2014年2月25日火曜日

腰水法をおこなっている土嚢袋では、土のリサイクルが出来ない!

2月に入って晴れる日が少なく、屋上の土嚢袋で春までに予定している土のリサイクルが思うように進んでいないかった。
ここに来てやっといい天気が続いている。
しかし、花粉とPM2.5による今日の見通しの悪さは不気味さを感じる程だ。

さて、下の写真の容器に入っている土は、太陽光殺菌と低温殺菌を少しでも取り入れようと、土嚢袋に戻す前この容器に入れておいたものだ。

この2月、晴れる日が少な過ぎた!
天気がいいと大きな容器の土はこんな感じに乾く。
ここに来て晴れの日が続いたが明日からまた雨予報、この方法がなかなか使えない。
これまでこんな感じで殺菌出来たのはたったの2つの土嚢袋だけだ。

一方、困ったのが腰水法をおこなっている土嚢袋だ。
そもそも腰水法は夏の水不足になりがちな時期の対策として考えたものだが、この時期の
腰水法をおこなっているフランターは満水状態で、土嚢袋の土はベチャベチャ状態なのだ。
それでもこれまでの寒かった時期のためか、ウェットな土は植物には悪い環境に思えるが、実際土嚢袋に植えている野菜は今のところ全く腐れていない。

それでは、腰水法をおこなっているプランターを覗いてみよう。

こちらは収穫が終わった土嚢袋が入っている。
写真では分かりにくいが、プランターの中は満水状態。
当然土嚢袋の土はベチャベチャ状態。

そこで、上の写真の左側、以前ダイコンを植えていた土嚢袋に、残った雑草を片付けて、最もこの条件に強いと思われる植物としてウコンを植えてみた。
このベチャベチャ状態の土は重い!
とても土のリサイクル作業は出来そうにない。
そこでこんな条件でも育ちそうな植物としてウコンを植えてみた。

果たして、殺菌作業も肥料やりも全くしていないこの土でウコンは育つだろうか?
果たしてどうなることやら?

腰水法をおこなっているプランターは他にもある。
こちらの芽キャベツもまだ食べれる側芽を付けているが、家人には硬いと評判が悪い。
これは芽キャベツを植えている土嚢袋。これも腰水法で水ベチャ状態。
枯れてはいないが、収穫した芽キャベツは小さく硬かった。
どうやら芽キャベツには腰水法は不向きのようだ。
こちらの、サニーレタスの苗取りをした土嚢袋と小さなカブを植えていた土嚢袋も、腰水法をとっている。
水ベチャ状態でも野菜は腐れてはいない。
ここから苗取りしてパオパオ内に移植したサニーレタスは今まさに収穫適期に入っている。
ここに残ったサニーレタスもそのうち食べれそうだ。小さなカブは育ちが悪く収穫不可だった。
こちらの空豆やホウレンソウを植えている土嚢袋も腰水法だ。
土嚢袋の周りは水がいっぱいだが、特に問題は今のところないようだ。
こうして、腰水法をおこなっているプランターを覗いてみて、空豆の苗の育ちだけを見ると、腰水法は水耕栽培と同じで水が腐れることがなければ問題がないのかもしれないと思えてくる。

しかし、もっと暖かくなるとプランター内に溜まった水が腐るのではないか、ちょっと心配だ。

それと、もう一つの問題は、最初に述べた土のリサイクルの問題だ。
腰水法をおこなっている土嚢袋の土は重くてとてもじゃないがリサイクルする気になれない。
土のリサイクルをする時は、土嚢袋に入っている土を両手で抱えてい大きな容器に移す。軽い土なら簡単に入れ替えも可能だが、重い土は大きな器に移すだけでも一苦労。
さらに、ビチャビチャの土を日光で乾かして消毒するなんて不可能に近いのだ。

ということで、腰水法をおこなっている土嚢袋では土のリサイクルは出来ない!

プランターの底部分にある塞いだ穴を開ければ、腰水法は解除されるのだが、今のところ腰水法をおこなっているために腐れたという野菜は一つもない。
これから野菜の状態に問題が起きれば、腰水法を解除することにしよう。

今しばらくは腰水法をおこなっているプランターはそのままの状態でみていくことにして、屋上の土嚢袋の土のリサイクルは可能な土嚢袋にのみおこなうことにしよう。

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