2014年12月25日木曜日

シマミミズの卵胞の孵化実験;2ヶ月目、1匹も孵化せず。バジルをうまく冬越しさせたら木になるらしい。

この時期の卵胞は寒さのため孵化しにくい。
これは間違いないのだが。。。
ミミズ小屋を見てもその小屋によって赤ちゃんミミズが居たり居なかったり。
この時期の卵胞の孵化は条件によって非常に微妙なようだ。

昨年のこの時期に設定した300個の卵胞を使っての実験では
1ヶ月目から多くが孵化して、赤みを帯びた透き通った多くの赤ちゃんがその姿を現していた。
昨年の同じ時期に設定した孵化実験。
なぜかその観察小屋では春先と同じように卵胞が孵化した。

ところが今回行なっている、2ヶ月前に産み見落とされたと考えられる150個の卵胞での孵化実験では、先月のチェックでは全く孵化は認められなかった。
そして、2ヶ月目に当たる今日のチェックでも、どこを捜しても赤ちゃんは居ない
150個程入れた卵胞が全て残っているかなど知る由もない。
それでも広げた観察小屋の内容の中に、十数個の卵胞はすぐ見つけることが出来た。
 卵胞は将来孵化するかどうかも分からないが、あちこちに散らばって見ることが出来た
この卵胞、スケルトンにはなっていないし、色も正常だ。
いつ頃孵化するのか?ずっと孵化しないままなのか?そこのところは分からない。
一応、この観察小屋は1ヶ月ごとにチェックしてみようと思う。
去年と今年の違いがどこにあるのか分からない。
確かに、この時期のミミズ小屋を見ても産まれたての赤ちゃんを目にすることもあるのだが、目にしないケースの方が多い。昨年の卵胞の孵化状態の方が珍しいと言えるのかもしれない。

とにかくこの孵化していない卵胞もいつになったらしびれを切らして孵化するか、しばらく毎月チェックしてみることにしよう。


ところで、今年はバジルはなかなかの出来だった。
料理やハーブティーに今年程使ったことはこれまでなかったと思う。
今年は4本の小さな苗をあちこちに植えたのだが、この畝に地植えしたバジルが一番の出来だった。
大きくなり過ぎた茎を切ると、また新しい芽が出てきてその都度柔らかい葉を収穫出来た。
しかしこの時期になると青さの残る茎は数本だけ、葉は完全に枯れ落ちている。
通常ならこのバジル、抜いて終わりになるところだ。

日本ではバジルは1年草で、この時期さすがにほとんど枯れかけている。
ところが、この時期このバジルを室内に移してうまく育てるとバジルが枯れてしまわずに木になるというのだ。
そして、室内でちょっとした観葉植物になり、しかもその葉がそれなりに利用出来るとのことだ。
もちろん、春植えてその後収穫するバジルのようないい香りはしないそうなのだが。

これはダメ元で一度トライしてみる価値がありそうだ。

我が家の今年のバジル苗は4連の小さな苗だった。4カ所に植えた中で一番元気がよかったのは上の写真にある地植えしたもの。
今の状態でも茎は木に近い感じに見える。
まずは、このバジルを切り込んで掘り起こし、鉢植えにして室内管理することにした。
ん〜移植するには見るからに時期が遅過ぎた?
どうもこのまま枯れるような気がしてならない。
一番元気だったバジルは葉が全部枯れ落ちていたので、室内に移植しても時期が遅過ぎて、根付かないかもしれない。
そこで、一番葉が付いているバジルに目を付けた。
それは、一番育ちの悪かったバジルで、ベランダに鉢植えにしていたもの。
育ちは悪かったが、便利がいいところにあったので結構使えた。
こちらはまだ葉が完全に枯れずに残っている。
こちらも室内に取り込んでみることにした。
刈り込んで、小さな鉢に移し、観葉植物(パキラ)の大きな鉢の中に同居させた。
移植する時はこの苗のように小さなものの方がいいのかもしれない。
さて、移植して室内管理することにした2本のバジル。
はたして、冬越し&木化はうまくいくだろうか?

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