2024年5月25日土曜日

ヤーコンの芽掻き。葉でお茶つくり。ネズミモチで久しぶりに煎じ薬を作ろうとしているが、かなり時間がかかりそうだ。

ヤーコン芋は晩秋からの収穫なのだが、この時期の生育状態もやはり気になる。

昨年は土が痩せていたことと、周りの木が残っていたので日当たりが悪く、今年と同程度の種芋を植えたのだが、ひょろ苗となりこの時期から倒れるものが続出、周りの木をある程度切って日当たりを良くしたら何とか7月くらいから芽が伸び始め、最終的にはまずまずの収穫が出来た。
今年のヤーコンは、この時期としてはこれまででも一番育ちがいいようだ。
我が家のヤーコンは大きな今回を種芋として使っていることもあり、一株から6~7本の芽が出る。
今日はそんなヤーコンの芽掻き作業だ。
今年は太い茎がしっかり出ている。
そんな茎が一株から3~4本になるように芽掻きした。
茎元が2cm以上の蓋さにになっているものもあった。

こちらが芽掻きした苗。
今日はこんな芽掻きした苗からきれいな葉を選んで、短時間湯がいて天日干し
今年2回目のヤーコンの葉によるお茶作りだ。
今日は野外に大きな鍋を用意していたので、それを使って短時間湯がいた。

今日もカンカン晴れなので、朝干し始めたので夕方までには完全に葉が乾燥するだろうと思った。

しかし、夕刻での状態は、パリパリ乾燥にはあと一歩。
明日の午前中までは天気がいいみたいなので、明日晴れている間は干すことにしよう。



さて、今日外に鍋を用意した目的は、久しぶりのネズミモチでの煎じ薬作り
先日ネズミモチの花が咲き始めたことを報告した。

この花を見て、以前作った煎じ薬を久しぶりに作ってみたくなったのだ。
丁度、長じ薪火をくべる薪は先日も追加で出来ていたので置き場所が困っていた。

花の後に出来る実がネズミの糞に似ていることから日本ではネズミモチというかわいそうな名がついたらしいが、漢方では女貞子とよばれ、中国では葉も皮も根も実も使われ、女貞子の評価は非常に高い。
また、ネズミモチの葉にはエゾウコギやライラックの樹皮に含まれるシリンギンが多く解熱、鎮痛、消炎作用があるとのことだ。
私も興味があったので、30年ほど前に山で大量の茎葉を収穫して、今はない巨大な鍋に葉と水のみを入れ、どろどろの黒い液が出来るまで2日間ほどかけて煮込み、それを薄めて子供たちに飲ませたり、自分も飲んでみたりした。

今日使った鍋は我が家に今ある鍋の中では一番大きいのだが、以前ネズミモチの煎じ薬を作った時の鍋と比べたらはるかに小さい。


鍋を火にかけ2時間ほど経つと、表面に見えていた湯が見えなくなった。
果たして以前の鍋のようにドロドロの煎じ薬がうまく出来るだろうか?

煮込み始めて6時間、いい香りが周囲に漂っている。
この薬は、子供達には嫌われた記憶があるが、香りも味も私は嫌いではなかった。
まだまだドロドロの煎じ液には程遠い。
明日雨が降り出すまでは煎じ続けようと思っている。

もちろん、出来上がっても、子供たちも孫たちも飲んでくれないだろうから、私だけが飲んでいるスペシャルティーに加えることにしよう。

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