2013年5月31日金曜日

2013年5月ミミズ君総括

5月のミミズ小屋は赤ちゃんがどんどん生まれているが、出産のピークは6月のような気がする。今は、まだまだ新しい卵が増えている感じだ。

先月は、バケツタイプの3段小屋中心に液肥溜めに死亡ミミズを認めたものがかなりあったが、やはり密閉度の問題があったようだ。下段と液肥溜めの間にダンボールで隙間を作ったら、今月はどの液肥溜めにも死亡ミミズはほとんど居なかった。
この下段と液肥溜めの間に挟んだダンボール。
なんということはないようでで効果絶大だった。


それでも液肥溜めに逃亡ミミズは多かったので、ミミズの数は限界に近づいているのは間違いない。

これから益々蒸し暑くなる。これまでのみみず小屋管理で最も失敗の多かったのが6月だ。蒸し暑い日の環境悪化には注意してみていこう。


この時期は畑仕事が忙しく、ミミズ君の世話は最低限の時間で終えている。
それでも必要最低量の堆肥は確保出来た。分別出来なかった赤ちゃんや卵の多くが堆肥と共に畑に投入されるのは仕方ないだろう。

その忙しい畑の方だが、ジャガイモが一気に成長し、最初の一株(男爵芋)を試し堀りとして収穫した。
6月末の本格的収穫までの間、食べる分だけ少しづつ収穫できそうだ。

カボチャの立体栽培も今のところ順調のようだ。小さなコリンキーだけが今の時期収穫出来ている。
ズッキーニ、キュウリも成長が早く収穫が始まった。
ゴーヤもあと半月程で収穫が出来そうだ。
屋上の遮光シートの上にはカボチャが順調に這い出した。

たまねぎはどんどん収穫している。また、その跡地にはサツマイモを植えている。
セロリとキヌさやは撤収した。サニーレタスも9割方撤収した。
この時期ツクネ芋、ウコンはしっかり芽が出てきたが、ショウガの芽出しが遅れている。
来月は色々な野菜が収穫出来そうだ。



果樹園の方は甘夏がまたサルにやられた。
来月は果樹園のメインエベント、大梅ちぎり、そして恒例の梅干し作りだ。
今年は予想を超える豊作のようだからちょっと気合いを入れてかかる必要がありそうだ。




それでは、現在12個あるミミズ小屋の現況報告だ。
金子:5/9堆肥取り。どんぶり2段を使って、下段の堆肥ミミズ分別の時間の短縮している。今回はtotal30分で堆肥収穫が出来た。どんぶり2段のミミズ移動は上等。残ったミミズ30匹弱。堆肥上等バケツ1+1/2杯
箱形5/11堆肥収穫。上等堆肥。バケツ1/2ミミズ1000匹近く、卵はやはり1000個くらい、赤ちゃんもかなりの数。餌はパイナップルなどを与えた。

どんぶり1号5/9収穫、バケツ2/3上等、最下段600匹くらい?液肥溜めには液肥多い、中に逃亡ミミズ100匹近く元気。分別40分
どんぶり2号5/10バケツ1/2上等堆肥堆肥収穫500匹近い大人ミミズ分別40分、液肥溜め内に200匹元気な逃亡ミミズと堆肥。
どんぶり3号5/14堆肥収穫はバケツ1/3堆肥上等。下段200匹くらい大人ミミズと卵多数。分別30分、液肥溜めにはほとんど液肥なし、少量の堆肥と数匹のミミズ
どんぶり4号: 5/16下段150匹くらい。液肥溜め内に珍しくミミズいない。堆肥は立派バケツ1/3。卵は少なめ。赤ちゃんは少ない。餌はブロッコリの葉ほか葉っぱと少量の豆
どんぶり5号:5/8 最下段150匹くらい元気な大人、液肥溜めは液肥なし、堆肥あり、そこに60匹くらい元気なミミズ、分別20分、堆肥バケツ1/3、卵多数あり、いい状態


