2017年4月30日日曜日

2017年4月の菜園&シマミミズ

4月に入ったら、花壇の花が賑やかだった。
こちらは、中旬から咲き始めた黄色モクレン
シンボルツリーとして5年前に植えた黄色モクレン。
こちらは今日咲いていた花。

さて、4月の菜園は、夏野菜の種蒔き&苗植えの時期だ。

ゴボウ栽培は、いつものビニール袋やダストボックスで育てる長ゴボウに加えて、土嚢袋で短径ゴボウを育て、さらに波板栽培にも挑戦を始めた。
こちらは第2菜園のダストボックスに育つ長いゴボウ。
乾燥予防に、土の表面に焼いたもみ殻を撒いている。
土嚢袋の短径ゴボウは芽出しも成長も早いみたいだ。
短径ゴボウ、7月から収穫出来るというのも嬉しい。
今年のゴボウ栽培で一番興味があるのは、今年初めて挑戦している波板栽培
波板の上に、15cmほど盛り土をしているのだが、土が乾きやすいのが難点?
天気が良いいとすぐ土がカラカラに乾いてしまう。
それでも今のところ、元気に芽出しできている。
やや狭い間隔で種蒔きしたので、葉が大きくなったら間引きが必要かもしれない。

さて、笹竹を取り除いた場所に作った新しい畝では色々な野菜が育っている。
こちらはズッキーニ
これまでの芽出し状態は、以前の畝の時とほとんど変わりないみたいだ。
5月の中旬過ぎから収穫が始まるのではと思っている。

つくね芋や里芋はまだ芽出ししていないが、デストロイヤー、かぼちゃが順調に育っている。
手前から、デストロイヤー、里芋、つくね芋、かぼちゃの畝。
かぼちゃは、風除けに、ビニールあんどんで囲っている。

これらの畝は、畑として初めて使う場所なので、今後どんなふうに野菜が育つか興味津々だ。

一方、温室で種から育てた苗は、ポオパオの中に一時移動して、畝へ移植した。
こちらは最初に植え付けたブロッコリー類
葉が巻かないスペインキャベツはもうすぐ収穫できそうだ。

こちらはトマト、ししとう、ピーマンなどの畝
やはり、ビニールあんどんで風よけをしている。

こちらは、トマトで一番元気な苗。
大きくなってきたので、あんどんを掛けていない。

今は端境期になるのだろうが、葉野菜の収穫の方は、リーフチコリーが気を吐いた。
とにかく大きく成長したのだ。
で、ちょっと持って帰ったつもりでもこんな量。
月末になり、シュンギクも一気に採りどきになった。
2月に種を蒔いたシュンギク、成長が早かった。
ことらは今日収穫して帰った、シュンギクと大根菜。
種取り用に残している大根だが、大根菜もなかなか美味しい


エンドウ豆の小さな畝では、絹さやはちょうど良い収穫量で、スナップエンドウは若干少なめ。
グリーンピースは順調に育っているのでもうすぐ収穫だ。
空豆は昨日初収穫をしたが、柔らかくて最高のビールのつまみになった。

12月に苗を植えた、赤玉ねぎはもうすぐ収穫だ。
芽が出なかったところにはBeetrootの種を蒔いている。
場所によっては、Beetrootより雑草の方が先に芽が出ている。


また、野菜庫や、大きめの容器の土の中に保存している、デストロイヤー、ヤーコン、里芋などの芋類も、この時期になっても何とか食卓を賑わせているが、さすがに終わりが近づいた感じだ。

ところで、2月からEMボカシ堆肥作りに挑戦しているが、先日チェックしたところ、まだ発酵中で臭かった。
来月くらい急に発酵が進んでくれると嬉しいのだが。。。


それでは、定例の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
ミミズ君の状態は観察小屋も、ミミズ小屋の方も上等だが、全体のミミズくんの数は、去年の同じ頃よりかなり少ない。
昨年夏のダメージがまだ尾を引いているようだ。

マンションの踊り場に置いているミミズ小屋はこの夏以降2個に絞っている。
金子3段4/5堆肥はバケツに1杯半。ミミズ君は下段に500匹。餌はまだたくさん残って居たのだ。立派な大人と赤ちゃんが中心で卵もそれなりにあった。受け皿には30匹ほど。上、中段のミミズ君たちも元気そうだった。
箱3段4/17堆肥まずまず、バケツ2/3杯。下の段には250匹くらい。餌はジャガイモなど食べきれていなかった。受け皿のミミズ50匹。中段上段にもミミズ君は十分いる感じ。与えた餌は残りの芋と腐り始めた里芋。

