2012年10月4日木曜日

知らなかった!苦土石灰と化成肥料でアンモニアガス発生

いや〜知らなかった。

苦土石灰と化成肥料でアンモニアガスが発生するのだ!

これまで、ほうれん草をうまく育てたことがなかったので、1週間程前、育て方を調べていた。ほうれん草は酸性の土ではうまく育たないとのこと。そこで土の酸性を補正するのに苦土石灰の話が出てきたのだ。その中で、苦土石灰と化成肥料を混ぜるとアンモニアが発生するとの記事を見つけた。
もちろんアンモニアは植物の成長に有害だ。

私も畑に何度か苦土石灰を撒いてきた。その中で思い起こせば最近確かにアンモニア臭がしたことがあった。

それは屋上のこのプランターだ。9月6日にジャガイモの種芋を6個植えていた。
その時、ミミズ堆肥と化成肥料を入れたあと、苦土石灰をPHが丁度良くなるまで追加していった。
そのときアンモニア臭がしたのだ。その時は何が起こったのかよくわからなかった。
今振り返ってみると、化成肥料と苦土石灰が反応してアンモニアが発生していたのだ。

下の写真は1週間前のもの。同じ時期に畑に植えたジャガイモはその時期にはもう芽を出していた。

心配になってそのプランターに私の鼻を近づけてみた。もうアンモニア臭はしなかった。
結構時間が経っていたので発生したアンモニアはどこかに消え失せたのだろう。
しかし、この中には6個程小さなジャガイモの種芋を植えていた。その時点で芽が出ていなかったというのは植えたジャガイモは大丈夫?と心配になり1個だけ掘り起こしてみた。



腐っていなかった。芽も少し出ている
どうやら大丈夫だったようだ。一安心し、芋を元に戻し、あとはプランターの土の上に元気な芽が出てくるのも待っていた。

それから1週間経った今日、やっとプランターからジャガイモの芽が出ているのを見つけた。良かった!
アンモニアが発生したこのプランター、地植えしたジャガイモより10日以上遅れて芽が出てきた。植えたのがジャガイモでなくて葉っぱ野菜だったら大丈夫だったかどうか分からない。
家庭菜園、まだまだ勉強することは山ほどありそうだ。


私は家庭菜園を始めて結構時間が経つが、まだこんなことも知らなかった。
まだまだ知らない常識がたくさんあるのだと思う。これからもボチボチ学んでいこう。

さて、さっそく勉強したほうれん草の植え付け。まず、1週間程前、かなり酸性に傾いていた土に十分量の苦土石灰を混ぜてPHを調節した。さらにミミズ堆肥を十分に入れ、一晩水に浸けていたホウレンソウの種を今日撒いてみた。
上の写真が畑の畝で、下が屋上のプランターだ。やや畑の方が面積が広いが同じように3列種を撒いてみた。




さあ、これまでうまく育てたことがなかったほうれん草、うまく育つだろうか?
地植えとプランターのどちらの育ちが良いかも見てみよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