2013年2月26日火曜日

さあ、新鮮でないみかんの皮をミミズ君に与えてみよう。ヒヨドリ

ヒヨドリはよく私の畑にきてブロッコリーなどを食べている。
畑をやる人間にとっては害鳥だ。
これまで何度か畑で出くわした。そこで写真を撮ろうとすると気付いて飛んで行く。
餌台でも取り付ければ、餌になるミカンなどいっぱいあるので、そのうち懐いてくれるかもしれない。
しかし、私にとっていくらかわいくても害鳥は害鳥。餌台を畑の中に取り付けたいという誘惑に負けてはならない。
今日は珍しく畑のすぐ側のフェンスの上でポーズをとってくれた。
ン〜やはりかわいい。





さて、ヒヨドリには好物のミカンもミミズ君にはあまり好かれていない。
みかんの皮にはd-リモネンという殺虫剤にも用いられる刺激物があり、これがミミズ君にはよくないとのことだ。

確かに、昨年狭い観察小屋の中で実験した限りでは、ほとんどのみかんの皮はミミズ君には有害だった。
しかし、同じく昨年の実験で、ちょっと時間が経ってきた温州みかんの皮とザボンの皮の表皮を剥いだものだけは食べてくれた。

我が家の果樹園には数種類のみかんの木があり、そんなに多くの収穫量ではないが、それでも毎日食べても食べきれない程のみかんがある。
当然食べた後の皮はかなり量のゴミになる。
何とかこれを、少しでもみみず君が処理してくれないかと願っているのだ。


そこで、まず落ちた腐りかけのザボン。これは食べ易そうに見えたので、これを5日程前に丸ごと与えて、みみず君が食べるかどうかを見ている。

これが落ちたザボンを置いている箱形3段重ねの上段
 ひっくり返してみてみたが、ミミズ君は今のところ食らいついていないようだ。
しかし、よく見るとシマミミズの赤ちゃんが2匹程表面に見える。
腐りかけのザボンは非常に見かけが悪い。こんな写真までブログに載せて申し訳ない。
ただこれも貴重な実験なのだ。
また、ザボンを置いていたところを見てみると、そこにはミミズ君の姿や赤ちゃんの姿があった。
どうやらこのザボンはミミズ君に嫌われてはいないようだ
ここはザボンをおいていた場所、数匹のミミズ君や赤ちゃんミミズの姿が見える。
もしかしたら、この後ザボンを置いていたところにいたミミズ君はこのザボンを食べ始めるのだろうか?

ちょっとその部分を掘ってみた。そこにはみみず君がいっぱいいる。
彼らの力を借りよう!

そこで、彼らが食べ易いようにみみず君がたくさん居た深さまでザボンを埋めてみた。

 ちょっと比較のために、食べ残ったリンゴとダイコンも同じようにそばに埋めておいた。

リンゴはすぐでもみみず君が食べにくるだろう。
ダイコンはそう簡単には食べれないだろう。

さあ、どんな結果になるだろうか?
1週間後には、この小屋の下の段の堆肥収穫がある。それに伴いザボンをおいた段は中の段に移動する。中の段を観察することは通常していないが、何かのついでのときでもザボンの様子を覗いてみることにしよう。

一方、刺激の強そうな八朔や伊予柑の皮もdーリモネンの刺激を減らすべく1ヶ月近くビニール袋の中で放置してみた。
少しカビが付いてきた。この感じで少しはdーリモネンは減っただろうか?
これくらいカビが付いてきたということはみみず君にとってはいいサイン?

こんな感じでミミズ小屋(金子3段重ねの上端)の片隅に置いてみた。
まわりにはみみず君がたくさんいる。
そのうち食べてしまうだろうか?
何となくまだミカンの皮には特有の刺激臭がある。これがdーリモネンを含んだニオイなのだろうか?
この段はまだしばらく移動しないので、餌をやるたびにミカンの皮の状態を観察出来そうだ。

1ヶ月して全く口を付けなければこれらザボンやミカンの皮はミミズ小屋から外すことにしよう。

この時期も、ミカンの皮は毎日ゴミになっている。
新鮮でないという条件で、みみず君がミカンの皮を食べてくれることを期待している。

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