの実が熟してくるのは一般には9月頃のようだ。
知らなかった!
9月の頃眺めた時は、このヤマボウシの木には小さな青い実が付いているだけだった(もしかしたら、その時期成っていた1個の実を見落としていたのかもしれない)。

我が家のヤマボウシ、一体どうなっているのだろう?
元気がないと言っても、この木は植えた時に比べたら1m程は高くなった。
去年数個付けた赤い実が、今年は確実に多数収穫出来ると信じていた。
それが、たった1個しか実を付けなかった? どうも??だ。

どちらにせよ、今年ヤマボウシの実の味を確かめることには失敗したので、来年を楽しみにするしかなさそうだ。



ところで、最近空豆の摘芯というのをおこなった。
昨年はやらなかった作業だ。
摘芯をすると、側芽が伸び、そこに多くの実を付けるのだそうだ。

こちらは、屋上土嚢袋で腰水法をおこなっている空豆。
真ん中の伸びてきた芽を摘んだ。
腰水法で育てたサツマイモは美味しそうに見えなかった。
腰水法で育てる空豆はどんな風に育つのだろうか?
今のところ、腰水法で育つ空豆の状態に全く問題はないようだ。
一方、畝に植えた空豆は、一足先に摘芯しておいた。
今年2回目の空豆の栽培、昨年は満足な収穫が出来なかった。
摘芯はしてみたものの、今の状態が順調なのかどうかが判断出来ない。
昨年の空豆は、春先からアブラムシに悩まされた。
それでもきれいな花を眺めるところまではたどり着いた。
今年は、ある程度の収穫が出来るところまでたどり着きたいと願っている。






2013年12月15日日曜日

今年最後の黒嶽荘、白水鉱泉での水汲み。

昨年9月に始めた白水鉱泉への水汲みは、今年は2〜3ヶ月に一度の定例行事になった。
そして今日は今年最後の水汲みだ。

下の写真は、いつも水を汲ませてもらっている水汲み場を併設している宿。
黒岳の麓にある。
水汲みに用いる容器は、20L、10Lのポリ缶やペットボトルなど車に乗せれる限り載せている。これらを、車の中に運び上げたり、車から降ろして部屋に運び上げるまではひと仕事になる。
水汲み場には一輪車を置いて下さっている。これはとても助かる

しかし、少々重くてもなぜかこんな時だけは力持ちになる。20Lのポリ缶を両手に下げて歩けるのだ。今日隣で水を汲んでいる方は山口県から来たとおっしゃっていた。来た方はほとんどの方が我が家よりもっとたくさんの水を汲んでいるようだ。ここは知る人ぞ知る水汲み場といった感じなのだ。

この黒嶽荘の軒先には大概、ここで採れたてのの野菜やミカンやこんにゃくなどを売っている。
2ヶ月前ここで買って帰った生椎茸がおいしくて感動したのだが、残念ながら今日はこの軒先に並んでなかった。
ここのおばさんに。「今日は生椎茸がありませんね?」と問いかけると。ここの方は優しい。おじさんがすぐさま裏の方に出かけて採ってきて下さった。

黒嶽荘は大きな山の麓の一軒家だ。
ここの主が自然と共に生きているスタイルがとても好きだ。
黒嶽荘の周りには小さな畑やいくつかの小屋がある。
そこらを散策させて頂くのも楽しい。
それぞれの小屋には色々な生活用品が置いてある。
なぜか眺めているだけで、心が休まる空間だ。





ここの水汲みの時には通常久住を1カ所山歩きして、温泉に入って福岡に帰ってくる。
久住は上の方は雪をかぶっていた。しかし、山登りするには出発した時間が遅過ぎた。今日は少し散策しただけでの帰宅となった。

帰り道では途中、「春日うどん」という店で食事するのも定番になりつつある。この店はうどんが主力メニューだが、こんにゃくや豆腐が美味しい。とくに豆腐は絶品だ。


最近久住の帰りに立ち寄る機会が一番多い温泉は、おぐら温泉「四季彩の湯」。
とにかく湯の量が凄い。1回で物凄い量のお湯の使い捨て、ちょっと勿体ない気がする。



ありがたいことに、今年も大きな病気もせず元気でやってこれた。
来年も、白水鉱泉の水くみや久住の山歩きは続けよう。