2013年2月17日日曜日

EM1による米のとぎ汁発酵活性液17日経ったが完成にはほど遠い?一応この液で芽出しテスト&2本目作製

我が家の畑の土作りの一助にしようと、EM1という製剤を購入した。
有用微生物群(EM)というのがあって琉球大学の先生がこれを農業用に製品化されたものがEM1だ。
予想はしていたが他におこなっている発酵液肥作りは今のところうまくいってないみたいだ。今の時期発酵させるにはやはり温度が低すぎるのだろう。
だが、EM1の方は多くの先人が使っているものなので、レシピ通りやったら活性液作りはまず失敗はないだろうと高を括っていた。



糖蜜60cc(夏は40ccくらいでよいとのこと)、EM140cc、自然塩少々
で説明書のレシピ通りに「米のとぎ汁発酵液」を作るようにした。

夜作ったので、そのまま一晩風呂に浮かべておいた。(説明書に最初の2〜3日の温度管理は大切で30〜40℃の場所に置くのがよいとのことだった)


8時間後の朝は、あまり変化には気付かなかったが、
2日目の朝、ペットボトルを振って蓋を開けてみた。
プシューと勢いよくガスが出てきた。

設定から32時間にしてガス発生。順調のように思えた。
これでもうこのEM1による発酵液肥作りは90%はうまくいくと安心してしまった。
そこで、最初の4日間、夜間頑張って風呂につけたが、
そのあとはずっと窓際に置きっぱなしで放置していた。

途中何度か蓋を開けてガス発生を見てみた。2日目のように勢いよくガスが出てくることはなかったが余り気に留めていなかった。恐らくほとんどガスは発生していなかったのだろう。

説明書によると2週間程すると液の色が赤っぽくなりいい匂いがしてくるとのことだった。
そしてこれが出来上がりのサインとのこと。

さてチェックしてみた。


色は確かに変わった。
しかし、赤っぽい感じではない。薄い茶色だ。
いい匂い?
どうなんだろう?匂いは少しするが甘酸っぱいいい匂いとは思えない。

どうやら、1回めのEM1による米のとぎ汁発酵活性液作製は完成にはほど遠かったように思われる。

今回の失敗?の原因は何だろう。

説明書には最初に2〜3日の温度管理、30〜40℃の場所に置くようにと書いてあった。
最初の4日間夜間は風呂のお湯に漬けて管理したが
あとは窓際管理。
我が家の窓際は日当りはかなりいい方だと思われるが、この寒い時期、温度はそんなに上がったとは思えない。それが悪かったのだろうか?

今回出来損なったと思われる活性液だが、一応準備しておいた芽出し実験はやってみよう。
用意したのはブロッコリーのスプラウト用の種。
真ん中の容器に今回できた活性液を10倍希釈して入れている。
左は対象として水が入っている。

種はそれぞれ25個程入れた。
通常スプラウト栽培をする場合は、この種はある程度育つまで暗所に置く。
今回は発芽の様子、育つ様子を見てみたいので明るい目の付く所に置いた。


ところでこの活性液は、出来上がってから1週間程度で使い切ってしまうことが推奨されている。というのはこの液を長期放置するとと逆に悪臭が発生してくるとのことだ。
このペットボトルは蓋を開けても今のところ特に悪臭はしない。今後経時的に変化が出てくるのかどうかを週1回くらいのペースで臭いを嗅いでチェックをしてみようと思っている。

また、新しい活性液をつくる際には既に出来上がったものを1割りくらい加えるとよいものが出来ると説明書には書いている。2本目はこの不良活性液でも少し加えた方がよいのかもしれない。
ということで、さっそく今日2本目を作製した。こちらの経過は後日報告する。

残念ながら。我が家での温度管理は今の方法以外には良い方法が思いつかない。
今やっている方法で何回か繰り返してみようと思う。
きっと春になり気温が上がってきたらもっと立派な液肥が出来るのだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