2014年6月30日月曜日

2014年6月、夏野菜の収穫が忙しくなってきた菜園&今のところ暑さに負けず元気なシマミミズ君。

さて、6月の畑は夏野菜の収穫が一斉に始まり、忙しくなった。

早めに梅雨に入ったのだが、前半は思った程雨が降らなかった。
それが良かったのだろうか?
今年はズッキーニ、特に白ズッキーニの収穫量が6月の中旬までは凄かった。
一日でこんなに収穫した日もあった。第1菜園より第2菜園の方が収穫が多かった。
ただ、6月も後半になるとズッキーニの成長は一気に減速した。
ただ、今日見に行くとまた勢いが復活していた。
今年のズッキーニは天候に恵まれている!


畝の方では、たまねぎの収穫が終わった。
保存用のたまねぎは昨年と同じく一皮むいて吊るしていた。

しかし10日余りすると落下事件が起こってしまった。
しっかり固定したと思った突っ張り棒の支える力不足だったようだ。

ニンニクも1ヶ月程前から食べる分だけを収穫をしていたが、今月下旬には全て収穫した。色々な方法で保存している。
ニンニクの保存法としては3つの方法をとっている。
一番多いのは分球そのまま保存(上の写真)、次が吊り下げ、そしてもう一つは皮剥き冷凍保存だ。
第1菜園での収穫ではデストロイヤーが圧巻、最近では竹の棚によるカボチャも収穫が始まり、これからしばらく楽しめそうだ。
これはデストロイヤー賞を受賞した芋。


5月の終わりからモンシロチョウの嬉しくない訪問を受けていた防虫ネットの中のロマネスコとスペイン産キャベツ。
その被害は甚大だった。
こちらは祖真ネス湖の葉を美味しそうに食べているアオムシ。
時々見回り隊が出向いていたがなかなか被害を食い止めることが出来なかった。
そのため、スペイン産キャベツは全てみみず君の餌になりそうだ。
といっても餌になる葉っぱ部分がほとんどなくなってきて、みみず君も余り喜ばないかも?

ロマネスコの方もこの時期は美しい幾何学的模様の花蕾が収穫間近になるはずが。。
下の写真の茶色い部分に花蕾が付くはずだった。
ロマネスコの苗の先端部分。残念ながらこの時期のロマネスコ収穫は出来なかった。
7月になったら冬に収穫するロマネスコの種まきを始めよう、


アスパラのサポート体制は昨年よりちょっと気合いを入れ、3段縄梯子とした。
この時期になると、アスパラの苗は背が高くなった。
この時期も気が向いたように時に芽を出しているアスパラガス。
食べれる芽も時々出てくるが、数が少ないので余り収穫していない。
縄梯子からはみ出してくるものもあるが、概ね私の予想通りに管理出来ている。


ナスは、日本産とスペイン産のナスが順調(?)に育っている、日本産のナスは先日初収穫した。
種から育てたスペイン産ナスの葉は白っぽくて大きい。
実を付けるのはもうちょっと先のようだ。

こちらは日本産のナス。先日から収穫が始まった。
トマトは種から育てたスペイン産のものだけを数本植えているが、概ね順調に育っているようだ。
こちらはまだ実が青々としている。
収穫まではもう少し時間がかかりそうだ。
2本植えたキュウリはきわめて元気、ズッキーニやカボチャの収穫に隠れているが、最近は毎日適量を収穫出来ている。
サツマイモは伸びてきた蔓芽を切って、それを挿し穂して少しづつ増やしている。まだ予定の数に達していない。
挿し穂用に伸びてきた蔓芽を切ったサツマイモ。


3月に植え付けが終わった里芋は芽を出すのが遅かった。
里芋は、よその里芋と比べかなり成長が遅れている。
土の問題か?それともマルチが悪かったのか?
そして、ただでも育ちの遅れている苗に早くも芋虫(セスジスズメの幼虫)が目立つようになってきた。気をつけなくてはならない。
元気のない苗がさらに芋虫被害にあってはたまらない。
芋虫には悪いが見回り捕殺隊の出番だ。
ダストボックスとガラ袋で育てているゴボウは概ね順調に大きくなっているようだ。
ただ、この時期はアブラムシ対策が一番の課題だ。
今月に入るとさっそくアブラムシが現れた。
アブラムシは特にゴボウの新芽が好きなようだ。
トウガラシスプレー、テデトール法などで対処しているが、株元にトウガラシをたっぷり入れたものも、それなりの効果があったようだ。



さて、休閑地第2菜園の方は白ズッキーニ以外では、カボチャが順調。
ジャガイモは男爵芋は少し蟻に食べられていた。デストロイヤーはまずまずの収穫状況だった。
第2菜園のカボチャは2kgを超える大きさのものも収穫出来ている。



屋上菜園ではジャガイモはなぜか1本だけが残っている。
なぜこの芋だけが、この時期に青々としているのか分からない。
恐らく男爵芋を植えたと思うのだが?