ボックス型5/24受け皿に0匹、最下段に150匹、卵、赤ちゃんはそれなり。分別時間30分。堆肥上等、イモ蔓の繊維がかなり残っていた。堆肥収穫バケツ1杯

バケツ1号:5月中にチェック出来ず。6月初めにチェック予定。
バケツ2号:5/30受け皿のミミズ問題なかった。堆肥は結構出来ていた。ミミズ150匹近く残り、卵赤ちゃんも多数。堆肥収穫はバケツ1/3。時間は20分。餌は豆の莢のみ。実験設定。
バケツ3号(白):5/20堆肥収穫バケツに1/2、極めて上等。分別時間20分。ミミズ40匹程度、卵多数、赤ちゃん少数、液肥内ミミズ死亡なし。
バケツ4号(赤)5/23堆肥収穫バケツに1/3、上等。分別時間20分。ミミズ70匹程度、卵多数、赤ちゃんもそれなり。液肥内ミミズ死亡なし。液肥溜めと下段の間に隙間を作ったのがよかったのか。

観察小屋の方はまた日々のブログで報告することにする。


こちらは田植え前、水張りを待つ水田。
雨上がりに何となく眺めているだけで、清々しい気分になる。なぜだろう?



2013年5月30日木曜日

ミミズ君の餌;豆の莢。バケツ2号の液肥溜め上等、空気の通る隙間の効果か?ズッキーニ初収穫

グリーンピースの豆を取り出したあとの莢

ミミズ君の餌として豆のチェックは以前おこなったことがある。
それは小さな観察小屋においてだった。
そしてその実験は見事に失敗。観察小屋の中のミミズは全滅していた(昨年の6月ブログ報告)
狭い空間で、蒸し暑い状況が環境悪化の原因と考えられた。

だから、豆や豆の莢をみみず君がどれくらい食べるかはまだ実験で確かめてなかった。


もちろん、実際の餌やり現場では、時期を過ぎた豆や豆の莢はこれまでずっと与えてきている。
そして、ただの一度も問題が起きたことはない。


丁度、バケツ2号の堆肥取りをした。バケツ2号は我が家では一番小さいミミズ小屋なので、上段に入れる餌をグリーンピースの莢単独にして、ミミズ君の餌;豆の莢 をやってみることにした。
この実験では結果のチェックが3ヶ月後になることが難点だが、そのとき莢が全く残ってなければ食べ方上等と判断してよいだろう。

そして、この小屋ではもう一つ確かめておきたいことがあった。
先月、これと同じバケツタイプのすべてのミミズ小屋で液肥溜めのミミズが死んでいた。

その後、すべてのこのタイプの小屋で、液肥溜めと下段の器の間に隙が出来るようにダンボールを間に挟んでみた。
その操作のあと、他のバケツタイプの液肥溜めをチェックした時は死亡ミミズは全く居なかったのだ。

今回もうまくいっているだろうか?ここもチェックのポイントだ。

さて、下の写真が堆肥取り、ミミズ君の餌:豆の莢設定、さらに液肥溜めの状態チェックをしたバケツ2号だ。

これが上の段、表面は乾いていたがそのすぐ下は問題なさそうだった。
表面が乾いていた
これは中の段、もういい感じで堆肥が出来ている
こちらは下段に移動し、1ヶ月後堆肥収穫予定だ
そして、こちらが下の段。堆肥は出来ているが、芋類などの餌が芽を出していた。
この段の堆肥分別をおこなったあと、ミミズ君の餌:豆の莢を設定した。

そして、液肥溜めの状態を見るのも一つの目的だった。
下の写真の様に下の段と液肥溜めの間のダンボールを挟んでいた。
この下段からの堆肥収穫は、バケツに1/3だった。
さて、液肥溜めの状態はどうだっただろうか?
液肥溜めには元気なミミズがいっぱい。ダンボールも一部堆肥化されている。
この液肥溜めの環境は全く問題なかった
死亡ミミズは居ない。液肥溜めの環境は全く問題なかったようだ。
やはり、ダンボールを下段との間に挟み、空気の通るスペースを作ったのがよかったようだ。
そしてこちらが、下段の堆肥を収穫したあとに入れた豆の莢。

