2012年4月30日月曜日

4月ミミズ総括


4月ミミズ総括

4月はみみず君たちが活発に活動する季節みたいだ。
概ね元気なみみず君がそれなりの堆肥を作ってくれた。
堆肥の状態も上等なものが多かった。
芋類などの餌が減ってきたので菜の花,雑草など色々なものを餌として与えている。
特に広葉雑草は非常に良い餌との印象を持っている。


また、どのミミズ小屋でも卵が非常に増えている、赤ちゃんは少しづつ増えてはいるがまだ少ないので孵化のピークは5月〜6月だろうか?
個人的に残念なことは、レーシック手術のあと近視は改善されたが老眼が顕著になった。
老眼鏡がまだ自分の眼に慣れてないためか長時間の卵の救出作業に疲れを覚える。じき、慣れてくるような気はするが、今のところ卵の救出作業はせずにいる。

今月は、自分の眼のこともあり、堆肥収穫とみみず君の分別を効率化することを考えてみた。
色々努力はしているが、まだ、試行錯誤している段階だ。
フロースルーを利用すること。
光と振動をみみず君が嫌うことを分別作業に取り入れている。


芽だし実験は、みみず堆肥が一方的に勝利。
市販の種まき用の土で良い勝負になったものはひとつも無かった。
とにかくミミズ堆肥の力はすごい。


畑が使えるようになり,これからが楽しみだ。
一つ気がかりなのは畑の側に植えた4本の植木が弱った。
強風と何より水不足が原因だったようだ。
オババの手とみみず堆肥の力を頼りに回復を待っているところだ。


さて、それでは個々のミミズ小屋の経過報告(4月)。
1)室コン1号(金子)月8日堆肥チェック。キャベツのみ食べ残し。その他餌なし。フロースルー光振動法で堆肥を収穫。黒々とした立派な堆肥!バケツ2杯弱。餌は生野菜いろいろ、里芋親芋、冷凍/解凍キクイモ。
2)室コン2号(横型)月18日〜23日。今回早めに堆肥が出来ていたので堆肥チェック18日から始めた。30分でしばらく中断。light harvesting の応用で、気にせず置きっぱなし。大人ミミズ、卵を多く認めた。堆肥はややドライ気味の上等堆肥。量はバケツ1杯半。前回の餌もほとんど無い。今回の餌は、冷凍キクイモ、大量のイネ科雑草。実質堆肥収穫時間約1時間。
3)室コン3号(縦型)月27日チェック、堆肥は上等、バケツに1/2。餌は溜めておいたスペシャル茶殻&コーヒーカス。野菜、新芽付きキクイモ。みみず君は元気。卵も多い。コンビネーション法で約45分で収穫
4)室コン4号4月22日立派な堆肥ややウェット。コンビネーション法で収穫。バケツ1/2杯、大人ミミズ多い。卵も非常に多い。生野菜中心。
5)室コン5号(金子)月14 〜15日チェック コンビネーション法で収穫。バケツ1杯と2/3、立派。ミミズは大人、赤ちゃん多く、卵も非常に多い。。餌を冷凍(キクイモ、里芋の親芋)、ヤーコンなどあたえる、
6)畑コン1号月9〜10日フロースルー光振動法で堆肥を収穫バケツ1/2。餌は菜の花、段ボールと冷凍里芋親芋、野菜のクズを与える。野外設置
7)畑コン2号月7〜8日フロースルー光振動法で堆肥を収穫。立派なさらさらとした堆肥、バケツ1/2。餌は冷凍里芋親芋。段ボールも少し多めに投与。今回も餌はほぼ食べられていた。野外設置
8)畑コン3号月13日チェック。ミミズは元気、コンビネーション法で収穫、畑コン1〜3号は雨降りのあと受け皿にかなり多くの水が溜まっていた。簡単な雨よけを置く。
9)畑コン4号(蓋付きプラBox)月28日設定。予備小屋より移動。餌は大量の菜の花。まだ餌残っており5月初旬にチェック予定。
10)畑コン5号(蓋付きプラBox):4月23日設定、室コン2号よりみみず君半分移動。餌は大量のピーピーマメと新芽付きキクイモ。
11)プラコン1号月10日堆肥は上等、ドライ。コンビネーション法で収穫。量はバケツ1/2。餌はキャベツ、レタスなど葉っぱ野菜中心。
12)プラコン2号月11日チェック,コンビネーション法で収穫。堆肥バケツ1/2、状態は良好、黒々堆肥。、大人多い。食べ残し餌も結構ある。今回は冷凍里芋親芋、野菜クズなど少し少なめに与える、ヤシ繊維もやや少なめに投与。卵は少々。赤ちゃんは居ない。
13)プラコン3号月29日まずまず堆肥バケツ1/2。餌は菜の花をたっぷり与える。野外に設置。堆肥チェックは少し遅らせて5月初旬を予定。
14)プラコン4号月21日ザボンは完全に無くなっていた。堆肥の状態も上等。ヤーコンなどを餌として与える。
15)プラコン5号月14日チェック、コンビネーション法で収穫。赤ちゃんから大人まで、元気。餌は里芋とキャベツを食べきれてなかった,堆肥形成に少し早すぎた感あり。餌は、冷凍キクイモ、冷凍里芋親芋、野菜残渣など。
観察小屋報告は昨日近況報告したので割愛する。


