2017年2月22日水曜日

松葉でEMボカシ堆肥作りをやってみよう。松葉でマルチをすると土が酸性になるというのは本当だろうか? Beetrootが芽を出した。

温室内でポットに種を蒔いたBeetrootが芽を出した
初めて育てているので、どんな感じの芽出しだろうかと思っていたが、早くも赤い色の茎が出て新鮮!


さて、我が家の畑からほど遠くないところに松林がある。
先日、この松林に出かけて行った。

ここにはこんな感じで、落ち葉がたくさん。
以前、松葉でマルチをすると、土が酸性に傾きやすいという話を聞いたことがあった。
で、実際松葉がたくさん落ちているところの土壌の酸度計を測ってみた。
木に付いている緑の松葉はPH=3.5くらいの強酸性らしい。
そのため、そんな松葉でマルチをすると酸性になりやすいと言われているのだろう。
PH=6.9で、全く酸性には傾いていなかった
松葉でカバーされた土地が酸性に傾いていないのなら、松の落ち葉でマルチするのは全く問題ないのではないだろうか?

なぜこの松林に来たかというと、今回の目的は松葉集め
松葉の落ち葉を、大きなビニール袋ビニール袋にいっぱい集めてきた。

というのは、先日米ぬかをベースにしたEMボカシ肥料を仕込んでみたのだが、ボカシ肥料のベースには発酵できる有機物だったら何でもいいはずだ。
そこで、買わなくても簡単に手に入る松葉を使ってみることにしたのだ。

やり方は、取って来た松葉を、雑草ミミズコンポストに使っていた容器に、油カスと一緒にぎゅうぎゅう詰めにして、EM1と糖蜜をお湯で溶かしたものを振りかけ、蓋をした。


松葉のことは、英語でpine needlesとpine strawという二つの表現が使われている。
木に付いている葉はpine needlesが合うし、上の写真のような松葉にはpine strawが合う。
こんな感じの状態でEM1と糖蜜を1Lのお湯で溶かしたものを振りかけた。
使用した容器はこれまで雑草ミミズコンポストとして使っていたものなので、下の方には穴が空いている。
液成分が出来たら、自然に下に滲み出てくるはずだ。
そして。少しでも嫌気性発酵が起こりやすいように、全体をビニール袋で包んでおいた
通常、松葉で堆肥を作ると3〜4年かかるらしい。
このやり方だと、4ヶ月では出来上がると思うのだが、どうだろう?
外から触ってみて、温度が上がって来たら発酵開始だ。
果たしていつ頃から温度が上がってくるだろうか?
一旦上がった温度が完全に下がったら、発酵が終わりボカシ堆肥が出来上がっているはずだ。
一応、十分時間をおいて5月末か6月くらいに確認しようと思っている。
この堆肥が出来上がる頃は、ズッキーニやカボチャ、ナス、トマトと使いたい苗がたくさん控えているはずだ。

結果がとても楽しみだ。

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