2012年10月13日土曜日

カラス>サル>私

芋類の本格的収穫は11月からだ。
芋を掘るときに快感は口では表せない。
恐らく人間の持っている本能によるものだろう。
我が家の畑にはサツマイモ、キクイモ、里芋、ツクネ芋、ジャガイモがある。じゃがいもは種芋を植えたばかりで収穫にはほど遠い。

11月からの収穫といってもその時期に収穫しても一度に食べれるわけにいかないので
今の時期から試し堀りと称して食べる分だけ収穫するようにしている。

下の写真は試し堀を始めた芋類。もちろんまだ時期が早いためサツマイモ、キクイモ、里芋はそれぞれ小さい。しかしそれなりに何とか食べれる状態だった。
ところがツクネ芋がなぜかまだ食べれる大きさになっていなかった。早すぎた?それとも台風の時期支柱が倒れたりしたので弱って出来が悪い?
サツマイモはさっそく天ぷらで頂いた。この時期にしては十分甘くて美味しかった。
キクイモはミソ漬け。半年漬けていても食べれるのだが、出来れば1〜2日で食べる浅漬けが美味しい。里芋はみそ汁に入ることになる。

なぜか芋の収穫、特にサツマイモの収穫時に胸がときめく。なぜだろう?
一方、今日は柿の収穫もおこなった。
ところが、今日柿の成り具合いには少し異変があった。
一見何の変哲もない柿の木に見える。我が家の富有柿2本の中の1本。
こんな感じでカラス?に食べられてしまってい柿があまりに多いのだ。
よく見てみると、鳥などに食べられたもの、時期より早く熟れてしまっているもの、そして地べたに落ちたものがあまりに多いのだ。
落ちている柿。こんな感じの落ち柿もたくさんあった。落ちた時点でもう実の方はカラスなどにかなり食べられていたと思われる。


これは収穫した柿だが、この中にも早熟した柿がある。
今回収穫した柿は人間の口に入らず直接みみず君の餌になる柿の方がはるかに多かった。

聞いたところでは、早熟した柿は蔕(へた)から虫が入っているのだそうだ。
予防には花を付けた直後の消毒がいいらしい。
また、カラスの餌食になったと思われる柿も多く見られたが、これは我が家だけでなく近所の果樹園もほとんどやられているらしい。予防法は今のところ思いつかない。
また、今日は見なかったが、果樹園のある山に最近サルが増えてきて果樹園を荒らしているのだそうだ。カラスの被害とサルの被害は区別は難しいこともあるが、みかんに木の側にみかんの皮が散らかっているときは間違いなくサルの仕業ということだ。

ず〜と昔、人間がサルに近かった頃、樹になる実は動物や人間がその力関係で取り合っていたのだろう。
我が家の果樹園も、現在の力関係は 
カラス>サル>私
といったところなのだろう。

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