2015年10月21日水曜日

シマミミズのベッド材実験「ダンボール」結果。明日はいよいよ稲刈りか?


上の写真は、我が家の畑の前に広がる水田。
 と、奇妙なものも見つけた。
水田の一番端の部分が少し刈り取られているのだ。
どうやらこれは、本番前に試し収穫をしたという訳ではないようだ。
家人に聞いてみると、「それはトラクターが入るためじゃないの?」
そうか!じゃ明日ぐらいは、稲刈りの本番ということかもしれない。




我が家ではシマミミズに堆肥を作ってもらっているが、ミミズ君のベッド材としては100円ショップで手に入るココ繊維を使っていた。

このココ繊維が発売中止となったため、変わりになるベッド材を探している。
まずその第1弾としてベッド材としてのダンボールをチェックすることにした。

1ヶ月半前に下の写真のように、観察小屋の大きさと比べかなり多めのダンボールと、餌としてカボチャを用意した。


そして、水を含ませて縮んだダンボールと、餌のカボチャを下の写真の様に、ギュウギュウ詰めにした。


中に入れるミミズ君としては、わざと環境の変化に弱い赤ちゃんミミズを入れた。
そして、堆肥を作ってもらうために青年ミミズも20匹ほど加えて、全部で約100匹のミミズを入れた。

実験を設定したのは9月5日だ。
見たかったのは、シマミミズのベッド材として「ダンボール」を使うことで、
1)ミミズ君の環境はどうか?
→赤ちゃんミミズが、数を減らさずに無事大きくなっていたら合格だ。
2)どれくらいの堆肥を作るか?
3)どんな堆肥を作るか?
などを、見てみたいと思った。

さて、今日見てみた結果は?
まずは、蓋のダンボール。
少しウェットになっただけで。何の変化もない。
全体の嵩が、そんなに減っていないので、出来ている堆肥は少ない?かもしれない。

上層に置いているダンボールも、ウェットになっているだけで何の変化もない。

上層約1/5のダンボールを外して横に置いたところ。

すると、ミミズ君が顔を出してきた。
なかなか元気そうだ。

最終的にミミズ君は116匹。
恐らく、前回小さな赤ちゃんミミズを投入したとき数え違いがあったようだ。
どちらにせよ、1ヶ月半前の赤ちゃんミミズは、子供〜青年ミミズの大きさに成長していた。
恐らく、環境悪化で死んだみみずは、全く居ないのではないかと思われた。
赤ちゃんミミズの成長具合いは上等。
20匹投入していた青年ミミズと、赤ちゃんが大きくなって青年になったものの区別は難しかった。
ただし、まだ卵胞は環境内になかったので、20匹投入した青年ミミズも生殖能力を持つようになるには、もうしばらく時間が必要だったようだ。

さて、出来ていた堆肥だが、最初の頃は投入した青年ミミズが、最近では赤ちゃんが大きくなったミミズも作るようになっていたに違いない
その量は、ほぼ予想通りと言っていいだろう。
食べ残しのカボチャは全くなかったが、ダンボールは半分くらい食べたかな?と言った感じだった。
堆肥の感じがウェットなのは、最初与えたダンボールに水を含ませ過ぎたのかもしれない。
色が薄い茶色なのは、やはりダンボールの成分が残っているからだろうか?

堆肥の感じはややウェットで、ベタついた感じがある。
通常のミミズ堆肥の上に載せてみるとこんな感じ。

ということで、このシマミミズのベッド材実験「ダンボール」の結果だが、
ミミズ君が住む環境としては全く問題なさそうだ。
堆肥も使えないことはなさそうだが。。。
出来る量は、若干少なめになりそうだ。
また、最初にダンボールに水を含ませるとき、堆肥がサラサラになるような水加減が難しそうな気がした。

丁度今日、100円ショップでココ繊維のブロックに変わる、新たなミミズ君のベッド材として、ダンボールよりはるかに有望なものを見つけたので明日紹介しよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