2016年4月30日土曜日

2016年4月の菜園&シマミミズ。

4月は熊本阿蘇の大地震で、落ち着かない日が続いた。
畑には冬鳥は遊びに来なくなったが、カチガラス(カササギ)は最近よく遊びにくる。
こうして見ると、なかなかきれいな鳥だ。
我が家の第1菜園の前では、広い田にレンガがきれいに咲き誇っている。
田植えの前の時期のレンゲ畑は、私の大好きな風景だ。

この時期の畑では、十分量収穫出来ているのは、キヌさやサニーレタス、そしてイタリアンパセリ、コリアンダー、フェンネル、セロリ、ミツバなどのセリ科の野菜だ。

そしてこの時期に元気な芽を出しているのが、ズッキーニカボチャ、そしてヤーコンだ。
一つの株で、こんなに芽が出るのは、種芋を同じ場所にたくさん植え過ぎ?

里芋も半分位、ツクネ芋もごく一部芽を出してきた。
今芽を出しているのは。種芋を順行植えしたものだ。
種芋を逆さ植えしたものはもう少しして芽を出すだろう。

こちらはツクネ芋の芽。昨年より芽出しが早いようだ。


ウコンやショウガは、例年通り5月の芽出しになりそうだ。

今芽を出している野菜のこれからの成長が楽しみだが、5月中旬以降には6種類も植えたズッキーニが収穫出来るようになるはずで、今からワクワクしている。

デストロイヤーは早く植えたものは芽掻きや土寄せを終えている。
こちらは2月初めに種芋を植えたもの(冬収穫種芋使用)。
苗も大きく、茎も太い。これなら大きな芋が出来そうだ。
遅く植えたののでは、今頃やっと芽を出し始めたものもある。
3月に入って植えたものは、種芋も小さかったが、茎も細い。
これから大きく成長することを信じよう。

インゲンや枝豆は、ポットに蒔いた種で芽が出たものから順次畝に移植している。
こちらは枝豆。芽が出てきた苗を穴空きマルチに植えている。
こうすると、カラス被害がないようだ。

落花生やオクラは、ポットに種を蒔いているが、畝へは5月中旬頃の移植になりそうだ。

アーティチョークはポットでパオパオの中で育てた小さな苗を少しづつ移植している。
元気な苗では、もう蕾が出来ている。
昨年は3個の花が咲いた。今年はそれを上回ることだけは間違いないだろう。


それでは、定例の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
ミミズ小屋は現在7個、今月はミミズ君の活動が活発になってきているが、逆に環境悪化にも注意が必要になってきている。

まずは、マンションの踊り場に置いている3個のミミズ小屋。
金子3段4/9バケツに1杯半の堆肥、上等だ。ジャガイモ芋の皮は残っていた。青年〜大人ミミズ君中心に1000匹くらいと非常に多く、受け皿の方への逃亡ミミズも200匹くらいと多かった。中段下段にもかなりのミミズ君が居る。やはり、この小屋のミミズ君は満杯状態に近づいている感じだ。
箱3段4/2堆肥極めて上等、バケツ2/3杯。受け皿には150匹子供。下の段は350匹くらい子供〜大人ミミズ。大人ミミズは上段や中段にも多い。餌は芋類やキャベツなど。
バケツ3段4/5下段には100匹くらい大人ミミズ。受け皿にはミミズ君30匹くらい。中段上段にミミズ君の移動良好。堆肥は良好バケツ1/2杯。餌は解凍梅など色々。
次の4個は、畑の側の小さな小屋に入れている。
続いて、畑の側に置いている4個のミミズ小屋。
どんぶり1号:4/1堆肥は上等バケツ3/4杯。下段には大人が約150匹、受け皿にはも大人ミミズ120匹。中段上段にも移動良好。上段にはミズアブの幼虫多い。餌は、解凍梅&ブロッコリーの葉、ジャガイモの茎葉。
どんぶり2号4/7下段にミミズ200匹、ほとんどが大きな大人ミミズ。ジャガイモ類がそれなりに残っていた。受け皿に100匹。ミミズ君の中段上段への移動良し。堆肥上等バケツ2/3杯。餌は解凍梅ジャガイモ芽掻き後の茎葉。
どんぶり3号4/13下段に大人ミミズが200匹、受け皿50匹。堆肥はバケツ2/3杯上等。餌は解凍梅、解凍キクイモ、
ボックス3段4/25堆肥は上等、バケツ1杯。ミミズは大人中心で約1000匹。受け皿にも大人約100匹。餌はキクイモの茎葉とスカスカの芋。解凍梅。

