2013年3月14日木曜日

30匹で始めた寿命実験第4弾(3ヶ月半)、シマミミズの交接。

寿命実験第4弾は秋の産卵で12月に生まれたと考えられる赤ちゃんを30匹集めた寿命実験だ。

6月生まれと比べ成長スピードはどうなのか?ということと、
生まれた時期により寿命に差が出てくるか?ということ
を見ようという実験だ。

実験のスタートが12月中旬。推定で生まれた日を12月1日とした。
前回のチェックのとき、この寒い時期の成長は6月生まれの成長より遅いのではないかと危惧していたが、実際の成長ぶりは6月生まれの2〜3ヶ月目に負けてない印象だった。
ただ、30匹の成長具合いは、大人に近いものから、まだ小さな子供ミミズのものまで大きなバラツキが見られた。

さて、3ヶ月半に当たる今日のチェックではどうだろうか?

下の写真が今日のミミズ君、1ヶ月前のようなサイズのバラツキがなくなり、30匹皆が青年〜大人ミミズになっていた。
しかし、大人ミミズに近いと思われるミミズ君もまだ環帯の肥大はない。
まだ生殖活動をはじめるにはもう少し時間がかかるのかもしれない。



ということで寿命実験第4弾は
         生まれた日 H24年  12月  1日
          チェック日        3月 14日
     ミミズ君の数30匹(死亡したミミズ君 0匹 生存率100%)


ところで、シマミミズを飼っていると時に交接シーンに遭遇する。
特にこの時期にはよく見かける。
なかなか、事の最中邪魔しては申し訳ないので、これまでゆっくり観察した事がなかった。
今日もミミズ小屋の中に交接ミミズがいた。
丁度カメラを用意していたので、気はとがめたが皿に載せて写真をとりながらしばらく眺めてみた。

下の写真が皿に載せたばかりの交接中のシマミミズ。
堆肥が付いて分かりにくいのもあるが、私の観察眼が乏しい事もあって、どこがどうなっているかよくわからない。
どうやら2カ所が締め付けられているようだ。
写真の解説がうまくできないので、1カ所が外れるまでの経過を何枚か写してみた。
下の写真は接合部のアップだ。どこがどうなっているのかよくわからない。右側の接合部に白い液が挟まっている。この白い液は交接ミミズではよく見られるが、接合部に2カ所見られることが多い気がする。今日はなぜか1カ所だけに見られた。

下の写真が右側の締め付け部分、白いベルトみたいなものが見えてきた。この部分で強く締め付けられている。白い液は見えなくなった。
下の写真は左側の締め付け部分、やはり白い繊維が見えてきた。
右側の白いベルトのようなものは見えなくなり、締め付けもなくなっているがその部分が離れる事はない。
このあと下の写真のように左側が外れた。白いベルトのようなものはまだ見えている。
また、右側はくっついたままだ。
一瞬の出来事でどういう風に外れたのかよくわからなかった。

このあと、右側も外れた。
結局どこがどうなっているのかよくわからなかった。

またゆっくり見れる機会があれば観察してみよう。





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