2012年5月1日火曜日

新しいミミズ分別:コンビネーション法

先月から、何とか少しでもミミズの分別が短時間で出来るように色々トライしている。
you tubeで見つけた最も興味のあるシンプルな方法、Turbo Light Harvesting Method 。
まだ、これに使える浅い舟形の容器が見つからない。
そこで、最近では元々私がやっていた小皿分別法とフロースルー光振動法を合わせたような方法を数多くおこなっている。

金子みみず君の家は元々フロースルー出来るように作られているし、我が家で最も多いどんぶり型のミミズ小屋は下に新しい小屋を重ね
底に敷いてあるネットを外すことでフロースルー出来る。

これはどんぶり型ミミズ小屋。
こんな感じで重ねている。手でかき混ぜ振動を与え,太陽光に当てしばらく放置する。
もちろんこれだけで下の小屋に移動するのは1/4ぐらいのみみず君だろう。
上のミミズ小屋の堆肥の上1/2にはほとんどミミズは居なくなっている。
その部分は小皿分別法で極めて短時間に堆肥を収穫出来る。
その下に残っているみみず君を下のミミズ小屋に移動させるため手でかき混ぜ振動と太陽光当てを繰り返し、上部にあるみみず君がほとんど含まれてない堆肥のみを小皿分別法で収穫。そして最後に残ったしぶといみみず君をある程度の堆肥と共にそのまま下の新しいミミズ小屋に移す。これらの操作ではこれまで小皿分別していたときと比べ正味約半分の時間で分別出来るようになった。
特に時間のないときはほとんどミミズの含まれていない上部の堆肥をそのままバケツに移動しミミズの多く含まれた堆肥をそのまま下の小屋に移動させる。これだと正味10分で分別が終わる。

一方、室コン2号や、新しく設定した畑コン4号、5号はフロースルーでミミズを移動することが出来ない。
それで、光振動法によりミミズ小屋の上半分とミミズの多い下の堆肥を分けて、Turbo Light Harvesting Method に使われていたような舟形の容器の変わりに、下の写真のようなやや広めの浅い箱にいれ,舟形用容器と同じように表面から素早く堆肥を収穫していく。

箱から堆肥収穫するときは,少しでもミミズが下方に移動するように、またしばらく光に当てるようにする。

写真のように最後に残ったミミズを多く含んだ堆肥は通常よくおこなわれているように
少なめに小山を作って堆肥収穫することもある。

これは縦型ミミズ小屋、堆肥はウェット状態


天気のよい日なら昼間一日、日の当たる所においておけば、表面の堆肥の状態は下の写真のようにかなり乾燥して堆肥収穫に良い状態になっている。

もし,一日でウェット状態が改善しないのなら何日も乾かすのも一つの選択肢だ。
ただこの場合、B−29などの小バエがミミズ小屋に多くの卵を産みつけるのには眼をつぶらなければならない

明日からは連休を利用して小旅行に行ってくる。みみず君とはしばらくお別れだ。






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