インゲンはボチボチ収穫出来ている。宙に浮かせた遮光ネットの上に蔓を伸ばしているカボチャはサイズは小さめだがボチボチ収穫が始まった所だ。
アバシゴーヤは順調に育ち、7月に入ったらすぐ収穫出来そうだ。
収穫の時を待つゴーヤ。

屋上では全ての土嚢袋を腰水法にして様子を見ているが、確かに昨年より水やりの回数が減っている。
どの苗も今のところ順調そうだが、来月から予想されるかんかん照りはやはり心配だ。



果樹園では梅の収穫が5月末に無事終わったが、出来過ぎで全てを収穫出来ず、どうすることも出来ない梅がたくさん残ったのには気が重くなった。
持ち帰った梅は、今では紫蘇とともに漬けられ真っ赤になっている。
これらの梅は梅雨明けに干される時を待っている。

ビワは2年連続の不作。
ミカン類や富有柿は順調に実を付けている。


さて、それでは6月のミミズ君の状況報告だ。
今月もどのミミズ小屋でも堆肥収穫時に赤ちゃんが多かった。餌として落ち梅を与えすぎて環境悪化が心配だったが、問題なく経過した。
今月はまだ猛暑とは言えない暑さだったので、どのミミズ小屋も環境は問題なかった。
自宅マンションのミミズ小屋は、上旬に風通しのよい場所に移動させた。

今月は餌が大量に出て、これらを全てみみず君に与えるために、堆肥収穫のサイクルが少し早くなった。そのため月2回の堆肥収穫となった小屋もあった。

それではいつものようにそれぞれの小屋の様子を簡単に紹介
金子3段6/8堆肥バケツ2杯、上等。みみず君は赤ちゃんと合わせると1500位?結構増えている。初回の餌は大梅、ジャガイモの皮など
箱3段6/22堆肥きわめて上等、バケツ1杯ちょっと。下の段には赤ちゃん多数200匹くらい?卵胞は少なかった。大人ミミズも液肥溜めに50、下段に50匹くらい残っていた。上の段への移動は良好のようだ。餌は冷凍梅、屑ジャガイモなど。
バケツ3段6/26下段の450匹くらいの赤ちゃん〜子供ミミズ。卵胞は少なかった。餌は解凍梅とジャガイモのクズイモなど。堆肥はバケツ2/3、上等。

どんぶり1号6/12 下段にはミミズ20、卵胞多数、赤ちゃんも多い、大人ミミズは上段の方に移動良好。堆肥バケツ1/2。餌は大量の梅。
どんぶり2号6/20下段のミミズ僅か、卵胞はまずまず。上段中段には多くのミミズ、餌は梅、スペインキャベツ。新しい上段には予備小屋から赤ちゃん60匹&卵胞200個くらい投入。
どんぶり3号6/20まずまずの堆肥。下段にはミミズ5匹、卵胞はまずまず。餌は大量の大梅、スペインキャベツ。
どんぶり4号6/3まずまず。下段の大人ミミズ20くらい、卵胞それなり、餌はレタス、大梅、上段のミミズが少ない感じがしたので、新しい上段に予備小屋から赤ちゃん100匹?くらい追加。6/25まずまずの堆肥、バケツ2/3。下段には赤ちゃん30匹、大人は数匹、卵胞も少ない。

ボックス3段6/4堆肥はバケツ2杯。ミミズは大人400匹くらい?餌はレタス、大梅を大量。6/26堆肥はバケツ1+2/3杯。ミミズは大人、赤ちゃん、子供合わせて400匹くらい?餌は餌はキャベツ、解凍梅、ジャガイモのクズイモを大量。

