2015年3月2日月曜日

バン、バン、ババババ、バババ、バン。

『お〜い何を見つけたんだい?』

『こりゃうまそうなミミズ君じゃないか』

『あなたが来たから、みみず君は皆逃げちゃったじゃない』

『ちょっと遠くに出かけるから、今度は付いて来ないでよ!』

『また美味しいミミズ君見つけちゃった。でも何となく彼が近づいて来る気配を感じるわ。ちょっと隠れましょ!』

『この橋の下なら大丈夫!バカな彼は絶対気付かないと思うわ。』

『ン?この匂いはまさしく彼女だ。』
『やっぱり来た来た。』

『ん〜?この辺にいるはずだけどな〜?』
『おっと危ない、後を向いて息を殺して〜と』

『彼女はどこ〜? ま、あっちの方を捜してみるか?』
『どうやら大丈夫。さて、またゆっくりお食事時間にしましょ!』


『ん〜食欲を止めれない。今度は魚がいっぱい食べたくなったわ。』

『お〜い!彼女はどこ?』

ここは、我が家の畑の前の田んぼとそこにある小さな水路。
「バン」が遊ぶ、のんびりポカポカ陽気の昼下がり。
こんな時間がずっと続けばいいのにな〜。

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