2012年1月10日火曜日

みみず君の成長に関わる因子:餌の量に関する実験は条件設定が難しい

みみず君の成長に関わる餌の量に関する実験について考えている。みみず君が一杯餌のある環境で育ったものと、餌が少ない環境で育ったものとでは成長に差があるはずで、その成長の差を実験的に見てみようとわけだ。この実験は簡単そうに思えるがそうではない。実験条件で全く同じ大きさの空間や温度にすることは簡単。難しい点はどれくらいの大きさの観察小屋で、どれくらいの量の餌を与えるかということ。ミミズ君の成長を見るためには、食べ易い餌を与えしっかり食べてもらわなければならない。みみず君の環境は広い方が良いのだが観察し易いのは小さめの観察小屋だ。
投入するミミズ君の大きさや数によってどれくらいの餌の量がみみず君が食べきれる量のマキシマムに近いかが分かればこの実験は簡単なのだがそれが分からない。もし与える餌の量がオーバーになると環境悪化して実験の意味をなさなくなるのだ。だから与えた餌が減ってきたら追加するという方法をとらざるを得ないだろう。本当は、餌を与える量を数段階に分けることによって、いくつかの群を作って比較すると一番よいのだろうが面倒そうだ。餌を少なく与える群は餌が全くなければ餓死するだろうから少しは育ってくれるように与えたい。
今日考えた実験系は次のようになる。
観察小屋は小さな瓶で4号a&bの2個を用意しよう。多く餌を与える群を4a、少なく与える群を4bとする。
みみず君の数は観察小屋の大きさに合わせて青年ミミズで10匹程度。
与える餌はこれまでの食べ比べ実験を参考にして冷凍里芋親芋かサツマイモ。餌が半分になったとしたら餌を追加。もし環境が悪化しかけたら与える餌の量を調節しよう。与える餌を少なくする群の量は多く与える群の1/4程度を与えことにしよう。
観察期間はみみず君の成長の差を見るためには最低3ヶ月の経過観察が必要だろう。
ということで近日中に実験を設定しよう。

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