この豆の莢にココ繊維をまぶして上段に設置した。
このバケツはこの小屋の堆肥収穫ごとに1段づつ下に移動する。
3ヶ月後に堆肥収穫予定だ。
3ヶ月後にこの容器の堆肥収穫するときに、豆の莢が全部食べられているかどうかのチェックをおこなう。
私は、3ヶ月間あれば豆の莢は跡形もなく食べられれていると予測する。


さて、先日ジャガイモの初収穫をおこなったが、今日はズッキーニの初収穫をおこなった。

まだ苗が小さいので苗に負担がかかり過ぎないように、大きくなる前に収穫した。

実は今日は小梅も収穫したのだが、こちらはあまりの量にその処理に悲鳴を上げている。小梅の収穫&梅干し作りについてはちょっと落ち着いて報告しよう。

2013年5月29日水曜日

アブラムシ対策:黄色いバケツ、黄色い粘着テープ、キラキラリボン、てんとう虫、そしてトウガラシスプレーで合わせて1本を期待!

梅雨に入り、雨が降ったりやんだり。
蒸し暑く、好きな季節ではないが、PM2.5で霞んでいる晴れの日よりはましに思える。

こちらはシシトウのの葉の裏に付いているアブラムシ。

現在、アブラムシ用の乳酸飲料入りのバケツには半分くらい水が入っている。
アブラムシもそれなりに捕獲出来ているようだ。
まだ、雨量が少ないのでバケツから水が溢れることはないようだ。
しかし、もうちょっと雨がしっかり降ると間違いなくバケツから水が溢れてしまう。

バケツの上の方にはトラップ用に入れた食用油が浮いているはずだ。
食用油とはいえ、あまり油が畑に溢れ出るのは感心しない。
何より、油が流れ出すとバケツのアブラムシの捕獲能力が落ちてしまう。
いや〜これ以上雨が降るとちょっと困るなあ。


こちらは、先日アブラムシの駆除法をちょっと勉強したので、100円ショップで買ってきた金銀キラキラテープと黄色の粘着テープ。
キラキラのテープはアブラムシを寄せ付けないため。
黄色の粘着テープはアブラムシをトラップするため。

キラキラテープはアブラムシの寄ってきそうな苗にさっそく取り付けた。


しかし、粘着テープは雨の降りそうな日に設置しても意味がなさそうだ。
いい天気が数日続きそうなときに設置しよう。

一方、前回勉強して、最も期待出来ると思ったのがトウガラシスプレー。
これはトウガラシを鍋に水を入れて煮込むやり方で作った。
じっくり時間をかけて煮込んだ。
それをコーヒー用のフィルターで濾過し、スプレー容器に入れた。
 下の写真が出来上がり。
これは刺激が強そうだ。
風の強い日にスプレーする時は、風向きを考えて使わないといけない。
もし、目に入ると一大事だ。
下の写真のようなアブラムシの集団にはトウガラシスプレーが一番効果ありそうだ。
さっそく、トウガラシスプレー使ってみた。効果を期待しよう。

また、てんとう虫たちにも頑張ってもらわなくてはならない。
表面がつるつる光っているてんとう虫は、星の数と関係なく菜園の味方だ。
こちらはナミテントウ?
こちらはナナホシテントウ

しかし、最近ナス科の葉を食べるニジュウヤホシテントウの姿をよく見かける。
表面が光ってないのが害虫である特徴。
ニジュウヤホシテントウはメスの方が大きいのだ。
この2匹は繁殖活動中、申し訳ないが即刻処分した。
前にも述べたが、ニジュウヤホシテントウの幼虫で灰色一色のものはまず間違えることはないのだが、下の写真のようなものは、図鑑で見るとナミテントウの幼虫やサナギに似ている。
しかし、見つけた場所がニジュウヤホシテントウの成虫がいる側だ。
ニジュウヤホシテントウの幼虫やサナギかもしれない、
まだ見分ける自信がない。
ナスの葉に居た幼虫。もうすぐサナギになる?
ジャガイモの葉に居たサナギ



