2012年12月11日火曜日

8匹での繁殖実験6ヶ月目、18匹ほとんど妊娠ミミズ、卵多数、小バエ(B29)のサナギも混入

8匹の大人みみずが1年間に何匹になるかというこの実験。
6月13日に設定したので丁度設定から丁度半年ということになる。
これが設定時の写真


先月から観察小屋を大きくした。
下の写真が先月設定した新しい観察小屋。餌も十二分に与えておいた。

この環境ならみみず君が100匹くらいまで増えても何の不自由もないと思われる。
さて、8匹が半年で何匹になったか?
先月に比べ何匹増えただろう?
卵や赤ちゃんはどうだろう?
さっそくチェックだ。

まずはミミズ君の状態。
しっかり太ってほとんどが妊娠している。
ほとんど大人ミミズ、ほとんどのミミズが環帯が太く、恐らく妊娠しているのだろう。
我が家のミミズの中では最も大きい状態だ。
数は18匹。なぜか先月と比べ1匹のみ増えていた。赤ちゃん子供は見当たらなかった。
ミミズ君の数は?というと18匹。
先月よりたった1匹のみ増加。それも赤ちゃんや子供でなくて大人が増加。
よくわからない。前回の数の数え間違い?
卵は?というと確実に増えている。

ミミズの卵は確実に増えている。ここで堆肥を取り出すと一緒に捨てられてしまう卵もかなり出てきそうだ。そこで今回は堆肥部分をほとんどそのまま観察小屋に戻した。
少し嫌なニュースは写真の右下に見える細長い赤い卵のようなもの。
これは以前報告したが、細長い小バエ(B−29)のサナギだ。
この小バエがいつ頃侵入して卵を産んだのか全く分からない。
さて、ミミズ君の数は半年で約2.3倍(=18/8)に増えたことになる。
恐らく、妊娠ミミズの状態や卵の状態から判断するとこの2〜3ヶ月後にはミミズ君の数は一気に増えるのだろう。
半年では18匹だったが、今ある卵が100%孵化していったら8匹だったミミズは1年後には何匹になるのだろうか?
先月は堆肥部分を捨ててしまったが、この卵のロスを無くすためには、卵を含んだ堆肥部分はそのまま新しい観察小屋に戻した方が良さそうだ。

ということで、堆肥部分もそのまま観察小屋に戻し、さらに新しい餌を追加したため、今回の観察小屋は満杯になった。今後ボリュームが少なくそれでいて太りやすい餌を厳選して投与していく必要がありそうだ。

ところで、今回の観察小屋の堆肥の中に久しぶりに小バエ(B−29)の赤いサナギを見た。この小バエの種類については知らないが、近隣でB−29と呼ばれているのは細身で動きが早くなかなか撃ち落とすことが出来ないから?


去年、この赤いサナギを瓶に入れて孵化させた。3月の初めに孵化を始め3月の終わりには死んでしまった。
今年、今の時期に見られ始めたサナギが3月に孵化するのかどうかは分からない。恐らくもっと早く孵化するのではないかと思っている。
下の写真が飼育瓶の中で孵化させた小バエ。

また同じ時期(去年3月)には、ミミズ小屋を包んでいたランドリーネットの中にも多くのB−29を認めた。100匹近いB−29がいたように思う。下の写真がその様子。

飛んでいるB−29の撃ち落としは至難の業だけど、ランドリーネットの中であれば“一網打尽”外側からネットで挟んで潰すだけのごく簡単な作業だった。


今後、ミミズ小屋の堆肥をチェックする時にはこの赤いサナギを見かけるようになるのかもしれない。B−29が多数飛び回るようになれば家人に不評を買いそうだが、サナギのうちに排除するより、上の写真のように孵化させて逃げれない状況をつくって退治する方が簡単だと思われる。




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