2013年2月3日日曜日

知らなかった。ベタがけ資材は不織布!

冬野菜には防寒処置として、トンネル栽培というのが付き物のようだ。
もうちょっと簡単なものとして、苗の背が低いときに、ただシートをかけるだけのベタがけというのも他の畑で見たことがある。

私はこれまでトンネル栽培に挑戦したことがなかったし、ベタがけもやったことがなかった。この時期に野菜を作ったことがなかったのだ。

今年は冬でも少し野菜を作って見ている。
冬は風が強いし、へたなトンネルがけをしても吹っ飛ばされて片付けにオタオタしそうな気がする。これが、これまで手を出せなかった一番の理由だ。もちろんどんな資材が必要か勉強していないのも理由の一つだ。

こちらは植えた時期は定かではないが、最近芽を出したばかりのホウレンソウ。
この寒さの中、このままではとても大きく成長するとは思えない。
ここに芽を出したホウレンソウ。大きさは揃っている。
この中の一部に防寒処置をしてみよう。
しっかり成長具合いの比較が出来るだろう

このホウレンソウを眺めているうちに急に防寒処置を施してみたくなった。


トンネルがけは少し勉強してからの方が良さそうだし、資材を買いにいかなくてはならない。
ベタがけというのはあるもので何とかなるのじゃないだろうか?

まずは、あるものでビニールシートでのベタがけをやってみよう。
身の回りを探してみたら、透明なビニール資材はない。
半透明のゴミ袋があったのでこれで代用出来ないだろうか?

まずは周囲を固定して感触を見てみた。
ベタがけを浮かせる処置がいるかな?
と思ってみてみたが、背の低いホウレンソウの芽には十分なスペースのような気がする。
透明なビニールがなかったので、半透明の大型ゴミ袋で代用した。
周囲を固定してみたがやはり強い風が吹くと簡単に吹き跳ばされそうだ。
ホウレンソウが大きくなれるスペースは作ったつもりだったが。
シートが吹き飛ばされないように3方向周囲に土をかけておいた。
換気が出来るように1方向は隙間を残している。

風で吹き飛ばないように3方向に土をかけておいた。
僅かな時間で何となくシートが潰れてきているように思える。
やっぱりシートを浮かせるための処置がいるのかな?
それにしても半透明の大型ゴミ袋では透明のビニールの変わりはつとまらない?
光の透過性は悪そうだ。
少しはホウレンソウが大きくなれるスペースを確保したつもりだったが明日からは雨の日が続きそうだ。雨の重さで潰れてしまう?
防寒効果は十分ありそうだ。
中が見えないのも大きな欠点だ。
などと色々思いを巡らしながら家路についた。

さあ、家に帰って私のベタがけ方に間違いはなかったか?通常ベタがけとはどんな風にするのか?をちょっと調べてみた。
エッ!
ベタがけ資材はビニールではないんだ。
通常、この時期のべたがけは地温を2〜3℃上げるためにおこなわれるが、
ベテがけ資材は「不織布」なんだ!
もちろん私のような小範囲、テストするようなベタがけはどこにも紹介されていない。
ビニール素材でベタがけすると下手すると中のものが煮えてしまう?らしい。
今回おこなった狭いスペースでのベタがけでも失敗するだろうか?

いや〜参った。
しかし、これはあくまでテスト。
効果は出るとしたらすぐ出そうな気がするので
20日程して経過をチェックしてみよう。

来年は、ベタがけもトンネル栽培もちょっと勉強して資材も揃えてやってみよう。



0 件のコメント:

コメントを投稿