次に、[観察小屋の現況報告]だ。
今行っている実験は、寿命実験のみで、5個の観察小屋がある。
私が世界最長寿命のシマミミズと思っている、観察小屋1号のミミズ君が記録更新していくのが嬉しい。
54匹寿命実験13年と10ヶ月目(4/1)。最長寿命記録を毎回更新しているミミズ君は5匹のまま。卵胞がは今回は見つからなかった。
50匹寿命実験229ヶ月半目(4/27)25匹(50%)変わらず。妊娠みみずもそれなり。平均寿命2位の記録を更新中。
35匹寿命実験324ヶ月半(4/10)35匹(100%)、100%の生存率の生存期間を更新中。
50匹寿命実験428ヶ月目(4/16)。ミミズ君は20匹(生存率40%)と1匹減少。きわめて元気。妊娠ミミズや卵胞も多い。餌は芋類色々。
40匹寿命実験52年と10ヶ月目(4/20)28匹(70%)で平均寿命の記録更新中。

ところで、今夜から5月4日まで連休を使って小旅行。
その間は、この日記はお休みだ。

2016年4月29日金曜日

今年のラベンダー、花がいっぱい咲いたので、お茶用に乾燥させてみた。空豆初収穫、さすがに少し早過ぎた。

今日も由布地方で震度5。
一体いつになったら収まってくれるのだろうか?

大型連休の初日、今日は快晴でのんびり畑仕事だ。
こちらは、デストロイヤーの開花第1号だ。
デストロイヤーは時間差で植えているが、1月末に種芋を植えたものに咲いた花だ。
下の方に見えるニジュウヤホシテントウはナスやジャガイモにとっては害虫だ。


さて、5月が収穫時期とされる空豆をいくつか収穫してきた。
かなり早い時期の初収穫だ。
明日の弁当分と思って収穫してきたのだが、やはり収穫が早すぎた?
十分な大きさに育っている豆はまだ1/3くらいしかなかった。

なぜ、収穫時期を早めて収穫したかと言うと、空を向いている空豆がお辞儀をしてきたものがいくつかあった。
この下を向いた空豆は、収穫の目安と言われているのだ。
下を向いた空豆がもう10個程あったのだ。
明日の夜から旅行を予定していたので、その前の収穫の方がいいと思った。
下を向いた豆だけを収穫してきたのだが、さすがに少し早過ぎたようだ。


ところで、下の写真はラベンダーの花
2年前1本買った苗を、挿し芽などで増やして、大きめのプランターに植えていたら、今年はそれなりの花が咲いた。
そのまま摘んで、ハーブティーなどにして飲んでいたが、使い切れない花をそのまま枯らしてしまうのは勿体ない。
量は少ないが、これら花がらを摘んでラベンダー花茶を作ってみることにした。
ということで、花がらだけを摘んで、乾かしてみた。
下の写真は、乾かして3日目。
ほぼカラカラ状態だ。
ラベンダーだけのお茶として使うと、ほんの数回で無くなってしまう量だ。
ブレンドとして使うなら、しばらく使えそうだ
乾かしても、香りはしっかり残っている。
まだ、プランターの中には小さなラベンダーの蕾がたくさん見えるので、もう1回くらい収穫出来るかもしれない。

2016年4月28日木曜日

小さなプランターで越冬に成功したレモングラス、移植した時期が早過ぎた?

熊本地震発生から2週間、今日も熊本では余震がまた活発になっている。
震源が少し南側に移動しているようで、稼働中の川内原発のことも気になり、気分がどうも落ち着かない。
まずは、一日でも早く余震が無くなると嬉しいのだが。。。

ところで、昨日からよく雨が降っている。
で、この2日間はそれらしい畑仕事は出来ず仕舞いだ。
ここは第1菜園。雨の日で畑仕事は出来ない。
それでも、仕事場のすぐ側に植えている野菜だけは帰りしな収穫可能だ。

こんな日でも、アスパラ、サニーレタス、コリアンダー、とフェンネルの収穫は出来た。
ここのところ、アスパラの成長が早い。
2日に1回のペースで収穫している。
一日の収穫量は十数本、といったところだ。
で、こちらが今日の収穫。
初めて育てたコリアンダー(写真右)、クセはあるが、あると助かる野菜だ。
これからも、我が家の定番野菜の一つに加わりそうだ。


さて、3月中旬に、この冬室内で越冬に成功したレモングラスを、室外の大きなプランターと畑の2箇所に半分づつ移植した。
こちらが、3月中旬に元気に芽を出していたレモングラス。
初めての越冬成功だったので嬉しかった。
移植したレモングラスは元気に育っているだろうか?

