2012年9月10日月曜日

久しぶりのアルコール発酵:観察小屋(イチジク)全滅

甘ーい果実をミミズ小屋に入れすぎるとアルコール発酵して悲惨な状況になったことが何度かあった。

ミミズ小屋でみみず君全滅などの悲惨な事件が起きる原因は、環境が嫌気性菌による発酵を起こしたときか、アルコール発酵を起こしたときだ。

今回、久しぶりに観察小屋での方でアルコール発酵事件が起こった。
現場は9月5日に熟れ過ぎたイチジクを置いた観察小屋。



設置から5日目、干涸びた逃亡みみずが受け皿に大勢見られた。ふたを開けて原因ははっきりした。凄いアルコール臭だ。臭くない。果汁酒特有のとてもいいニオイなのだ。嫌気性菌発酵のクサイ臭いとは明らかに異なる。

さっそく中身を広げてチェックしてみたが、中に生存しているみみず君は1匹もいなかった。30匹投入していたみみず君は間違いなく全滅だ。
以前の実験でアルコール発酵した餌を3週間程風通しのいいところに置いていたら全く問題のない餌になったことが証明されている。この餌もアルコールのニオイが無くなったらまた餌として与えてみよう。恐らくみみず君が生きていける環境に変わっているはずだ。

やはり、他の甘い果実と同様、みみず君の餌としてイチジクを与えるときは一度にたくさん与えすぎない様注意しよう。

美味しい餌とアルコール発酵する餌は紙一重なのだ。
美味しいものは程々にという人間様にも当てはまる教訓だった。

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