2020年2月10日月曜日

パラロッサの今季最終収穫。

こちらは、日本の方にはなじみが薄いと思われる、イタリア野菜パラロッサ
今日が最終収穫だったが、これが今季収穫したもので一番型がよかった。

この野菜はチコリーの仲間なのだが、我が家で育てているほかのチコリーと異なり、結球する。
palla rossa(パラロッサ)という名前はイタリア語で『丸 赤』ということで、赤い色で結球するので付いた名のようだ。
こちらがその種袋だ。
通常は秋まきで冬の寒い頃赤く結球し収穫出来るようになるとのことなので、今年も9月の初めに第1菜園のマルチを掛けた畝に、他のチコリー類と一緒に種を蒔いた。
こちらは9月の初め種を蒔いた時の様子。
この畝に5種類のチコリーの種を蒔いたのでパラロッサの植え場所は狭い。
この畝で一番早く収穫出来始めたのが、今年初めて育てたエンダイブ
10月に入ってすぐ収穫できるようになり、今でも収穫できているので重宝している。
エンダイブは外側の葉を千切りながら収穫するので、いつまでも苗がある。
11月に入ると他のチコリー類も収穫出来始めた。
下の写真手前には『カタルーニャ』や『スパドーナ』の姿、奥には『プンタレッレ』が見える。

その時期のパラロッサはこんな感じ。
幅の広い緑の葉が広がっていた。
こちらは11月前半のパラロッサ
これが真っ赤になって結球していくはずだと、気長に眺めていた。
そしてこちらは11月終わりの、このチコリー類の畝。
パラロッサ以外は、思う存分収穫できていた。
パラロッサは奥の『スパドーナ』と『プンタレッレ』の間に植えていた。
背が低いので、この写真ではその姿が見えない。
そして、1月の終わり、この畝のパラロッサは暖冬のためかまだ真っ赤になっていなかった。

ただ、この時期に第2菜園に1本だけ育てていたパラロッサがかなり赤くなったので、ひと足先に収穫して食べてみた。
パラロッサは生で食べれると聞いていたのだが、とても苦かった。
生では無理と思われたので、その時は煮て食べた。
食べれたが、赤い色がなくなっていたので残念だった。
そして、2月に入ってやっと第1菜園のパラロッサが収穫出来始めた。
この時はイタリアの友人に食べ方を聞いた。
オリーブ油と軽く塩をかけて食べると生で食べれると聞き、そのようにして食べたら美味しく食べれた。
甘いヤーコンと一緒にレモンをかけて食べてもおいしかった。
パラロッサのサラダはシャキシャキ感があって美味しい。
そして今日は、そんなパラロッサの最終収穫。
第1菜園のパラロッサがこんないい色になったのだ。
やはり、パラロッサはその赤さが生かした生のサラダがいい。
明日は、そんなパラロッサが食べれるに違いない。

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