2014年6月8日日曜日

繁殖実験第3弾1年経った。さて結果は?引き続き繁殖実験第3弾を設定。大梅漬け1週目、順調。

8匹のミミズが1年間に何匹まで増えるかを見てみようというこの実験。

実際のミミズ小屋では今の時期、卵胞から多くの赤ちゃんが生まれ、一気に数を増やしている小屋が多い。
ただ、実際のミミズ小屋ではあまりに数が増えるとそれ以上は増えないような自然の摂理が働いているように思う。

例えば、今日金子ミミズ小屋の堆肥取りをしたが、この小屋では最大2000匹くらいまで数が増えたが、その後環境悪化などが起こり数が激減した。
しかし、この時期多くの赤ちゃんが生まれ、この小屋のみみず君の総数はまた2000匹に近づきつつあるように思う。しかし、この小屋の赤ちゃんが大人になり、また一気に数を増やして行くかと言うとそうではないように思う。
実際、どんどん数を増やし続けているミミズ小屋はこれまで一つもないのだ。

それなら、1年間を通して環境に問題がなければみみず君はどれくらい増えるのだろう?
それが知りたくて、繁殖実験では、大人ミミズ100匹くらいまでは問題なく生活出来ると思われる観察小屋に8匹の大人ミミズを投入し1年間に何匹まで増えるかを見てみようとしているのだ。

これまで同じ条件でこの繁殖実験を2回行なった。
1回目は27匹(3.4倍)
2回目は24匹(3倍)
だった。

この繁殖実験は3回目になるが、昨年の猛暑のためかこの観察小屋のみみず君は全く増えず、先月までは8匹のままだったのだ。
ここ数ヶ月卵胞は見かけていたのだが、孵化はしていなかった。

さて、この実験の最終結果はどうなっただろうか?
まず大人ミミズは8匹で変わらず

今回は、やっと赤ちゃんが5匹生まれていた

やっと生まれた5匹の赤ちゃん。


ということで、繁殖実験第3弾の結果は、8+5で13匹。
1年間の増加率は2倍にもならなかった。(1.6倍)


繁殖実験の結果はまだ一度も私の予想のようにならない。
私の予想では赤ちゃんミミズが生まれると、約4ヶ月後にはで繁殖能力も持つ大人になる。その頃からは次から次に赤ちゃんが増えていく。
ということで、1年間に10倍位までは数が増えるのではないかと思っているのだ。
もちろん、ミミズ君が過密にならない程度の生活空間が保てることを仮定しての話だが。

そこで、今回もさっそく引き続きの繁殖実験を設定した。
やや老いぼれているのかもしれないが、最近卵胞を生んでいたこの観察小屋の大人ミミズ8匹(妊娠しているものが多い)を、新しい餌とココ繊維とともに.新しい実験のためにこの小屋に残ってもらった。
餌が切れなければ毎月チュックする必要はないので、2ヶ月に1回くらいのチェックとしよう。



ところで、この時期至る所できれいなアジサイを見ることが出来る。
今日は福岡市の西側にある飯盛山に登ってきた。麓にはアジサイの道という場所がある。
そこのアジサイから目についた花を紹介。
咲き始めのアジサイには何ともいえぬ魅力がある。



さて、1週前に5樽というこれまで漬けたことのない量の大梅を漬けた。
もしこれらがすべて黴びたりしたら泣いてしまうところだったが、どうやら全て順調にいったようだ。
梅酢も透明、今のところ梅干し作りは順調だ。

全ての樽で梅酢が梅の位置より上まで出てきている。
梅酢が濁ったり、プカプカ浮いてくる梅もなかった。
ひとまず安心した。
もうそろそろ、重しも外しても良さそうだ。

それにしても、今回の梅の収穫では
家庭菜園や家庭果樹園のレベルでの、作る野菜や果樹の“量”について考えさせられた。
果樹の場合はそのコントロールは難しいので、時に捨てきる勇気が必要になる。
野菜ではなるべく“ほどほど”+& くらいの量を作っていきたいと思っている。

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