2012年7月20日金曜日

みみず君の餌:黴びて腐りかけた桃、最終報告

7月5日に黴びて腐りかけた桃をやや小さめの観察小屋に入れて、環境の悪化が起こらないかをチェックしたこの実験。

1週間前、観察小屋は外から見た時は特に問題なさそうなので、その後2週間後くらいしてチェックする予定としていた。

ところが1週間経った今日、外から見てもはや桃の姿は全く見えなくなっているので予定より早く御開帳とした。丁度、実験設定日から15日目になる。

さて、下の写真が外から見たところ。
ミミズは見えるが桃の姿は見えない。
外から覗いた堆肥はウェットに見えるが、受け皿の方に液肥は溜まっていない。
もちろん、脱走してきたみみず君も居ない

 そして、下の写真が御開帳後の様子。
丸々1個入れた桃の実の部分は見当たらない。右下の方に見えるのが桃の種。
僅かに残っているのは皮の部分だろうか?
全体はウェットだが悪臭は全くなく、みみず君たちも極めて元気だった。


ということで、7月5日のブログに写真を出していたが、黴びて腐りかけている桃を丸まる1個、小さめの観察小屋に入れたこの実験。
桃が発酵して環境悪化する確率が半分くらいあると思っていた。
確かに最初の1〜2日はみみず君は明らかに桃を避けていた。
ところが、1週間目に見てみると、かなりの桃が食べられた形跡があり、環境悪化は全くなさそうだった。
さらに、約2週目の今日のチェックではでほぼ完全に食べられてしまっていた。

環境が悪化するかどうかはとても微妙なのだと思う。同じ餌を同じ空間に与えるとしても
餌の置き方、気温、風通し、みみず君の数などの因子がその環境に影響を与えるのだろう。
今回環境悪化しなかった因子としては
餌(腐りかけの桃)を観察小屋の一方に寄せて入れたこと。
大人ミミズ30匹を投入したので食べるスピードが速かったこと。
などが考えられる。

この観察小屋はこの中に居たみみず君にこのまま残ってもらい他の果物や野菜などで、今回の桃との食べ比べをおこなってみよう。

ところで、漬けた梅を早く干したいところだがなかなか梅雨が明けない。梅雨明けが本当に待ち遠しい。

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