一方、[観察小屋]では、今おこなっている実験は寿命実験、繁殖実験、卵孵化実験だ。

54匹寿命実験124ヶ月目(6/2)70%(38匹)、この7ヶ月ミミズ君の減少がない。
50匹寿命実験27ヶ月半目(6/1850匹(100%)ほとんど大人ミミズ。卵胞も増える
35匹寿命実験32ヶ月半(6/7)35匹(100%)、ほぼ青年ミミズ
50匹寿命実験46ヶ月目(6/15)50匹まだ青年ミミズ(生存率100%)。卵胞は数個確認、もっとあるかもしれない。餌は大梅
40匹寿命実験512ヶ月目(5/26)38匹(95%)、卵胞は全く数えていない。
10匹寿命実験6:1ヶ月目(5/28)に設定。小さな瓶に10匹を投入。その後大梅1個入れ、ウェットな堆肥を乾燥気味に。2ヶ月目(6/26)ミミズは青年ミミズになっていたものが多い。10匹健在(生存率100%)
8匹繁殖実験1:(6/8)妊娠ミミズ8匹、変化なし。
高齢ミミズ2匹での繁殖実験224ヶ月目(6/21)今回も2匹元気。2匹共に妊娠。赤ちゃん3匹出現!卵胞は最低5個(環境ウェットで?)。2匹でスタートした繁殖実験として見ていくことにした。2匹だった先月(5月15日)をスタート地点として2ヶ月目5匹(2.5倍)
8匹繁殖実験3:12ヶ月目(6/8)8匹+赤ちゃん5匹=13匹(1.6倍)。実験終了、引き続き8匹で繁殖実験3スタート

さて、来月からの2ヶ月間は暑さとの戦いだ。
屋上菜園も厳しいし、ミミズ君にとっては大変な季節になる。
何とかやっと全体の数も以前の多かった時期に近づいているようなので、去年のような悲惨な目に遭わず暑い時期を乗り切ってほしい。

2014年6月29日日曜日

デストロイヤー賞の最終選考会場に、オデコに大きなコブがある巨大な芋が殴り込み。

我が家では厳粛な中、デストロイヤー選考会が進んでいた。
第1菜園からノミネートされたマスクマンは下の2個。
うつむき加減なその顔には渋さが光る。

こちらは、赤面マスクマンだ。

一方、第2菜園からノミネートされたのは下の2個。
額に入っているのは凶器?

こちらはあご髭が評価されてノミネート入りした。
ところで、私が収穫したデストロイヤーの大きさを自慢しているということを、どこからか聞きつけたのだろうか?
我が家にデストロイヤーの種芋をプレゼントしてくれたおばちゃんのご主人(H氏)が、その家で今年収穫で一番大きかったというものを持ってきた

我が家のデストロイヤー、最重量のイモは、第1菜園500g、第2菜園で450gだった。
自信いっぱいに連れてこられたそのイモに、さっそく体重計に乗ってもらった。

ン〜悔しい!!
550gもある
H氏夫妻のデストロイヤーは、いわば私のデストロイヤーの本家。
分家の分際で本家を負かしてはいけないだろう。
とは言っても、ちょっと悔しかったので、これからは毎年H夫妻の所のデストロイヤーと重さ比べが続きそうだ。

重さでH夫妻の芋に敗れた。
さらにその芋をデストロイヤー賞選考会に出させてほしいとのこと。
そこで、その巨大なイモにはさっそく、顔を洗ってもらった。

選考会に現れたのは、おでこに大きなこぶがあるグロテスクな顔。
これは強力なライバルだ!
両目は外側に飛び出し、額には巨大なコブがある。

さて、最終選考会の結果は?
皆さんならどの芋を選ぶだろうか?

そして、第1回デストロイヤー賞の受賞者は、私の独断と偏見でこの芋に決定した。
遠くを見つめるモアイ像のような存在感が受賞の理由。

味も一級のデストロイヤー。来年も収穫、デストロイヤー授賞式、そしてH氏の芋との大きさ比べと楽しみたいものだ。

2014年6月28日土曜日

竹の棚での空中栽培カボチャ上等!今日は嬉しい初収穫。第2菜園のカボチャはついに2kg超えが出た。

竹の棚による空中栽培。
カボチャがその棚からブラブラぶら下がるのが夢で、昨年3月真竹を組み合わせて3段の棚を作ったのだった。

昨年は1年目、ある程度のカボチャはぶら下がったが、ブラブラと言うにはほど遠かった。かえって冬瓜の方が目立っていたのだ。
昨年の竹の棚、ぶら下がっているのは冬瓜

空中栽培は、カボチャの成長を空中に伸ばすことにより、狭いスペースでもカボチャの多収穫を目指している。
余り広くない我が家の畑でカボチャ作りを楽しむにはどうしても空中栽培を成功させたかった。
昨年はもう一息、目標には届かなかったカボチャの空中栽培。
今年は、棚からブラブラ下がってもらって目標達成なのだ。

