2014年12月22日月曜日

里芋の親芋、来年の種芋用に保存第2弾。袋栽培でのおまけ実験、結果は順行植えの勝ち。

今日も寒かった。福岡の西方にある雷山にはかなりの雪が積もっているように見える。
気象庁の予報では今年は暖冬を予測していたが、今のところ見事に外れだ。


さて、3日前、畝の里芋は全て収穫を終えた。
収穫後には、来年の種芋にする親芋が残る。
1ヶ月程前に1回目の親芋保存は終わっているのだが、その後たまった親芋の保存を一気に終えてしまいたい。
そこで、最後に残した里芋、袋の中で育てていた2株の里芋を収穫することにした。

この里芋はとても小さな親芋を順方向と逆方向に1個づつ植えたものだ。
4月の初め、下の写真のように逆さ植えする親芋は頭の部分を切り落とし、順行植えする親芋はそのままの状態で植えた。
これは今年4月初めに種芋を植えた時の写真。
とても小さな親芋だったが、ほぼ同じ大きさだったので、実験には丁度いいと思った。
あくまでも、収穫が目的でなかった。左の芋を逆さ植え、右が順行植えにした。


左の頭を切り落とした親芋は逆さにして植えたが、そこからは細い3本の芽が出た。
順行植えは1本の芽を出し、まずまずの大きさに育った。
芽の出方は私の予想通りだった。
さあ、それらを掘り起こしてみた。
左の3本が逆さ植えの1株。右のやや大きめの1本が順行植えのものだ。
さて、どちらの株に収量が多いだろう?
畝に植えた里芋の茎葉はこの時期枯れかけていたが袋栽培ではまだ青々している。
ただ、他の親芋を保存する時期なので袋栽培の芋も掘り起こすことにしたのだ。
子芋を親芋から外し、並べてみた。
食べれる芋の個数は順行植えの方が2個程多かった
食べれる芋の個数は左の逆さ植えが6個、右の順行植えが8個だった。
大きな芋ではないが、小さな種芋から食べれるサイズの芋が出来たことだけでも上等だ。
ということで、袋栽培でのおまけ実験も、3日前の畝での実験結果と同じく順行植えの方が収穫量が多いという結果になった。


そして、今日の収穫で小さな親芋が3個、まずまずの大きさの親芋が1個出た。
そこで、これら4個の親芋を加えて、残しておいた親芋の保存を一気にやってしまった。

まずは穴掘り
保温が目的の枯れ草は、ツクネの枯れた蔓葉を使っている。

親芋は取り出す時に、取り出し易いのと傷つけることがないようにするために、通気のよい袋(ランドリーネット)に入れて埋めている
昨年からこの方法でやっているが、この春取り出した時の状態はとてもよかった。
そして、その上にも枯れた蔓葉を敷き詰めた。
奥の抜いた草を掛けているところには、1ヶ月程前に保存にた親芋が埋まっている。
これらの上から土を掛け、さらに雨を予防するため、ビニール(堆肥袋の)を掛けておいた。
これで少々寒い日が続いてもへっちゃらだ。
来春には種芋として使える、いい状態の親芋が取り出せるに違いない。

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