畑の側のミミズ小屋も3個。
どんぶり1号4/11堆肥は黒々として上等バケツ1杯。下段には大人中心約150匹、受け皿には3匹、液肥は少量。中段上段にはミミズ君が多い。餌は、ブロッコリーの茎葉。解凍梅。
どんぶり2号4/16下段にミミズ250匹。受け皿には50匹の大人が居た。中段、上段にもそれなりに移動しているようだ。堆肥はまずまずバケツ2/3杯。餌は解凍梅とブロッコリーの茎葉。
ボックス3段4/26堆肥は上等、バケツ1杯。下段には大人中心に約500匹。受け皿には大人約20匹。解凍梅など。

次に、[観察小屋の現況報告]だ。
今行っている実験は、2個の寿命実験と久しぶりにミミズくんの餌実験「米ヌカ」。
35匹寿命実験336ヶ月半(4/14)8匹(生存率22%)で変わらず。
50匹寿命実験440ヶ月目(4/17)ミミズ君は17匹(生存率34%)で変わらず。
ミミズくんの餌実験「米ヌカ」4/26ミミズくん20匹が参加。1ヶ月後チェック予定。

2017年4月29日土曜日

空豆は生食すると毒があるらしい。それでも少し若取りしてみよう。

こちらは、初収穫の空豆
やや早取り気味だ。

今年は空豆を、もっと若いうちに収穫するつもりだった。
というのは、生の若い空豆はとても美味しいという話を聞いていたのだ。
でも調べてみると、生の空豆にはシアノアラニンという、物質が含まれているのだそうだ。
そして、このシアノアラニンは視覚異常、けいれん、硬直、ふるえなどといった怖い症状を起こす可能性があるとのこと。
正確な発症率などは分からなかったが、生食は諦めた方が良さそうだ。

それでも、今年の空豆はシンプルな育て方でも、まずまず順調に育っている感じなので、先々の収穫はそれなりに期待できそうだ。
で、今日は通常の収穫より少し若い状態で、少しだけ収穫してみたのだ。
もちろん生食にはしないが。。
今年は3月がじめに不織布を外し、その時にアブラムシがいっぱい居た。
そこで、予防用の銀色キラキラテープを張り巡らせた。
ただ、効果があったかどうかは?だ。
空豆にとっては大敵のアブラムシなのだが、やはり結構厄介だった。
いつ見ても、若い柔らかそうな芽のところに、ものすごい数集まっていた。
こんな芽は、見つけるとすぐ掻き取って、長靴で潰している。
で、畝の周りにはこんな残骸がいっぱい。
それでも、しぶといアブラムシは掻き取られた枝のところに集まっている。
もんなアブラムシは指で簡単に潰せる。
もちろんビニール手袋はつけているが。。
ところで、空豆にはアブラムシ以外にも住民がいる。
数匹のアマガエルが空豆の苗を住処にしている。
きっと私の味方に違いないので、もちろん追い出したりはしない。
ということで、下の写真が今日の初収穫。
皮をむいて、全て取り出したのが最初の写真だ。
外側から見ても、収穫には確かに若過ぎ?
収穫適期にはまだ数週間は必要かもしれない。

2017年4月28日金曜日

収穫を2ヶ月後に控えたニンニクの畝に、里芋の親芋を植えてみた。

こちらは、我が屋の野菜庫で残り少なくなった保存中の里芋(赤芽大吉)。
早く食べてしまわないと、どんどん傷みそうな気配だ。
この時期、全ての芋から赤芽大吉特有のピンク色の芽が出ている。
ということは、植え付けを終わった親芋たちも土の中で芽を出しているに違いない。
来月になって次々に芽を出し始めるのが楽しみだ。

一方、余った親芋はもったいないなと思いつつも、少しづつミミズ君の餌として使っていた。

ところが、先日見たyou tubeでニンニクの苗の間に里芋の親芋を植えている方がいた。
ニンニクの収穫が終わる頃、里芋が芽を出すということらしい。
これはなかなかいいアイデアで、確かに今の時期、里芋の親芋をニンニクの苗に植えても、ニンニクの成長には全く影響はないだろう。
そして、余った親芋でも、少しでも収穫の足しになれば嬉しい。

で、こちらが現在のニンニクの畝
収穫は6月くらいの予定だ。
育ちの良い苗ばかりなら嬉しいのだが、そんな苗は半分以下。
自家採種した種ニンニクで、状態の悪いものが多かったのだろう。
ニンニク苗の間に40cm間隔ぐらいで里芋の親芋を植える事にした。

