2012年12月12日水曜日

我が家の畑&果樹園:鳥獣被害。サルとの知恵比べ

山に食べる物が少なく、最近人間の生活圏を脅かすようになったと言われる鳥獣。
近隣でもこれら鳥獣による農作物や果樹園の被害がよく話題になっている。


特にイノシシの被害は深刻らしい。
知り合いの方は山の麓に住んでおられるが、数年前まで立派な里芋、ジャガイモ、サツマイモなどを作っていたが最近はイノシシにほとんどやられて「イモ類はもうダメ」と嘆いておられた。イノシシは大きくなったイモだけを掘るのではなく、まだ小さいうちから掘ってしまうのだそうだ。それはさぞかし頭にきたことだろう。
また、タケノコに対する被害もよく耳にする。

我が家でもイノシシが果樹園の土を掘り起こしたあとはよく見かけるが、今のところ被害は出ていない。
しかしイノシシ以外の、鳥獣被害が続出している。

先日収穫が終わった柿は結構カラス被害にあっていた。

まずは、畑の被害の様子から見てもらおう。

下の写真は根っ子ごと掘り起こされた葉っぱ野菜。
恐らくスズメ?の仕業か。アオムシを食べるついでに葉っぱを引っ張って植えて間もない苗を根ごと引き抜いたのだろう。
根付いていたら引き抜かれることはなかったのだろうが。
豆を植えたあとももちろんだが、植えて間もない野菜は鳥に要注意だ。
こちらも同じだ。
引き抜かれた苗の葉っぱにはどこを探してもアオムシの姿は見つからなかった。やはりスズメ?が食べたのだろうか?苗は植えた時のビニールポットの型そのままに引き抜かれていた。やはりこちらの苗もまだ根付いていなかったのだ
また、ジャガイモの種芋を掘り起こされたところもある。こちらはカチガラスかカラスの仕業だろう。
私が畑仕事をしていると、近くの電線の上からカチガラスがこちらをジッ〜と観察している時がある。こんな時は要注意だ。
掘り起こされた種芋
こちらの苗では周りから出来始めた芋を掘り起こしている

こちらは収穫が近づいてきたカリフラワー。
ブロッコリーやカリフラワーはヒヨドリに要注意だ。
ヒヨドリがやってくるとあっという間の大被害になる。


一方、果樹園では最近、温州みかんの低い枝になった実がアナグマに食べられた。
食べられたのはアナグマの手が届く下の方だけだったので、その時点ではそのみかんの木の大部分の実はまだ無事だった。
ところがその後、残った実を収穫しようと行ったときのことだ。
片っ端から食べられている
今度は恐らくサルの仕業だろう。
片っ端から食べられて残った実はわずか10個足らず。
被害はそれだけではなかった。
枝がボキボキ折られていたのだ。
これは深刻。枝をボキボキ折られている。

こんな小さな枝はよい。剪定すればよいことだ。

太い枝は折れてはいないが大きく裂けている。
こんな枝も仕方なくのこぎりで切り落とした。


上の方に成っていた実を食べ尽し、その上、枝をボキボキ折っていく。サルはタチが悪い。これじゃ下手すると木が枯れてしまう!
悔しい!


そこで、サルとの知恵比べ。
用意したのは


サルはベタベタした物が嫌いらしい。
そこであちこちの幹に両面テープを張ってみた。
説明を追加
ボンドも嫌がるかもしれないということでこれも あちこちに付けてみた。
 また、下の写真のような地面から手が届きそうなみかんにも
こちらは八朔。
 両面テープを張ってみた。
さて効果はあるだろうか?
やはり、サル知恵にはかなわないかもしれない。








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