さて今日は雨だったので車が少ないことを期待して有田の陶器市に行ってきた。それでも会場は大勢の人が掘り出し物の買い物を楽しんでいた。また、多くの有名でない作陶家の方が自分の作品を店一杯に広げていた。お客に評価してもらう機会にもなっているようだ。非常に多くの人に自分の作品を見てもらえるのだから、その反応は個展を開くよりよほど次の作陶に役立つだろう。

2012年4月29日日曜日

観察小屋現況(4月29日)

今日も暑い一日だった。また連休のスタートとのことで福岡の郊外はやけに車が多かった。それにしても最近は痛ましい交通事故のニュースが多すぎる。

さて、久しぶりに観察小屋の現況報告だ。観察小屋はチェックを忘れがちになるため、チェックしたときはあまりの乾燥状態に唖然とすることがある。注意が必要だ。

観察小屋1号1.21〜 4匹の大人ミミズで繁殖実験をしている、4匹のミミズが通った道が小さなトンネルのようにあちこちに見受けられる。3/30の餌がまだ僅かに残っているたが4/26餌と水追加。実験設定から3ヶ月経ったので、産卵した卵や赤ちゃんの姿を見たいところだが今のところまだ見られない。


観察小屋2号3.19〜柑橘系ザボン実験をおこなっていた。4/17終了。そのままみみず君の餌:ダンボール実験に移行。多めのダンボールを入れたが今の所あまり食べられてないようだ。

観察小屋3号みみず君の餌実験スイセンの花後の茎をすこし入れてみた。スイセンの花後の茎はニラを太くしたような感じで、あまり食べられないだろうと思っていたら4〜5日で結構食べている感じ(写真右:観察小屋の表面)。そこで4.21スイセンの花後刻んだものをある程度の量(写真左)追加投与した。

8日後の今日,スイセンの花後は大部分食べられている。
みみず君はスイセンの花後の茎は以外にも好物だったようだ。

観察小屋4a、b号(1/11~)餌因子によるみみず君の成長の差チェック中、下の方にみみず君は居るが外からの観察で大きさの差は分からない。前回与えた餌も見えない。瓶の上2/3はカラカラ状態。乾燥注意報発令!4、26餌をいつものように3:1の割合で与え、水も追加


観察小屋5号:4/4に入れた菜の花はほとんど食べられている感じ。4/26少なくとも菜の花は全く分からなくなった。当然なのだろうが体積は1/3に減っていた。ミミズ小屋の菜の花や広葉野菜は堆肥収穫時、極端に体積が減っている可能性がある。菜の花を餌にしている畑コン、チェックは餌投与2ヶ月後の予定だったがもう少し早くてもよいようだ。



