2014年7月21日月曜日

暑い夏がやってきたが、まだミミズ小屋はいい感じ。ボックス3段で堆肥バケツに2杯半はこれまでで最高。

昨年夏、丁度今頃から暑さのため大きなダメージを受けたみみず君たち。
今年は今のところミミズ小屋はとてもいい感じだ。
どの小屋でもとてもいい堆肥が出来ている。
5月から餌として多量に使ってきた梅が、いい環境作りに一役かっているようだ。

こちらは箱3段から収穫した堆肥。
大きなみみず君のほとんどは、中、上段の方に移動している。
最近の堆肥は上等だ。中には小梅の種がたくさん見えている。
ただ、左上には卵胞、右の方には赤ちゃんミミズが見えている。
堆肥分別時、これらの分別は不可能なのだ。
堆肥の中には、大きなみみず君はほとんどいないが、小梅の種や、卵胞、それに分別し損なった赤ちゃんミミズなどがいっぱい残っている
この風景は、堆肥収穫時としては理想的なのだ。


一方、こちらは3日程前のボックス3段での堆肥収穫の様子
久しぶりに少し詳しく紹介しよう。
下の写真は下段にあった堆肥と残っていたみみず君を手前の大きな青い容器に移し、堆肥分別をしながら、みみず君と新しい餌やココ繊維を新たな上段に移しているところだ。
このミミズ小屋でも大人ミミズは下の段から上へ移動はしているみたいだが、下段にはまだ大人ミミズもかなりの数残り、たくさんいる赤ちゃんミミズと合わせると1000匹以上は残っていた感じだ。
下の写真は、大体半分くらいの堆肥選別が終わったところのものだ。
ボックスの上段に新しい餌やココ繊維を入れそこに選別の終わったみみず君を加えている。
最終的にこの箱の上縁まで餌などで満たされる形になる。
青い大きな容器から堆肥とみみず君を小皿に移し、手早く選別する。
今回は下段の堆肥から最終的に赤ちゃんを含めて1000匹以上を選別した。
もちろんそれらのミミズは餌とともにこの上段に入れられている。
こちらは、堆肥分別時ボックスの上段にみみず君を分別投入するとき、随時追加投入いる餌とココ繊維。
環境がウェットに成り過ぎも、またドライに成り過ぎもよくない。
餌の水分の状態により、ココ繊維に加える水分量を調節する。


堆肥収穫量はこれまで金子3段がバケツ2〜2杯半で最高の量を誇ってきた。
一方。ボックス3段は一つの箱のボリュームは金子3段のそれより大きいのだがこれまではバケツ2杯が最高の収穫量だった。

理由は
金子3段では日々野菜カスなどを、これでもか、これでもかと追加し続ける。
そのため上段が中段に移動する頃は、上段は餌でほぼ箱一杯だ
だから、下段の堆肥収穫時にも極端にボリュームは減っておらず、コンスタントにバケツ2杯以上の収穫があるのだ。

一方、ボックス3段は堆肥収穫のとき上段にはほぼ箱一杯に餌を入れているのだが、1ヶ月後中段に移動する頃はそのボリュームが2/3くらいになり、またその1ヶ月後下段に移動する頃はさらにボリュームが減っているのだ。
そのためこれまでバケツ2杯を超える堆肥収穫量がなかったのだ。

ただ、今回ボックス3段の下段に与えていた餌は、梅がいっぱい。
野菜の葉っぱやキュウリなどと違い、2ヶ月以上経ってもボリュームの減りが少なめだったのだろう。
今回初めてバケツ2杯半の収穫があったのだ。
堆肥の状態も上等だった。
みみず君の中、上段への移行は不十分で、堆肥分別時若干多くの時間を要したが、最初から上段に多くのミミズを投入することが出来た。



さて、これまで順調に来ているみみず君、今日も昨年の夏を思い出すように暑くなってきた。
ミミズ小屋で去年と違うのは、全体のミミズ小屋を減らし管理をし易くしたことくらいだ。
小屋のニオイには注意して、環境悪化を早めに見つけなくてはならない。
ちょっとでも堆肥の温度が上がり過ぎて危険を感じたら、今年はミミズ小屋に大量水シャワーをかけることを考えている
ミミズ君達にとって恐怖の夏、これからの1ヶ月が正念場になりそうだ。


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