2013年3月23日土曜日

竹の利用法:カボチャ空中栽培用の3年保証付き棚作りに挑戦だ

昨年、灼熱の屋上でカボチャのプランター栽培をした。
労多くして益少なし。
食べることは食べれたが、暑い日差しの中で毎日のように水やりした割りには、6本も苗を植えていたのに収穫出来たのは小さなカボチャが十数個だけだった。

昨年食卓に載ったカボチャの半分以上は畑に自生した1本の苗からのものだった(ミミズ堆肥を撒いたところに自生したカボチャ)。
そのカボチャの芽は畑の端の方に出ていたのだが、そこに他の野菜を植えてなかったので摘み取らず放置した。
すると、あっという間に畑の反対の端まで10m以上蔓が伸びていった。
そして、特に何も手を入れていなかったのに、たくさんの立派な実を付けた。その元気のよさにはビックリさせられた。

カボチャにとって畑が屋上よりいい環境であるのは間違いなかった。

そこで今年は屋上でのカボチャ栽培を減らし、畑でカボチャを作ろうと思っている。
畑がいいといっても、場所をとるカボチャ栽培。狭い畑の真ん中にいくつも苗を植えるわけにはいかない。

そこで考えたのがカボチャの空中栽培だ。

狭い畑で出来るだけ多くのカボチャを収穫するための空中栽培というのをどこかで見たことがある。ただ、そのカボチャは小さな実の成る品種だった。

今回、私がチャレンジするのは昨年の残り種、普通サイズの品種だ。
これがうまく行くと嬉しい限りだが。

空中栽培をするためには棚を作る必要がある。
とは言っても工作仕事が苦手な私が棚を作るとなるとこれは大仕事だ。
それでも折角作るのだから、何とか3年間の使用に耐えれるものを作ってみたい。

ここで役に立ちそうなのが竹だ。
以前このブログで紹介した(昨年8月7日)が、管理されていない真竹の竹林がある。
丁度その竹の利用法を考えている最中だった。

さっそく、その竹林に足を運び、棚作りに必要な分だけ竹の切り出しをおこなった。
下の写真は1週間程前に骨組みを作ったところ。

3年保証付きの棚を作ってみようと挑戦だ。
その前に台風で倒れたらきっと泣く。
どうも今ひとつバランスがよくない?
そして下の写真は今日の完成間近のものだ。
棚らしくなってきた?
最終的に3段で機能させようと思っている。
この棚の手前にタマネギを植えた区画がある。
そこにも同じサイズの棚を作り最終的に連結させようと思っている。

これを見た家人は「笑える」と一言。

畑の前をよく通りかかるおばさんに、「何作っているの?」と聞かれたので、
「見ての通り棚、カボチャの空中栽培に挑戦するつもり」と説明すると「どんなカボチャが出来るか楽しみに見せてもらおう」と嬉しそうに通り過ぎていった。
ちょっとプレッシャーがかかってきた?

余力があれば、同じサイズの棚をもう1個手前に並べて作る予定だ。
今回の棚作りで次はもっと上手に作れる自信はある。

いくつ苗を植えるかまだ決めていないが、袋栽培するカボチャも1〜2個ここに加わるだろう。
というのは、3年はこの場所を使おうと思っているので連作障害のない袋栽培の出来も見ておく必要があるのだ。

とにかく竹の利用法が、物干し竿以外にやっと一つ見つかってよかった!



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