2013年5月12日日曜日

プランター艦隊、屋上をゆく?液肥溜めにみみず君が大勢いるときの処置法。

屋上菜園でカボチャをコンクリートの上を這わせる時、コンクリート熱を少しでも予防出来るようにと、昨年失敗したプランターに土嚢袋を乗せ、試しに遮光ネットを下の写真のように組んでみた。
4月下旬の話だ。
土嚢袋に入っているのはコリンキーの苗

いや〜このような作業は苦手だ。
それでも、遮光ネットが直接コンクリートの上にあるより、断熱効果は若干優れているだろう。
しかし、上の写真は眺めているだけで、嫌気がさす程見かけが悪い。

そこで、続けておこなう遮光ネットを張る作業は、もうちょっときれいな仕事をしようと少し気合いを入れた。
まず山に竹の切り出しだ。
真四角な枠が作れるように全て同じ長さに竹を切り出した。

長さ2mのやや太めの竹を20本切り出した。
それで遮光ネットも2m四方のものを5枚用意した。
そして、プランターを戦艦に見立てると、屋上に整然と並べて艦隊の様に配列した。
張っていくネットは、さしずめ波打つ海原のようだ。
4本の竹は歪まないように両端にドリルで穴をあけ、針金を通して固定し枠を作った。
そして、プランターとプランターの間にその四角い枠に遮光ネットを張ったものを固定した。
プランターの間には、竹で組んだ枠に遮光ネットを張ったものを若干高さを変えながら固定した。
2つのプランターに固定し完全に浮かせたものと、一方だけ浮かせたものなどがある。
浮かせる高さも色々なものを作ってみた。
風が強いとネットが大きく波打つ。
このネットの波打ちを予防するために細い竹やビニール紐なども使っている。
上の写真から10日が経った。
遮光ネットの上にカボチャを這わせるべくプランター戦艦を配置して、プランターの中の土嚢袋には予定の野菜の仕込みが終わった。
下の写真の18個の土嚢袋には、苗や種芋などの仕込みが終わっているが、手前から見て土嚢袋の外に大きく出てその姿が見えるのは、最初に植えたコリンキーとトマトだけだ。
カボチャはコリンキーを含め6個の苗を植えている。
今のところネットの上を這いはじめたのはコリンキーだけだ。
一応、6つのネットそれぞれに一つづつ、かぼちゃの苗を配置している。
それ以外の土嚢袋にはショウガ、トマト、ナス、こしょう類、ウコン、ズッキーニなどを植えている。

その他、屋上のこちらの土嚢袋にはゴーヤ

こちらにはインゲンなどの豆。


そして、こちらにはキュウリやゴーヤの苗を植えている。

さっそく昨日は、今年の屋上菜園での初物、コリンキーとキュウリを食べた。
苗に負担がかからないよう小さいうちに収穫した初物。
始めた食べたコリンキー、生でマヨネーズをつけて食べてみた。
苦みはあったが美味しかった。




まだ真夏ではないが、この時期でも晴れの日、屋上で長時間仕事をしていると、熱中症になりそうな気がするくらい暑い。
また、ここは南側が田園で全く遮るものがないので、南風の強さは半端じゃない。

果たしてこのやり方で、昨年失敗した屋上での野菜作り、リベンジが出来るだろうか?

最初、今年はゴーヤだけにしようかと思った屋上土嚢袋栽培。
結局、色々な野菜を植えてみた。
この条件にどんな野菜が耐えれるのか?
最後に追加してみようと思っているのはサツマイモの苗だ。

屋上での野菜作り、これからどんな工夫が要るようになるのだろうか?



話は変わって、先日どんぶり1号の堆肥取りをしたが、予想より下の段に残ったミミズが多かった。
下の写真の下の段のプランターの堆肥取り。
下の段はこんな感じ。ミミズ君の移動が思ったより悪くこの段に600匹くらいのみみず君が残っていたように思われる。
下段の状態。
堆肥の状態は良かったが、この中には、僅かに残った餌とかなりのミミズも残っていた。


また液肥溜めに逃げ込んだミミズ君も100匹くらい居たように思われた。
液肥、堆肥、ミミズが液肥溜めに混在。
液肥溜めに堆肥とミミズだけが存在することもよくある。
そんな場合は堆肥とミミズを一緒にミミズ小屋に戻すだけで問題はない。
また、液肥とミミズだけの場合は、ミミズを救い出すのはそんなに面倒な作業ではない。
ただ、今回のように液肥溜めに液肥と堆肥が溜まり、そこにミミズがたくさん居る場合、そこに居るミミズを1匹づつ救い出したりするのはそれなりに大変な作業だ。

そこで、今日はこんな時の液肥とミミズの分別法の紹介だ。
ミミズが通り抜けないサイズの網網かごで濾す。
下のさらに溜まった液肥は薄めて畑の作物に。
カゴに残ったミミズ君とドロドロの堆肥はミミズ小屋に戻す。
答えは上の写真。
網網かごで、全ての内容を濾すだけのこと。
1分もかからず終わる作業だ。
何でこんな簡単なことに気付かなかったのだろう?

そういえば以前、堆肥とミミズの分別法としてよく使われている篩法を、この網網かごでトライしたことがある。その時は堆肥そのものがこの篩から落ちず、うまくいかなかった。
恐らくそのネガティブな結果があったため、“網網かごで濾す”という単純な発想が浮かんでこなかったのだろう。






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