2016年11月10日木曜日

『ハイポニカ液体肥料』とは?まずは芽出し実験をやってみよう。

野菜作りは、土でおこなうものと思っている私にとって、水耕栽培は邪道に思える。
それでも、その邪道を勉強する事も、土で作る野菜作りに何らかの役に立つかもしれない。
などと、勝手に思いを巡らしながら、you tubeで紹介されている一般家庭でおこなえる水耕栽培のやり方を見ていた。

ん?何やら面白そうだし、皆さん立派な野菜を作っている。
それらの水耕栽培でよく使われているのが、液体肥料『ハイポニカ』だ。
一般の土に混ぜ込む肥料と違って、通常土の中にある微量元素なども含まれている肥料との事。

そこで、このハイポニカ溶液を手に入れてみた。
ハイポニカ液肥は内容の沈殿が起きないようにA液、B液に分けている。
それらを、通常はそれぞれ500倍希釈して使うらしい。

水耕栽培をうまく行うには、you tubeで紹介されている通りにやるのが手っ取り早いのは分かっている。
ただ、よく分からない水耕栽培を理解するためには、液体肥料『ハイポニカ』がどんなものなのかも、少し自分なりに知識を蓄える必要性があると感じた。
そこで、これからいくつか実験を組んでみようと思う。

やってみたいのは、芽出し実験と育苗実験。

そこで、今日はまずは芽出し実験をやってみよう。
[芽出し実験]
水耕栽培では、種から野菜を育てる場合、出た芽を育てる時には液体肥料を使っているが、芽出しをさせるところまでは、どのyou tubeを見てみても、ハイポニカではなく水を使っている
確かに、芽出しさせるところまでは肥料が要らないというのは分かるのだが、わざわざ芽出しを水でおこなって、出た小さな苗を、肥料『ハイポニカ』がある環境に移し替える必要はどこにあるのだろうか?
肥料『ハイポニカ』があると、逆に芽出し状況が悪くなるのだろうか?

実験に使う種は、今年栽培がうまくいっていないホーレンソウを使ってみることにした。
今年は何故か、ホウレンソウ栽培がうまくいっていない。
で、これからの芽出しや育苗がうまくいくと嬉しいのだ。
そして、2Lのペットボトルに『ハイポニカ』A、B液ともに4mlづつ加えた。
ハイポニカの500倍希釈液を作った。
白水鉱泉の水と絶対間違える事がないように、しっかり印を付けている。
そして、根が伸びていくように切れ込みを入れたスポンジを用意した。
カラーのスポンジは、you tubeで推奨されていたウレタンタイプ。
右の白いスポンジは、何故か推奨されていなかったメラミンタイプのもの。
比較のため、一応両方を用意した。

肥料『ハイポニカ』と比較のための『水』を入れたタッパの上に、それらを浸した小さなスポンジを置いた。
そのスポンジの切れ込み近くに種を数個づつ乗せた。
写真では分かり難いが、スポンジにはT字型の切れ込みを入れている。
さらに種が乾燥しないように、トイレットペーパーを被せた。


これらのタッパーは芽出しが終わるまでは日陰に置いて、水やハイポニカが減ったらその都度足そうと思っている。
結果の方は、明らかな出た時点で、このブログで報告していく事にしよう。


ところで先日、ポットから移植したエンドウ豆の苗が、移植後1週間も経っていないのに1本が倒れていた
どうやら、ネキリムシにやられた後のようだ。
ちょっと掘って、ガの幼虫などを探してみたが。犯人は見つからなかった。
これはスナップエンドウの苗だったが、同じ場所に直播きを追加しておいた。
もちろん、元気な苗もたくさんある。
こちらは順調な苗。
今年のエンドウ豆は、管理し易い場所で育てているので、ちょくちょく覗いてみることにしよう。


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