2024年5月22日水曜日

ネズミモチの花。ヨトウムシ被害がひどい四の段東の畝ではチーマディラーパを処分し耕運機で何度も耕し、チーマの小さな苗を再度植え付け。

この時期ネズミモチの花が咲き始めた。

この花の後に出来る実がネズミの糞に似ていることからネズミモチという名がついたらしいが、漢方では女貞子とよばれ、中国での女貞子の評価は非常に高い。
補肝腎・補腰膝・壮筋骨・強陽腎・鳥髪(頭髪を黒くする)を始め、神経衰弱を治し、風邪や赤眼、結核性潮熱にもよいとされている。
また、ネズミモチの葉女貞葉と呼ばれ漢方薬材である。
別名冬青葉・土金剛葉・爆竹葉などと呼ばれているが一年中採取可能。エゾウコギやライラックの樹皮に含まれるシリンギンが多く解熱、鎮痛、消炎作用があるとのことだ。
私も興味があったので、30年ほど前に山で大量の茎葉を収穫して、今はない巨大な鍋に葉と水のみを入れ、どろどろの黒い液が出来るまで煮込み、それを薄めて子供たちに飲ませたり、自分も飲んでみたりしたのだが、飲みやすい代物ではなく、子供達には嫌われた記憶がある。


さて、今日も雨は降りそうで降らなかった。
これだけ降らない日が続くと土がカラカラで水やりも大変なのだが、一方、梅雨入りした沖縄では昨日今日と大雨が降っているらしい。
こちらでも、一旦雨が降り出すとどんな感じで降り続くのか恐くなる。


ところで、この時期の葉っぱ野菜はアオムシとヨトウムシにやられやすい。
こちらはヨトウムシにやられたチーマディラーパ


去年まで畝がなかった場所に作った畝なので、土の中にヨトウムシが多かったのだろうか?
同じく今年作った畝では、raised bedの中の葉野菜はほとんど虫にやられず元気いっぱいだ。
確かにここに育てている野菜はチコリー類など虫が寄りにくい野菜が多い。
ユンボで掘り起こし新たな土を入れて作ったのも虫が少ない理由かもしれない。

というようなことで、今日はヨトウムシにやられた畝のチーマを片付け、耕運機で何度も土を耕した。

野菜旁をされている方のyou tubeに、耕運機でしっかり耕すとヨトウムシ被害が減ると報告されている動画があったのだ。

土の中から発見できたとトウ虫は2匹だったが、マルチを剥いだ瞬間5匹の大き目のムカデが出て来た。

これからも畑仕事をするときは用心しなくてはいけない。


土を耕うん機で何度も耕したあとは、丁度落ちた種から自然発生したチーマディラーパの小さな芽が別の畝に出ていたので、その芽をこの畝に移植した。

この後は、前回と同じように防虫ネットでトンネル掛けをしておいた。
果たして今回植えた小さな芽のヨトウムシ被害はどんな感じになるだろうか?

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