残念ながら、畑に地植えたものは、その後寒い日が数日あったためだろうか、完全に枯れてしまった
プランターに移植した方も弱ったが何とか細い茎葉で生き延びている
何とか生き残ったようだ。

どうやら、今回のレモングラスの移植、その時期が早過ぎたようだ。
プランターに生き残った苗も何となく心もとなかったので、ひと苗買って、畑の移植した苗が枯れたところに植え付けた。
今回植えた苗もまだ弱々しい苗だ。
だが、昨年と同じように地植えの力で大増殖してくれると信じよう。
レモングラスの越冬成功は初めての経験で、とても喜んでいたのだが、植える時期が早過ぎて畑に移植した苗を枯らしてしまっのはとても残念だった。
来年は、今年のように室内で越冬がうまくいったら、しっかり暖かくなる4月に入って、その苗を移植しよう。

2016年4月27日水曜日

シマミミズの寿命実験第2弾29ヶ月半目は25匹(50%)で平均寿命2位の記録を更新中。大根の花で遊ぶアオスジアゲハ。

こちらは、3日前畑仕事をしていた時、種取り用の大根の花に遊びに来たアオスジアゲハ

この何とも言えぬ青色は魅力的だ。

大根の花が好物だったとは知らなかった。

あちこちの花で忙しそうに蜜を吸っている。

時にはこんな珍しいポーズもっとてくれた。



さて、シマミミズの寿命実験第2弾
この観察小屋は、50匹で始めた実験だが、かなり前に平均寿命を維持出来る最低のミミズ君の数25匹にまで減っていた。
そして、ここ数ヶ月その数をキープしながら、我が家での平均寿命2位の自己記録更新を続けている。
今回は29ヶ月目(2年と5ヶ月目)だが、果たしてまたまた記録更新となるだろうか。

結果は25匹皆元気で、今回も記録更新だ。
今回もミミズ君は25匹元気だったが、妊娠ミミズは若干少ない感じ。

ただ、今回環境がかなりウェットになり、観察小屋の中にはかなりの数のショウジョウバエが発生していた。
甘い果物などを餌とする時には、ショウジョウバエが増える傾向にあるのだが、ウェット環境の野菜の餌にも結構集まる。

卵胞は正確に数えていないが、若干少なかった印象だ。
環境がウェットだったので、卵胞の数はチェックしていない。
今回の卵胞は全体的に小さなものが多かった。

餌としては、芋類が少なくなったので、キノコ類や葉っぱ野菜も加えておいた。
こんな餌にもそのままの状態ではショウジョウバエが集まってくる。

来月は更に暖かくなるので、ウェットになり易い餌には、乾いたココ繊維を多めに餌にまぶしておいた。
餌に混ぜたのは、かなり乾き気味のココ繊維。

長年、シマミミズを飼っていると、小さな観察小屋での環境保持のための細かなノウハウが、以前より分かってきたような気がする。
この観察小屋でも、これから夏にかけて、何とか環境悪化せず、第2位の平均寿命記録を更に伸ばしてほしいものだ。

2016年4月26日火曜日

今年植えた6種類のズッキーニ、小さな苗の時期では区別は難しいみたいだ。友達のツグミ君、遊びに来なくなった。

最近の畑には、カチガラスは遊びに来てくれるにだがこの冬友達になったツグミ君はもうその姿を見ない。
こちらは3月10日に遊びに来ていたツグミ君。
この頃は餌として与えたミズアブの幼虫をたらふく食べて太っている。
この2週間ツグミ君が我が家の畑に遊びに来なくなったのだ。
ツグミ君用に用意している餌皿には、食べられずに水に沈んだミズアブが転がっていた。
1ヶ月前までは、この皿にミズアブの幼虫を置いたら数時間で無くなっていた。
この2週間餌を食べにきた形跡がない。

このツグミだけでなく、この頃カワウ、メジロ、ヒヨドリの姿も見れなくなったのはちょっと寂しい。


さて、第2菜園では今年露地蒔きした6種類のズッキーニが全て芽を出した
本葉が2枚程出揃ったところなので、種類が分からないで種を蒔いたとき、どの種類か分かるように、この時期の苗の特徴を脳裏に焼き付けておこうと思った。

1)白ズッキーニ
3年連続育てているので、見慣れた苗だ。
今年も自家採種した種を蒔いた。
本葉の形や柔らかさは、カボチャそっくりだ。
双葉は、このズッキーニが一番大きい。

2)白長ズッキーニ
今年初めて育てるズッキーニ。白ズッキーニををうんと長くした感じだ。
本葉は白ズッキーニと全く区別がつかない。
双葉の色葉、こちらが若干薄いようだ。

3)黄緑ズッキーニ
緑に白い班が入り、葉のギザギザがしっかりしている。
本葉は日本で通常出回っている緑ズッキーニに一番近いみたいだ。
今年蒔いた6種類の中では、この苗だけは区別出来る。

4)緑ズッキーニ
緑と言っても日本で通常売られているものより、ずん胴で太いズッキーニだ。
双葉には小さな模様が入り、これで何とか区別が出来る。
本葉の方は、どちらかと言うと白ズッキーニそっくりだ。