こちらは1週間程前の竹の棚による空中栽培のカボチャ。
まだ、カボチャは小さかったがたくさんのカボチャがあちこちに見えた。
ぶら下がっているカボチャは多い。
今年は期待出来る?

そして、1週間が経った。
見事!!
竹の棚に補助的に付けているノリ網に十分な大きさのカボチャがゴロゴロ乗っている
1週間でグングン大きくなった。
この網にゴロゴロ乗ったり、ブラブラ下がったりしているカボチャ。
この感じを夢見ていた。嬉しい!!
よく見ると画面に6個のカボチャが見えている。
網をくぐり抜けて、ぶら下がっているカボチャもある
そして、今ここにあるカボチャの中で一番大きなものを1個収穫して帰った。
持ち帰ったのはこのカボチャ。
さっそく家に持ち帰ったカボチャは体重計の上に乗せられた。
空中栽培で育てたカボチャは圧迫される所がないのでとてもきれいた。

1700gある。
上等だ!
竹の棚でのカボチャの空中栽培。どうやら、今年は目標を達成しそうだ。


一方、元気いっぱいの第2菜園のカボチャ
こちらも時々収穫しているが、こちらはついに2kgを超えるカボチャが現れ出した。
こちらは第2菜園で収穫したカボチャ。土に接する場所の色が変わっている。
重さは2250gあった。これは私がこれまで育てたカボチャで最重量だ。
カボチャはおいしい。
我が家のシマミミズ君も大好物だ。
今年は順調に収穫出来てはいるが、もちろん今の時期のかぼちゃは人間様専用だ。

2014年6月27日金曜日

この2年間梅雨時期にほぼ全滅したズッキーニ、今年は? 第2菜園のジャガイモ(デストロイヤー)全収穫。

ズッキーニは梅雨に弱い。
我が家の畑でもこの2年間、この梅雨時期にほぼ全滅し、7月にはほとんど収穫出来なくなってしまった。
昨年は強い風で倒れたり、茎腐れ病(私が付けた病気の名前)になったのも早く収穫出来なくなった大きな原因だった。
去年のズッキーニは6月中旬に茎腐れ病になった。

さて、今年のズッキーニはというと、白ズッキーニは文句なしの収穫状況だった。
1本しかない黄色ズッキーニもまずまず緑ズッキーニは芽出しの時点ですでに元気なく育てた1本の苗もこれまで収穫出来たのは僅かに2本だけだった。緑ズッキーニは間違いなく撒いた“種”が不良だった。

梅雨の長雨の前の時期、つまり6月前半は、ズッキーニにとって一番元気な時期のようで、特に今年のズッキーニの主力となった白ズッキーニの収穫状況は凄かった
1日でこんなに採れた日もあった。

この白ズッキーニ、柔らかくて美味しい。
それに日本ではまだ珍しいので、周りの知人にプレゼントしたらとても喜ばれた。
遠くの友人にも食べてほしいのだが、傷み易いので遠方へ送るのには向かない感じだ。

しかし、とても元気だった白ズッキーニもこの1週間で成長スピードがグーンと落ちた
間違いなく最盛期は過ぎたようだ。
苗自体はまだまだ大きくなっている。
そして、まだ実は付けているが、それらの実が大きくなるスピードが落ちたのだ。
この時期収穫数は少なくなったが、まだきれいな実も少しはゲット出来る。
一つの主幹は3本程の茎に分かれた。通常のズッキーニと比べ、白ズッキーニは茎が長く成長する。3本程の伸びた茎には、それぞれその先端付近に小さな実を付けている。
主幹から3本分かれした枝の1本。先の方に小さな実がなっている。

今日収穫した大きめの白ズッキーニは、収穫時見てみると下の面になっていた所に傷が入り、そこから白い汁のようなものが出ていた。
この時期になると、大きくなった白ズッキーニは、傷つき易いのだろうか?
収穫時にすでに傷が入っていた白ズッキーニ。
収穫初期にはこんな風になるズッキーニはなかった。
苗の力が衰えた証拠なのだろうか?
また、最近では大きくならないまま腐れている実もかなりあるようだ。

かといって、苗が病気しているわけではない。
やはり梅雨のこの時期は、元気だった白ズッキーニもその勢いが弱まってくる時期なのだろう

今はまだ週に1〜2回、少しづつなら収穫出来ている白ズッキーニ。
はたしていつ頃まで収穫出来るのだろうか?



