2014年2月12日水曜日

柿の木の剪定、こんなやり方でいいのかな?

昨日、果樹園でミカンの木の管理をしたついでに、柿の木の剪定をしてみた。

我が家の果樹園には柿の木が3本ある。
2本が富有柿で1本は渋柿だ。
富有柿は2年前2本とも豊作で喜んでいたのだが、昨年はどちらの木も1個も実を付けなかった。
木が若くて2年連続で成りきらなかったのだろうと思ったが、もしかして昨年の剪定のやり方が悪かったのでは?と心配になった。

私の剪定のやり方は基本的には徒長枝の剪定だけをやっている。
こちらが、昨日剪定する前の様子。
徒長枝のところだけをアップするとこんな感じだ。
真っすぐ空に向かって伸びているのが徒長枝。

剪定後、徒長枝を剪定したところをアップすると
全体像はこんな感じだ。
実の成りそうな枝はしっかり残している。
さてこれで、今年の富有柿の収穫うまくいくだろうか?

こちらは、もう1本の富有柿とその隣にまだ植えて数年の渋柿。
これらの木も同じように徒長枝を剪定した。
奥に満開なのが小梅、右手奥に3分咲きの大梅。
写真中央手前に見えているのがもう1本の富有柿で、右手大梅の手前に見えている小さな木が渋柿。
これらの柿の木も同様に剪定した。
さて、帰り道によそ様の柿の木の剪定したものを見てみた。
背が伸びないように大きな枝もズバッと切っている。
木の形が全く違う。
1本の大きな幹から3〜4本の太い枝が外に向かって広がっているのだ。

また家に帰って柿の剪定について調べてみた。
やはり私のやり方と話が違う。
そこに書いてあったのは、
カキは長さ30~40cmの元気の良い結果母枝の、先端付近から発生した新梢に結実するので、枝の先端を剪定するのではなく、不要な枝(発育の悪い)を間引いて、結果枝を残すように剪定する。
剪定(冬剪定)の適期は、落葉期の12月~2月ごろです。
また、徒長枝や不要な枝を整理する夏剪定を、6月~7月ごろに行う。
とのこと。
まず、これを読んで分からなかったのが結果母枝という言葉。また、不要な枝(発育の悪い)を間引いて、結果枝を残すように剪定とはなかなか難しそうだ。
今回、私は徒長枝の剪定をおこなったのだが、これは6〜7月頃行なうのだそうだ。へ〜という感じ。
とにかく、この説明から判断すると、今回の剪定では不要な枝の間引きというのが出来ていないことになる。

まあ、私にはプロのような仕事は出来ない。今年の柿がある程度の収穫があればいいのだ。
山歩きをすると、山里で見かける何も手を加えていない柿の木にも毎年実は成っている。今回の剪定で効果の程は定かではないが、今年こそは収穫があることを期待しておこう。


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