さすがに、今の時期まで残しておいた親芋は大きさも小さめだが、状態もいいとは言えない。
なんとか、これらの親芋にも芽は出ているようだが、反対側に腐れが出始めたものもあった。
芽の状態から判断すると、芋の種類は『土垂』が多いようだ。
これらは少しづつシマミミズくんの餌になっていた。
直径5cmほどの小さな親芋が20個ほど残っていた。

それでも物は試し。
ニンニクを収穫する前の畝に混植して、どうなるのか一度やってみよう。
種芋は逆さ植えにしたが、いつものように上1/4の切り落しはしていない
親芋が小さめだったし、時間はなかったし。。

ま、気合を入れて親芋を植えた、通常の里芋の畝と違い、今回はちょっとお遊び。
失敗しても何ということもないのだが、こんな植え方で、最終的にある程度の収穫があるようならば、来年からもこのお遊びはやる事にしよう。

2017年4月27日木曜日

フェンネルの株元に土寄せ。今年畝の周囲に自生してきたキクイモは掘り返して、畑の隅の方に植え直そう。

今日からしばらく、まずまずの天気が続くらしい。
沈みかけの夕日もなかなか綺麗だった。


さて、数年前から作り始め、色々な料理に使えて、とても重宝しているフェンネル
春先からずっと、葉っぱ収穫してきた。
ただ、育てているのは『フローレス』というタイプで、根茎も食べれるのだ。
ただ、この時期に株元に土寄せしておかないと、根茎部が硬くなる。
根茎部が10cmくらい地上に飛び出ている。
で、今日はフェンネルの株元に土寄せしておいた。
土寄せを終わったフェンネル。
1ヶ月もしたら、根茎ごと収穫だ。

ところで、今年は笹竹を掘り返して、第2菜園を本格的に野菜作りの畝として使う予定にしている。
で、畝づくりの時に見つけていたキクイモはこれまで果樹園側の空き地に移植したり、菜園の隅の方に集めて植えておいた
菜園の隅に植えたキクイモ、今ではたくさん芽を出している。
それでも、やはりキクイモは、色々なところに残っていたのだろう。
この時期になり、あちこちで芽を出している。
こちらは、ジャガイモとヤーコンの畝の間にたくさん顔を出しているキクイモ
こんなキクイモもそのまま置いておくと日当たりが悪くなり周囲の野菜のできが悪くなる。
そこで、目立つものから掘り返し、植え替えている
右の畝は最後に植えたジャガイモ。
よく見ると、ジャガイモの畝の中にも、下から突っ張りが。。
そんな場所を探って見るとたくさんのキクイモの芽。
畝で見つかるキクイモは、基本的に雑草と同じく引き抜いている。

キクイモは、間違いなく畝の野菜作りには邪魔な存在だ。
これからしばらく、畝で見つかるキクイモは引き抜き、畝の側に出てきたキクイモは掘り返す作業が続きそうだ。
どちらにせよ、今年も、キクイモの葉や花によるお茶作りは心配なさそうだ。

2017年4月26日水曜日

久しぶりのシマミミズの餌実験;米ヌカ。ミョウガの芽が出揃ってきた。初回のボカシ肥料作りは失敗。

こんな雨の日にドライブをしていると、山肌にモコモコ状態の新緑が綺麗だ。
我が家では、イチジクが新緑を見せている。
今年もしっかり剪定はしているイチジク。
昨年、幹の中にカミキリムシ(?)幼虫が入り込んでいるのが気になった。
今年も美味しい実をたくさん付けてくれると嬉しい。
イチジクの木の下ではミョウガが元気に芽を出している。
ミョウガも夏の時期の大事な食材だ。
ミョウガは3箇所に育っていて、昨年はプランター周囲のコボレ種からのものが一番の収穫だった。
今年は今の所、プランター周囲が一番芽の数が少ない。
室外機の横では、数は少なかったが昨年は大きなミョウガが収穫できた。
今年も、芽がグングン伸びて、根茎が大きいことを想像させる。
果たして今年のミョウガは、どんな風に育つだろうか?