観察小屋6a,b号(1/5~)みみず君の成長因子:環境の広さ30匹づつシマミミズの赤ちゃんを狭い環境と広い環境に入れている。どちらも子供ミミズ生育しているが、広い方が明らかに大きくなっている感じ。こちらの観察小屋にも乾燥注意報発令。/26餌と水やり

観察小屋7号a&b:みみず君の餌雑草。4.16設定
下は10日目の写真。広葉雑草はほとんど食べられている。

観察小屋8号卵孵化実験(乾燥しない条件で)2月に入れた卵は全く孵化してなかった。
4.22再設定(卵100個投入、赤っぽい卵が多かった)、投入時、外から見えていた赤っぽい卵は、今日は少し黒ずんで見える(下の写真)。孵化した感じではなさそうだが....

とても分かりにくいが写真中央に卵が見える、投入時はもっと赤っぽい感じだった。


 観察小屋9号細長い小バエB−29、全滅後もそのままフォロー中、次世代に続く卵は残っているのだろうか?今のところ観察小屋には以前のB−29の亡骸が転がっているだけ。
少なくとも今の時点でサナギや成虫は見られない。

観察小屋10号1/23~寿命実験放置され乾燥厳しい。4/26少量の餌と水をたっぷり与える。みみず君の姿は外から見えない(もう居ない?)。


観察小屋11号:4/23設定、畑コン4号と同じ条件の観察小屋作成(餌はピーピーマメ)


さて、下の写真は何をしている所か分かるかな?
実はキクイモ茶を作っているところだ。
湯掻いたキクイモの新芽と葉を干してお茶にしている。花が咲く頃は花もお茶にする。
キクイモは味噌漬けで食べるのが大好きだが、繁殖力が凄いので、多くのイモがみみず君の餌になり,またキクイモ茶も私のスペシャルティーに利用されている。
手が要らず色々利用出来るので便利なイモだ。


ところで、このお茶を作り始めたのは5〜6年前だろうか?その頃キクイモ茶が何か体に良いというのは聞いたことがあった。そのことはすっかり忘れてしまっている。
要するにブレンドするお茶の種類が多い方が体に良いような気がするので使っているのだ。

2012年4月28日土曜日

レンゲ畑

いよいよ,今日が私の畑の近くでレンゲ畑を見ることができる今年最後の一日だ。

これが,朝の写真
そして午後はこんな景色になった。いよいよ田植えが近づいてきたようだ。


しかし,よく考えてみると花が咲いているうちに耕耘されたということは、レンゲの種は収穫出来ずじまいということだ。
ということは来年咲くレンゲの花は今のレンゲ花が種になり、それが次の花を咲かせる訳ではないんだ。

農家の方に聞いてみた。
やはり,農家の方が個人個人でレンゲの種を買って稲の収穫のあとに毎年撒くのだそうだ。
レンゲの種は一反分で約4000円程かかるとのこと。
レンゲが咲き乱れている田んぼとそうでない田んぼがあるのはそういうことだったのだ。

これまで私は、田んぼのレンゲは自然発生的に生えているのだと思っていた。

お金がかかってもレンゲを植えると、土が肥え、稲作に使う農薬を減らせるのだという。

益々,レンゲ畑とレンゲを植えてくださる農家の方が好きになった。

さて,私の畑の側に目をやると、植えた4本の植木が相変わらずピンチの状態だ。
しかし、水やりとミミズ堆肥の効果か、更に悪化した気配はない。何とか持ちこたえてほしいものだ。
これはイロハモミジ

こちらはシマトネリコ

こちらはヤマボウシ

そして比較的元気なのが黄色モクレン



2012年4月27日金曜日

座布団収納袋、耐久性に全く問題なし

先月の23日に野ざらしにした座布団収納袋、雨風全く問題なかった。
左が設定して1ヶ月以上になる畑コン4号。右が最近設定した畑コン5号。
どちらも蓋付きプラBox。
餌は4号は菜の花、5号はピーピーマメ

座布団収納袋は1年くらいの使用には耐えれそうな感じだ。どちらも餌を食べるスピードは遅いようなので2ヶ月に1回のチェックになりそうだ。

ところで近くの田んぼでは田植えの準備が始まっている。耕耘機が一斉に田んぼを起こしている。
後ろには人を怖がらないサギ君がついていく。時々何かを食べている。掘り起こした所には色々な虫やミミズが出てくるのだろう。

別の耕耘機の後ろには、なぜか頭の黄色い子サギばかりが大勢ついていっている。
もう親離れしたのかな?


