2016年4月3日日曜日

デストロイヤー;昨夏収穫した芋を1〜2月に植える場合は、遅霜予防の不織布は効果あり。芽掻きのやり方がまだよく分からない。

こちらは慌てん坊のスズメ君
パオパオの中に入って出れなくなっていた。
反対側に、入ってきた隙間があったのだが、思い出せなかったみたい。

そこに、私が近づいてきたので、かなり慌てていたみたい。
大きく出口を作ってあげたら、お礼も言わず一目散に逃げていった。


さて、我が家の主力のジャガイモ、デストロイヤーは時間差で種芋を植えている。
遅くは、芽が出なかったところなどに、今でも小さな芋を植えている。

ただ、1月や2月初めに植えた芋(この種芋は昨夏収穫した芋を使っている)は、2月末頃から、しっかり芽を出していたので、遅霜予防の不織布を掛けていた
4月に入った。
さすがに、不織布は撤去してもいいだろう。

こちらの畝では、2月に初めに、昨年7月収穫して冷蔵庫保存していた状態のいい芋を、14個植えていた。
この初夏に大きな芋が採れるのを期待している畝だ。
こちらは2月3日に植えて、そのあとマルチを掛けた。
芽が出てマルチに穴を開け、そのあと不織布を掛けていた、

もう、掛けた不織布がはち切れんばかりだ。
そこで、不織布を外してみるとこんな感じ。
今年はこの畝だけだなく、数カ所に不織布を掛けた。
それらの苗では、遅霜被害は全く出なかった。

今年は不織布の効果があったのだろう。
去年のようにこの時期に遅霜被害に逢って弱っている苗はないようだ。

で、さっそく芽掻き作業だ。
一つの芋から20本くらい芽が出ている。
植えた芋が大きいと、出てくる芽が多い傾向にあるようだ。

調べてみると、ジャガイモの芽掻きは、元気なものを3本程残すとされている。
私にとっては、芽が20本もある苗では、芽掻きをしても、10本くらいにしか減らせない。

こちらの苗はもっと凄い。
一つの芋から30本くらい芽が出ている感じだ。
何とか頑張って、10本までに減らしてみた。
確かに、芽が20本以上出ている苗では。1本1本の芽の太さが細い。
芽掻きしたらふとくなってくれるのだろうか?



こちらの1月に種芋を植えた畝では、不織布を剥ぐとこんな感じになっていた。
これらも、もちろん芽掻きしておいた。

一方、2月の終わりや3月初めに植えた種芋(これらの種芋はこの冬収穫した芋を使用)ではまだ芽が出ていないものもある。
こちらは数本芽を出し始めたが、ほとんどはまだ芽が出ていない。
ミミズ堆肥からの、カボチャの自然発生苗の方が一歩芽出しが早かった。

こんな畝では、3月の中旬頃芽が出たら不織布を掛ける予定だったが、その必要はなかった。

この芽の出方の差、植える時期の影響もあるのだが、それより大きいのは、種芋として使ったのが、昨夏収穫した芋か、この冬に収穫した芋かということだ。
昨夏収穫した芋は、十分芽が出たものが多かったので、芽出しは早いと予想はしていたが、明らかに植えてから芽が出てくるまでのスピードに差があった。

ということで、春ジャガとしてデストロイヤーを植える場合は、昨夏収穫した芋は1月や2月の早めに植えて、今回のように霜よけ不織布を掛ける
この冬収穫したものは、2月の終わりから3月に植えて、霜よけは必要ない
ということがはっきりした。

ところで、昨夏収穫した芋を植えたもので、いくつかは芽が出ないものがあった。
掘り起こしてみると、それらの芋は腐っていた。
芽が出かけてはいたが、芋が腐っていて成長しなかったみたい。
この冬収穫した芋を植えたものではこんな風になる芋はほとんどない。
こんなところには、今の時期になって小さな種芋を植え直している。
昨夏収穫した芋を種芋として使った場合、早く大きく育ってくれるのは嬉しい。
しかし、種芋自体が植える時しわしわで、弱っているので、いくつかこんな感じの腐った芋になるのは仕方ないだろう。

今後の課題だが、芽掻きの本数に関してもよく分からないのだが、芽掻きをする時、種芋の付け根まで引き抜くべきかどうか?もよく分からない。
引き抜いたあと、こんな小さな芋が付いてくるとちょっと悲しい。
芽掻きする時、芽を引き抜くと、こんな感じで小芋が付いてくることがある。

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