2016年6月9日木曜日

シマミミズの寿命実験第3弾、26ヶ月半目も35匹(生存率100%)だ。今年こそは満足な収穫が期待の晩白柚と富有柿。

梅ちぎりが終わった果樹園で、昨年うまく実を付けなかった二つの木を眺めていた。
その木とは、晩白柚と富有柿

こちらは、晩白柚
2週間前までは大きな白い花がたくさん付いていたが、今の時期はあちこちに複数の実を付けている。
晩白柚はそんなにたくさんは収穫出来なくてもいいのだが、出来ればメジロの立派な家が出来るくらいの大きな実をいくつか収穫したいのだ。
一つの花房からこんな感じで数個の実が成っている。
今日は、こんな実を1〜2個にまで摘果した。
ところが、摘果する時に気付いた。
摘果しようとつまんだだけで、実が簡単に落ちてくるのだ。
ミカン類の実は、摘果しなくても、どうやら小さな実は自然に落下するみたいだ。
もちろん残した大きな実を、試しに引っ張るなんてことはしていない。
残した実に栄養が集中して、何とか力強く残ってほしい。
簡単に落ちそうになる、晩白柚の実。
果たして、今年は何個くらいが残ってくれるだろうか?


そして、こちらは富有柿
こちらは、ちょっと引っ張って見たが、簡単に落ちてこない。
今の時期1cm強の実を非常にたくさん付けている。
とても健康そうだ。
どうやら、昨年の富有柿の出来に悪さは、摘果の問題ではなく、害虫が原因だったように思われる。
しかし、害虫被害を減らすためにも、時期を見て摘果はした方が良さそうだ。



さて、35匹でスタートし、先月まで1匹の減少もなく全員が元気だった寿命実験第3弾のシマミミズ君。
今回は26ヶ月半目のチェックだ。

今月も、全員35匹が元気いっぱいだった(生存率100%)。
妊娠みみずの割合は減っているように思われた。

びっくりしたのは、赤ちゃんと子供ミミズの多さ
100匹は居たと思われる。
先月、選別し残した卵胞から生まれた赤ちゃんで、1ヶ月近く経っているものが子供の大きさになっているのだろう。
ここに集まっているのは、小さめの子供ミミズ。
生まれ立ての赤ちゃんミミズもたくさん居た。

もちろん、卵胞も100個くらいあった。
ここに集めたのは5〜60個。
もちろん卵胞や赤ちゃんミミズなどは、実験から除外。
赤ちゃんや子供ミミズ、そして卵胞は、環境がややウェット気味なので、全ては選別出来ていない。
とにかく、この時期は、卵から赤ちゃんに孵化する率が1年でも一番高いようだ。

そして、この時期のの中心は、落ち梅
落ち梅だけだと、環境がまたウェットに成り過ぎるのではと心配になった。

で、餌として小さなデストロイヤーを加え、さらにベッド材として、乾き気味のココ繊維を入れておいた。
前回のウェットな堆肥部分も、赤ちゃんや卵胞がかなり含まれている可能性があったので、全て外して入れ替えている。
環境さえ悪化させなければ、生存率100の記録をまだまだ伸ばしそうだ。
これから先、生存率100%の寿命記録をどこまで伸ばせるかが楽しみだ。

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