2014年2月20日木曜日

シマミミズ寿命実験第2弾50匹3ヶ月半

シマミミズの寿命実験は、文字通りシマミミズの寿命についての正確なデータが欲しくておこなっている実験だ。
これまでいくつかの観察小屋で平行してこの実験をやっていた。
ところが、昨年夏の猛暑でかなりの観察小屋がダメージを受け、一昨年から続けてきた実験のいくつかが中止になった。

その後はというと、観察小屋で残ったミミズはほとんど減少なし生き続けている。
今、平均寿命が20ヶ月を超えたと判断している54匹で始めた寿命実験も、夏の時期ある程度数が減少。その後は1匹も数の減少がないのだ。
92匹居た観察小屋は一気に2匹にまで減少、寿命実験は出来なくなったが、残った2匹はその後半年健在だ。
ということで、一昨年から始めた寿命実験は、昨夏の数の減少で平均寿命に影響が出てくると思われる。

そんなわけで、正確なデータを取ってみたいので、この秋からまたいくつかの寿命実験を設定した。
この寿命実験は11/17に生まれたての赤ちゃん50匹で実験を設定したものだ。
ミミズ君の状態から生まれた日を11月初めとした。1/19(2ヶ月半目)ほとんど大きな子供〜青年ミミズに成長。まだ餌がたっぷりあったので数を数えず餌だけを追加しておいた。

さて、今日はこの実験の3ヶ月半目のチェックになる。
この小屋で数を数えるのは初めてだ。
なぜかこの時期ミミズ君の成長にかなり差が出ている。
大きいものはおいしそうな餌にどっぷり入り込んでいる輩が多かった。
しかし、予想外だったのはその数、56匹いたのだ。

えっ!50匹赤ちゃんを入れたはずの小屋にミミズ君は56匹いた。

50匹の赤ちゃんミミズを1匹づつ数えながら入れたはずなのだが、小さな赤ちゃんが絡み付いて数オーバーになってしまったのだろうか?
それとも、同時に紛れ込んだ卵から孵化したものが加わったのだろうか?

どちらにせよ、見た目に明らかに小さめのミミズ6匹を実験から除外した。
この小さなミミズ達は、実験設定後に紛れ込んだ卵から生まれた可能性もある?

これで、この実験は正真正銘50匹で再スタートだ。
ということで、寿命実験第2弾3ヶ月半は今のところ生存率100%ということで実験が続いていくことになる。

観察小屋は、全体的には初期のものよりひと回り大きくしている。
環境的には悪化しにくいように作っているつもりだが、夏の暑さを問題なく乗り切れるかどうかがこの実験がうまく行くかどうかの最大の課題のようだ。


ところで、こちらは畑の側の花壇で咲き始めたクロッカス。
寒い日が続いているが、間違いなく春はもうそこまで来ている!


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