ところで、第2菜園のデストロイヤーを、今日全収穫した。
第1菜園のもの程大きなものはなかったし、全体量も少なめだったがそれでも十分合格だ。
第2菜園で、デストロイヤーを植えた所。
最近は自然発生キクイモの勢いに押され存在が目立たなくなっていた。
なぜか全く実が入ってない苗が数株あった。??だ。
今日のような天気の悪い日に収穫した芋は早く傷み易い
さらに、男爵芋の時もそうだったが、第2菜園では蟻に食われて小さな穴が空いているものがかなりあった。
さっそく、持ち帰ったイモは新聞紙の上で乾燥だ。
どうも、雨の日に収穫したものは傷み易い。
収穫後の乾燥は必須のようだ。

最大のイモは450gあった。

第1菜園のものには及ばなかったが十分大きい。

ということで、今年のジャガイモは全て収穫が終わった。
そして今年のデストロイヤー、収穫量は理想的で、“ほどほど”+&だった。

+&の分は遠くのイモ好きの友人にも少しお裾分け出来そうで嬉しい。

これからも我が家のジャガイモ作りは、しばらくは“デストロイヤー”が主力になりそうだ。
さっそく秋ジャガの種芋用に、小さめで蟻などの被害に合ってないイモを選別しておいた。






2014年6月26日木曜日

小さな瓶で10匹を育てている寿命実験。2ヶ月目順調。みみず君の成長も通常の大きな観察小屋と大差なし。

この梅雨の蒸し暑い中、狭い部屋に長時間閉じこめられるのは苦痛だ。
みみず君だって同じ。
広い空間で生活する方が気持ちいいに決まっている。
実際、これまでの私のみみず君との付き合いの中で、小さな瓶などの狭い空間ではみみず君を半年以上飼ったことがない。

小さな卵胞から孵化して青年ミミズになった頃は、かわいそうになって大きなミミズ小屋に移してしまうのだ。
そのため小さな瓶の中でミミズ君が通常の観察小屋と同じように生きれるのかどうかをチェックしたことがなかったのだ。

今回、もしうまくいかなかったらミミズ君がかわいそうだが、10匹のみみず君に狭い空間での寿命実験に参加してもらうことにした。
狭いといっても、たった10匹なら何とか生活していけるのではと考えたのだ。
参加してもらったのは、3cm程の赤ちゃん〜子供ミミズ。

小さなガラス瓶に4/14卵胞を入れ、それから孵化した赤ちゃんを、丁度1ヶ月前に10匹選抜した。
そこで、生まれた日は推測で4月26日とした

つまり、今日が2ヶ月目のチェックになる。

実はこの瓶の中が3週前さっそくウェットな感じになっていたので、乾き気味のココ繊維に内容を変え、梅の実を1個入れておいた。
下の写真がその時の様子。設定10日目にして観察小屋の中がビチョビチョ状態だった。

やはり小さな瓶でみみず君を育てるのは大変そうだ。
設定10日目に環境が悪化しかけた、10匹の子供ミミズは元気だった。
ココ繊維ををドライなものに入れ替え、大きな梅を1個入れていた。
さて、シマミミズにとって生後2ヶ月といえば、
大きな観察小屋では、大きな子供〜青年ミミズの大きさになる。
はたして、この小さな環境の中でみみず君は普通に成長しているだろうか?