さて、梅雨の時期、雨の日が続けばアブラムシ駆除はなかなか難しい。
しかし、上に用意したいくつかの方法で、今年はアブラムシに少しでも対抗してみようと思っている。
一つ一つの効果は今ひとつでも、力を合わせればきっと大きな効果を生むに違いない。




2013年5月28日火曜日

初めてのたまねぎ栽培は合格。黄色のインゲン?種植え。ジャガイモ初収穫。

これまで、たまねぎを育てたことは一度もなかった。

我が家では、果たしてたまねぎを育てることが出来るだろうか?
と心配しつつ、昨年11月の終わりから、12月の初めにかけて3カ所に分けて植えてみた。

最初1カ所は普通に苗を購入して植えたもの。

あとの2カ所は、ほぼ枯れかけた苗が1束50円で売っていたので、2束を買い、それぞれ1カ所づつ植えた。
たまねぎの品種は最初のものとあとで買った見切り品の2つは違っていたように思う。



見切り品は、育つかどうか見てみてみたいという気持ちもあって気楽に植えたのだが、
生着率は結局、最初に買った苗も、見切り品を買ったものも変わりなかった。
全体で9割くらいの生着率だった。
これが植えて2週程経った最初に植え付けた苗(12/12)。
ショウガの植え付けに伴い、右端の1列は4月に収穫した。


マルチを使ったが、これは正解だった。
やはり管理はやりやすかった。
マルチでの肥料やりは大変かと思ったが、何ということはなかった
肥料は化成肥料を2回程、適当にばら撒いて与えた



3月に入ると少しづつ大きくなった。
3月の初め、最終の肥料(化成肥料)を与えた。




4月に入るとぐんぐん大きくなった。

4/17の写真。この頃になると上の方が少し倒れてきた。



4月下旬、ショウガの畝を作ったとき、たまねぎの畝に少しかかってきたので、端の方だけ収穫して食べた。

収穫したたまねぎはまだ小さかったが美味しかった。





その後も、食べる分だけ間引くように収穫して食べている。
左端が4月、真ん中が5月の初めに収穫したたまねぎの余り。
そして右の2個が数日前収穫したもので最大クラスのもの。大きくなったものだ。
しかし、収穫してないたまねぎの中には、まだここまで大きくなってないものもたくさんある。

そして先日は、間引いたところにサツマイモの苗を植えた。
下の写真がたまねぎを植えた3カ所の今の姿。




やはり素人の仕事、今の時点で残っているたまねぎの大きさはかなりバラバラだ。
それでも大きいものから収穫しているので、最近収穫したものは下の写真のように、立派な大きさものが多い。


抜いていない小さめのたまねぎは、いつ頃まで置いておけるのだろうか?
最終的にはたまねぎの畝は、全部サツマイモの畝に変わる予定だ。

梅雨に入り、全部のたまねぎを引き抜く時期が近づいているのは間違いなさそうだ。
初めてのたまねぎ栽培だったが、どうやら合格といっていいだろう。


ところで、先日スペインのお土産に野菜の種を頂いた。
3袋で5ユーロだったとか。一つの袋に入っている種の数は日本の種の袋の5倍くらい?