5)花ズッキーニ
本葉だけを見ても、他のズッキーニとほとんど区別がつかない。
若干葉が厚く、小さめだ。

6)UFOズッキーニ
こちらも今年初めて育てる白いUFO型のズッキーニ。
白ズッキーニに似ているが、少し色が白っぽい。
種は一番小さかったが、双葉も一番小さい。

以上のように、私のもくろみと違って、この時期の苗では6種類のズッキーニを区別するのは至難の業のようだ。
今後は、苗の育ち方でも、それぞれを区別出来るように、その特徴を見ていこう。

2016年4月25日月曜日

今年も、第2菜園にはキクイモの自生が凄い。で、キクイモの葉によるお茶作り第1弾。

今年もキクイモの自生が凄い

キクイモはその花や葉でお茶を作るのが楽しみで、ある程度自由に増殖してもらってもいいと思っている。
昨日畑仕事に行った時の、ゴボウの袋栽培の周りもキクイモ。

当然こんな場所は、キクイモの天下だ。
そのうち、他の雑草を押しのけて、キクイモの姿しか見えなくなるに違いない。

問題は、ゴボウを育てているの袋の中。
土を袋の中に入れる時、小さなキクイモか、その切れ端が残っていたのだ。
端の方に、ゴボウの小さな苗が見えているが、今後が危うい。
当然キクイモは引き抜くのがが、狭い袋の中では芋は取りきれないことが多い。
ダストボックスでも同じだ。
ここでもゴボウの小さな芽が肩身の狭い思いをしている。

こちらはジャガイモの畝。
ジャガイモが出てきたところに、同時にキクイモが顔を出している。
このままだとジャガイモの収穫にも影響を与えそうだ。
こんなキクイモは、出来るだけ芋も一緒に抜き取るようにしている。

タマネギの畝でもこんな感じ。
キクイモは、完全に元気がいい雑草といった感じだ。

ズッキーニが芽を出したマルチもテント状態だ。
テント状の突っ張りの下にはキクイモの芽がある。
マルチの穴から手を突っ込んでキクイモを抜き取る。

去年も同じような状態だったので、今年はより気を付けてどの畝でもキクイモを取り除いたつもりだった。
だが、やはりあちこちの畝にキクイモやそのカケラがたくさん転がっていたようだ。

で、昨日雑草として抜き取ったキクイモはミミズ小屋に。
抜き取った芋付きの茎葉は、ミミズの餌となる。
そんなにミミズ君が好きな食材ではないのだが、何とか食べてくれる。

きれいな茎葉は、お茶用に摘んで帰った。
こちらは、お茶用に摘んで帰ったキクイモ。

今年のキクイモ葉でのお茶作り、第1弾だ。
さっそく、昨夜湯掻いて窓辺で天日干しをした。
天気がいいと、一日でパリパリに仕上がるキクイモの葉。
今日の夕方の、キクイモの葉。
かなり乾いているが、まだパリパリとはいかない。
もしかして、黄砂の影響もあったのかも。

明後日から雨予報なので、それまでにしっかり乾いてくれるとうれしいのだが。。。

2016年4月24日日曜日

この尾羽を見ただけで、この鳥が何だか分かる方は居るかな?最近よく畑に姿を見せるようになったこの鳥は、カチガラスでした。

畑仕事をしていて、鳥が時々遊びに来てくれるのだが、畑を歩いている鳥を写真に収めることは私にも出来るのだが、飛んでいる鳥はなかなか思うように撮れない。
今日は、黄砂はあったものの、畑仕事日和だったので、のんびり畑仕事をしていたら、最近よく見かける鳥がまたやってきた。
飛び立った瞬間、きれいな飛行写真を撮ろうとしたら、写ったの尾羽のみ。
鳥好きの方なら、この尾羽を見ただけで鳥の種類が分かるのかもしれない。
写真を撮るのが得意な方は、飛ぶ姿を簡単にカメラに収めるのかもしれない。
で、この鳥はカチガラス(カササギ)だ。
最近、子育て最中なのか、よく畑に遊びに来ては、掘り返したあとからミミズなどを見つけて食べている。

斜め後ろからの姿が凛々しい。
スズメのようにピョンピョン跳ねずに、歩くときは人間のように二足歩行だ。


横から見ると愛らしい。
この角度だと、青い羽根が目立たない。

それにしても、畑をあちこち歩き回る。
ニンニクの畝に入ったかと思うと、

種取り用ダイコンの側に行き、

芋の畝に行ったかと思うと、

アーティチョークの側に行く。

また、虫を捕まえた。

小一時間畑の中を歩きまわって、やっと飛び立ったが、今度は飛ぶ姿を写真に収めることが出来た。
ン!なかなか優雅だ。
その後、大きなミミズを咥えると、そのまま巣のある方へ飛び立っていった。