結果みみず君の成長の状態は上等。
みみず君は10匹全て元気で、大きさはやや小さめの青年ミミズといったところ。
生後2ヶ月目としては、大きな観察小屋で見てきたものとサイズの差はほとんどないようだ。
左側が分別した元気なみみず君、10匹全てやや小さめの青年ミミズといった感じ。
右は新しい餌(ジャガイモ)を入れたガラス瓶
みみず君を外した堆肥部分はウェットになり過ぎることなく上等だった。
与えた梅もしっかり食べられて種だけが残っていた。

ということでこの狭い空間での寿命実験、3ヶ月目に向けてのスタートだ。
今回与えた餌はジャガイモと腐れかけのズッキーニ。
餌の置き方は
下の方にドライなココ繊維、中程にジャガイモ、上方にウェットなズッキーニを置いている。
小さな瓶では、環境悪化予防のための餌やココ繊維の置き方が重要になる。

今すぐ食べれるのはズッキーニ、落ち着いてジャガイモも食べてもらおう。

さて、これから梅雨も後半。

気温が上がってきた時の狭い空間での環境はどうなるだろうか?
問題の一つは液肥が溜まり易いこの時期、瓶には溜まった液肥を流す穴もないことだ。
恐らく今から2ヶ月が正念場。
餌のやり方などに十分注意して、何とかみみず君には夏を乗り切ってもらいたいと思っている。

2014年6月25日水曜日

第1菜園のデストロイヤー(ジャガイモ)全収穫。凄すぎるその大きさ!デストロイヤー賞選考のために2個の芋をノミネート。

先日、先に茎葉が枯れた第1菜園のデストロイヤーを収穫した。
デストロイヤーを植えていた畝の半分程の収穫だった。
早く茎葉が枯れたものにしては十分満足出来る収穫量だった。

さて、半分残ったデストロイヤー、まだ青々とした茎葉のものもあり、掘り起こしはもう少し待っても良いのかもしれない。
しかし、週末の天気予報は雨。雨が続くとジャガイモは病気をし易くなる。

ということで、残った半分のデストロイヤーを収穫した。
前回約半分のデストロイヤーを掘り起こした。
収穫した芋で最大のものは重さ350gだった。
残した苗はまだ茎葉がしっかりしている。ということはもっと大きな芋が埋もれている?

はたして今回の収穫では、前回収穫した芋の最大のもの、重さ350gを超えるものが出てくるだろうか?


そしてこちらが、収穫風景。
収穫はきわめて簡単。30分もかからなかった。
掘り起こした印象では、明らかに前回より収穫量が多いし芋も大きいようだ。
畝がきれいになった。
収穫出来た芋は量も大きさも凄い!
こちらは10cm以上の芋を選んで入れた容器。
大きな芋がゴロゴロ。

そしてこちらは、10cm以下の芋や、クズイモを入れたもの。
こちらの芋で10cm近い芋は秋ジャガ用に種芋として残すことになりそうだ。
小さな芋の中には虫(蟻?)に食われ穴が空いたたものもある。
大きい方の芋は家に帰って、さっそく大きさのチェックだ。
特に大きいものを新聞紙に並べてみた。
 長さチェックで下の写真の2個は14cm超えだ!
これは記録だ。
 そのうち重そうな1個を体重計に乗せてみた。
何と500gある。
この芋は私がこれまで作ってきたジャガイモで最重量だ。

ついでに大きなもの6個を乗せてみた。2500gある。
1個平均400g以上だ。これもすごい!!

さて、デストロイヤー収穫時に楽しめるのはその大きさだけではない。
芋の表情を楽しめるのだ。
最初にこの芋を作った方(長崎の俵 正彦氏)が覆面レスラーのイメージでデストロイヤーと名付けたのも頷ける。
ただ、芋の表情をよく見るためには顔を水洗いしてやった方がよくわかるようだ。
そこで、最後にデストロイヤー賞選考のために、2個の芋をノミネートした。(ジャガイモは水洗いすると傷み易くなるので、ノミネート候補者は近いうち料理してもらうことになる。)
デストロイヤー賞とは、覆面マスクの表情が面白いものに与えられる私が今年から作った賞だ。
なかなか渋いマスクマン。

ちょっと顔を洗った。少しはいい男になった?
デストロイヤー賞の最終選考は第2菜園のデストロイヤーの収穫が終わって行う予定だ。

そして、このジャガイモの最大の楽しみは食べるときだ。
今まで食べたジャガイモにはない、何とも言えぬ美味しさがある。
最近家人には、色々な料理法でこの芋の美味しさを引き出してもらっている。

今日は余りの芋の大きさに、ついつい興奮し、童心に帰ってしまった芋掘りデーだった。