一方、人間嫌いのカラス達は、少し離れた田んぼに群れをなしている。
ここでも何かを食べているようだ。

水田風景も好きなのだが、私の大好きなレンゲ畑がもうすぐ見れなくなるのは少し寂しい気がする。

2012年4月26日木曜日

みみず君の食べ物雑草:経過報告、広葉雑草は良い餌

みみず君が雑草を食べることは予測していた。
しかし,思ったより早いのだ。
ということで途中報告だ。
上の写真は日付を一日間違って記載しているが、4/16に設定した雑草の観察小屋。
左が広葉雑草、右がイネ科雑草だ。それぞれ大人ミミズを10匹づつ投入している。

そして、下が今日(10日目)の写真。広葉雑草はほとんど姿が見えなくなっている。イネ科雑草も十分餌になりそうだが、広葉雑草はかなり良い餌になりそうだ。もちろん投入したみみず君も元気そうだ。

最近、広葉雑草の中でもピーピーマメ(カラスノエンドウ)が色々な所に蔓延っている。
これは良い餌になりそうだ。


また、繁殖力の強いキクイモが異常増殖している。最近10cm程の芽を出しているが、この芽を頼りに芋を掘ると簡単に掘れる。芽が出てきたキクイモでも餌が少ないこの時期、良い餌になりそうだ。

ところで、こちらはキクイモによく似ているがショウガ。
ミミズの餌ではない。
ご近所さんから種芋用に頂いた大事なものだ。今日,畑に植え込んだ。



2012年4月25日水曜日

ヒメミミズとシマミミズの赤ちゃん識別テスト第3弾:結果

これまでのヒメミミズとシマミミズの赤ちゃんの識別テスト、ミスの率が最初が7%,次回は0%。
今回はどうだろう?

2月25日に150匹程のヒメミミズと思われるがやや見分けのやや難しい個体のみを150匹選別した。
もちろんその中にシマミミズの赤ちゃんが含まれていたら2ヶ月経ったのでそろそろ子供ミミズにはなっているはずだ。
今日の観察小屋。大部分のヒメミミズは一箇所に集まっていた。

御開帳してみたら今回はやや大きめの赤ちゃんが3匹いた。たった3匹というべきだろう。3匹が子供ミミズになっていなかったのは餌が無かったからであろうか?
赤ちゃんは写真の右側に集めている,2cm強の身長だがかなり痩せていた。

今回のミスは3/150=2%だ。
合格だ!
識別眼が一応合格レベルになったと勝手に判断し、老眼が強くなった私はこの識別実験は今回を最後としよう。

今後、分別作業の時、シマミミズの赤ちゃんと判別出来るミミズを見つければ可能な限り救っていくが、どちらだろうと気になるような個体は、150匹の中で3匹しかシマミミズの赤ちゃんが居ないということななので、救わなくても良いだろう。

2012年4月24日火曜日

畑のまわりに植えた植木くん大ピンチ。

約10日程前の休日に畑の側に4本の植木を植えた。
植木で有名な久留米市の田主丸という所で買ってきたものだ。
頑張って自分で穴を掘り、腐葉土を入れ、植えてみた。
植木屋さんに教えられたように植えたつもりだったが
その中でイロハモミジが一部枯れてきた!
素人なりに頑張って植えたつもりだったが、何か植木に対する知識が足りなかったみたいだ。
植木屋さんに教えられたように棒杭も立ててみた。うまく出来たかどうか自信は無かったので、先週末の風がとても強い日、これでどれくらい風の被害も防げるだろうかと気がかりだった。

そして、この数日間眺めるたびに、枯れたり弱ったりしたモミジの葉っぱが増えている。
これはヤバい!

