2013年9月14日土曜日

ミミズ君の餌:ブロッコリーの屑の結果を見てみようとどんぶり5号を空けてビックリ、みみず小屋は壊滅状態!!

ところで、こちらは3ヶ月前に容器一杯に積まれたブロッコリー撤収後の屑。
繊維が多そうな野菜クズだが、これを3ヶ月でみみず君が食べてしまうかどうか見てみようということで実験を設定した。
このブロッコリーの屑をミミズ君の餌として使ってみた。
設定したのは3ヶ月前の話だ。
実験に使ったの容器はどんぶり5号。この上段に溢れんばかりにブロッコリーの屑を入れた。
このように設定後、ひと月に1回堆肥収穫を行った。
なぜか先月の堆肥収穫の際、収穫した堆肥が未熟だった。
今考えるとこの小屋全体のみみず君が減少し始めていたことを意味していたのだろう。
このプランターは1カ月ごとに下の段の堆肥収穫をしていた。
先月堆肥チェックしたときの状況(8/8)を見てみると、下段と受け皿に50匹づつ。堆肥がまだ未熟堆肥だったこと以外は別段変わりなかった。


ところが、今日ブロッコリーの餌の食べ具合いをみようと思ってこのミミズ小屋のチェックをしてびっくり仰天!
この小屋にミミズ君はほとんど居なくなっていたのだ。

まず、驚いたのはこの小屋を空けて目に飛び込んだ多くの乾燥ミズアブの死骸。

まず上段の表面は多くのミズアブよ幼虫の抜け殻と多くの乾燥ミズアブ。
そして、ミミズ小屋の表面の状態はカラカラ状態。
上段の表面にもミズアブ乾燥死骸と幼虫の抜け殻だらけ
小屋を包んでいる収納袋の方に目をやると、こちらにも乾燥死骸がいっぱい。
しかし、これまでみみず君が全滅するときによく見られた、収納袋の内側にこびりついた乾燥ミミズは居ない。ここへ脱走してきたミミズは全くいないのだ。
ならばきっと、ミミズ君はより涼しいところを求めて堆肥の奥深くに潜り込んでいるに違いない。
小屋を包んでいた袋(座布団収納袋)の内側にもミズアブの乾燥死骸がいっぱい。
この夏の暑さと乾燥状態で、さすがのミズアブ君も生きながらえることが出来なかった。


確かに今年の異常な暑さのためか、最近ちょくちょく大人ミミズが減っているミミズ小屋があった。このミミズ小屋もみみず君が減っているのではという不安はあったが、下段を見てみてビックリ!
下段にはどこを探してもみみず君が居ないのだ。
下の写真は、ミミズ君のいない下段の内容をバケツに移したところ。
そこで、慌てて、受け皿、中段、上段を調べてみた。
見つけたのは、僅か10数匹の痩せこけたミミズだけだった。
何と、この小屋にはどの段にもみみず君はほとんどいなかったのだ。
ブロッコリーの繊維は残っていたが、概ね堆肥は出来ていた。
ただしこの中に全くミミズ君はいなかったのだ。

どんぶり5号は終わった!


原因は今年の暑さ大量発生したミズアブの幼虫
それとも暑さに伴う乾燥

どうやら乾燥の影響が一番大きかったように思う。
その証拠には、この小屋は同じ場所に置いたミミズ小屋でも一番窓際に近く日の差し込むところに置いていた。乾燥が一番すすんだのも頷ける。
また、置いていた場所は違うが、乾燥しないタイプの観察小屋のミミズ君たちはとても元気な状態だった。
そして、どんぶり小屋は形状的にもミミズ小屋の中で最も乾燥し易いようだ。

それでは、ミズアブの幼虫の影響はどうだったのだろう?これまでもミズアブの発生は幾度となく経験したが、確かに今回のような大量発生の記憶はない。
ミズアブの居ない他のミミズ小屋でも、最近大人ミミズの減少を認めるものがかなりあったが、こんなミミズの壊滅状態にあった小屋は初めて遭遇した。大量発生したミズアブの幼虫がミミズ君の生存を危機的なものとした可能性は否定出来ない。

どちらにせよ、このどんぶり5号の壊滅状態、私の管理不行き届きであったことは間違いない。

今年の猛暑、私は幾度となく水シャワーを浴び、冷たいビールをたっぷり口にした。
ミミズ君にビールを飲ませるわけにはいかないが、ミミズ小屋の上からたっぷり水やりをするか、ミミズ君に餌を与えるときには水分を多量に含んだ餌を与えるなどの工夫が必要だったのだろう。
来年もまた猛暑が来る。来年はもう少し上手な管理をしよう。


ところで今日も暑くて、PM2.5も出ていたみたいでしっかり霞んでいた。
こんな日の野良仕事はちょっと大変だ。あとは、やはり水シャワーとビールの世話になる。
しかし、こんな天気が続くとこの時期イチジクが甘くなって美味しい。
ヒビが入って虫に食べられる寸前。こんな実はとびきり甘い。

収穫適期のイチジク。

ちょっと収穫が遅れるとカナブン達の餌になる。先日は小さなカブトムシも来ていた。




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