そのなかで、黄色のインゲン?の種を昨日植えてみた。
写真を見る限り、これは黄色いインゲンだ。
種植えに時期は袋の下に出ている。
字は読めなくても意味は分かる。今が植え時だ。
丁度、先日キヌさやを撤収した畝の一部にインゲン、モロッコなどを植えていたが少し種を植えれそうなスペースが空いていた。
4カ所に植えたが、普通のインゲン、モロッコなどとの育ちの違いはどうだろう?
4カ所にそれぞれ2粒づつ種を植えた。
右手のネットの下にはインゲン、モロッコの種を植えている。
黄色のインゲンの芽の伸び方を見て、ネットを立てるかどうかが決まる。
ところで、この黄色いインゲン、蔓ありタイプだろうか?
芽が出てきたら支柱は立てるが、ネットを張るかどうかはは成長の状況を見ての判断だ。

さて、男爵イモが一部倒れ始めた。

 今日は雨上がりにその一株を試し堀してみた。
まだ小振りだが、きれいな芋が出来ていた。
食べる分だけ掘り起こしているうちに、収穫出来る芋の大きさが少しづつ大きくなっていくだろう。





















2013年5月27日月曜日

今年植えたサツマイモは、紅あずま、金時、安納イモ、そして芋づる用のスイオウ

4月22日、土嚢袋にサツマイモ(紅あずま)を苗を挿した。
活着率が気になったが10個中10個100%だった。
こんな風に苗が活着すると、ここからの成長は早い。
この芋をたくさん収穫したければ、伸びてきた茎芽を切って別の場所に植えればよい。
どの苗も新しい芽が急にのび始めている。
紅あずまは去年豊作で、かなりお裾分けも出来た。味の評判も上々だった。

今年は、この大きくなってきた紅あずまの茎芽を切って、たまねぎの収穫跡地に植えていく予定だった。
今年のサツマイモは紅あずま1本でいくつもりだったのだ。

ところが、つい先日、いつも立ち寄る店でサツマイモの苗の見切り品が目に止まった。
1束100円と安い。数種類の苗が見切り品として売っていた。
苗の状態は全く問題なかった。


その中でまず目に付いたのが安納イモ
安納イモは種子島原産のサツマイモだ。
以前、屋久島に行った時、地元のスーパーで買って帰った(とても安かった)。
甘いそのイモの味が忘れられなくて、これまで2回作ったことがある。
なぜか、その2回とも、虫が着きやすく収穫状態は今ひとつ。
味の方も以前食べた、すばらしく甘く美味しかったものとは少し違う感じだった。

それでも、好きなイモなので思わず1束買ってしまった。
見切り品でも恐らく活着率に差は出ないだろう。
植えた場所は一番スペースの小さなたまねぎ跡地

安納イモは小さいので、一番スペースの小さなところに植えた。


よく見ると、他にも見切り品が出ている。
金時スイオウだ。
これらも1束づつ買った。

金時は比較的広いたまねぎ跡地に植えた。
たまねぎ10個を抜いた跡地に金時を植えた。
最終的にここのたまねぎを全部収穫したら、その後に、今茎芽をのばしている紅あずま。
そして、これから成長したあとの金時の茎芽も植える予定だ。
金時を植えた場所はこんな感じ。
大きいものからたまねぎは抜いている。
その抜いた穴に、金時の苗を植えた。



一方、スイオウは芋づるの専用種だ。
植えたのは、カボチャの棚の下のスペースに数本と
この棚の下は、たまねぎの成長が遅く、たまねぎを3個程抜いてスイオウの苗を植えた。
写真には見えないが、向こうの棚の下にもスイオウの苗を3本植えた。
別に、屋上の2個の土嚢袋にも2本づつ植えてみた。


他のサツマイモの芋づるも食べれるが、この苗からは太く立派な芋づるが出来るはずだ。
芋づるを剥くのは苦手だが、食べるのは大好きだ。
サツマイモの収穫はまだまだ先だが、芋づるの収穫は早いはずだ。
収穫と食べる方だけは私にまかしてもらおう。

さて、九州は今日から梅雨入りした。
サツマイモの苗を植えるには、しばらくいい時期が続きそうだ。
今植えた苗がどんどん成長し、そこから茎芽を切って植えれるスペースがある限り植えてみようと思っている。
お裾分けした時の喜ぶ顔が目に浮かぶ。

2013年5月26日日曜日

アブラムシ。アブラムシの駆除法のいろいろ

最近、アブラムシの退治に黄色いバケツを使っている。
バケツの中に溜まった虫を見てみた。
これは黄色いバケツのアブラムシ。
捕獲されて時間が経ってないのだろう。標本みたいに手足をのばしている。
こちらはその前の日に設置した青いバケツのアブラムシ。
こちらはもしかして、死後硬直?