ここからはオババの知恵とミミズ堆肥の力が頼りだ。
まずオババに電話をし,状況を説明した。
オババの話では枯れた原因には強風も一因にはなったいるが、最大の原因は上から与えた水が根の方に浸透してなかったのだろうということだ。
それなりに上から水をかけたつもりだったが、木を植える際はまず掘った部分がべちょべちょになるくらいに掘った穴に水を入れるのだそうな。

電話した翌日(昨日)植木を見に行ったら驚いた。私が埋めた部分が一部掘り返されていた。
畑の近くに住んでいるオババが植えた木の様子を見に来てくれたのだ。
根の下の部分まで掘り返され,水を与えた跡がある。穴は埋められてはいない。
あとは自分で工夫してやりなさいというオババなりの心遣いだ。
ということで、あとは私が出来ることをやってみた。
出来ることといっても,たっぷり水とミミズ堆肥を与えることだけだが。

まず、これはシマトネリコ。根を包んでいる藁と縄がよく見える状態に掘り起こされていた。根の方はウェットな感じだった。恐らく昨日十分に水を与えてくれたのだろう。
この穴にさらに水を十分に与えミミズ堆肥をかなりの量与えて埋め直した。

こちらはイエローバードという黄色いモクレン。こちらも同様に一部掘り返されていたので更に水を与え,ミミズ堆肥を加えて埋め直した。

こちらも新芽の先の色が茶色く変色しかけているヤマボウシ。こちらも同様。

そして,これが被害の最も深刻なイロハモミジ、こちらも同様に掘り返されていた。
これにも十分水を入れミミズ堆肥を施し埋め戻した。

やれることはやった。
あとはミミズ堆肥の力も借りてどの木も元気に復活してくれることを祈るだけだ。

そのあと、またありがたい忠告がまた一つあった。
今日みたいな暑い日の日中の水やりは良くないとのこと。
水やりは朝か夕方にすることにしよう。


2012年4月23日月曜日

畑コン4号型観察小屋

我が家で最近始めた蓋付きプラスチックBoxによるミミズ小屋(畑コン4号)。
このタイプの小屋は我が家では初めてだ。
蓋とプラスチック容器の側面上方に空気穴を空け

容器の底は液肥の通過用の穴を多数あけている

この容器の下にもう一つ穴を空けてない同じ容器を重ね液肥を中に溜めるようにしている。
将来的にはそこの穴をもっと大きくして個数も増やしフロースルー型にすることも考えている。

この小屋は、もうすぐ一ヶ月になるが、まだ,餌はかなり残っており、第1回目のチェックは先にずれ込みそうだ。

そこで、同じ型の観察小屋を作り,みみず君の様子や餌の食べ方などを観察することにする。

ミミズ小屋にはドリルで空気穴や液肥通過用の穴を作ったが、観察小屋はデザートの
プラスチック容器を用いたので穴はキリであけた。
その操作でちょっとしたミスがあった。

用意したのはこんな容器だ。


蓋は柔らかいプラスチックで出来ていたためキリで穴をあけるのに問題なかった。

ところが底に穴をあけようとしてヒビが入った。
情けないことに側面も同じ過ちを犯し同様にひびが入った。
硬いプラスチックにキリで穴をあけようとすること事態誤りだったのだ。
過ちを2回繰り返してやっと気がついた。キリの先端を熱すればプラスチック容器は溶け、穴は容易にあくに違いない。
さっそく、キリの先端をガスの火であぶって穴をあけてみた。
力も入れず奇麗な穴があいた。

側面もひびが入った後で先端をあぶったキリで穴をあけると簡単に奇麗な穴があいた。

ということで底と側面にヒビは入ったが実験には差し支えなさそうなので、
下の写真のように液肥溜めに同じ大きさの容器を下に重ねてみた(もちろん液肥が溜まるような1cm程のスペースが出来るように工夫)。
どうやらこれで実験出来そうだ。


さて、餌には最近取ってきた雑草のなかでぴーぴー豆の食べ方が気になるのでそれを用いた。みみず君のベッドと層々に餌を入れた。ミミズは20匹青年〜大人ミミズを投入した。
最後に上部に乾燥予防のウェットな新聞紙を入れた。


