2018年2月25日日曜日

芽出し育苗に、水に浸けた後の種をペーパーポットを使って種まきしてみた。

今年に入って、夏野菜などの種まきをやっているのだが、どうも芽出し状況が芳しくない
そこで、よそ様の種まきを参考にしてみようと、数人の方の種まき風景をyou tubeなどで見てみた。
で、取り入れようと思ったことが数点。

1)こちらはペーパーポット
外側の櫛のようなもので広げると、下の育苗箱にぴったり入るようになっている。
ペーパーポットを使ってみた最大の理由は種まきにかける時間の短縮だ。
多くの苗を育てたい時にビニールポットを使うと大変だ。
移植する時には、一つ一つの区画が別れてそのまま植えれるのだ。

2)育苗に使う土に“ふるい”を使用。
私は、バーミキュライトや腐葉土、牛糞堆肥、そしてミミズ堆肥などを混ぜて種まき用の土にしている。
土をふるうと、腐葉土にあるような塊は外すことができる。
また、ミミズ堆肥にはミミズが野菜を食べた後のカスや種が入っており、これらもある程度外すことができる。
私の種まきでは、ポットから目的の種の芽ではない他の野菜の芽が出てくることがよくあるのだ。
少なくともミミズ堆肥の中の瓜系の種は完全に外せる。
それでも、目的以外の芽が出てくるのが気になるかも?
その時は、種まきの土にミミズ堆肥を使うのはやめようと思っている。

3)種まきする前に、種を水に一晩浸けた。
水に浸けて一晩冷蔵庫の中に置いて、しばらく濡れたキッチンペーパーの上に置いて芽が出始めた種を使うと芽出しが確実と言っている方がいた。
これまでも、ゴボウの種まきなどの時はこの方法を取っていた。
今回、芽が出始めるまで観察することはしなかったが、フェンネル、ロメインレタス、Beetroot、スペインキャベツにこの方法をやってみた。
こちらはフェンネルの種
言われた通りに冷蔵庫の中に一晩おいた。
その後湿ったキッチンタオルの上に5時間置いたものを使ってみた。
今の時期冷蔵庫の中と室内の温度差はそんなにないと考えられるので、下の種は水に浸けて室内に置いてみた。
こちらは、右がBeetroot左がロメインレタスの種。
これらの種をペーパーポットに蒔く時、Beetrootやスペインキャベツは思うように蒔けたのだが、レタスなどの薄い種は水を含むと種同士がくっついて種まきがやり辛かった。
また、用意した種が余ってしまう傾向にあったが、濡らした種なので、種袋に戻すわけにはいかない。
それにしても、you tubeで見た種まきは丁寧で上手だった。
それに比べると、私の種まきはちょっといい加減?

4)種を蒔いたポットに水を撒くのではなく、水を張った大きな容器にポットを浸けた
こうすると小さな種が流れないでいいらしい。
ただ、ビニールトンネルまで運ぶのが、かなり重くなった。

そして、これらのペーパーポットに蒔いた種は小さなビニールトンネルの中に置いてみた
果たして発芽状況は今までより上がるだろうか?
たっぷり水を含んだポットなので、水やりはしばらくしなくていいかも?

これだけの数の種まきをした割に、要した時間は短かった。
ペーパーポットを使うのは初めての経験だったし、操作自体が新鮮でちょっと面白かった。
この方法でうまく芽が出てくれるなら嬉しい。
うまくいったら、来年の温室内での種まきも、この方法を使うことになりそうだ。

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