2012年7月22日日曜日

みみず君の移動は上から下 or 下から上?

これまでフロースルータイプでミミズを移動させる場合、光振動法を利用して上から下にやっていた。

6月初めに室コン5号が全滅して以来金子ミミズ小屋は以前の室コン1号(現在の金子1号)のみが稼働している。
そろそろ堆肥収穫をしようと思っている。
これが金子1号、金子みみず君の家の一番上の段に設定している。

 蓋のダンボールを一部外してみると、餌はまだ残っているが、堆肥はしっかり出来ている。

 堆肥部分を表面から見てみると小さなつぶつぶ状態。この感じは上等だ。

さて、これからみみず君の分別にフロースルーを使うわけだがが、ここで、みみず君を下から上に移動させるのがいいのか、下から上に移動させるのがいいのかもう一度考えておこう。

下から上へ移動させることの利点欠点
金子ミミズ小屋は本来下から上にミミズを移動させるようになっている。
これは日々出る新しい餌を入れるのに上段に入れる方が都合が良いことに関係していると思われる。毎日少しづつの餌も簡単に追加出来る
堆肥を収穫する時は移動がほぼ終了したと判断したときに、堆肥の入った箱全体を一気に収穫する。堆肥収穫に手間がかからないわけである
このとき残ったみみず君を救出しようとしたり、堆肥の中に残された食物残渣を分別しようとするならば、通常の堆肥ミミズ分別と同じ労力が必要になり、この方法の意味をなさなくなる。
ポイントは、残ったミミズや食物残渣に目をつぶるかどうかということだろう。

上から下に移動させることの利点欠点
上の段から堆肥とミミズを分別収穫しながら移動したい輩には上から下に移動してもらう。
この際は最近ミミズ堆肥分別に利用している、光振動法が利用出来る。
光と振動を与えることにより、みみず君はかなり効率よく上から下に移動する。
堆肥収穫は表面からかすり取っていく形になり、それなりの時間を要するが1回の堆肥収穫は5分くらいでそんなに手間がかかるというわけではない。堆肥と食物残渣の分別も確実だ。
欠点は餌を追加するとき上の段を外して入れなければいけないこと。
そのため、日々出る野菜クズなどを溜めておいて1週間に1回程ドサッと餌を与える形になる。
こちらの方がこれまでおこなってきた私の方法だ。

金子1号には堆肥も溜まっているが食物残渣もかなり残っている。
下から上の方法では、ミミズの残りも気になるが、これら食物残渣もかなり堆肥の中に残るような気がする。
これら食物残渣ををみみず君と共に分別しながらということで、やはりこれまで私が取ってきた上から下に移動させる方法がベストのように思える。

今回もみみず君には上から下に移動してもらおう!

ということで堆肥収穫の下準備は上段の金子1号の下にミミズ移動制限用に敷いているネットを外し(写真左上)、堆肥の中の食べ残しを取り出し(写真右上)

 2段目の新しく金子1号になる箱の中央部分に、餌と上の段の食べ残しを重ね、その部分がが上の箱に接するようにしてみみず君の移動が容易になるようにする。

今後の手順はこの状態でしばらく日光に当て、時に振動を与え(上の方を手でかき回す)、その力で上の段のかなりのみみず君は2段目に移動してもらう。
堆肥は今よりドライな状態になって収穫し易くなる。
それから、表面のドライ気味になった堆肥から数回に分けてかすり取って収穫することになる(この中にはみみず君はほとんど含まれていないので短時間の分別ですむ)。


ところで、先日福島の磐梯山に登ってきたが、霧雨のため山の全体写真が撮れなかった。
2年前、裏磐梯の五色沼から見た磐梯山がきれいだったので3枚程アップ。



ちなみにこちらが今回、霧が晴れた一瞬、山の中腹から見下ろした五色沼
ん〜下から見た時の方がきれいだな〜


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