下に穴のあいてない同じ容器を重ねると
これでミミズ小屋(畑コン4号)とほぼ同じ条件の観察小屋が出来たと思われる。


この条件で餌の食べ具合やみみず君の状態に特に問題はないか観察してみよう。




2012年4月22日日曜日

単純卵孵化実験(乾燥しない工夫で):結果

2.23に設定したこの実験、100個の卵を乾燥しないように縦長の深めの容器に入れ更に上層部にはウェットな新聞紙を重ねて入れた。
さて、御開帳の時が来た
まず、これが設定時の写真、外から卵は見えなかった。

今日,2ヶ月も経ったので元気なミミズの赤ちゃんの姿がいっぱい見られると思ったのだが
外側からは赤ちゃんの姿は無かった。
中を開いてみてビックリ。何と赤ちゃんは全く居なかった。
少しは卵の姿はあったがその数をチェックする元気は無い。
条件的に乾燥しない工夫はうまくいっていた。
ということは孵化しなかったのはは時期の問題だろうか?

今日さっそく卵を同じ条件で100個入れた。2ヶ月の時期の差で赤ちゃんは産まれ易くなっているだろうか?
今回は中程の右寄りに赤っぽい卵が見えている。これをチェックしていくだけでも赤ちゃんが産まれているかどうかは判定出来る。

最近の卵は赤っぽいものが多いので今回入れた卵の1/3程度は赤みを帯びていた。これまでの経験からは赤みを帯びた卵は近いうちに孵化している。
ということは、1ヶ月後でも結構孵化している可能性がある。
次のチェックは1ヶ月後としよう。

さて、先日植えた枝豆と蔓無しインゲンどちらもミミズ堆肥に植えた方はもうすぐ移植出来そうな感じになっている。
種まき用の土の方はまだ芽も出ていない。
左の蔓無しインゲンの方が若干成長が早いようだ

2012年4月21日土曜日

ザボンを入れたミミズ小屋、ザボンは完全に食べられた!

プラコン4号に約1ヶ月前餌としてザボンをたくさん入れた。
その後脱走事件が起こるのではと注意して数日フォローしたがザボンにカビは生えていたが特にみみず君の状態には問題は起こらなかった。

また、先日観察小屋でザボンの食べっぷりをチェックしたが1ヶ月で8割程は食べている感じだった。

さあ今日はプラコン4号の堆肥チェックだ。
ザボンはどうなっているだろうか?
 ネットを外してダンボールの蓋を観察。特に変わった様子はない。脱走兵など全く居ない。
ダンボールにはザボンがあった場所が記されている。その場所の体積が少し縮んでいる。

さてダンボールの蓋を外してみよう
カビなど全く見られない。中をかき混ぜてみたがザボンの食べカスさえ見つからない。
完全に食べられている。
ただ、堆肥に僅かなザボンの香りがしていた。

最近堆肥チェックを少しでも早く終わらせようと色々の方法をとっているが
今日のような雨の日は、大きな箱での光振動法は適さない感じだ。
そこで、振動法でみみず君を下に集めて、
みみず君の少ない上の方の4/5は小皿法で出来るだけ迅速に分別をおこない、下の方のミミズと一部堆肥は下の写真のように雨空の下のベランダにしばらく置いた。
上の方にある堆肥を除くと

結構効率よくみみず君が回収出来る。

そのミミズを新しいミミズ小屋の上に置いて堆肥収穫とミミズ分別作業は終了。

我が家に最も多いこのタイプのミミズ小屋。
今日は堆肥バケツ1/2収穫出来たが、要した時間は45分。以前より早くはなったが、出来れば30分で終わりたいと思っている。
恐らく先日紹介したTurbo Light Harvesting Methodでは30分以内で終われると思うのだが,何せちょうど良い舟形容器がまだ見つかっていない。

今の所、みみず君分別作業は、その日の条件でいろいろなコンビネーション法をおこなってみよう。
今日はザボンが完全に食べられていて一安心だった。