さて、今日のような雨の日は畑仕事が出来ないので、ミミズ堆肥の収穫(ボックス3段)と、2ヶ月ほど前に仕込んでうまくいかなかったボカシ肥料作りに再度トライだ。

こちらはボックス3段
シマミミズは下の段から上へ移動できるようになっている。
手前のバケツの中はココ繊維。
ところで、最近100円ショップのココ繊維販売が復活したのは嬉しい。
値段は150円にに値上がりはしたが。。
下の写真は、中段の表面。
上段へ移動中のミミズくんがいっぱいだ。
この時期は、ミミズくんの環境は文句ないみたいだ。
今日は、この小屋のシマミミズくん20匹が、後で餌実験に参加することになった。
今日のボックス3段の堆肥取りも、立派な堆肥がバケツ一杯収穫できた。

ところで、2月中旬に始めたボカシ肥料作りだが、第1回目に作ったものを取り出して見ると、まだ発酵中の匂いでとても肥料として使える状態ではなかった。
そこで、米ヌカなどを買ってきて、失敗した肥料と合わせ、再度トライした。
しっかり嫌気性発酵が進むようにポリバケツいっぱいに材料を詰め込んだ。
その時買った米ヌカ、米袋いっぱいで300円だったのだが、しっかり余ってしまった。
近くの農協でゲットした米ヌカ、安かった。

で、久しぶりに今日はシマミミズの餌実験:米ヌカを設定した。
米ヌカとココ繊維を交互に重ねている。
シマミミズくんは、20匹の大人ミミズに参加してもらった。
1ヶ月後くらいに、結果を見てみることにしよう。
この観察小屋の中で、嫌気性発酵して熱を持つようなら、ミミズくんは全滅?
餌実験は失敗ということになる。
ここでは、ミミズ堆肥ができてもらう予定で、ボカシ肥料ができても困るのだ。
一応、観察小屋の上部には、環境悪化の時に逃げ込めるようにミミズ堆肥をある程度入れておいた。
果たして、どんな結果になるだろうか?

2017年4月25日火曜日

今年のエンドウ豆は順調。10日ほど前に種を蒔いたバジルや紫蘇が芽を出した。

今年のエンドウ豆、絹さや、スナップエンドウ、そしてグリーンピースを育てていた
昨年は寒さや雪、風、そして雑草被害でうまく育てられなかった。
今年は第1菜園の狭い範囲に、冬には不織布で防寒、防風を行なって、少数精鋭だが少し気合いを入れて育てた。
まず絹さやの収穫が始まり、その後はスナップエンドウもボチボチ収穫している。

こちらはスナップエンドウ
スナップエンドウは、元気な絹さやとグリーンピースに囲まれて目立たない。
絹さやより遅く収穫が始まったが、早く終わりそうな気配だ。
1日の収穫量は、多い時でこれくらい、週に2〜3回の収穫だ。
収穫量は若干少な目のスナップエンドウ
甘くて美味しいので、この時期の私の弁当には欠かせない。

絹さやは、収穫が少しでも遅れると、鞘が厚くなり美味しくない。
今年のエンドウ豆の畝は、仕事場側の第1菜園に作ったので、いつでも豆の状態を見れる。
だから、絹さやを収穫遅れにすることがほとんどないのだ。
この点も良かった。
絹さやは収穫のタイミングがとても微妙なのだ。
大きさより厚さが問題だ。
もうピークは過ぎたのだろうが、十分な収穫がほぼ毎日続いている。
こちらは今日の収穫。
絹さやは、タケノコ料理との相性が抜群だ。
一方、グリーンピースは今たくさんの鞘が見えるが、収穫までには、もう少し時間がかかりそうだ。
まだ、ほとんどの鞘がペッチャンコ。
収穫する頃は、パンパンに膨れ上がって、鞘が茶変してくる。
収穫までに時間がかかるとは言っても、成っている豆の量が凄い。
楽しみな収穫になりそうだ。
こちらが収穫できたら、早速豆ご飯だ。

というようなことで、今年のエンドウ豆は順調
小さな畝の全体を見てみるとこんな感じ。
手前に見える右(南側)に倒れているのが絹さや。
中のスナップエンドウはこの写真では見えす、奥にグリーンピースが見えている。
昨年12月のこの畝は、こんな感じだったのが懐かしい。


さて、同じ日(4/14)に種まきしたバジルと紫蘇
芽出しはバジルの方が早かった。
バジルは4〜5日前には芽を出していた。
近接して見るとこんな感じ。

一方、紫蘇の方は、こんな感じ。
遠くから見ると、芽が出ているのかどうか分からない。
それでも近接して見ると、バジルとよく似た双葉が見える。
紫蘇は芽が出てきたばかりだ。

紫蘇は大きなプランターである程度育て、ある程度育ったら、ほとんどの苗を畝に移植して育て、梅干し用と、余ったら紫蘇ジュースにする予定だ。
だから、芽がたくさん出ていても全く気にならない。
一方、バジルの方は、料理に使うのだが、我が家では数苗あったら十分だ。
こちらも、中程度の大きさのプランターに一杯芽が出ているのだが、最終的に3〜4本の苗だけ選別するのが大変そうだ。