2012年2月9日木曜日

3ヶ月放置した堆肥袋

一般に堆肥は作ってから使う前に少し時間を置いた方がよいとのことだ。
いわゆる完熟状態になるということだろう。

さて、ミミズ堆肥の場合はどうだろう?

ミミズ堆肥でも黒々とした堆肥は完熟と呼んでよいような気がする。
ちなみに下の写真は最近バケツに収穫した堆肥。

表面は少し乾いて薄茶色をしているが、全体的には黒に近い焦げ茶色。
この堆肥の色は時期を置いてもあまり変わらないように思えるが、堆肥としての効果はやはり時間を置いた方が良いのかな?

ところで、昨年秋までは堆肥は出来たらすぐ使っていた。丁度この3ヶ月畑が使えない状況になっているので、今はいろいろな時期に収穫した堆肥袋が結構溜まっている。

これら、収穫してからの期間が様々な堆肥を使って一番やりたいことは
それらの堆肥の成分やPH、保水力など保管期間の差によって違いがあるかどうかをチェックしてみたい。

とは言っても、今のところ我が家ではその方法がない。
これは、これから先の課題にしておこう。

ただ、これらのチェックをおこなうためには日頃やっておくべきことで一つ忘れていたことがあった。
堆肥袋の収穫時期が分かるようにしてなかったのだ。
これまで堆肥を長い期間貯蔵することがなかったので、その必要性を感じてなかったのが原因だ。
今後は、堆肥収穫時に日付入りのメモを付けておこう。保管した堆肥のチェックをするとき役に立つはずだ。

さて、ともあれ、収穫してから時間の経った堆肥袋の中を1つチェックしてみようと思う。
チェックといっても、時間を置いた堆肥がどんな状態なのか、ざっと見た感じのチェックだ。

現在堆肥袋のほとんどは、畑のそばの小屋に保存している。それらは収穫時期の記載がないので、もはや収穫した時期が分からない。
しかし、丁度収穫時期がおおよそ分かる堆肥袋が自宅に1個置きっ放しになっている。
これをチェックしてみよう。
この堆肥袋は収穫して3ヶ月近く経っている。


この堆肥袋の内容を容器に移してみた。

へ〜かなり乾いているんだ。だが中の方はウェットかもしれない。
ということで、手でしっかり混ぜてみた。
いや、ウェットな感じは全くない。ドライではないがサラサラっとした感じだ。
色が恐らく収穫したときより薄い(明るい茶色)と思われるが、これは乾燥のためか?
でも、この堆肥が完熟堆肥であるかどうかは定かではない。

ところで、堆肥袋を移動するときに時々気付くが、堆肥袋の外側に赤ちゃんミミズや子供ミミズがこびりついていることがある。堆肥袋の小さな隙間から出てきたのだろう。

今回チェックした堆肥袋のまわりにはそんな輩は居なかった。
しかし、中の方には3ヶ月も置かれていたのだからきっと大人ミミズになった輩が数匹は居るだろうと、ざっと堆肥をかき混ぜてみた。しかし、そんな大きな輩は全く居ないのである。へ〜という感じ。少し期待はずれ?だった。

今回チェックした堆肥袋の中で見つけたのは、上の写真にあるような3〜4cmの子供〜青年ミミズが数匹と、赤ちゃんミミズが10匹弱のみ。乾いた環境のためか皆縮こまっていた。

放置していた堆肥の中に大人ミミズがたくさん出来ているのなら、それをそのまま畑に撒くのは少し気が引ける。だが、時間を置いた堆肥が皆こんな状態なら、堆肥袋を直接畑に撒いても全く気にならない。

どちらにしても置きっぱなしにした堆肥袋、結構溜まってきた。この春には我が家の畑再開とともにどしどし使えるようになりそうだ。
時間を置くことでより良い堆肥になっていることを期待しておこう。

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