2017年2月10日金曜日

Beetrootの種まき。温室内の芽出し状況、順調なのは温度が低い中段の方?

今日は寒くて風も強かった。
残念ながら吊るしたミカンのところでのヒヨドリのホバリングはしばらく見れそうにない。
今日は珍しく、イチジクの木にカチガラスが。

ここのミカンは、ヒヨドリが数日前に完食していた。
食べるものがないのを確認すると、カチガラスはすっと飛び立っていった。

さて、Beetrootという野菜をご存知だろうか?
日本では馴染みが少ないが、ヨーロッパやロシアではポピュラーな野菜だ。
2日前にポーランド出身の友人にその種を頂いた
食べ方も数種類教えていただいた。
ということは、絶対うまく育てなくては!
これがBeetroot。
見ため、赤カブに似た感じだが、これまで食べたことがない。
育てたことなない野菜には、とても興味が湧く。
まずは、その種の形に驚いた。
岩の様な形の種、こんな種はこれまで見たこともない。

調べて見ると、この奇妙な形の種はいくつかの種がくっついて一つの塊になっているのだそうだ。
蒔き時春まきが3月末から4月で、秋まきが9月のようだ。
3月末には本格的に種を蒔いて育てるつもりだが、その時まで待ちきれない。
種袋には種もたくさん入っていたので、まずは20個あまりの種を蒔くことにした。

温室の中なら今でも芽出しが出来ると考えたのだ。
そして温室である程度育ったら、プランターに苗を移して、しばらく寒い時期はは不織布をかけて育てようと思っている。

その前に、昨日濡らしたキッチンペーパーに挟んで、一日置いていた。
まだ芽は出てはいなかったが、若干芽出しし易くなる様な気がする。

で、今日はこの種を温室の中のポットに種蒔きだ。
と言っても、ポットを置けるスペースがあるのは上段だけ。
で、上段の隙間に小さなポットを20個ほど並べ、その中に種を1個づつ置いていった。
この温室は3段から出来ている。
上段と中段は温度は10℃ちょっと。
下の段には加温マットが敷かれ、25℃の育苗器を置いている。

ところで、先日種を蒔いた下段と中段に並べたポットでの芽出し状況
下段は温熱ヒーター付きの育苗器があり25℃前後、中段は10〜13℃だ。
当然、芽出しが良いのは温熱ヒーターがある下段だと思っていた。
ところが、ほぼ一斉にいろいろな芽を出したのは10度前後しかない中段の方だった。
こちらは中段のポット。
ブロッコリーや茎ブロッコリー、スペインキャベツなどの種から一斉に芽が出ている。
しかし、左端の長ナスはまだ1本も芽が出ていない。

中下段を含め、芽出しが一番早かったのは下段のトマトなのだが、その後こんな状態でぐったり。
こちらは一番先に芽を出したトマトの芽だが、数日前ぐったり倒れていた。
原因は、乾燥だった。
ポット内の砂がほぼ完全に乾いていたのだ。
で、慌てて、水やりをした。
すると何とか元気を取り戻した
下段では、トマトやピーマンがまばらに芽を出している。
下段に種を蒔いたポットの中ではコリアンダーだけが極めて発芽状態がいい。
コリアンダーのこんなに元気な見出しは、これまで見たことがなかった。
やはり温熱ヒーターの効果だろう。

どうやら、ヒーターのある下段では、週に1〜2回は乾燥予防で水やりが必要みたいだ。

という様なことで、今のところ、育苗器がある下段が芽出しやその後の育ちがいいとの結果にはなっていない
それでも下段と中段に比較のために置いた長ナスの種を蒔いたポットでは、下段の方のみ、わずか1ポットではあるが芽を出している。
どちらにせよ、ナスは芽出しがなかなか難しい様だ。

しばらくは、このまま様子を見てみるが、乾燥で芽出しが悪くなった可能性がある下段のポットには、場合によっては種の蒔き直しをするかもしれない。

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