アブラムシと思ってみていた虫に数種類があることは気付いていたが
一体、日本には何種類くらいのアブラムシが居るのかちょっと調べてみた。

エッ!700種以上もいる。
へ〜そんなこと全く知らなかった。
アブラムシには羽根はないと思っていたが、羽が生えたタイプもいるらしい。




そこで、ついでに黄色いバケツ以外のアブラムシの駆除の方法も調べてみた。


これはミカンや梅などの果樹園の木には応用出来るが、野菜では難しそうだ。
これは、葉っぱに付いたものには応用出来るが、茎の先端部分などは結構難しそうだ。
ティッシュの代わりにセロテープを使うのはなかなかいいらしい。ただ、粘着テープでもガムテープになると植物の方まで痛めてしまうらしい。
どちらにせよ、私の性格からすると不向きな方法だ。
牛乳に展着剤(市販されているらしい)を1割くらい加えると効果が高まるらしい。
野菜に腐った牛乳が付いているところをイメージするとすぐに使ってみたいとは思わない。

4)トウガラシのエキスを噴霧する(トウガラシスプレー法)
食用油や焼酎などに唐辛子をつけ込んだ溶液を使用するとのことで、でき上がるまで少々時間がかかる。折角、昨年収穫したトウガラシが少し残っているので使ってみたい。
急ぐ時は、唐辛子を水に入れて、鍋で水が半分になるまで煮込む方法でも効果があるとのことだ。強力なので薄めて使うらしい。
これは、準備出来たらやってみようと思っている。

5)薬剤散布
確実らしいが、これは今のところ全く考えていない方法だ。
てんとう虫には感謝している。ただ、ナスの葉を食べるニジュウヤホシテントウは害虫だ。
成虫は区別出来るが、よく見る幼虫の段階での区別がまだ私は自信ない。
下の写真がてんとう虫の幼虫。
てんとう虫の幼虫は見た目、可愛くない。それでもアブラムシを補職するとのこと。
幼虫は飛んでいかないからいい。害虫のニジュウヤホシテントウの色は灰色一色のようなのだが。
この幼虫の側にてんとう虫が居た。よく見かけるナナホシテントウ。
我が菜園の救世主だ。
ということは、上の幼虫はこのタイプのてんとう虫になるに違いない。
これから、幼虫の姿も気を付けて見ていくことにしよう。
ちなみに、こちらは去年ニジョウヤホシテントウにやられたナス。

これが犯人。

そしてこちらが、恐らくニジュウヤホシテントウの幼虫。

その他アブラムシの天敵としては、アブラバチなどがいるらしい。
アブラムシは、鮮やかな黄色を好む。この習性を利用したのが最近おこなっている黄色いバケツによるアブラムシ捕獲だ。
私の実験ではアブラムシの好みの植物(空豆の側)に置いたが、近くに食性のある植物を置くと逆効果との報告もある。しかし、すべてのアブラムシに羽根があるわけじゃないので、好みの植物の側に置く方が正解だと思うのだがどうだろう?
その他、黄色の粘着テープをつるすのも効果あるらしい。

一方、キラキラした銀色が苦手で、シルバーテープを垂らすなどが家庭菜園では勧められている。

さあ、今のところ黄色い乳酸飲料入りのバケツはそれなりの効果がありそうだ。
少し数を増やして設置する必要がある。
その他にも、すぐ使えそうな方法がいくつかある。

今年の畑は、前述のアブラムシ駆除法をいくつかを合わせてやってみよう。