2013年4月14日日曜日

金子3段重ねミミズ小屋堆肥収穫new method レンゲ畑

前回、金子ミミズ小屋を本来の下から上へみみず君が移動する3段重ねとして機能させ、下段の堆肥収穫を行った。
その際、堆肥とミミズの分別に2時間もかかったのだ。完全に嫌になった。

原因はこの3段重ねが下から上へのミミズ君の移動が極めて悪く、堆肥収穫をする下の段に1000匹くらいのミミズが残っていたことにあった。

最近ではどのミミズ小屋でも、堆肥とミミズの分別は30分で終わらせるようにしている。
この状態だと、この金子ミミズ小屋を放棄しなければいけなくなる。
そこで、一つアイデアが浮かんだ。

それは堆肥収穫する内容を一旦どんぶり2段に移し、ミミズ君を下の段から上の段に移動させたあと、そのどんぶりの下の段の堆肥収穫をしようというものだ。

この方法だと、他のどんぶり3段重ねと同じく、30分以内で堆肥収穫が終わるに違いないのだ。
まず用意したのが、最近使用している、底にミミズ君移動用の穴を追加したプランターを2個と受け皿一つ
これだけ移動用の穴があり、上の段と下の段がピッタリくっついた状態だ。
ミミズ君はスムースに移動するだろう。

これが金子ミミズ小屋の下段。今回も1000匹程のミミズが居るに違いない。
これが金子ミミズ小屋の下段。このまま分別するとまた2時間かかりそう。
今回は、この内容をどんぶり2段に一旦移す。
そして下の写真は、どんぶり2段重ねの上段に入れて、みみず君が移動し易いようにと用意した餌。
ミミズ君の好みもあるだろう。
用意したのは、キクイモ、サツマイモ、そして芽掻きしたジャガイモの茎葉など。
そして、金子ミミズ小屋の下段を約10分程で大雑把に分別した。

下の写真では、大小2つのバケツには堆肥(恐らく300〜500匹のミミズはまだこの中に残っている)を入れ、右のプランターには上の写真の餌と、10分で分別した5〜600匹のミミズと下段に残存していた餌が一緒に入っている。
右のプランターが上段になる。左の大小2つのバケツは下段のプランターに入れられる。

そして、下の写真は大小2つのバケツに入った内容(堆肥とミミズ君)をどんぶり2段重ねの下段になるプランターに入れたところ。

ここまでの作業は昨日やった。

さて1日経ってミミズ君の移動状況はどうだろうか?
2段重ねは下の写真のような感じで置かれている。
さて、上の段をちょっと持ち上げてみた。
ミミズ君の移動状況は予想通り。
中央の穴だけでなく、私がドリルであけた穴からもミミズ君の移動が活発に行われているようだ。
下段の表面には多くのミミズが集まっていた。もちろんミミズは下から上へ移動しているはずだ。

ちょっと予想外だったのは下の受け皿の方にも十匹ほど逃亡ミミズが居た。
環境が変わったばかりなので、致し方ないか?


さあ、これで2週間後くらいにどんぶりの上段の内容(恐らく餌以外に1000匹近いミミズが集まっているはずだ)を、そっくりそのまま金子3段重ねの上段に移す。
そして、どんぶりの下段は堆肥収穫(堆肥ミミズ分別)作業となる。
その時の分別作業時間は、きっと30分以内に終わるはずだ。

この方法がうまく行くならば、見かけもよく、管理自体は非常にやり易い金子3段重ねが生き残ることになる。


さて、こちらは私の畑の前のレンゲ畑。昨日の写真だ。


レンゲが肥料になるといっても、この花が肥料になるわけではない。根にその秘密がある。レンゲの根には「根瘤バクテリア」という細菌が住んでいて、土の隙間の空気に含まれる窒素を、稲作に必要な水溶性の窒素化合物に変える働きをするのだそうだ。

このレンゲは自然に生えたものではない。
稲刈りの後、レンゲの種を蒔いておくと、この時期上の写真のようにレンゲは成長する。そこで、田植え前に田んぼを掘り起こして、レンゲの根の粒を砕いて土に混ぜ込み、肥料とするわけだ。レンゲの種を収穫することなく掘り起こしてしまうのは不合理な気もする。

ただ、化学肥料を少しでも減らすため、毎年種を買ってこの美しいレンゲ畑を見せてくれる農家の方には敬意を表したい。










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