2014年6月26日木曜日

小さな瓶で10匹を育てている寿命実験。2ヶ月目順調。みみず君の成長も通常の大きな観察小屋と大差なし。

この梅雨の蒸し暑い中、狭い部屋に長時間閉じこめられるのは苦痛だ。
みみず君だって同じ。
広い空間で生活する方が気持ちいいに決まっている。
実際、これまでの私のみみず君との付き合いの中で、小さな瓶などの狭い空間ではみみず君を半年以上飼ったことがない。

小さな卵胞から孵化して青年ミミズになった頃は、かわいそうになって大きなミミズ小屋に移してしまうのだ。
そのため小さな瓶の中でミミズ君が通常の観察小屋と同じように生きれるのかどうかをチェックしたことがなかったのだ。

今回、もしうまくいかなかったらミミズ君がかわいそうだが、10匹のみみず君に狭い空間での寿命実験に参加してもらうことにした。
狭いといっても、たった10匹なら何とか生活していけるのではと考えたのだ。
参加してもらったのは、3cm程の赤ちゃん〜子供ミミズ。

小さなガラス瓶に4/14卵胞を入れ、それから孵化した赤ちゃんを、丁度1ヶ月前に10匹選抜した。
そこで、生まれた日は推測で4月26日とした

つまり、今日が2ヶ月目のチェックになる。

実はこの瓶の中が3週前さっそくウェットな感じになっていたので、乾き気味のココ繊維に内容を変え、梅の実を1個入れておいた。
下の写真がその時の様子。設定10日目にして観察小屋の中がビチョビチョ状態だった。

やはり小さな瓶でみみず君を育てるのは大変そうだ。
設定10日目に環境が悪化しかけた、10匹の子供ミミズは元気だった。
ココ繊維ををドライなものに入れ替え、大きな梅を1個入れていた。
さて、シマミミズにとって生後2ヶ月といえば、
大きな観察小屋では、大きな子供〜青年ミミズの大きさになる。
はたして、この小さな環境の中でみみず君は普通に成長しているだろうか?

結果みみず君の成長の状態は上等。
みみず君は10匹全て元気で、大きさはやや小さめの青年ミミズといったところ。
生後2ヶ月目としては、大きな観察小屋で見てきたものとサイズの差はほとんどないようだ。
左側が分別した元気なみみず君、10匹全てやや小さめの青年ミミズといった感じ。
右は新しい餌(ジャガイモ)を入れたガラス瓶
みみず君を外した堆肥部分はウェットになり過ぎることなく上等だった。
与えた梅もしっかり食べられて種だけが残っていた。

ということでこの狭い空間での寿命実験、3ヶ月目に向けてのスタートだ。
今回与えた餌はジャガイモと腐れかけのズッキーニ。
餌の置き方は
下の方にドライなココ繊維、中程にジャガイモ、上方にウェットなズッキーニを置いている。
小さな瓶では、環境悪化予防のための餌やココ繊維の置き方が重要になる。

今すぐ食べれるのはズッキーニ、落ち着いてジャガイモも食べてもらおう。

さて、これから梅雨も後半。

気温が上がってきた時の狭い空間での環境はどうなるだろうか?
問題の一つは液肥が溜まり易いこの時期、瓶には溜まった液肥を流す穴もないことだ。
恐らく今から2ヶ月が正念場。
餌のやり方などに十分注意して、何とかみみず君には夏を乗り切ってもらいたいと思っている。

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